エントリ

預言者風刺画 憎悪と暴力の連鎖を断て(毎日新聞の社説 2006年2月12日 0時18分)

デンマーク紙がイスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)の風刺画を掲載し、これに怒ったイスラム教徒の抗議行動が続いている。

という問題についての社説です。

混乱を収めるには、イスラム教徒が暴力的な抗議を控えると同時に、メディアが新たな風刺画掲載について慎重に判断することだ。「報道の自由」は大事だが、信仰や崇拝の対象をおとしめるのは罪深い。あえて報道するなら、それなりの責任が伴うはずである。

という指摘に賛同いたします。

 私は、4日ほど前に、GREEで拝見したブログの記事(宗教戦争)について、GREEの日記欄に

「さて、今回の問題ですが、表現の自由を尊重するとしても、ある文化圏においては「言っちゃあいけないこと」というのがあるものでして、その意味では今回の事件は、他文化に対する配慮を忘れたことによる文化衝突だと思います。」

というコメントを書かせていただきました。

 上記の社説も

問題の根は深い。だが、ハンチントン氏の言う「文明の衝突」にしてはならないし、衝突を意識するあまり対立のコースに入る「ハンチントンの罠(わな)」にはまり込むのも禁物だ。欧米とイスラム世界は冷静な対話を続けるしかない。相手が大切にするものを尊重するのは、融和への第一歩である。

という一文で結ばれています。

 「相手が大切にするものを尊重するのは、融和への第一歩である。」というのは、風刺画問題だけでなく、文化圏と文化圏、国と国、人と人との付き合い全てにおいて、忘れてはならないことだと思います。

| コメント(2) | トラックバック(3) このエントリーを含むはてなブックマーク  (Top)

トラックバック(3)

トラックバックURL: http://www.yabelab.net/mt4/mt-tb.cgi/1007

【前書き】  イスラム教コーランは読んだことありませんが、キリスト教バイブルは読んだことがあります。仏教般若心経とは正反対の印象を受けましたね。それら信... 続きを読む

日本がライブドア事件に揺れている頃、ヨーロッパでは、意外なところから深刻な宗教戦 続きを読む

<font size=3> ムハンマドを諷刺した漫画が世界に波紋を広げている。私は、戦後民主主義を信奉される憲法研究者が表現の自由を巡ってこ... 続きを読む

コメント(2)

TBとコメントありがとうございました。今頃気が付きました。スミマセン。

あの後、GREE上で色々議論していて、自分でも結論がまとまったのですが、個人ならともかく、報道の中立性を持つべき新聞というメディアが、テロリストの諷刺画とムハンマドの諷刺画を同列に扱っている、ということが、表現の自由を云々する以前の問題だと思いました。

TBとコメントありがとうございました。今頃気が付きました。スミマセン。

あの後、GREE上で色々議論していて、自分でも結論がまとまったのですが、個人ならともかく、報道の中立性を持つべき新聞というメディアが、テロリストの諷刺画とムハンマドの諷刺画を同列に扱っている、ということが、表現の自由を云々する以前の問題だと思いました。

このブログは奥が深くてとても興味深いですね!また是非遊びに来させていただきたいと思います。

コメントする

太字 イタリック アンダーライン ハイパーリンク 引用

P R

ブログタイムズ

このエントリのコメント

Amazon

債務整理キャッシング