ライブドア事件:被告の弁護人全員が、冒陳内容に不満(毎日新聞 2006年5月27日 0時49分 (最終更新時間 5月27日 2時00分)
26日の初公判で法人2社を除く6被告全員の弁護人は冒頭陳述の内容に不満を示し、検察側の証拠にこの日は同意も不同意もせず留保とした。留保について宮内被告の弁護人は同日夜「当初から粉飾を目的としたものではなかった。宮内被告らの供述調書からも明らかだ。それなのに冒頭陳述で計画性のある極めて悪質な犯行のように指摘され、ひどいと思った」と説明した。
そのうえで「被告人質問だけを行おうと思っていたが、証人尋問を求めざるをえない」「堀江前社長と検察側の全面対決の構図になっているので(悪質さが)強めのストーリー(冒頭陳述)になったのではないかとも思う」とも語った。【佐藤敬一】
まったく何やってるのかな、というのが私の感想です。
「堀江前社長と検察側の全面対決の構図になっているので(悪質さが)強めのストーリー(冒頭陳述)になったのではないかとも思う」
とのことですが、冒頭陳述で強めのストーリーを書いたからといって、何の役にも立ちません。
宮内被告らの公判が堀江被告の分離公判に大きな影響を及ぼすことは間違いありませんが、どういう意味で影響を及ぼすかと言えば、宮内被告らが自身の法廷でどのような供述をするか、という証拠上の問題とそれによって裁判所がどのような判決をするかが問題になるのであって、検察官が冒頭陳述で述べた事実自体は堀江被告の公判になんの影響もありません。
冒頭陳述は単なる検察官の主張、つまり言い分に過ぎないからです。
日弁連に言わせれば、冒頭陳述とは「検察官が描いた事件のストーリー」です(^^)(ここの13ページ)
ですから、宮内被告らの公判で、検察官にとって最も重要なことは、捜査段階で自白している宮内被告に法廷でも、つまり裁判官の面前でも、捜査段階の自供を最大限語らせることなのです。
ところが今回、検察は宮内被告のへそを曲げさせてしまいました。
弁護人のコメントに従えば、捜査段階の自供以上に犯行の計画性を冒頭陳述で述べたようです。
つまり、宮内被告側としては、自分たちが想定した以上のリスクを突然、法廷で突きつけられたことになります。
これでは宮内被告側が警戒して当然でしょう。
警戒すれば当然、口は重くなります。
捜査段階の自供を翻す場面も考えられます。
そんなことになったら、せっかく堀江被告用の武器として準備していた宮内被告の供述の破壊力が大きく減殺される可能性があります。
検察は戦術を誤ったのではないでしょうか。
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なぜこのようなことになったのかということについてのひとつの可能性の指摘です。
落合弁護士の「日々是好日」
なるほど・・・
非常に分かりやすく、読み応えのある記事ですね。
勉強になりました。
うまく投稿できなかったようなので、再度。
ライブドアとは関係ない話ですが、検察、何やっているんだ、ということで。
裁判所内で、被害者の殴打事件があり、その判決があったとのこと。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060602/20060602a4630.html
また、その裁判で、弁護人は例によって心身喪弱であったと主張。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_06/t2006060234.html
どう思われますか、意見をお聞きしたくて、投稿させてもらいました。
失敗だと思って、再投稿させてもらいましたが、また、直ちに表示されませんでした。
「コメントに認証を求めていませんし、」とありますが、
直ちに表示するようにしておらず、モトケンさんが取捨選択されて表示しているのでしょうか?
そうであれば、それでよいのですが……。
それとも、「この情報を登録しますか?」をチェックしなければいけない?
ちょっと、テストさせてもらいますので、消してください。
通りすーがり さん
システムが不安定ですいません。
ときどきシステムが勝手にスパムコメントと誤認して公開を保留する場合があります。
気がつき次第、公開していますのでご容赦願います。
ご意見参考になりました