2005年10月アーカイブ

「司法のしゃべりすぎ」の判事「判決短すぎ」減点評価

 横浜地裁の井上薫判事の判決の理由が短すぎるとして再任問題になっているようです。
 報道から井上判事とその上司にあたる浅生重機地裁所長の主張ないし考えを見てみました。

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 実は、「法廷にはドラマがある」を書いたときは出かける直前でして、ジェイさんのブログの最近の記事しか読まずに書いたもので、ジェイさんも「ドラマ」ということ言葉を使っておられるのを知りませんでした。
 移動中に携帯でジェイさんのブログを最初から読みまして、とても共感しました。
 共感を超えて、言葉の裏にある心理まで見える気がしました。
 何でこんなに共感できるのだろうと考えてみたところ、はたと思い当たりました。

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 ドラマというより、人生のターニングポイントと言ったほうがいいと思いますが。
 しかし、法廷をドラマにするのも、単なる事務的な事件処理の場にするのも、裁判官、弁護士、検察官次第であるように思います。

 裁判官のブログを見つけました。
 少年事件を担当されていた現職裁判官の「少年担当ジェイのつぶやき」です。
 つぶやく者同志の親近感というわけではありませんが、私はこのような裁判官が大好きです。

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 アクセス元を辿っていくと、高知新聞のニュースが見つかりました。

裁判員制度勉強会 高知地検検事正が講演

 高知地検の検事正が裁判員制度への理解を深める勉強会で講演したときの報道ですが、

制度の対象が死刑や無期懲役などの重大事件に限られている理由については、「殺人など社会的反響が大きく国民の関心が高い事件は、なぜこんな事件が起こったのか、背景は何なのかを法律のプロ任せにせず、審理に直接参加して知りたいと思うのが国民感覚だと思う」と、いわば“国民が望むから”という論理で説明した。

とのことです。

 それに対して参加者の声として

参加した高知市内の女性(45)は「司法が身近に感じられるから制度には賛成」としながら、「実際に犯人が目の前にいたら、死刑とか重大な判決は下せないような気がする」と話していた。

と紹介されています。
やっぱりな〜、という感じです。

 検事正の認識と国民意識の実情は相当ずれている心配がありそうです。

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 「犯罪はみかんである。」
 なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、私の刑法の恩師である柏木千秋先生の言葉です。

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両親殺害16歳の公判…ついたて設置せず、匿名で審理

 弁護団が非公開を要請していた少年被告人の殺人事件公判の続報です。

裁判を公開し、ついたても設置しない方針を示した。

ということであり、一応公開原則を堅持したということのようですが、

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高野善通さん掲示板投稿に関して

 全く同じ問題といっていい複数の事件について、異なる裁判所において異なる判断がなされるのは裁判制度が想定している事態です。
 だから、最高裁判所というものがあると言えます。
 最高裁は一つですから、判断の統一をはかることになります。

 ところで裁判員制度においてはどうなるか、という問題ですが、私は、時期的に最初になされた裁判に、後に続く裁判体が付和雷同的に追随する可能性のほうを危惧しています。

 裁判というものは、独立した裁判所による主体的な判断こそがより正しい判断を担保するという思想に基づいていると考えるからです。

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キノコ採りの小学生2人と祖父、山で一夜 自力で下山

 岐阜県の山にキノコ採りに入った68歳のおじいさんと7歳の双子の孫二人が道に迷ったが、約20時間後に自力で下山して助かったというニュースです。きっとおじいさんが山に慣れた人であったので冷静な判断ができたのだろうと思います。

 このニュースでちょっと怖い思い出を思い出しました。

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 「考」と書いてますが、要するに批判です。

 これから予備校批判をしようという私ですが、実は、私自身予備校に行ったことがありません。
 ですから、これから述べることは、予備校に通っていた学生から聞いた話、司法試験委員経験者から聞いた最近の論文答案の傾向、法曹諸先輩から聞いた最近の合格者の印象、予備校に通っていた学生の答案を採点した私の印象等の、いずれも伝聞または間接的は証拠に基づくものですので、的外れな批判を述べる可能性が決して少なくありませんので、その場合は遠慮なくご指摘いただきたいと思います。

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両親殺害事件で長男弁護団(共同通信)
なお、(読売新聞)

 両親殺害事件で逆送後起訴された16歳の少年の刑事裁判で、弁護団が裁判の全面非公開を求めているとのことです。

 その理由というのが

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 ロースクール生のbrave さんがとても重要な問題提起をされました。
 コメントしましたので、参考にしてください。

 読み返して誤解が生じる部分がありました(^^;

>braveさんは毎日新聞を読んでますか?

 これは「毎日新聞」ではなく、もちろん、「毎日、新聞を」の意味であり、別に朝日新聞でも読売新聞でもいいわけです(^^;

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 裁判員法第2条1項によれば、裁判員制度の対象となる事件は

一 死刑又は無期の懲役若しくは禁錮(こ)に当たる罪に係る事件 二 裁判所法第二十六条第二項第二号に掲げる事件であって、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪に係るもの(前号に該当するものを除く。)

とされており、当然、数人を殺害した殺人事件など現在の裁判所の量刑相場からいっても(市民感覚はもっと厳罰傾向だと思いますが)有罪となれば死刑が予想される事件が対象に入ってきます。

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 現在の死刑の量刑の基準と言われているのが昭和58年7月8日の永山判決です。

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4人リンチ死「犯行時少年」3被告とも死刑判決

 犯行時少年であった3名に対し、名古屋高裁が1審の1人死刑、2人無期懲役の判決を覆して、3人とも死刑を言い渡しました。

 報道によると事件の経過は

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 今回は事実認定に関する懸念(の一部)について述べてみたいと思います。
 裁判員が自由に、つまり他からの影響なく事実認定を行うためには、裁判員の情報が現実的に秘匿され裁判員が実質的に保護されなければなりません。

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 大学生のyukiさんから以下のような質問がありました。

質問ですが、司法の民主化の利点って、どんなことですか?民主化が理想?良く分からないデス(><)

 司法の民主化の実質的利点というのが実は私もよく分からないのです。
 理念としては一応わかるんですが。

 どなたか日本の現状または実情に即したご意見をいただけませんでしょうか。

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 先ほどコメントにて、「木に竹を接いだ制度」と言いましたが、私自身、外国の陪審制度については勉強不足ですので、的外れなことを書くかもしれませんが、あえて書くことにします。

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 これは札幌のロースクール生Yさんのコメントに対するお返事です。

 コメントの内容は以下のとおりです。

 ロースクール受験生です。わたしは札幌に住んでいて週に2度は裁判傍聴に足を運んでいます。刑事事件の検事さんは事件が違ってもけっこう重複していることが多いです。  元検事さんということで、ぜひ質問させていただきたいことがあります。法廷で、検事さんはよく怒っています、キレキャラっぽいひともたくさん見受けられます(笑)。あれは、演技なんですか?それとも本当に立腹してるんですか?でも理性的な判断を求められる検事さんが、いくら立腹したからといってそれをそのまま表明するのはいささか短路的に過ぎると思うので、わたしは演技だと思っているのですが・・・。

 そうですか、そんなに怒ってますか(^^;

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お気楽秘書さん、はじめまして

fuka_fukaさんがコメントされてますが、「法律家の輪郭は細くてくっきりしている」のです。

但し理論的にはです(^^;

人を死なせる場合の典型的な場合として3つあります。
過失致死、傷害致死、殺人
です。
大雑把に説明しますと、

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  氏 名       矢部善朗
  昭和30年5月  京都市内に生まれる。
  昭和53年3月  創価大学法学部卒業
  昭和57年11月 司法試験合格
  昭和60年4月  検事任官
  平成10年3月  岐阜地方検察庁三席検事を最後に退官
  同年4月      弁護士登録(京都弁護士会)
  平成16年4月  創価大学法科大学院刑事法教授

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中3長男を衰弱死寸前まで虐待、父親に懲役14年判(全文後記)

 とりあえず、量刑に関して一言。

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