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 被告人質問で弁護側から拘置所で毎日手を合わせている理由を尋ねられた小林被告は「(女児に)ごめんという感じで合わせてます」と答えた。死刑になりたい気持ちに変わりはないかとの問いには、「はい」とだけ答えた。

 また、事件を起こした直後の心境については、「女児が夢に出てきたり、配達中に気配を感じたりして早く捕まりたかった」と話した。

 一方で、検察側から両親に謝罪の手紙を書く意思があるか尋ねられると、「ありません」と答えた。「(謝罪や反省の言葉を口にしないのは)マスコミが否定的にとらえて報道するから」と述べた。

 朝日の記者が何を感じて見出しをつけたのかわかりませんが、私としても、上に引用した3番目の言葉が小林薫被告の矯正の困難さを示しているように思います。
 内省というものが感じられません。

 小林薫被告には、強制わいせつと本件と同種の殺人未遂前科があるようです。
 
 殺人被害者としては前科をあわせても一人ですが、同種のパターンでエスカレートしていることを考えると、死刑求刑が予想されます。

 社会に彼の居場所はなさそうです。

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コメント(2)

しばしば拝見しております。

やや気がかりだったのでコメントさせていただきます。3番目の言葉とは「女児が夢に出てきたり、配達中に気配を感じたりして早く捕まりたかった」ということでしょうか。

文脈から切り離した発言から、内面を判断するのは慎重にすべきだと思いますし、いわんやそれだけで「矯正が困難さ」を論ずるのはいささか一面的ではないでしょうか。私は、この発言にはそれなりに、筆者の罪悪心を表したものとも感じることができます。

私は、貴殿の感想が間違っていて、私の感想が正しいといいたいのでなく、そうした多義的な解釈の余地の残る一部の発言をもって、全体の結論を導こうとする姿勢は、マスコミ受けするコメンテーターならまだしも、弁護士としてはやや問題ではないかということです。

やや貴殿への批判めいたものになってしまいまい恐縮です。
今後もがんばってください。

murriel さん
 コメントありがとうございます。
 わかりにくい書き方をしてしまいました。
 3番目の言葉とは

「(謝罪や反省の言葉を口にしないのは)マスコミが否定的にとらえて報道するから」と述べた。

の部分です。
 自分の行動をマスコミに依存させているところに、内省のなさを見たわけです。
 自律が困難な人格を感じたという言い方もできます。
 多くの犯罪者を見てきた者の直感を紹介することに意味があるだろうと思って書いたものです。

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