エントリ

 滋賀県警高島署は6日未明、頭から熱湯をかけるなどの暴行を加えて女児を死なせたとして、同県高島市新旭町安井川、航空自衛隊空士長、長阪健太(24)と妻の千鶴(25)両容疑者を傷害致死の疑いで逮捕した。

 調べによると、両容疑者は、6月中旬から今月5日未明にかけて、二女優奈ちゃん(2)に対し、棒でたたくなどの暴行を加え続け、頭部やけどによる敗血症で死亡させた疑い。優奈ちゃんの全身には十数か所のあざがあった。両容疑者は「頭から熱湯をかけた」と認めている。

 優奈ちゃんは、両親と長女(3)、長男(生後8か月)の5人暮らし。千鶴容疑者は長女と優奈ちゃんを連れて昨年10月、長阪容疑者と結婚した。

 近所の住民らによると、4日夜、両容疑者方の浴室から「汚いんじゃ」とどなる男の声や女の子の泣き声が聞こえ、数日前には女の子の「あちゅい(熱い)、あちゅい」と叫ぶ声も聞こえた。両容疑者はたびたび、子どもたちを置いたまま外出し、優奈ちゃんらが「おなかがすいた」と訴えることもあったという。

 ちょっと冷静に読んでいられない記事です。
 人間というものはここまで残酷になれるんですかね。

>傷害致死の疑いで逮捕

 ふざけんじゃないです。
 どういうつもりで2歳の女の子の頭に熱湯をかけるんですか!
 医者にも診せてないんでしょ。

 とここまで書いて、少し頭を冷やして発覚の端緒はどうだったのだろうと別の記事を見てみましたところ、

2人は5日午前6時半ごろ、「様子がおかしい」と同市内の病院に優奈ちゃんを連れてきたが、すでに心肺停止状態で、間もなく死亡が確認された。頭にやけどを負い、長期にわたり全身に暴行を受けたとみられるあざや傷があり、不審に思った病院側が高島署に通報。司法解剖の結果、死因は頭のやけどの傷を放置したことなどによる敗血症だったという。(asahi.com 2006年07月06日03時25分)

という記事がありました。

 ともかく病院に連れて行ったんだから殺意を認めるのは困難ということで、「傷害致死の疑い」ということなのかも知れませんが、「すでに心肺停止状態で、間もなく死亡が確認された。」という asahi.com の記事によれば、死んでから病院に連れてきた可能性が大です。
 遅すぎます。
 殺意否認の言い訳のために病院に遺体を運んだ、と見るべきじゃないでしょうか。

 かけた熱湯の量も影響すると思いますが、熱湯をかけて死ぬまで放置したということであれば、十分殺人での起訴が可能だと思います。
 それも、とても残虐な殺人行為です。

 この事件に関与するなら、私は検事として関与したいと思います。

お隣ブログ
69 playa Diary

| コメント(11) | トラックバック(2) このエントリーを含むはてなブックマーク  (Top)

トラックバック(2)

コピペするだけでもいたたまれなくなる事件です。 頭から熱湯、2歳女児死亡…アザも十数か所、両親逮捕(Yomiuri Online) (元ニュー... 続きを読む

子供の誘拐、殺害、性的虐待、実子への暴力・・・。引き続く子供への暴力について、あなたのご意見をお聞かせください。 続きを読む

コメント(11)

アカン、あきません、読んでしまいました・・・。

>女の子の「あちゅい(熱い)、あちゅい」と叫ぶ声も聞こえた。

というところで涙が出てしまいました。

かわいいさかりの子に、ようこんな仕打ちができるものです。

なんて薄幸な子なんだ!親を選べずかわいそうに・・・。

かつて虐待裁判記事で、裁判官が

「子供は親の持ち物ではありません。子供は国の宝です。」と言っていました。

暴論すれば、こういう親を被験者にして、脳機能、脳構造を調べてみたい。

連れ子に対する虐待は、古くからある問題だが、一向に改善されない。刑事法の枠内ではなく、広く子供に対する社会福祉政策の観点から解決策を考えるべきだと思う。

幼児を監護する親が結婚する場合、幼児と結婚相手の相性が良いか確認する期間を設けるとか(民817条の8のようなもの。憲法24条で問題があるか?事実婚が増えるだけか?)、ソーシャルワーカーが定期的に訪問する制度を設けるとか。

悲鳴が聞こえたということだが、その時点で公権力が介入する道を作るべきではないか。女子高生コンクリート詰殺人のときもそうだったが、悲鳴は近所中の人が聞いているのに、警察は何もできなかった。悲鳴が聞こえた場合は、家宅捜索を自動的に認めるような法改正(新立法)が必要ではないか。

ご近所の皆さんは幼児の悲鳴を聞きながら飯食ったりテレビ観たりしてたんですなあ。
私なら、警察に通報うんぬん以前に自分が耐え切れないですけどねえ。

>こういう親を被験者にして、脳機能、脳構造を調べてみたい。
たとえば、目の前にいる幼児を本気でぶん殴れろうとしても大抵の人はできっこないですよね。身内ならなおさらです。どうにも理解できません。

本当かどうかは知りませんが、こんな説を聞いたことがあります。
人が生き物を可愛いと感じる要素は万国共通で、そのポイントのほとんどが幼児に当てはまる(頭でっかち、つぶらな瞳、丸っこい体型、よちよち歩きなど)そうです。その裏には、無力な幼児期が長い人間が生きて成長できるよう、大人の攻撃意欲を殺ぎ保護したくなるよう仕向ける仕組みが人間に組み込まれているのだとか。

牧野修という人が書いた「スイート・リトル・ベイビー」というホラー小説があります。この中で、幼児虐待ができる人とできない人は何が違うのか、という問いに奇想天外な答えを提示しています。もちろん作者は「全くの想像の産物だ」と念押ししていますが、確かにこんな話を作れるほど異様な行為ではあるなあ、とは思います。

不妊治療が盛んな一方で幼児虐待や児童殺害が続く、このミスマッチはどうにかならないものでしょうか。こういう問題に積極的に取り組むのも少子化対策の一助になるんじゃないですかね。こんな無駄死にを減らせるんだから。

悪魔でしょうか。悪魔でもここまではしないかも知れません。

>「あちゅい(熱い)、あちゅい」と叫ぶ声も聞こえた。

私もあかん。2歳やで、可愛い盛りやんか。なんちゅう外道なことしよんねん。泣いてる姿が頭に浮かんでしもた。この親父とおかんには、目の前におったら自分でも何したかわかれへんくらい腹が立った。

多分、前の晩のお風呂での「汚いんじゃ」は、夏のこの時期に火傷をほったらかしにしたから、ひどく化膿してえらいことになってたんやと思う。敗血症が死因なら、熱も酷かったやろう。それやのに、お風呂場で、まだ虐待してたかと思うと・・・。

内出血とかなら見た目では分かりにくいかもしれんけど、火傷と敗血症なら、生死がかかってる状況というのは一目で分かるはず。目の前にそんな2歳児がおったら、見知らぬ人でも救急車呼ぶやろ。それを朝までほったらかしてたというのは、殺すつもり、ないしは死んでもいいという気持ちがないとできへんことや。
朝病院に連れて行ったのは、モトケン先生のいわれるように、死んだから、殺意をごまかすための言い訳作り以外の何ものでもないと思う。

また、近所の人も何を考えているんやろ。死んでから、ああだった、こうだったなどといっても、評論家じゃあるまいし何にもならんのに。ずっと虐待してて、泣き声まで聞こえてたというのに。

光事件といい、広島の事件といい、奈良の事件といい、何で世の中、こんな人でなしばっかりおるんやろ。

本当にこういう事件は第一にまず不愉快極まりないです
そして 被虐待児が病院に連れてこられても対応が
怪我に対してだけでなく 親への対応の方が難しかったりして
医者が困る。本当にややこしい。

さらに なんか皮下出血が多いなーと思って親を疑ったら
診断がついてない血友病だったりして医者の悩みは尽きない

私が住んでいる地域ではモラルが良いからだろうか
幸いにして被虐待児を診察したことが無いです
私の目が節穴なだけでないことを祈ってます

毎度こういう事件の記事を読むと、憤りとやるせなさを禁じえません。

でも、なぜこういう事件が繰り返されるのでしょうか?

昨今「極刑を」と話題になっている性犯罪の関係した事件とは違い、
何かの方策で少しでも防ぐことはできないものなのでしょうか?

無名人さんが御提案された方法も一つですし、この種の事件は
減らすことが可能なのではないかと考えています。

よく背景や動機、および加害者の心情を探って、この種の事件が
起きないような対策に繋げていってほしいと切に願います。

 私も、皆さまが引用されているくだりを読み、涙が堪えきれなくなりました。覚えたての言葉を、どうして親からのSOSのために使わなければならないのか。もう悲しくて情けなくてどうしようもありませんでした。
 本件は是非、殺人罪での立件、処罰を視野に入れて捜査を行ってもらいたいと私も強く願います。

 新聞報道では、本件家庭には、過去5回にわたり県中央子ども家庭相談センター(児童相談所。以下「児相」という。)が訪問していたようですが、いずれも女児に会うことができず、結果として虐待を発見できなかったようです。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060706-56528.html

 児童虐待を発見した者には児相への通告義務があり(児童虐待防止法6条)、通告を受けた児相は立入調査権を有するとともに(同法9条)、警察署長への援助要請を行なうことができ(同法10条)、児相職員に同行した警察官は児童の生命身体の安全を確認・確保するために警職法に基づく立入権(警職法6条)その他の権限を行使することができます。

 本件では、既に児相はネグレクトの懸念を抱いていたのですから、近隣住民からの通報があれば権力的介入が行われ女児の生命が救い出されていた可能性があったのではないかと思うと、本当に残念でなりません。

私の住んでいる集合住宅では、毎晩のように隣から子供たちの悲鳴が聞こえるので、放っておけなくなって、隣を訪ねて
「子供の声が聞こえるんだけど、どうしました?」
と言ってみたら、家の中では裸の子供たちが走り回っていて、
「毎晩、上と下の子が、どちらが先に風呂に入るかで喧嘩してるんです。うるさかったですか?どうも申し訳ありません」
と親は恥ずかしそうに答えました。

ほほえましい、お隣さんであり、いいご近所づきあいですね。

誰もがInoueさんのように、ご近所に心配りのできる人ならいいのに。

法律の見直しお願いします。
虐待じゃないですよ これは
明らかな殺意をもった殺人です。
無期懲役か死刑だと思います。
でも残った子供2人は誰が育てたらいいのか?
やまり私設に預けるしかないのでしょうね。
鬼畜親の親類やその親(子供のじいさん/ばあさん)
に預けるのも無謀。
子供には何の罪もない 子供守るのは親しかいないのに。
まもるべき親がこんなことでは
悲しい社会になってしまいました

どんなに痛くて怖くて辛かったでしょうね。涙が出ます。
人間がここまでできるのでしょうか・・・、本当に虐待する人間(私的には人間じゃない)の脳の構造を専門家に明らかにして欲しいです。

実の母親も加わって、抵抗できない2歳児をよってたかって死に至るまで暴力の限りをつくすとは・・・・。
心配なのはもう一人の3歳の長女もですが・・・・。
やるせない事件ばかりですね。

法律相談へ

ブログタイムズ

このエントリのコメント