048秋田児童殺害事件の最近のブログ記事
死刑求刑に対して無期懲役の判決ですね。
量刑にあたっては動機が重要なものの一つですが、とても認定が難しい事件だったようです。
特に豪憲君殺害の動機については、精神鑑定が微妙だったせいもありかなり分かりにくい認定になったようで、朝日、読売、毎日の要約はそれぞれ異なったものとなっています。
こうなるとやはり産経ニュースのように詳細に報道してくれると助かります。それでも分かりにくいですが。
産経ニュースの判決報道を読んだ印象では、これで無期懲役はないだろう、という気にはならない量刑的にも微妙な事案と思われます。
しかし、地裁判決は責任能力は認めていますが、被告人の異常性については精神鑑定をかなり受け入れた内容みたいですので、精神鑑定の評価如何でかなり雰囲気が変わる可能性を感じます。
検察も控訴するでしょうから、高裁の評価によってはがらりと変わる判決もあり得ると思っています。
畠山被告「落下の瞬間、忘れた」 長女殺害、隠蔽否定へ(asahi.com 2007年07月10日15時34分 ウェブ魚拓)
若干既視感を覚えるニュースですが
これまでの捜査当局の調べでは、畠山被告は彩香さんを川に落としたあと、自宅から彩香さんの同級生宅に「遊びに行っていないか」と電話をかけるなどして行方を捜していた。「『友だちにおもちゃを見せに行く』と家を出たまま帰ってこない」と県警にも届けた。捜査当局はこれを殺害の隠蔽工作と見ている。これに対し、弁護側は「自分が川に落としてしまったことを瞬時に忘れた」と主張して過失致死の責任能力についても争う方針だという。
なるほど。
しかしそうなると
畠山被告の弁護側は彩香さんの事件について「抱きついてきた彩香さんを反射的にはねのけた際、誤って川に落ちてしまった」などと殺意を否定し、過失致死を主張している。畠山被告には人に触れられることを嫌う障害があったという。
この主張は、完全な推測ということになってしまいますね。
鈴香被告、長女への殺意否認へ 自白の任意性争う方針(asahi.com 2007年03月27日06時22分 キャッシュ)
彩香さん殺害を一転否認、畠山被告あす追起訴(2006年8月8日3時1分 読売新聞)
畠山容疑者を簡易鑑定へ 秋田の連続児童殺害事件(asahi.com 2006年07月24日20時48分)
秋田児童殺害事件関係のニュースですのでフォローしておきます。
「欄干に座らせ押した」畠山被告が彩香さん殺害詳述(2006年7月22日3時4分 読売新聞)
畠山容疑者の弁護士「長女殺害には守秘義務」(asahi.com 2006年07月17日20時59分)
「豪憲君事件は防げたかも」 問われる県警の初動捜査( asahi.com 2006年07月17日12時24分)
「疎ましくなった」 畠山容疑者、供述一変 秋田事件(asahi.com 2006年07月17日08時31分)
「娘が邪魔になった」畠山被告、殺害動機を供述(2006年7月17日3時3分 読売新聞)
彩香さんも「突き落とした」 畠山容疑者が供述(asahi.com 2006年07月16日10時25分)
秋田男児殺害:畠山容疑者「娘突き落とした」殺人再逮捕へ(毎日新聞 2006年7月16日 3時00分)
「川に落とした」畠山被告、彩香さん殺害を供述(2006年7月16日5時27分 読売新聞)
秋田男児殺害:「娘、川見せる際に欄干から転落」と供述(毎日新聞 2006年7月14日 3時00分)
畠山容疑者の勾留理由開示 秋田・男児殺害(asahi.com 2006年07月04日18時51分)
畠山容疑者の弁護士が会見(asahi.com 2006年06月09日13時07分)
悲劇のママがまさか…隣人の逮捕に衝撃(2006年6月5日3時9分 読売新聞)
弁護士としては、現時点で容疑者を殺人犯人と決めつけるべきではないのですが、関与は濃厚であるということで書いていくことにします。
地域住民としては、犯人が捕まってほっとしているところだと思いますが、このような事件がなぜ起こったのかが理解できないと、不安感も払拭できないでしょうし、今後の対策なども立てられないと思います。
私としては、刑事裁判に真相解明を求めても限界があると考えていますが、今回のような事件は犯人の心の闇というような部分ができるだけ明らかにされる必要を感じます。
警察の取調べ担当者の人選もそのようなことを考慮してほしいと思います。
秋田の小1殺害、家族が自宅周辺の取材自粛を要請(2006年5月19日23時14分 読売新聞)
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