yuki さんのブログCOME ON! HAPPY☆で、言いにくいシチュエーションでのコミュニケーションのことが書かれていました。
それとは逆のシチュエーションで、相手が言いたくないことを聞かなければならない場面として「取調べ」があります。
取調べとは供述証拠、つまり自白を得るための捜査活動と言えます。
供述とは、相手の口から発せられる言葉です。
ここに取り調べの難しさがあります。
人は口をつぐむことができます。
そして、もっとやっかいなことに人は嘘をつくことができます。
そういうことを前提にして、犯罪事実という本来は言いたくないはずのことを聞かなければなりません。
そういうことを前提にして、本当の話を聞くためには、相手に本当の話をする気になってもらわなければなりません。
ある意味で究極のコミュニケーションです。
ではどうすればそういう気になってもらえるかということが問題になるのですが、残念ながら明確な答というものがありません。
事件が違えば被疑者が違う、検事も違うからです。
経験上、いくつかの心構えとパターンはありますが、心構えの最も大事なこととして、
人の真似をしてもだめだ
ということが頭に浮かびます。
新任検事のころに、先輩の成功話をいくつか聞きましたが、その先輩の真似をしてうまくいったことは一度もありませんでした(^^;
これから取調べに関する思い出話をするかもしれませんが、それはあくまでも私の取調べでありますのでよろしくお願いします。
このカテゴリは、叩き上げの刑事弁護士さんからのコメントがあると盛り上がるような気がします(^^)
取り上げていただいて、とても光栄です!ありがとう御座います(´Д`)
つくづく、いろんなところで、なにやら心理学が関係していると、思いました。それはそうです。社会は人間で出来ていますから、人間を科学する心理学と関わりがあって当然。
コミュニケーションするってのには、信頼関係(単に仲良くなるって事じゃなくって)が必要だと思うのですが、現場では、どのように信頼関係作りをするのでしょうか?そもそも、容疑者?(犯人?)と、信頼関係を築くのは可能なのでしょうか?
やはり、言いたくないことですから、「言わせる!!」って感じじゃ引き出せないと思うのですが、どうなのでしょう。