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 今朝のワイドショー(情報ツウ)を見ていましたら、民主党の馬淵澄夫議員、政治学者の福岡政行氏などが、耐震強度偽装問題に関する証人喚問について、与党側がこれ以上の証人喚問はしないと考えていることは問題をうやむやにする意図だというような趣旨の批判をし、番組関係者も一様にそれに同意していました。
 
 国会の国政調査権を軽視する趣旨ではありませんが、それはちょっと違うんじゃない、と思ってしまいました。

 馬淵議員としては、たまたま入手した資料に基づいて総研の内河所長にちょっと冷や汗をかかせることができたので舞い上がっているのかもしれませんが、それでもあの程度です。

 私は以前にも書いたと思いますが、国会の証人喚問で事件の真相が明らかになることなどほとんどないと考えています。

 国会議員の先生の中には、国会という公の場で国会議員から質問された以上、証人は真実を証言するものであるとでも思っている人がいるのでしょうか?
 確かに真実を証言するべきであるとは思いますが、真実を証言する正直者はごく少数派であることはこれまでの経験から明らかです。
 議員の先生方は、納得できない証言に対して憤るばかりで、それ以上はなす術もないというのがこれまでの証人喚問であり、これからもそうでしょう。

 警視庁と千葉、神奈川県警が合同捜査本部を設けて強制捜査着手を準備している現在、はっきりいって国会の証人喚問など捜査の邪魔だと考えている警察・検察関係者は多いと思います。

 関係者(とくに姉歯氏)の証言内容が公になれば、それによって都合の悪い事情のある面々は直ちに弁解を考えることでしょうし、口裏合わせなどの証拠隠滅も加速するものと想像されます。

 ここは警察と検察の努力と面子に期待するほうが現実的であると思います。

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http://www.asahi.com/special/051118/TKY200512100246.html

ここまで捜査方針を明らかにするのはどうかと思いますが。

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