「判決理由が短い」と言われ、裁判官が裁判官を訴追請求(asahi.com)
関係者によると、請求は25日付。訴追請求状によると、浅生所長は昨年から今年にかけて、「君の判決の理由欄が短いので改善するよう所長として勧告する」「勧告に従わないので人事上減点評価とし、来春の判事再任は無理だ」などと述べた、という。これについて井上判事は「裁判干渉であり、裁判官の独立を侵害した」と訴えている。
とのことです。
再任されるかどうかについて危機感を抱いた井上薫判事が反撃に転じたつもりなのでしょうが、訴追委員会のメンバーというのは衆議院議員及び参議院議員各10人、つまり有権者の目を強く意識する人たちで構成されますから、どちらが民意の支持を得られるかという観点で考えますと、井上薫判事の分はかなり悪そうに思われます。
このあたりの空気が読めないところが井上判事の根本的な問題ではなかろうかという気がします。
ちなみに、裁判官訴追委員会についてはの参考HPを紹介しておきます。
http://www.sotsui.go.jp/
上記HPの今日(2005-11-29)現在の訴追委員のメンバーに西村真悟議員が入っていますが、まもなく外れるでしょう。
弁護士会にも、裁判所から重点的に評価を収集してほしいと依頼がきているようです。
再任は難しいでしょうなぁ。
> このあたりの空気が読めないところが井上判事の根
> 本的な問題ではなかろうかという気がします。
同感です。
裁判官の身分に関わる問題ですから、それなりの方針をもって問題提起をすれば、下級裁判所裁判官指名諮問委員会の理解を得られるようにも思うのですが。所長を罷免するよう訴追請求って・・・。
PINE先生、増田先生、コメントありがとうございます。
お返事に代えて、あらたにエントリをアップしました。