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 弁護士のBarl-Karthさんが、ご自身のブログで、「死刑事件の弁護(ホセ・ヤギ事件 2)」という記事をかいておられます。

 一読をお勧め、というかお願いします。
 刑事弁護の理解の一助として。

 一点だけ私の認識と違う点を指摘させていただきますと、「検察官は,公判立会した「死刑判決事件」の死刑執行に立ち会う。」というのはたぶん違うと思います。
 私は死刑事件の公判立会経験があり、その死刑判決は確定しましたが、死刑執行に立ち会ったことはありません。
 たしか、高検の一番若い検事(いちばん最近にその高検に赴任した検事)から順に指名されると聞いた記憶があります。今は違うのかもしれませんが。
 誰が立ち会うとしても、死刑求刑自体重いものがありますし、死刑執行の立会となるとその精神的負担は相当深刻なものがあることは間違いありません。

 これも伝聞で恐縮ですが、死刑執行には複数の者が立会い、死刑台を作動させるボタンも複数用意されておりますが、そのうちの一つだけが本当のボタンで他のボタンはダミーボタンになっているとのことです。
 そしてそれらのボタンを立会人全員が同時に押すのです。
 つまり誰が本当のボタンを押したのか分からない仕組みになっていて、少しでも立会人の精神的負担を軽減する措置を取っているとのことです。

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 「ボタンが複数ある」という話は、元死刑囚監房の掃除夫をやってた合田士郎の「そして死刑は執行された」にも書いてある話ですね。

 矢部先生,当職のブログを紹介していただき光栄に存じます。先生のブログは折々拝見しております。今日は,「東拘」接見の後,「可視化実現本部」の全体会議に出席してきました。もちろんインサイダーインフォメーションはかけないけど,いずれ,私のブログに書きますので,よろしければ,批評願います。

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