100ドルPCをGoogleが世界に広めたい──Google基調講演(+D PCUPdate) - 1月8日14時29分更新
今インターネットの世界で最も注目を集めている企業の一つであるGoogleの共同創設者ラリー・ペイジ氏の講演が紹介されています。
「以前CESに来たときに、いろいろなデバイスと出会った。でも、それらはみんな接続できない。ケーブルも共通化されていない。なぜ?家一軒にACアダプタが山のようにあるなんておかしいよ」とペイジ氏は不満をぶつける。必要なのは山のようなたくさんのもの、ではなく、標準化されたみんなで使える1つのもの。そしてその標準は特定の企業ではなく、みんなで作り上げること。ペイジ氏は聴衆にそう訴えかける。 「インターネットがこんなに普及したのは標準をみんなで作り上げていったからさ」(ペイジ氏)
コンピュータやインターネットの世界には、マイクロソフトのウインドウズに代表される一企業が独占しているソフトウエアとは別に、オープンソースの世界があります。
オープンソースの考え方は、ソースコードを公開して有用な技術を共有することで、世界中の誰もが自由にソフトウェアの開発に参加することができ、その方が素晴らしいソフトウェアが生まれるはずだという思想に基づいている。
というものです。
みんなで作って、みんなで検討して、みんなで改良して、誰もが使える良いソフトを作ろうと言うもので、必然的に誰もが従うべき基本ルールが定められ、つまり標準化が行われてそれがオープンにされていくわけです。
これって、とっても民主的な仕組みだと思いませんか。
上記の記事で、ラリー・ペイジ氏の発言の引用に続いて
ペイジ氏は、普及しているインターネットで利用できるサービスこそ、彼の考える理想の「みんなで作り上げた標準で1つにまとめられる」ことを言いたかったのかもしれない。
というコメントがあるのですが、ちょっと違和感を覚えました。
みんなで作り上げた標準で1つにまとめられたシステムでないと、インターネットでは普及しない、つまり役に立たないということを言いたかったのではないでしょうか。
今後は、基本システムの標準化と製品の多様化が同時進行していくと思います。
基本システムの標準化なくしてユーザーサイドの利益にかなう製品の多様化は不可能だからです。
そして、オープン化を前提としない標準化は独占という危険な状況を作り出します。
つまり、ラリー・ペイジ氏の講演はマイクロソフトに対する挑戦であると読めました。
私も、インターネットエクスプローラーの仕様には頭に来ているところがありますので、ラリー・ペイジ氏の講演にはとても共感を覚えました。
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