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「早く話せばいいのに」=否認続ける堀江被告に−粉飾への関与は否定・中村被告(ヤフーニュース (時事通信) - 2月22日12時0分更新)

弁護人によると、中村被告は指摘されているライブドアの粉飾について関与を否定。不正な株取引については、堀江被告の了承の下で行われたと話しているという。中村被告は「堀江さんにも早く認めさせてください」と話したという。

 例によりまして、弁護人が被告人との接見内容をマスコミに開示したという問題です。

 堀江被告およびその弁護人にしてみればとても迷惑な話だと思いますが、今回の場合は中村被告と弁護人とがきちんと協議して明確な意図のもとにリークしたものと思われます。

 中村被告としては、自己の立場が従属的なものであったことを強調するとともに、「早く裁判を終わらせたい。堀江被告の否認には付き合っていられない。周りの迷惑も考えてくれ。」という気持ちなのではないかと推察しています。

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コメント(3)

弁護人が被疑者の供述を捜査段階で発表することの当否について質問があります。確か、先生は以前にこの問題について「公判段階でアリバイ主張がされたら問題だ」というような否定的な趣旨の発言をされていたように記憶しています。それだけを聞くと、弁護人の仕事は無罪を取ることしかなくそのために後出しのできるカードを少しでも残しておきたいだけのような気がします。仮に先生が「捜査段階での自白供述が捜査官の脅迫等によるものであった場合」について心配しているのならば、それは弁護人が捜査段階の接見で被疑者から十分な信頼関係を得られず真実が見抜けなかったことが問題なのであり、そういうことが実際にはよくあるという意味でしょうか。

>それだけを聞くと、弁護人の仕事は無罪を取ることしかなくそのために後出しのできるカードを少しでも残しておきたいだけのような気がします。

 弁護士の事件に対する対応は様々です。
 事実を全面的に争う場合もあれば、事実を全面的に認めて情状面の立証に全力をあげる場合もあります。

 その前提として弁護士が事件に対する正確な心証を持つことが大事なのですが

>それは弁護人が捜査段階の接見で被疑者から十分な信頼関係を得られず真実が見抜けなかったことが問題

という問題があることも事実です。

 上の欄の「関連するエントリー」に参考エントリーへのリンクを貼りましたので読んでみてください。

>堀江被告の否認には付き合っていられない。
以前、事務所の弁護士がやった3名の共同正犯による殺人事件で、2人は自白しましたが、相被告人である1人が否認したため、しかも公判の分離を認めてもらえなかったので、審理は否認した1人に引きずられ、結局結審まで2年以上かかりました。
こういうのって、どうかと思いました。

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