誤記のまま判決が確定 大阪地裁など(asahi.com 2006年08月08日08時36分)
070法曹いろいろの最近のブログ記事
このエントリは、別稿の「光市母子殺害事件(被告・弁護側の迷走)」のコメント欄のご意見に関連して書いたものです。
横浜弁護士会、覚せい剤所持の弁護士に懲戒請求(2006年6月12日21時30分 読売新聞)
日本一判決の短い判事、司法の“蛇足”を暴く!!(ZAKZAK 2006/03/20 ボツネタ経由)
任期切れに際して「判決文が短い」などの理由から、「再任不適当」とされた横浜地裁の井上薫判事(51)。再任希望を自ら撤回し、4月の退官が決まった。井上判事は「立場上これまで抑えてきたが、今後は司法の現場の真相を全部暴く」と怪気炎を上げた。
このニュースで紹介されている井上判事語録は面白いです。
裁判官の経験のない私としては、これからの井上氏の言動に興味津々です。
できたらブログで書いてほしいですね。
最近RSSリーダーに頼り切りの状態ですので(^^;
追記(参考ブログ)
divers蛇足判決について(Matimulog)
言うまでもなく私の想像です。
浜田裁判長とは、光市母子殺害事件上告審の裁判長のことです。
極めて遺憾(光市母子殺害事件上告審)のan_accused さんのコメント欄での質問に答える形で書かせていただきます。
「判決短すぎ」井上判事、退官へ 再任希望を撤回(asahi.com 2006年03月01日13時19分)
判決文の短さなどが問題となり、10年の任期切れを控えて再任されるかどうかが注目されていた横浜地裁の井上薫判事(51)が2月末、再任希望を自ら撤回していたことがわかった。
予測されたことではありますが、ということであります。
気になるのは、井上判事が今後どのような道へ進まれるかということです。
判事時代と同じ感覚では弁護士は務まらないと思います。
依頼者というのは、必要十分なことだけやっていたのでは満足しない場合が多いからです。
井上判事なりの司法制度のあるべき姿を求めて、研究者の道へ進まれるのかな、と勝手に想像しています。
未確認情報とタイトルしたように、自分で見たのではないのですが、ネットの某掲示板において、ときどきコメンテーターとして顔を出す元検事(未確認情報なので敢えて名を秘す)が、某テレビ番組で
「ライブドアが今回摘発された背景には、法に触れなければ何をしてもいい、という風潮を正す意図がある」
と発言した旨の書き込みがありました。
前後の文脈や引用の正確性についてわからない点がありますので、揚げ足取りのネタとして読んでください。
仙台区検の副検事、強姦未遂容疑で逮捕(asahi.com 2006年01月04日23時19分)
あえて触れなかったわけではありませんが、元検としては残念な事件です。
被疑者である副検事の事実認否については報道されていませんが、地検が逮捕に踏み切ったということからみて、強姦未遂になるかどうかはともかく、少なくとも不適切な行為は認めていると思われますので、そのような前提で書かせていただきます。
起訴状へのクレーム・質問は起訴検事に言ってください。 ←「奥村弁護士の見解」から
これを読んでびっくりしました。
訴因特定について、裁判所から疑問が出て、弁護人からは特定のアイデアを出しているのに対して、公判立会検事の台詞。
だそうです。
公判立会検事というのは、裁判を担当する検事で、東京、大阪などの大都市の検察庁では起訴検事と別の検事が担当します。
そして公判立会検事は、警察や起訴検事に仮に不手際があったとしてもそれを全部引き受けて適正な判決に向けた公判活動を行う責任があります。
「判決短い」井上判事、再任不適当と答申 最高裁諮問委(asahi.com)
再任問題としては、自分の正当性を主張しなければならないのに、所長の非を主張しても意味がないと思います。
「判決理由が短い」と言われ、裁判官が裁判官を訴追請求(asahi.com)
増田尚先生のろーやーずくらぶの記事からです。
県弁護士会 「検察官が活動妨害」 地検に調査を申し入れ(大分合同新聞のHPから)
私なら、起訴後に被告人と弁護人との関係に介入するようなことは絶対しませんし、そのような誤解を受けかねない行動は厳に慎むべきであると考えます。
横浜地裁の井上薫判事の判決の理由が短すぎるとして再任問題になっているようです。
報道から井上判事とその上司にあたる浅生重機地裁所長の主張ないし考えを見てみました。
ドラマというより、人生のターニングポイントと言ったほうがいいと思いますが。
しかし、法廷をドラマにするのも、単なる事務的な事件処理の場にするのも、裁判官、弁護士、検察官次第であるように思います。
裁判官のブログを見つけました。
少年事件を担当されていた現職裁判官の「少年担当ジェイのつぶやき」です。
つぶやく者同志の親近感というわけではありませんが、私はこのような裁判官が大好きです。
これは札幌のロースクール生Yさんのコメントに対するお返事です。
コメントの内容は以下のとおりです。
ロースクール受験生です。わたしは札幌に住んでいて週に2度は裁判傍聴に足を運んでいます。刑事事件の検事さんは事件が違ってもけっこう重複していることが多いです。 元検事さんということで、ぜひ質問させていただきたいことがあります。法廷で、検事さんはよく怒っています、キレキャラっぽいひともたくさん見受けられます(笑)。あれは、演技なんですか?それとも本当に立腹してるんですか?でも理性的な判断を求められる検事さんが、いくら立腹したからといってそれをそのまま表明するのはいささか短路的に過ぎると思うので、わたしは演技だと思っているのですが・・・。
そうですか、そんなに怒ってますか(^^;
したらしい。
まぁ、懲役10年の求刑をしておいて懲役3年の判決では控訴せざるを得ないのかもしれないが、検察は控訴審で何を立証するつもりだろう。
殺意の点は曲がりなりにも認められたのだから、残るのは責任能力(心神耗弱か否か)しかないと思うが、検察官は再鑑定請求でもするのだろうか。
再鑑定を請求するとしたらこれほど間抜けなことはない。
2年ほど前の大阪地裁での事件です。
罪名は道路交通法違反(酒酔い運転)の公判請求事案で、私選弁護でした。
被告人の行政処分(免許取消し)の立証が問題になりました。
私 「検察官から被告人が免許取消し処分になった証拠を提出してもらえませんか。」
裁判官 「検察官、いかがですか。」
検察官 「弁護人が被告人に有利な証拠として用いようとしてますので、検察官からは提出しません。」
私 唖然
私が検察官なら、当然のごとく請求しますけどね。
仕方なく、私のほうから被告人の手元にあったよれよれになったかなり汚れた処分通知書を提出しましたが、被告人が通知書を捨ててしまっていたら客観的な立証ができないところでした。
任官3〜4年くらいの若い検事でした。
かなりの危機感を感じました。