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「犯行ごとに計画性」最高裁指摘 宮崎被告の判決理由で(asahi.com 2006年01月18日01時09分)

最高裁第三小法廷(藤田宙靖(ときやす)裁判長)は、判決理由で「被告は犯行を重ねるたびに計画性を強めた」と指摘した。

 最高裁が宮崎被告人の完全責任能力を是認した理由の一つだろうと思います。

事件そのものは小児性愛や猟奇的行動、家族のあり方など今日の同種事件にもつながるさまざまな問題をはらんでいたが、宮崎被告の行動の根底に何があったのかなど、再発防止につながる事実の解明は16年にわたった裁判でも進まなかった。

 記者のコメントです。
 この点に関連して、昨日のNHKのテレビ番組で(記憶ですから不正確ですが)、日本には犯罪心理学の専門家が少ないこと、鑑定技術が確立されているとは言えないことなどが指摘されていました。

10年以上前と比べ、鑑定の技術は格段に上がっている。改めて鑑定する必要性を感じた

とする専門家の意見もありますが(asahi.com)、さていかがなものでしょう。

 16年に及んだこの裁判の大半が精神鑑定に費やされたようです。
 精神鑑定は、今後も刑事裁判において重要かつ深刻な問題であり続けると思われますので、精神鑑定技術の確立向上に向けた方策が必要だと思います。
 その一つとして、鑑定人が取り調べを受けている被疑者の供述心理について、もっと理解を深める必要があると痛感しています。

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