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 法律家の仕事というのは職人とよく似ていると思います。

 大工さんが、鋸や鉋といった大工道具を使いこなして家を建てるように、法律家は法律の条文(いろんな法律制度を含めて)を使って事件を解決していくように考えています。
 ところが、最近の予備校育ちの方たちの一部(決して少なくない割合)は、経験不足を割り引いたとしても、規格品のプレハブ住宅しか建てられないように感じています。

 法律家の仕事の真骨頂と醍醐味は、大工さんで言えば、住み心地のいい注文住宅を建てるところにあると思うのですが。

 今は経験不足でも、将来的には腕のいい棟梁を目指してほしいです。

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コメント(4)

耳の痛いご指摘なので論点をずらさせて頂くと(^^;

「プレハブ住宅」の供給が求められている分野も、現在どんどん増えてきているし、今後もさらにその傾向は進んでくるのではないでしょうか。
東京地裁の破産事件の処理をはじめ、M&Aなどでも、かなり多くの作業・契約が定型化・類型化されてきているように思います。

従来のように、同種のケースのノウハウの蓄積が困難で、その都度「オーダーメイド」で対処する必要のある事件と、
定型化・類型化が可能・容易で、「どれだけ高性能でかつ使い回しの利くプレハブ住宅を供給できるか」が問われる事件とでは、
かなり違うタイプの事件処理になるのではないか、という気がします。

もちろん、「自分で高性能のプレハブ住宅を設計・建築できる知識・技術」がなければ、その事件に応じた適切なプレハブ住宅を供給できない、ということになるのは当然でしょうから、
一人一人が「職人」である(与えられた仕事を右から左へ流すだけの事務職ではない)という意識は、どちらのタイプの事件を主戦場にするにしても必要不可欠なんだろうとは思いますが。

fuka_fukaさん、コメントありがとうございます。
さらに論点ずらしかもしれませんが(^^;

受験時代に新聞配達をしていたときがあるのですが、そのとき配達区域に新興住宅地がありまして、たくさんプレハブ住宅を見ました。
同じタイプのプレハブ住宅を見比べる機会もありまして、プレハブ住宅も施工した業者によって出来不出来の差がとても大きいことが分かりました。

あまりの差に、こうなると技術以前に人柄とか誠実さの問題ではなかろうか、とも思えました。

 初めまして。名前はハンドルネームでいいですか?「伊藤検事総長」をアクセスしてここを知りました。ロッキード事件の時に「悪い奴らを眠らせない」と言ったのが、伊藤さんだったと思ったので、確認したかったのです。ロッキード事件の時だけではなく、いつもそうおっしゃってたのでしょうか。共産党幹部盗聴事件の時もそうおっしゃったみたいですね。 私、今、民事で訴えられてて、お金がなくて自分で裁判受けてます。弁護士の所にも相談に行ったのですが、とてもとても弁護士料が折り合わなくて・・・・。弁護士だって人間。お金もらえなきゃやってけませんよね。かといって、貧乏人は負けてしまえというのも悔しいし。弁護士成り立ての方は「刑事事件の国選弁護人」を奪いあって確保しているとテレビのニュースで見た事があります。 だったら、民事事件だって格安でやってくれてもいいじゃないかと、素人は思うのですが。 でも、ネット検索しながら答弁書作ったり証拠提出したり、いい経験になってます。 法律の「ほ」の字もわからない素人がお邪魔して申し分けありませんが、法律に携わる仕事をするかしないかに関係なく、「法律」は勉強しておくものですね。テレビの「法律関係番組」は欠かさず見てます。 

風水さん、いらっしゃいませ。ハンドルでかまいません。
「伊藤検事総長」については、いずれ書く機会があると思います。若干批判的な意見ですが。
>弁護士だって人間。お金もらえなきゃやってけませんよね。
人間というよりは、仕事なものですから経営判断というものが無視できない場合がありますね。
特に被告側の場合は勝っても相手からお金を取れませんからね。
あと、事件の勝敗の見通しというのも関係しますが。
>「刑事事件の国選弁護人」
これは自白事件が多くて、自白事件は手間がかかりませんから、若い弁護士さんが収入の足しに受任したがる場合がありますね。
それに比べて民事裁判というのは基本的に否認事件ですから、額の大小にかかわらず手間がかかります。
>テレビの「法律関係番組」は欠かさず見てます。 
当てにならない場合が多いですよ。
要所要所で法律相談を受けるようにすれば費用はあまりかからないと思います。

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