040中国製ギョーザ問題の最近のブログ記事

「天洋食品」回収ギョーザ、中国で中毒…現地混入が濃厚に(2008年8月6日03時05分 読売新聞)

 いろんな観点からいろんなコメントができるニュースだと思いますが、とりあえず

関係筋によると、中国側は7月初め、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の直前に、外交ルートを通じて、日本側にこの新事実を通告、中国での混入の可能性を示唆したという。

 思惑の推測はいろいろあるにしても、中国はかなりまともな国になってきたような気はします。

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毒物専門家の訪中要請へ(共同)

 中国外務省の秦剛副報道局長は8日までに、公安省が日本の警察当局に有毒化学物質専門家の訪中を要請し、中国製ギョーザ中毒事件の原因となった有機リン系殺虫剤メタミドホスの浸透性実験などについて情報交換することを検討していると発表した。

 じゃあ

「中国内で混入ない」河北省幹部が断言 ギョーザ事件(asahi.com 2008年03月07日08時06分)

 中国製の冷凍ギョーザ中毒事件を調査している中国河北省の付志方副省長は6日、「中国側で農薬成分のメタミドホスが混入された可能性はすでに排除された」と述べた。

 これはなんだったんだよ、と言いたいところですが

 結局、中国政府としても、「中国は安全ですよ宣言」をしたくらいで日本の消費者の不信感を払拭できないことくらいはわかってるのかな、という感じですが、地方の副省長クラスではその程度のこともわからないということなんでしょうか。

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中国公安省、日本で農薬混入示唆 「袋の外からも浸透」(asahi.com 2008年02月28日13時03分)

 同省幹部は有機リン系農薬成分メタミドホスは包装の外側から染み込むという実験結果を公表。中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は「極めて低い」と述べ、明言は避けたが、日本国内で混入したとの見方を強く示唆した。

 まあ、中国で混入したのではないのなら、論理的には日本かまたは中国から日本に輸送される途中で混入したということになるのですが、中国側も結構苦しい言い方をしているように感じられますので、記事の「日本で農薬混入示唆」という見出しは無用の煽りだと思います。

 中国側としてもそう言わざるを得ない事情が見え隠れしているようですが、中国側にどんな事情があるにせよ、少なくとも日本の消費者の中国不信の軽減にはくその役にも立たない会見であることは間違いないと思います。

殺虫剤混入「中国での可能性極めて小さい」…公安省会見(2008年2月28日11時48分 読売新聞)

 比較すればまだ冷静ですかね。
中国側の批判、警察庁長官が強い不快感 ギョーザ事件(asahi.com 2008年02月28日21時05分)

 中国製の冷凍ギョーザ中毒事件で、中国公安省が「(有機リン系農薬成分の)メタミドホスが袋の外から中にしみこんだ可能性がある」と指摘するとともに、日本側が捜査に非協力的と批判したことに対し、警察庁の吉村博人長官は28日、「看過できない部分がある。捜査に役立つだろうものはすべて提供している」と強い不快感を示した。

 吉村長官は「捜査に役立つだろうものはすべて提供している」 と言ってるんですけど、

「まったく理解できない」=客観的なデータ提示を−中国公安省発表で警察庁幹部(時事ドットコム 2008/02/28-13:25)

 中国側が、日本の警察当局が被害現場の視察や物証確認に応じなかったのは遺憾とした点についても、「視察は捜査と解釈でき、主権侵害になるため認められない。物証は捜査状況の説明を受けた上で、必要性があれば外交ルートで提供すると伝えている」

 というような記事もありまして、日本側もほんとに共同捜査をする意思があるのか疑わしいところもあります。
 原理主義的な対応で揚げ足を取られている感が否めません。

 双方とも頭を冷やさないと泥仕合になりそうです。

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ニラ肉まんの殺虫剤、中国検査当局「日系企業に落ち度」(2008年2月22日19時42分 読売新聞)

 同総局は「2社は日本側が単独出資した企業。日本側の基準に従って管理・生産が行われ、日本側の職員が駐在し、監督と管理を行っている」として、「日本側」の責任を強調した。

 また、同総局は日本政府がこれまで、肉まんやギョーザなどの残留農薬検査を要求しなかったと指摘。今後、日本と意見交換し、検査に取り組む考えを明らかにした。

 一応、報道どおりということを前提にしますが

 中国側は、今回発生した事件の責任を回避しようとしているのかも知れませんが、このような発言が日本国内にどのような反応を呼ぶか分かっているのだろうか?

 安くて安全な中国製食品が安定して中国から日本に供給されることは中国にとっても日本にとっても利益ですが、食品に関する限り、安さと安全を天秤にかければ安全が優先するのであり、安全かどうかの判断において最も重要な判断者は日本の消費者であることと、日本の消費者はバカではないことを中国の当局者を十分理解しているのだろうか?

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学校給食衛生管理の基準、見直し検討 ギョーザ問題受け(asahi.com 2008年02月15日10時36分)

 渡海文部科学相は15日の記者会見で、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件に関連し、学校給食衛生管理の基準を見直す考えを明らかにした。給食で加工食品を扱う場合に調理現場でどのような安全対策が可能か、専門家の意見も踏まえて基準に盛り込む方針という。

 ということなんですけど、私が把握している限りの情報(報道情報のみです)によれば、ギョーザ問題との関連において給食の現場の固有の問題として取り得る対策が思い浮かびません。
 今回の問題は、給食調理現場から見れば、もっぱら調理現場までの食材の流通経路の問題で、調理現場がどうこうできない領域の問題のように思われます。

 渡海氏は「こういう機会にきちんと見直すことが必要と思う」と述べた。

 これについては異議ありませんが、実効性がないのに現場に負担ばかりかけるような対策だけは願い下げです。

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店内でジクロルボス含む防虫剤使用 とくしま生協(asahi.com 2008年02月12日11時17分)

 こういう話が出てきますので、やはり軽はずみに憶測するのはよくないですね。
 私も自戒せねばと思っております。
 このエントリ自体が軽はずみのそしりを受けるかもしれませんが。

 ただし、事実(より正確には「証拠」)の射程距離というものを考えなければいけないわけで、ジクロルボスとメタミドホスは別物ですし、袋の外側の汚染と内側の汚染を同じに考えることもできません。

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味や異臭で11件苦情あったのに…JT側、農薬検査せず(2008年2月6日14時32分 読売新聞)

 中国製冷凍ギョーザの袋や中身から有機リン系殺虫剤が相次いで検出された事件で、輸入元のジェイティフーズ(JTF、東京都品川区)や親会社の日本たばこ産業(JT)が先月30日に中毒問題が表面化する前に、中国の「天洋食品」製の商品の味や袋の異臭について計11件のクレームを受けていたことがわかった。

 うち7件では包装袋などを回収できたが、農薬を想定した検査を行わないまま、「異常なし」などと判断していた。JTは「いま思えば感度が低くて、申し訳なかった」などと謝罪している。

 感度が低すぎると言うべきではないのか、あるのか?

 冷凍食品というのは、頻繁に異臭や食べて体調を崩したというクレームがあるのだろうか?
 あるのであれば、感度が麻痺していたことは理解できるが、
 それはそれでまた恐ろしい話である。
 冷凍食品全般の安全に関する信頼性に疑問が生じる。

 頻繁にクレームがないのであれば、JTとして感度が低いで済まされる話ではないだろう。
 JTの食品関連企業としての資質が決定的に問われる。

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中国製冷凍ギョーザ、全国で1030人が体調不良訴え(2008年2月1日22時32分 読売新聞)

相談を受けた自治体が、「中毒とは関係ない」「食品との因果関係は認められない」と判断するケースも出始めている。

 すでにこのブログでも指摘されている問題です。
 悪意なく届け出ている人もいると思いますが、よからぬ下心を持っている人もいると思われます。

 原因がはっきりしていますから、症状にもそれなりの特徴があると思いますが、下心を持っている人を利さないために詳細な情報は報道しないほうがいいのではないかな、という気がします。
 もちろんこのブログでもですが。

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中国製ギョーザで10人中毒症状 農薬検出 千葉・兵庫(asahi.com 2008年01月30日19時07分)

 中国食品の安全性に対する信頼を回復するのは相当困難になったように思われます。
 汚染原因が中国ではないことが確認されれば別ですが、現時点の情報を見る限り、逆の結果が確認されそうです。

 回復したとはいえ、一時は意識不明の重体になる被害者が出たという被害の重大性が決定的ですが、それに加えて、関係企業がJTおよび生協という、品質管理については比較的信頼性が高いと思われている大企業であったこと信頼失墜の深刻さを増したように思います。

 しばらく前に、私の自宅にあった生協の小冊子をめくったところ、中国産食品について安全管理を徹底しているという記事が掲載されていましたが、結果的にはその記事が余計に中国産食品に対する不信感を根深いものにしてしまいました。

 ともかく命の危機が生じてしまったということは中国産食品にとって致命的です。
 いくら安くったって、命には代えられませんから。

 消費者も安さばかりを求めるべきではないでしょう。
 日本でも中国でも、安全性を確保するためにはコストがかかるのですから。

 中国政府の対応に関心があるのですが、いまのところニュースにはなっていないようです。

関連記事
「製造過程で混入か」 ギョーザ中毒事件で研究者
JT、中国製23品を回収=同じ工場で生産−加ト吉も

都の検査では薬物検出せず…中国製ギョーザ
汚染経路の特定が待たれます。

中国製ギョーザ:基準百倍以上の高濃度メタミドホス 千葉

コープネットによると、ギョーザをつぶして検査したため、どの材料から検出されたかは分からないという。

 元捜査官としては、汚染経路の特定という問題意識を持ってほしかったところです。

参考ブログ
農家こうめのワイン

続報(2/3)
押収ギョーザ6袋からメタミドホス 1袋には穴 兵庫

6袋の商品の外側から有機リン系農薬「メタミドホス」を検出した

 だんだん訳がわからなくなってきますね。

続報(2/4)
1袋のパッケージ内側からメタミドホス 兵庫県警鑑定

 内側からも検出されたようですが、穴あき袋の内部からは検出されなかったとのこと。
 なんだか、ものすごく一貫性がない証拠関係という印象です。
 はっきりした筋が見えてくるのはいつのことでしょうか。

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