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ヤギ被告、殺意は否認…広島小1女児殺害初公判(2006年5月15日13時52分 読売新聞)

広島市安芸区で昨年11月、市立矢野西小1年木下あいりちゃん(当時7歳)が殺害された事件で、殺人、死体遺棄罪など四つの罪に問われたペルー国籍のホセマヌエル・トレス・ヤギ被告(34)の初公判が15日午前、広島地裁(岩倉広修裁判長)で開かれた。

 ヤギ被告は罪状認否で、殺害や遺棄、わいせつ行為など一連の行為を認め、「両親に許しを請いたい」と述べたが、殺意については「殺す意思は抱いたことはない」と否認した。

 検察側は動機をわいせつ目的とし、「確定的な殺意をもって首を絞めた」と強調した。これに対して弁護側は、ヤギ被告が「悪魔が入ってきた」と供述していることから、「犯行時、心神喪失で刑事責任能力はなかった」とし、殺人と強制わいせつ致死については無罪を主張した。

 検察側は冒頭陳述で、昨年11月22日昼、ヤギ被告が自宅アパート前で、下校中の女児に声をかけた後、2階の部屋で数分間、首を絞めて窒息死させたとした。また、部屋の毛布から女児の毛髪などが見つかったとし、動機についても「当初からわいせつ目的だったのは明らか」と指摘した。

 一方、弁護側は、ヤギ被告が女児と話していた時、「突如、『殺せ』と声が響き、身体をコントロールできない状態で殺害行為に及んだ」と主張。「自室に入れたことはない」とし、殺害現場がアパートの階段下だったと反論した。

 この公判では、審理の迅速化を図り、争点を絞り込む「公判前整理手続き」が8回開かれ、争点を殺意の有無など5点に整理。18日まで4日間連続で集中審理される。社会的に注目を集めた事件で、連日開廷して集中審理されるのは異例。

 弁護側は精神鑑定を請求しており、その採否は18日に決まる。地裁が採用しない場合、5月中に結審、早ければ6月末に判決が言い渡される見通し。

 以前にコメントした事件ですので、報道を追跡しておきたいと思います。

 この事件の報道に関して、以前にいちゃもんをつけたことがあります(そのときは毎日の記事でしたが)。
 今回もしょーもないところですが、一言突っ込んでおきます。

社会的に注目を集めた事件で、連日開廷して集中審理されるのは異例。

なんてことを書いてますが、そもそも公判前整理手続が施行されたのは昨年11月のことであり、まだ半年ちょっとしかたっていないのですから、適用事例の数が少ないのは当たり前でしょ。

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