畠山容疑者の勾留理由開示 秋田・男児殺害(asahi.com 2006年07月04日18時51分)
秋田県藤里町で米山豪憲君(7)が殺害された事件で、殺人容疑で再逮捕された無職畠山鈴香容疑者(33)=死体遺棄の罪で起訴=の勾留(こうりゅう)理由を開示する法廷が4日、秋田簡裁で開かれた。小川弘喜裁判官は「わずか7歳の何の落ち度もない顔見知りの子供を殺した」と述べ、「その重大性から証拠隠滅や逃亡の恐れがある」と説明した。意見を求められた畠山容疑者は「おわびの言葉も見つかりません。それでも手を合わせて(豪憲君の)ご冥福を祈ることを許して下さい」と涙ぐみながら手にした書面を読み上げ、深々と頭を下げた。
勾留理由開示公判というのは、勾留中の被疑者または被告人が裁判所に対して勾留の理由を明らかにするよう求める手続です。
但し、ほとんどの場合、裁判官は通り一遍の理由を述べるだけで、弁護人が本当に知りたい情報は開示されません。
ではなんのためにこのような手続を取るかと言いますと、普通は、被疑者が否認している場合に捜査側を牽制するためや、接見禁止中の、つまり弁護士以外とは面会が禁止されている被疑者を公開の法廷に出廷させることによって、傍聴席の家族等の顔を見せて被疑者を元気づけるためなどの目的で行われます。
今回の勾留開示理由公判については、報道を見る限り、どういう目的でなされたものかいまいちよくわかりません。
意図がわからないので批判も同意もできませんが、少なくとも公判で現在の供述を翻して殺人を否認することはますます難しくなりました。
私も、弁護人は何のために勾留理由開示をやったのか、理解できませんでした。
今回の弁護人の戦略はさておき
開示制度って裁判官が捜査をチェックする意思も能力もないので
ホントに容疑者の顔見世だけの意義ですね
裁判官は不要だわ
>いのげさん
勾留理由開示は「裁判官が捜査をチェックする」ためのものなのですか?
開示は違うけど延長自体はハネることできるんでしょ?
つまり延長を認める裁判官の判断も
開示するべき理由でしょってことです
はなげさん:
勾留理由開示は、「弁護人が裁判所をチェックする」んじゃないんでしょうかねぇ。
いつも思うんですが、捜査機関は、常に「不当捜査だ」「不当勾留だ」「長期勾留だ」などと騒がれて非難されますが、令状をきちんともらっているわけですよ。非難されるべきは(非難が妥当するとしたらの話ですが)裁判所だと思うんですけどね。