2005年9月アーカイブ

少年、殺意否認「刺すのが目的」 寝屋川の教職員殺傷初公判(全文後記)

「罪状認否で少年は『目的は刺すことで、殺害の目的があったかは分からない』と主張。」

 これは特に司法試験受験生の方に考えていただきたい、と思って書いています。
 私の直感では、殺人罪で起訴された事件のうちのある程度は(特に激情的な犯行の場合は)、被告人は殺人行為のその瞬間において、「殺してやろう」とか「死んでもかまわない」とは思っていなかったのではないか、と思われるような事案です。
 でも、そういう事件でもたいてい殺人罪で有罪になっています。
 殺人罪の故意の認定というものは、ほとんど客観的に決まるように思われます。
 これを故意論においてどのように考えるべきか。
 みなさんは、どう思われますか?

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 9月27日の朝日新聞に特集記事が掲載されていましたが、手元に朝日新聞がなかったので今日になってようやく読めました。

 私がほぼ毎日目を通すブログに弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」があります。
 落合弁護士は私と似たような経歴の持ち主のようで、アクティブに投稿されていている内容には興味深いものがたくさんあります。
 その落合弁護士が最近書かれた記事が、取調べの可視化についてです。

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 刑事裁判は、一番最初の人定質問の後、審理は検察官による起訴状朗読から始まります。
 起訴状(正確には起訴状の中の「公訴事実」という部分ですが)というのは「被告人は、」からはじまって、被告人が何時、どこで、誰に対して(または何に対して)、何をした、ということが具体的に書いてあります。
 事件が強姦事件の場合は被害者の氏名が書いてあります。
 そして、それを一言一句正確に読まなければならないことになっています。

 以下は、私の話ではなく先輩から聞いた話ですが

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 拙文ばかりのわがブログですが、毎日そこそこの人数の方にご訪問いただきありがたく思っています。
 でも、コメントをくださる方が少ないんですよね。
 やっぱり弁護士のブログというのは敷居が高いんでしょうか。
 ましてヤメ検だし(^^;
 決して噛みついたりしませんので、市民感覚、素人感覚のコメントをいただけるとうれしいです。

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窃盗罪に罰金刑導入、万引きなどに適用検討…法務省(全文後記)
 すこし前から報道されていましたが、本決まりのようですね。
 刑法立法当時は、泥棒なんてのは金がないから犯す罪だから罰金刑を科しても仕方がない、と思われていたようですが、最近はそうでもありませんね。

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捜査と裁判を同一検事で…東京地検、裁判員制度に備え(全文後記)
 地方では、捜査と裁判を同一検事が担当するのが原則なんですが、それはともかくニュースの中に

「しかし、一般市民が加わる裁判員制度では数日間で公判を終えなければならない。」

という記述があるんですが、ほんとにそんなことができるんでしょうか???

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 9月21日、水戸地裁土浦支部で布川事件について再審開始決定がなされました。
 争点は、例によって(というと不謹慎かもしれませんが)自白の信用性です。
 証拠関係の詳細を知らないので、裁判所の判断の当否についてはコメントし得る立場にありませんが、捜査段階で弁護人がついていなかったのは間違いなさそうです。
 
 このような再審事件を見るたびに、捜査段階における弁護人の重要性を痛感します。

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ジミー・ペイジさん、リオデジャネイロ名誉市民に

[リオデジャネイロ 21日 ロイター] レッド・ツェッペリンの元ギタリスト、ジミー・ペイジさんが、ブラジル市の恵まれない子供たち支援の取り組みが認められ、リオデジャネイロの名誉市民に選ばれた。

とのこと。

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 全ての犯罪が検挙されるかというと、残念ながらこの世の常として100パーセントはない。

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以下は、一般論です。

 少年法は、否認事件を想定した手続になっていません。
 平成12年にかなり改正されましたが、抜本的な解決はほとんどなされていないと思います。
 少年法が規定する審判手続は、根は正直な少年たち、という少年像を前提にしているようです。

 しかし、少年法の予定する少年像は理論的に見ても現実的に見てもそうではないと考えます。

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 このページは

 http://www.yabelab.net/blog/jiken/2005/09/14-210411.php

 に移動しました。

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 弘前支部ではとても楽しく仕事をさせていただきましたが(ひやひやものの処理もありましたが^^;)、困ったことがひとつありました。
 津軽弁です。

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 ある日の午前9時頃、京都の御池通を歩いていました。

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 法律家の仕事というのは職人とよく似ていると思います。

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松本智津夫弁護団に対する東京高裁の対応について

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 前の記事に対して yuki さんから、取調べの本質に関係するコメントをいただきましたので、全文引用させていただきます。

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 yuki さんのブログCOME ON! HAPPY☆で、言いにくいシチュエーションでのコミュニケーションのことが書かれていました。

 それとは逆のシチュエーションで、相手が言いたくないことを聞かなければならない場面として「取調べ」があります。

 取調べとは供述証拠、つまり自白を得るための捜査活動と言えます。
 
 供述とは、相手の口から発せられる言葉です。

 ここに取り調べの難しさがあります。

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 仙台高裁で、計画性を認めて死刑とした1審判決に対し、計画性を否定して無期懲役にしたというニュースがあった。

 刑事裁判では、被害が同程度の犯罪でも、計画的犯行のほうが偶発的犯罪より重く処罰される傾向がある。
 裁判官が、厳しい判決を宣告する理由として、犯行が計画的あることを指摘する場合が多い。

 では何故計画的犯行のほうが重く処罰されるのだろうか。

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 9月1日は「防災の日」ということで、朝のテレビのワイドショーで防災の専門家がこんなことを言っていた。

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