2006年3月アーカイブ

日歯連裏献金事件:検察側、立証の柱否定され…村岡氏無罪(毎日新聞 最終更新時間 3月31日 11時25分)

 かなり力の入った署名記事だと思います。

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民主執行部が総退陣 永田議員も辞職(asahi.com 2006年03月31日14時02分)

党内からも辞職を求める声が高まっていた永田氏について、鳩山幹事長は31日午後開かれた党役員会で「永田氏は議員を辞職する」と報告した。

ということです。
 まだご本人の口から確認されていないようですので、いまいち信用性に欠けるところもありますが(最近民主党に対する信頼感が極度に低下しています)、まあ信用してもいいのでしょう。(追記、既に辞職願が提出されたようです。)

 そうなりますと、例の西澤孝氏の証人喚問はどうなるのでしょう。

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村岡元長官に無罪判決 1億円ヤミ献金事件(asahi.com 2006年03月30日20時46分)

 3月のせいか、最近無罪事件が多いですが、インパクトの大きいのはやはりこの事件でしょうか。

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警視庁上野警察署留置番号 第7号 起訴状添付の写真の男(阿曽山大噴火コラム)

 氏名黙秘者の万引事件裁判傍聴記です。

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 「法と常識の狭間で考えよう」のビートニクスさんが
 「最近の弁護士批判の傾向に問題はないか?」というタイトルで、弁護士批判に対する批判記事を書いておられます。
 ビートニクスさんの批判の直接の対象は、近時のいくつかの裁判における裁判所による弁護人批判及びマスコミによる弁護士批判ですが、私自身も、今は弁護士の立場で、検察官的感覚が多分に表れていますが、弁護人ないし弁護人の訴訟活動批判の記事を書いていますので、若干の意見を述べてみたいと思います。

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 「松本弁護団の誤算」に対して、ハスカップ さんから、裁判の引き伸ばしを正当化できる「法理論」があれば聞いてみたい、というコメントが寄せられました。

 弁護団からは、松本被告は訴訟能力がないから、という理由が示されています。
 私は、これについて、一理あるような気がしていたのですが、あらためて本件の弁護人の本来的職責から考えてみますと、やはり控訴趣意書をまったく提出しない理由にはならないと思えてきました。

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 もはや、わざわざ書くことの意味がほとんどないくだらない問題に堕してしまってますが、ガス抜き投稿ということでご容赦。

永田氏の再処分あり得る 前原代表、調査結果踏まえ(共同通信) - 3月28日19時15分更新)

 二重の危険などとやぼなことは言いませんが、なにやってんだか、という感じです。

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 松本控訴審の控訴棄却問題について、高裁決定要旨を踏まえて考えてみたのですが、つまるところ、弁護団は、オウム事件の首謀者と目されている松本被告のしかも死刑判決に対して、控訴審が実質審理をしないで裁判を打ち切ることなどあり得ないとたかをくくっていたのではないかと思います。

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 このエントリーは、高裁決定要旨を読む前に書いたものですので、弁護団の控訴趣意書不提出の理由等について、誤った前提で書いているところがあります。
 決定によれば、弁護団は控訴趣意書を完成させていたのに敢えて提出しなかったとのことですが、このエントリーでは、これまでの報道に基づき、ほとんど書いていなかったとの前提で書いております。
 このエントリーの全体としての論旨(弁護団に対する批判)に決定的な影響を与えるものではありませんが、その点を踏まえてお読みください。
 本当は削除して書き直したいところですが、既にいくつかのコメントをいただいておりますので、削除はしないことにいたします。
(3・28 11:10AM)

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 筋弛緩剤事件の守被告の自白について、外野から少し意見を述べてみます。
 守被告(正確には被告人ですが、ここでは被告といいます)は、逮捕当初の三日間自白を維持し、その後否認に転じたと報道されています。

 そこでまず、逮捕後の三日間に何が行われるかを簡単に説明します。

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医師「呼吸器外したい」と院長に相談…7人安楽死疑惑(2006年3月25日15時9分 読売新聞)

 まだ、詳細が明らかではありませんので、この報道について具体的なコメントができる段階ではありませんが、これまで同様な問題が起こっていますし、これからも起こる問題だと思います。

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偽メール:4日にも西澤氏の証人喚問 衆院懲罰委(毎日新聞 2006年3月24日 20時44分)

 野次馬的には面白いのですが、国会議員と国会の貴重な時間を使ってやるほどのものなのかな〜、というのが正直な感想です。

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に参加された方の実録ブログです(^^)

覚書--裁判員制度の説明会--(徒然話in博多)

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松本被告弁護団、3月中にも控訴趣意書提出へ(asahi.com 2006年03月24日11時27分)

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永田議員、情報仲介者の氏名明かす(2006年3月24日13時42分 読売新聞)

永田氏は、元記者の氏名を公表した理由について、「情報源の秘匿が大切だということで名前を伏せていたが、偽物の情報をつかまされた情報源との間に、有効な信頼関係はないものと考えた」と述べた。

 いったいいつごろからそう思っていたのでしょう。

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DV被害のタイ女性、保護中にビザ切れ逮捕 支援者抗議(asahi.com 2006年03月23日23時56分)

日本人の夫から暴力を受け、昨年7月に警視庁小金井署に被害届を出したタイ人女性(43)が、保護されていた東京都内の施設で15日、同署に逮捕された。容疑は、出入国管理法違反。配偶者ビザを更新できず、昨年5月からオーバーステイになっていたという。
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 というか、親ばか子ばかと言いますか

永田議員が衆院懲罰委で弁明、元記者の氏名は公表せず(2006年3月22日13時51分 読売新聞)

委員会終了後、永田氏は記者団に、今後、仲介者の氏名を公表するかどうかについて、「今の時点では全くの白紙だ。情報源の秘匿は民主党にとっても重要なことなので、判断がつきかねている」と語った。
これに関連し、民主党の鳩山幹事長は22日、国会内で記者団に、「国民の関心があるだけに、表に出して核心的な部分の真実が明らかにされるべきだ」と述べ、永田氏に仲介者の氏名の公表を求める考えを示した。民主党は同日の懲罰委理事会で、24日に行われる質疑で氏名を公表するよう永田氏に促す方針を伝えた。

 このブログとしては、久しぶりに永田議員のメール問題ですが、

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 筋弛緩剤事件については冤罪説がかなり強く主張されています。
 週刊誌でもいろいろ書かれているようです。
 その中の一つを紹介しますが、これはちょっと眉につばという感じです。
 あくまでも週刊誌の記事に関するコメントですから、今回の判決の当否に直接言及するものではありません。

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退廷次々、大荒れ判決/筋弛緩剤事件(asahi.comトップ > マイタウン > 宮城記事 2006年03月23日)

 だいぶ荒れたようですが、判決内容は予想通りでした。

 若干のブログを見てみましたが、仙台高裁が被告弁護側の言い分を聞かずに判決したのはよくないという批判が散見されました。
 裁判所の訴訟指揮の当否についてはいろいろ意見があると思いますが、上記の批判は必ずしもあたっていないと思います。

 そもそも控訴審というのは、一審の裁判の続きをやる場でも一審の裁判のやり直しをする場でもないのです。
 一審の判断が正しいかどうかを点検・審査するというのが建前です(このような建前を事後審といいます)。
 言い方を変えますと、刑事裁判は一審(地裁)で充実した審理をしなさい、検察・弁護双方ともやれることは一審で全部やりなさい、ということです。

 その観点で本件を見てみますと、仙台地裁の一審は2001年7月11日の第一回公判から2004年3月30日の判決公判まで約2年9カ月が費やされ、その間、証拠調べ期日が150回近く開かれています。
 これはかなり充実した審理が一審で行われたと言っていいでしょう。

 そして控訴審は期日こそ4回程度しか開かれていないようですが、1審の判決から2年近くが経過しており、その間仙台高裁において膨大な訴訟記録を精査していたものと考えられますから、仙台高裁の審理は必ずしも拙速とは言えないと思います。

 仙台高裁が被告弁護側の言い分を聞かなかったという批判は、内容面と手続面において、あたっていないところがあります。

 まず内容面についてですが、弁護側は、控訴審の最初の段階で、控訴趣意書という書面を提出しています。
 控訴趣意書というのは、一審の判決の証拠評価や事実認定についての弁護人から見た問題点を詳細に指摘して控訴審の再考を求める書面です。
 控訴審における弁護人の主張は控訴趣意書でほぼ言い尽くされていますので(そうでなくてはいけません)、控訴審が弁護人の意見を聞いていないという指摘はあたらないのです。
 控訴審としても、控訴趣意書で指摘された問題点を中心にして一審の審理の検討を行ったはずです。

 次に手続面についてですが、控訴審が弁護人の最終弁論を認めなかったのは、弁護人が前回公判で自ら退席してしまったことが主たる原因のようです。
 裁判所はこれを弁護人の弁論権の放棄と見たようです。
 本件のような事件で弁護人の最終弁論を聞かないという訴訟指揮については批判はあると思いますが、それを聞かなかった裁判所の訴訟指揮にも一理あるわけです。
 そしてその一理の原因を作ったのは弁護人です。

 私は、弁護人はどんな事情があっても自ら退廷してはいけないと思います。
 裁判というものは、法廷で行われたことしか意味を持ちません。
 自ら退廷するということは、戦線離脱であり職場放棄であり、弁護の責務の放棄だと考えています。
 弁護人としては、裁判長の判断に対する抗議としての退廷であったようですが、こんなものは私に言わせれば、何の意味もない、場合によっては被告人に不利益になりかねない、単なるパフォーマンスです。
 プロ野球で、監督が審判の判定に抗議して試合をボイコットするのとは訳が違います。

 弁護人は、最後まで裁判所を説得する努力を続けなければならない。
 退廷してしまっては説得も何もありません。

 弁護人としては、仙台高裁の裁判官が気に入らなかったのであれば、上告審を見据えて最高裁判所の裁判官になら納得してもらえるような説得を、あくまでも法廷で尽くすべきです。

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筋弛緩剤事件、22日に控訴審判決 仙台高裁(asahi.com 2006年03月21日19時08分)

 明日判決ですので、判決が出てからコメントすればいいのですが、思いついたことはそのときに書いておかないと忘れてしまいますので、若干コメントしてみます。

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日本一判決の短い判事、司法の“蛇足”を暴く!!(ZAKZAK 2006/03/20 ボツネタ経由)

任期切れに際して「判決文が短い」などの理由から、「再任不適当」とされた横浜地裁の井上薫判事(51)。再任希望を自ら撤回し、4月の退官が決まった。井上判事は「立場上これまで抑えてきたが、今後は司法の現場の真相を全部暴く」と怪気炎を上げた。

 このニュースで紹介されている井上判事語録は面白いです。

 裁判官の経験のない私としては、これからの井上氏の言動に興味津々です。
 できたらブログで書いてほしいですね。
 最近RSSリーダーに頼り切りの状態ですので(^^;

追記(参考ブログ)
 divers蛇足判決について(Matimulog)
 

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 小倉弁護士からトラックバックをいただきました。
 「究極の選択」を迫られる弁護士です。

 安田弁護士の受任から口頭弁論欠席までの経緯について、最大限安田弁護士に好意的に推測するとこうなるというもののように思われます。
 
 ところで、小倉弁護士は、

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自分の身は自分で守ろう…安全教育、小学校必修検討へ(2006年3月20日0時19分 読売新聞)

文科相は記者会見で、「子どもに危機回避能力を身につけさせることが必要な時代になってきた。今後の学習指導要領(の改訂)で『安全』というものを検討する」と述べた。指導要領改訂に向けて近く開かれる中央教育審議会(文科相の諮問機関)の教育課程部会に検討を指示する考えだ。

 Heimweh nach der Zukunft経由です。
 管理人のgrafvonzeppelin先生は

何かがずれている印象を受けますが...。

と述べておられますが、私としてはそうは思わないのです。

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 光市母子殺害事件における安田弁護士の弁護活動についてはさまざまな観点からの批判的意見が多いのですが、私は弁護人抜き裁判法案成立の危惧の観点から意見を述べています。

 さらにもっと現実的問題として、施行が目前に迫っている裁判員制度との関係について重要な指摘がありました。

 Springさんが「40代の私にとっての最新情報・重要ニュース」で述べられている

私が、もし裁判員だったら、このような態度をとる弁護士がついた被告に対して、ニュートラルな判断が出来るかどうか自信がありません。

という指摘です。

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外国公務員への贈賄「起訴ゼロ」 OECDが訪日調査(asahi.com 2006年03月17日18時47分)

 注目すべきコメントとして

今回の動きについて、法務・検察幹部の一人は「外国公務員への贈賄は事件の端緒をつかむのが難しい。日本には司法取引の制度がなく、刑事訴追の基準が厳しいことなど国による違いも大きく、一概には比べられない」と話している。

が目を引きました。

 犯罪がボーダーレス化してきますと、司法制度にもグローバルスタンダードが要請されるように思います。

 司法取引がグローバルスタンダードかどうかについては議論があると思いますが、私には司法取引というものは司法制度に本来的に内在するシステムであるように思われます。

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時速20キロの衝突でも危険運転致傷罪、最高裁が判断(2006年3月16日23時0分 読売新聞)

自動車を時速20キロで運転中に信号無視をして衝突事故を起こし、相手にけがをさせたのは危険運転致傷罪に当たるかどうかが争われた刑事裁判で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は、14日付の決定で、「時速20キロは重大な危険を生じさせる速度と言えるから、危険運転致傷罪が成立する」との判断を示した。
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 同じ事件の別の記者に対する証言拒否問題で、東京高裁が証言拒否を認める決定をしたようです。

 今テレビのニュースで見ました。

追記
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000025-san-soci

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「検察官の起訴、違法」国に220万円の賠償命令(京都新聞 共同通信 http://d.hatena.ne.jp/grafvonzeppelin/20060316/p6経由)

窃盗罪などの無罪判決が確定した愛知県東郷町の電気工事業青山崇さん(37)が、国に約2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁の佐久間邦夫裁判長は16日、「検察官の起訴は違法だった」と認定、国に約220万円の支払いを命じた。

 検察官の起訴が違法だとして国家賠償を認めた判決は珍しいと思います。

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なるものがあるようですね。

 とても参考になるブログがありましたので、私の勉強かたがたご紹介いたします。

 実名ブロガーは「匿名による批判へのポリシー」を示しておいてはどうか(技術系サラリーマンの交差点)

 私を含めて、角が立ちかねないブログを書く人は一読しておいたほうがいいみたいです。

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 言うまでもなく私の想像です。
 浜田裁判長とは、光市母子殺害事件上告審の裁判長のことです。
 極めて遺憾(光市母子殺害事件上告審)のan_accused さんのコメント欄での質問に答える形で書かせていただきます。

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 これはPINE先生のブログのエントリーにコメントしたものですが、

 訴訟遅延テクニックというのは、私も使う場合があります。
 例えば執行猶予期間切れ間近の被告人で、控訴すれば期間経過が確実な場合などです。
 しかし、それも限度があるものでして、私としては少なくとも裁判所のひんしゅくを買わないようにしています。

 ある程度の訴訟遅延行為は許容されると思っていますが、、方法論的に見て国民の支持を得られれないやり方、特に、脱法的と見られるようなやり方をしますと、弁護人の権限や自由を制約するような制度論、端的に言って制度改悪論を誘発することを危惧しています。
 具体的には、弁護人抜き裁判法案が問題になります。

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取材源の秘匿、一部認めず 読売記者尋問巡り東京地裁(asahi.com 2006年03月14日21時34分)
国家公務員から取材、記者に証言拒絶認めず…東京地裁(2006年3月14日21時51分 読売新聞)

藤下健裁判官は「記者が得た情報が、国家公務員の守秘義務に反して得られた可能性がある場合、取材源の開示を求めるのはやむを得ない」と述べ、取材源を明かすよう命じた。(読売)
決定は、情報源が仮に国税庁職員など政府職員の場合、課税情報を記者に伝えることが国家公務員法の秘密漏洩(ろうえい)罪に当たると指摘。「このような場合に証言拒絶を適法として認めると、犯罪行為の隠ぺいに加担することになる」とした。さらに決定は、記者が取材源を明かすことで政府職員らからの取材が難しくなったとしても、「法秩序の観点からはむしろ歓迎すべき事柄」と述べた。(読売)

 これはかなりものすごい決定だと思います。

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弁護人不出頭で弁論開けず=「極めて遺憾」異例の見解−光市母子殺害・最高裁(ヤフーニュース (時事通信) - 3月14日16時0分更新)

山口県光市の民家で1999年、母子を殺害したとして、殺人などの罪に問われ、一、二審で無期懲役判決を受けた当時18歳の少年で元会社員の被告(24)に対し、検察側が上告していた事件で、被告の弁護人が14日、最高裁の法廷に出頭せず、弁論は開かれなかった。  事件を審理する第3小法廷(浜田邦夫裁判長)は「正当な理由に基づかない不出頭で極めて遺憾」とする見解を表明し、弁論期日を改めて4月18日に指定した。

 最高裁による死刑判決が濃厚に予想されることから、明らかに審理の引き延ばしを図った(と見られても当然)ものと思われます(これは明らかに訴訟遅延行為ですね。末尾の決定的追記参照)。

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 無罪判決を批判しているのではありません。
 現行犯人逮捕に疑問を抱いているのです。

無罪へ導いた妻の愛、痴漢えん罪男性激白(ZAKZAK 2006/03/13)
「痴漢」で略式命令、会社員に無罪判決 地裁八王子支部(asahi.com 2006年03月10日21時55分)

 最初の例は強制わいせつ罪、次の例は東京都迷惑防止条例違反ですが、いずれも電車内のちかん行為についてのものです。
 
 問題なのは、上記2件の事件は、いずれも現行犯逮捕された事案だということです。

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 コメントにおいて司法取引という言葉を使いましたので、その一般的な意味について、Wikipediaから引用させていただきます。

司法取引(しほうとりひき)とは、 刑事裁判において、被告と検察が取引し、被告が罪状を認めるか、あるいは捜査に協力することで、当該の刑の軽減、またはいくつかの罪状の取り下げを行うこと。主に、米国、英国など英米法(コモン・ロー)の国で、実施されている。

 日本の弁護士の中には、陪審制の採用を強く主張されている先生がおられますが、そのような弁護士も司法取引については反対される先生が多いです。
 
 しかし、司法制度というのは、全体的に考える必要があるのであり、陪審制賛成、司法取引反対というのは、整合性がない考え方ではないかと思っています。

 とりあえず問題提起です。

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教員のリスクを伴う行為(A ROCK’N’ROLL STAR OF A SCHOOL)

 小学校の先生のブログです。
 生徒の視線で物事を考えておられる先生です。

 スキンシップのリスクについて述べられていて興味深いです。
 本質的には、セクハラ問題と同じみたいですね。
 教師と小学生とはいえ、人間関係という本質には変わらないということでしょう。

 ちなみに、取調べでは、被疑者の身体に触れないことが鉄則です。

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調べ合間に読書、運動=堀江容疑者、否認続く−ライブドア事件(ヤフーニュース (時事通信) - 3月11日17時0分更新)

 ホリエモンの近況報告みたいな記事ですが

逮捕容疑については依然、「粉飾はしていない」と否認のままだ。14日の拘置期限を前に、検察との攻防は激しさを増している。 

 全然攻防は激しさを増していないのではないかな、と想像しています。

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 かなり以前からよく聞く言葉です。
 しかし、社会として危機管理能力が向上したという感じが全然しないのも実感です。
 危機管理が問題になる場面は様々ですが、最近、子供を巡る危機管理が問題化しているように思われます。
 こんなブログがありました。
 学校の先生のブログのようです。

学校に子供達の安全を確保しようという認識が足りないから駄目なんだよ!(A ROCK’N’ROLL STAR OF A SCHOOLから)

 学校もそして家庭も、どこか弛緩しているようです。

 昔は、何もしないことが責任回避の最善の方策だったかも知れませんが、危機の存在が認識または予見された以上、何もしないことは責任回避の理由にはならないということを考えるべきでしょう。

 強引に刑法理論の話にもっていきますと、これは不真正不作為犯の問題になります。
 つまり、場合によっては、何もしないことは犯罪的ですらあるわけです。

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 底なし状態になっていまして、調べれば調べるほど流出が明らかになっていくと思います。
 今日までに報道されているのは、氷山のほんの一角でしょう。

 この問題について開発者の意見を聞いてみたいと思っていましたが、出ました。

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 黒猫先生の「黒猫のつぶやき」のエントリーです。

 とても的確な分析と対策が述べられています。

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 元裁判官の吉丸眞氏が、「録音・録画記録制度について」というタイトルで判例時報に寄稿されています。
 ボツネタにその要約が載っていました。
 取調べの録音・録画は,真相究明を不可能にはしない by吉丸眞元判事@判時1914号19頁

 判例時報の記事をざっと読んでみた印象ですが、具体的な場合を想定して詳細に分析・検討を加えられており、労作であるとは思いますが、やはり元裁判官の分析だな、と思います。

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経産省部長ブログ「炎上」 PSE法巡り書き込み殺到(asahi.com 2006年03月08日15時13分)

 ネットではやや旧聞だと思いますが、asahi.comが取り上げました。

 炎上の経緯はすでに皆さんご存じだと思いますが

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<岡山県警情報流出>巡査長はセキュリティー担当者(ヤフーニュース (毎日新聞) - 3月8日11時10分更新)

岡山県警倉敷署の巡査長が所有する私用パソコンから約1500人分の個人情報を含む捜査資料がインターネット上に流出した問題で、巡査長が署内でパソコンの情報管理などを担当するセキュリティー指導員だったことが8日、分かった。

 いやはやなんとも
 警察の交通課の課長が飲酒運転をして人身事故を起こしたようなものですね。

 同情の余地も弁解の余地も皆無です。

 県警がこの巡査長にどの程度の処分をするかが見ものです。

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 最近、匿名性に関する議論をよく目にします。
 今日読んだのは、企業法務戦士の雑感さんの「匿名」は悪か?

本来、情報を取捨選択して対応する、 という“基本”を一人ひとりのネットユーザーが守っていれば、 「匿名」による凶暴な“攻撃”がなされたとしても、 さほどの脅威にはならないはずであって、 にもかかわらず、現在のような“不健全”な 状況が生み出されているのは、 “安易に情報に飛びつく”受け止める側の意識に 問題があるように思われるのである。

と述べておられますが、考え方としては、正しいと思います。

 しかし、安易に情報に飛びつく受け手が、現実に極めて多数存在するというのも事実です。

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泥酔男性放置死、元署長に逆転有罪判決(ヤフーニュース (読売新聞) - 3月6日11時1分更新)

 京都府警九条署で1997年1月、泥酔状態で保護された男性(当時50歳)が署の駐車場に放置され死亡した事件で、事実を隠ぺいしようと署員に虚偽の報告書作成を指示したなどとして、虚偽有印公文書作成、同行使の罪に問われ、1審・京都地裁で無罪判決(求刑・懲役1年6月)を受けた元九条署長・高崎正代司被告(62)の控訴審判決公判が6日、大阪高裁であった。
 仲宗根一郎裁判長は1審判決を破棄し、高崎被告に懲役1年6月、執行猶予3年の逆転有罪判決を言い渡した。

 この事件は、私が接見で何度も行ったことがある京都府警九条署の事件でしたので関心を持っていました。

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 日本の刑事裁判においては、自白がとても重要です。
 それは、単に犯人性の確認(被疑者が本当に真犯人か)だけではなく、犯人に何罪が成立するのかという問題においても重要なのです。
 それは、犯罪の内容を決めている刑法が主観的要素を多く要求しているからです。
 比較刑法学を勉強したわけではありませんので、大きなことは言えないのですが、そう感じています。

 主観的要素というのは、犯人の内心の事情です。
 例えば、故意、目的などですが、問題なのは、内心の事情の内容によって、成立する罪名が変わり法定刑も大きく変わる場合があります。

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寝屋川小学校殺傷事件の少年は今・・・(nikkansports.com)

 ちょっと変わった方の裁判傍聴記ですが、内容はまともです。

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駒大苫小牧がセンバツ出場辞退…監督辞任、校長辞職(2006年3月3日23時24分 読売新聞)

 毎度おなじみの高校野球の連帯責任問題です。

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Heimweh nach der Zukunftさんのブログ経由で下野新聞の特集記事を読みました。

誤認逮捕・起訴

 重度知的障害者を強盗の被疑者として誤認逮捕し、起訴したが、判決前に真犯人が逮捕され、無罪になったという、宇和島誤認逮捕事件とよく似た事件の検証記事です。

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(末尾に本日付け(2007/2/24)追記あり)

 最近、身柄拘束と自白についての意見をいくつか読みました。
 身柄拘束中の自白を問題視する意見です。
 典型的な弁護士の意見を二つ紹介します。

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 ちょっといい話というわけではないのですが、落合先生のブログが保釈問題と誤認逮捕の問題で盛り上がっています。

 私の意見も書きたいところですが、元気がないのでとりあえずご紹介しておきます。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060228#1141061518

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「判決短すぎ」井上判事、退官へ 再任希望を撤回(asahi.com 2006年03月01日13時19分)

判決文の短さなどが問題となり、10年の任期切れを控えて再任されるかどうかが注目されていた横浜地裁の井上薫判事(51)が2月末、再任希望を自ら撤回していたことがわかった。

 予測されたことではありますが、ということであります。

 気になるのは、井上判事が今後どのような道へ進まれるかということです。
 判事時代と同じ感覚では弁護士は務まらないと思います。
 依頼者というのは、必要十分なことだけやっていたのでは満足しない場合が多いからです。

 井上判事なりの司法制度のあるべき姿を求めて、研究者の道へ進まれるのかな、と勝手に想像しています。

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