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宮崎勤被告に死刑 連続幼女殺害事件で最高裁が上告棄却(asahi.com 2006年01月17日13時40分)

 予想通りの判決です。
 採用されなかった二度目の精神鑑定ですが、理由は分かれたものの二つの鑑定意見はいずれも限定責任能力と判断しています。
 しかし、報道で読む限りですが、いずれの鑑定意見も宮崎被告人の将来的危険性を示唆しているように読めます。

 誤解のないように補足しますが、

 私は、多重人格者が危険だと言っているのではありません。
 宮崎被告人に内在する人格の中に「衝動的な殺人者」の人格が含まれているならば、それは危険だと言っているのです。
 また、統合失調症の患者一般が危険だと言っているのではありません。
 宮崎被告人については、その症状としてコントロールが困難な「性的欲求と収集欲求」を持っており、それが幼女連続殺人として表れたと鑑定されているならば、それは宮崎被告人固有の危険性を示すものに他ならないと思うわけです。

 医者がどんな病名を付けようが、人格障害と言おうが、その行動自体(犯行自体)によって危険性をあらわにした者に対して刑事司法はどのような態度で臨むべきか。
 矛盾をはらんだ困難な問題だと思います。

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