031教育問題の最近のブログ記事
「見た目」不合格問題で神田高校長を更迭…神奈川県教委(2008年10月29日20時52分 読売新聞)
「まじめな生徒取りたかった」校長ら幹部相談で合否(2008年10月29日 読売新聞)
入試は合格…独自の服装チェックで不合格 神奈川県立神田高校(産経ニュース)
女子学生に飲み会強要=50代教授を減給処分−岡山大(livedoorニュース 2008年10月15日21時28分 / 提供:時事通信社)
「講義ノート屋」氷河期 京阪神の大学で「閉店」続出(asahi.com 2008年10月4日19時12分)
「未来の裁判員」育てる「法教育」 学校で広がる(asahi.com 2008年8月30日15時7分)
いったい誰が教えるんだろう、と思いつつ読み始めましたら
大分教員汚職:富松審議監「責任ない」に身内から反発の声(毎日新聞 2008年8月1日 2時30分(最終更新 8月1日 2時30分))
金券授受の趣旨について、富松審議監は任意聴取に対し「あいさつとして受け取った」と話し、矢野被告も「よろしくお願いしますという趣旨だった」と関係者に話しているという。
「話しているという」ということで、本当に話しているのかどうか分からないんですけど、本当に話しているとすれば、という仮定でものを言えば、
常識として「あいさつとして」20万円分の金券を受け取るということはないわけで、「よろしくお願いします」というのも何をお願いしたのかは言わずもがなだと思われますので、裁判員予備軍としての一般市民感覚では、こんなん当然起訴で有罪やんか、ではないかと思うのですが、収賄罪には「職務関連性」などという要件がありますので、その点に関する証拠がないと、なかなか逮捕・勾留までも踏み切れないところがあります。
現金とか金券には、職務との関連性は何も書いてありませんので、「職務関連性」に関する最も重要な証拠は被疑者の自供になります。
「あいさつとして20万円分の金券を受け取った」という供述は極めて非常識な供述ではありますが、文言解釈、つまり字面では自供とは言えません。
となると、警察としては「厳しく追及」するわけです。
マスコミがよく言いますよね、「警察は今後容疑者を厳しく追及する方針です。」なんてね。
こういうときのマスコミというのは、「厳しい追及」を期待または要求している雰囲気むんむんなんですけど、弁護人としては、厳しい追及の結果自供した場合なんかは、「無理矢理自供させられたもので、自供に任意性はない。」と主張するわけです。
そして、自供以外に確たる証拠がなかったりしますと、裁判で無罪になったりします。
そうすると、マスコミは「捜査のあり方に問題はなかったか。」などとしたり顔で警察批判をするわけです。
でも、こういう事件は、裁判員裁判では有罪になる可能性が高くなるんじゃなかろうかと思うのですが、どうでしょうか?
刑事事件としての捜査はともかくとしても、もし上記審議監の発言が確認されたとしたら、教育委員会はいつまでこの非常識な男を要職に置いておくのだろうと思いましたが、別のニュースによれば、処分するようですね。どの程度の処分かはまだはっきりしませんが。
富松教育審議監を処分へ(四国新聞社)
関係者全員が膿を全部出し切って再出発すべきだと誰しも思っているのでしょうが、たぶんそれを徹底すると、誰もいなくなるんでしょうね。教育界だけじゃなくて、いろんなところから。
モンスターペアレントらに対処 大阪・豊中市が学校問題支援チーム発足(産経ニュース)
同支援チームは弁護士や臨床心理士、大学教授、警察官OBら専門家に教育委員会のメンバーを加えた18人で構成。保護者と学校との信頼関係の構築、学校の機能低下や保護者の不信の防止などを目指す。具体的な活動としては、学校や保護者から事情を聴き、専門的な見地から指導と支援にあたるという。
不正採用取り消し、不合格者を救済へ 大分県教委(asahi.com 2008年7月16日12時27分 ウェブ魚拓)
県教委は、得点水増しなどによる不正な合格者の採用を取り消して事実上解雇する一方、本来なら合格していた人については本人が希望すれば採用する。
いったい何年さかのぼるつもりなんでしょう。
不正合格者もあおりをくらって不合格になった人も、確認できない人がたくさんいそうです。
どう転んでも不公平。
不正合格者の中には、親が勝手に画策して本人は知らなかったという人もいそうです。
ほんとに罪なことをしたものです。
その償いのためには膿を徹底的に出さないといけないと思います。
すぐに追記
教員採用汚職:不正合格は解雇、本来合格を救済へ 大分(毎日新聞 2008年7月16日 11時26分(最終更新 7月16日 13時08分))
毎日のほうが詳しかったです。
さかのぼる期間は「可能な限り」
なるほど
ちなみにトピずれだが、私はアメリカ人のダニーさんやニュージーランドのグレッグさんにことの真偽を確かめる術を持たない。
「9・11テロは米の自作自演」 中学教諭、発言(毎日新聞 2008年6月5日 東京朝刊)
市教委の桑山光生学校教育課長は「教諭本人は、物事の見方は一つじゃない、と説明する例として『自作自演との説もある』と言いたかったようだ」と話している。
なるほど。
「自作自演との説もある」と言いたかったが、「自作自演だ。」と言ってしまったということでしょうか?
そうであるならば、この教諭は教育技術者として最低限必要な論理的日本語能力を持っていないという批判を受けそうです。
小1男児の胸に「うそつき」の紙 教室で座らせる 釧路(asahi.com 2008年05月24日11時47分 ウェブ魚拓)
事態を知った関川校長は21日、男性教諭とともに児童の家を訪問して謝罪したという。男性教諭は「小さいころから規律を教えようという思いで、教育熱心のあまりにやってしまった」と話しているという。
この男性教諭には、謝罪させる前に教育というものをどう考えているのか確認すべきだと思いますが、したんでしょうか?
大学に「過保護者」急増 入学式は満杯、就職相談に同伴(asahi.com 2008年05月24日10時36分 ウェブ魚拓)
言いえて妙です(^^)
授業妨害:生徒8人が続け 心労で校長は休職、教頭は休養−−福岡の町立中学校(毎日新聞 2008年3月13日 東京朝刊)
最近、この手のニュースをあまり見ないなという思いで読みましたが、実情はどうなんでしょう?
荒れる学校は減っているんでしょうか?
校長や教頭は、体調を崩したくらいですからそれなりに真剣に取り組んだのかも知れませんが、対応できなかったみたいですね。
こういう生徒に対する対応については、全国規模でかなり実例の蓄積があるはずなんですが、そのようなデータが活用できる体制になっているのでしょうか?
学校側は生徒たちを美術準備室に個別断続的に“隔離”したが、生徒はテレビゲームや電熱器、ラジカセなどを自宅から持ち込み、喫煙や飲食するなど事実上のたまり場となったため、2月末に準備室は閉鎖された。
こういうのは対応としては、あまりよくない(たぶん最低?)ような気がします。
正攻法でぶつかって、それでもだめなら警察力を導入することも考えていいと思いますが、教育現場の苦労を知らない私としては、どういう対応が正攻法なのかよくわかりませんし、警察力は伝家の宝刀、つまり最後の手段、できれば抜きたくない、と考えるべきとは思います。
教育現場の実情についてご存じの方の忌憚のないご意見をお待ちします。
福岡県田川郡内の公立中学校で、一部生徒が授業を妨害し、校長ら学校幹部が休職や自宅休養などに追い込まれた問題で、県警は14日、妨害にかかわったとされる同校3年生と2年生の生徒2人について、暴力行為処罰法違反容疑で逮捕状を請求した。同日の卒業式の後にも逮捕する方針。
すでに被害届が出ていたみたいですね。
こんな生徒でも卒業式には出させてやろうという温情のようですが、その温情が通じるといいんですけどね。
何年か先の話でもいいんですが。
携帯有害サイト、接続制限義務付けを…教育再生会議が素案(2007年11月24日14時32分 読売新聞)
素案は、保護者に対し、「小中学生が使用する携帯電話を購入する場合は、フィルタリングを義務づけること」と明記した。
強制はできなさそうですが、どの程度徹底できるのでしょうか?
さらに、素案は小中学生の携帯電話の機能を、通話とメール送受信、全地球測位システム(GPS)を利用した居場所確認の三つに限定するよう保護者に働き掛けることを盛り込んだ。
有害情報から遠ざけようという考え方が基本にあるようですが、もっと根本的なところから考えるべきだと思います。
小中学生もいずれは社会に出て行くということが前提にされなければいけないと思うのですが、当面問題が生じなければいい、という考えが前提になっていると感じるのは気のせいでしょうか?
学校に対しても、携帯電話の使用制限にさらに取り組むことを求めた。 例えば、〈1〉授業中の使用禁止など、校則に携帯電話に関する規定を盛り込むことを徹底させる
授業中の携帯電話使用禁止を校則に盛り込むべきであるという発想がそもそも間違っているように思うのですが。
校則に規定しなければ守らせられないというのであれば、校則に規定しても無意味だと思います。
んなもん常識でしょうが!
生徒を馬鹿にしているのか教師が馬鹿なのか無能なのか?
それとも保護者が非常識なのか?
新幹線車中で生徒にスクワット300回 入院も(ヤフーニュース 11月7日14時4分配信 産経新聞)
このニュースの関連記事を追いかけてみましたら、ちょっと旧聞ですけど、こんなトンデモ教師がいました。
ほかにも似たような失格教師のニュースがぞろぞろと出てきます。
タイトルの教師は減給処分にとどまっているようですが、かなり危ない感じがします。
今、教師のなり手は少ないのでしょうか?
そうでもないのであれば(そうであってもだと思いますが)、転職をお願いしたほうがいいセンセーはどんどん転職していただく必要があるのではないかと思われます。
全国学力テスト結果公表、基本知識あるも応用力に課題(2007年10月24日23時25分 読売新聞)
全員参加を前提としたテストとしては43年ぶりで、計算などの基本的知識は身についていたものの、応用力に課題があることが浮き彫りになった。
これはロースクールの教員としても感じるときがあります。
結局は、基本的知識が表面的な知識にとどまっているところが問題なのではないかと思います。
知識を使う、ということがおざなりにされているのではないでしょうか。
これは勉強というよりトレーニングだと思うのですが。
「手に負えぬ」と学校上申書、たばこ万引き中学生3人逮捕(2007年10月9日12時48分 読売新聞 ウェブ魚拓)
中学生が万引きした場合、逮捕せずに補導で済ませるケースが多いが、同課は、3人が通う中学校から「度重なる補導や授業の妨害で学校の指導力では手に負えない」との上申書の提出を受けたことなどから、家庭裁判所による審判が必要と判断し、先月下旬、逮捕に踏み切った。
教師の指導力の低下が問題だ、という問題ではないだろうと思います。
家庭のしつけがだめ。
↓
学校の先生もお手上げ
↓
警察の逮捕経由
↓
家庭裁判所に下駄を預ける
と単純に図式化してはいけないのかも知れませんが、逮捕というショック療法もやむを得ない生徒はいるのだろうと思います。
↓は、最後の仕上げを任された家庭裁判所の苦労の一端が垣間見えるブログです。
「旅館で男に触られた」児童の被害届けず修学旅行を続行(asahi.com 2007年06月16日06時35分)
中学顧問教師、サッカー部員に全裸ランニング命じる(asahi.com 2007年06月12日11時26分)
いじめ映像がネット流出 学校、指導の最中に さいたま(asahi.com 2007年06月08日21時24分)
さいたま市の私立高校の教室で実際に起きたいじめの映像が、インターネット上に流出していることが分かった。数人の男子生徒が1人の生徒を囲み殴ったりけったりしている場面が音声つきで映し出されている。加害生徒の一人が携帯電話で撮影し、携帯電話サイトに投稿したものがネットで広まったという。学校側は加害生徒らの指導を進めるとともに、ネットのサイト管理者に削除を求め、一部のサイトでは削除された。
ありがちな事件ですが、報道にちょっと気になるところがあります。
やや揚げ足取り気味ではありますが。
高校生3人を逮捕 山陽自動車道に投石、車損壊の容疑(asahi.com 2007年06月02日21時03分)
小3男児に教室のバケツで排尿させる…広島の男性教諭(2007年5月29日10時53分 読売新聞)
ゆとり教育:学力向上にプラスかマイナスか 揺れる評価(毎日新聞 2007年4月14日 1時14分 ウェブ魚拓)
多数の要素が複雑に絡み合っている問題を、一つの要素だけで評価しようとしてもどだい無理な話だと思うのですが。。。
同級生暴行で集団欠席の構え 教委が防止策で回避 東京(asahi.com 2007年04月05日18時26分 キャッシュ)
要するに、学校と教委は体面しか考えていないように思えます。
被害者側が泣き寝入りしている間は何もしない。
被害者側が本気になって事が大きくなりそうになったら慌てて対応。
対応がその場しのぎでないことを願います。
教育実習生に言葉でセクハラ 男性教諭を処分 福岡(asahi.com 2007年03月27日06時47分)
自民、教員免許法改正案を了承…問題教員排除策強化へ(2007年3月23日23時2分 読売新聞 キャッシュ)
先生も塾へ 生徒の気持ちのひきつけ方を講座(asahi.com 2007年03月17日17時38分)
塾講師のノウハウを教えます――。進学塾の早稲田アカデミー(本社・東京)は今月から、現役教員らを対象に「教師力養成塾」を始めた。教科の内容ではなく、声のかけ方から目線の合わせ方まで、生徒の気持ちをどう引きつけてやる気を引き出すかがテーマ。講師一人ひとりの教える力が経営に直結する塾の「基本のき」を、学校現場にも売り込んでいく。
私は以前に司法試験予備校を手厳しく批判したことがありますが、いわゆる学習塾については中学生のときにお世話になりました。
学校の先生には申し訳ありませんでしたが、塾の英語の先生の授業は圧倒的にわかりやすかったです。
ところで教員免許を得るためには、教育技術(知識ではなく技術)はどの程度必要なのでしょう?
年時担任を減給処分=不適切な言動対象−中2自殺、校長も監督責任・福岡県教委(ヤフーニュース 3月6日19時31分配信 時事通信 キャッシュ)
このニュースは、「教師がいじめ」の続報になります。
文科省:体罰の考え方通知 「懲戒のための有形力」を許容(毎日新聞 2007年2月5日 22時47分)
まん延するニセ科学と、対峙する科学者たち(ITmedia キャッシュ)
以前にも紹介したことのある、ニセ科学と戦う大阪大学の菊池誠教授のお話です。
菊池氏に言わせれば、人がニセ科学に魅入られやすいのは、ニセ科学が単純な二分法で複雑な問題に明快に白黒をつけてくれるからだという。しかし、現実の世界というものは複雑なものであり、その複雑さを少しずつ読み解いていく課程こそが「合理的思考」であり「科学的思考」だとも、菊池氏は言う。
単純な二分法をでものを考える人がとても多いと感じている今日この頃です。
「いじめ禁止」校則化も、教育再生会議1次報告案詰め(2007年1月19日13時56分 読売新聞 キャッシュ)
第1次報告では、「いじめ」に関し、様々な対策が盛り込まれる見通しだ。最終案では「いじめと校内暴力を絶対に許さない学校を目指す」とうたい、「校則に『いじめ・校内暴力の禁止』を盛り込み、厳しく対処する」としている。
教師に基礎的な人間力があれば校則は不要だと思うのですが、処分を厳しくするのであれば基準の明確化の問題が当然出てきます。
しかし、教育の場に刑罰論理を持ち込む恐れも生じます。
校則・処分という他律的規範に頼るようになると、教師としての力がさらに低下しないか心配です。
体罰の定義、見直し要求…教育再生会議(2007年1月18日 読売新聞)
動物飼育で優しい子、お茶の水女子大が調査で裏付け(NIKKEI NET キャッシュ)
小学校で飼育する動物の世話を経験した子どもは、バスや電車でお年寄りに席を譲るなど思いやりの気持ちが強まることが13日、お茶の水女子大大学院の研究者グループの調査でわかった。グループは「命の大切さと向き合う動物飼育が心の成長に好影響を与えることが裏付けられた」と分析。
これもボツネタ経由
最近、自宅で犬や猫を飼いにくくなっているみたいですね。
規律厳守の生徒指導、違反たまると退学も 高校で試み(asahi.com 2007年01月14日14時40分 キャッシュ)
効果は運用の実情に大きく影響されると思いますが、学校全体の雰囲気を含めて結果がよければ成功と言っていいのだろうと思います。
そしてその背景には形式や数字で捉えきれない先生の努力もあったのだろうと想像します。
単なる形式的な導入や表面的な効果測定では、真の成功は難しいような気がします。
いじめ:教職員向けのDVD作製 愛知・豊橋市教委(毎日新聞 2007年1月12日 0時54分)
このDVDを見もしないで批判するのはとても気が引けるんですが
いじめの定義をより広範に 文科省、「見逃し」を懸念(asahi.com 2007年01月10日21時51分)
文部科学省は10日、いじめの現行の定義を見直し、一部の文言を削除する方針を固めた。教育委員会や学校が、定義を厳格に解釈するあまり、いじめと認定しない事例が相当数になると判断した。いじめの兆候を早期につかむため、全国調査の質問も手直しする。
文科省は、(1)自分より弱い者に対して一方的に(2)身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものを「いじめ」と定義してきた。このうち、「一方的に」「継続的に」「深刻な」という文言は「教委や学校が判断に迷い、結果的に、いじめを見逃しかねない」と判断し、削る見通しだ。
現場の意識が変わらなければ、結局見て見ぬ振りをするんじゃないでしょうか。
「頑張れ図工!」復権求め先生ら署名 学力低下論も逆風(asahi.com 2007年01月06日10時34分)
子どもたちは大好きなのに、保護者や社会からはあまり期待されていない科目ってなーんだ?
???
生徒の遺族、市教委の中間報告を批判 埼玉・本庄の自殺(asahi.com 2006年12月25日22時24分)
「塾は禁止」 教育再生会議で野依座長が強調(asahi.com 2006年12月23日22時55分)
なかなか大胆不敵な提案ではあるなと思って読みましたが、主張の根拠が
「まるでヒトラー」 迷走続く教育再生に有識者委員反発(asahi.com 2006年12月22日07時54分)
教育再生会議の意見を全面的に支持するつもりはありませんが、事務局の対応は(ということは首相の対応ということになるんでしょうが)何のために再生会議を作ったのかわからないです。
県立施設で知的障害児に体罰 長崎県が改善勧告(asahi.com 2006年12月12日12時23分)
いじめ加担教師の懲戒厳格化も 教育再生会議緊急提言へ(asahi.com 2006年11月26日08時01分)
ネタもとは前のエントリと同じだと思うのですが、気になるのはこの部分
いじめた生徒は出席停止に…教育再生会議が緊急提言へ(ヤフーニュース(読売新聞) - 11月25日14時41分更新)
いじめが議論されるときに
「いじめる側が100%悪い。」
という意見が述べられることがあります。
体罰:奈良の「熱血校長」小4男児に ご飯粗末にした(毎日新聞 2006年11月22日 15時00分)
教諭の体罰避けて生徒けが 岡山の私立高(SankeiWeb 11/23 12:32)
まずはイギリスのニュースです。
英でも「いじめ」深刻化 教師間も…撲滅へ厳罰導入(ヤフーニュース(産経新聞) - 11月23日8時1分更新)
「帰る金がない」高校3年、大学生襲い逮捕…神奈川(2006年11月22日12時1分 読売新聞)
包丁事件で停職の教諭、同じ学級で復帰研修…直前中止(2006年11月21日14時43分 読売新聞)
いじめの背景に親の教育不在あり65%…読売調査(2006年11月18日19時56分 読売新聞)
いじめストップをアピール、子どもの自殺相次ぎ 文科相(asahi.com 2006年11月17日19時05分)
いじめ自殺:素早い対応で防止 母親が体験語る(毎日新聞 2006年11月16日 15時00分)
女性は自殺にまで至らなかった理由の一つに「学校の素早い対応」を挙げる。その日のうちに、校長は関係する児童と保護者を呼び、一家族ずつとじっくり話し合ったという。
「学校がいじめの相談を受けた時に『しばらく様子を見ましょう』というのは絶対だめです」
引用元サイトで全文をお読みください。
やっぱり(制度じゃなくて)人なのかな、と思います。
即座に対応する先生と「しばらく様子を見ましょう」と言って何もしない先生がいるようです。
いじめ加害者・被害者、容易に変化 京大助教授が調査(asahi.com 2006年11月14日22時38分)
参考記事です。
また、1日のテレビ視聴が1時間以内の子に比べ、4時間以上の子がいじめをした経験は、高校男子で1.2倍、同女子で1.4倍多かった。ゲームの時間や携帯電話のメール交換頻度でも同じ傾向が出た。
テレビゲームはなんとなく理解できるんですが、メール交換頻度も同じ傾向があるというのが興味深いです。
昨年4月の中3自殺「いじめ苦だった」…山口県教委(2006年11月14日14時2分 読売新聞)
校長が自殺、児童のたかり行為を正確報告せず…北九州(2006年11月12日20時45分 読売新聞)
もっと端的に書きます。
市教委は「結果としていじめを隠したと思われても仕方がない。対応が極めて不適切だ」として
これは、日本語の解釈では、
学校側はいじめを隠したわけではないが、
後から見ると、いじめを隠したように見える。
と言っているわけです。
つまり、故意に隠したという事実を認めていないのです。
言い換えると、この期に及んで市教委は学校を庇いまくっているわけです。
こんなふざけた事実認識をしておいて、意識改革も指導の徹底もありません。
いじめ、教委には「金銭トラブル」と報告 北九州市立小(asahi.com 2006年11月11日12時59分)
文部科学省、いじめ自殺「0」修正へ…16件を再調査(2006年11月10日3時8分 読売新聞)
必修漏れ、文科省が4年前把握 委託の研究会から報告(asahi.com 2006年11月09日11時51分)
「命大切に」教育再生会議、子供にメッセージ発信へ(2006年11月8日13時34分 読売新聞)
いじめ自殺:16件あった 文科省「ゼロ」発表の7年間に(毎日新聞 2006年11月4日 3時00分)
福岡いじめ自殺:事件後も別の生徒に繰り返す 同グループ(毎日新聞 2006年11月3日 3時00分)
中2女子生徒が自殺、いじめの可能性 岐阜県瑞浪市(asahi.com 2006年10月29日23時36分)
未遂に終わって本当によかったと思いますが
奄美の不登校中1女子、教師の訪問直後に自殺未遂(2006年10月27日8時54分 読売新聞)
いじめ関与の教職員、免職も 都教委が処分基準を明確化(asahi.com 2006年10月26日21時59分)
髪染め人権訴訟:宮城県が教員の非認め、元女子生徒と和解(毎日新聞 2006年10月25日 19時50分)
「元担任のいじめ」波紋 教師や保護者ら批判と不安 「人権意識問われる」 「指導しにくくなる」(ヤフーニュース(西日本新聞) - 10月16日17時8分更新)
さまざまな意見が述べられてます。
いじめの発端、教師に 学校側が謝罪 福岡の中2自殺(asahi.com 2006年10月15日23時36分)
滝川市教委、「いじめ原因」と認める 小6女児自殺(asahi.com 2006年10月05日11時33分)