エントリ

警官発砲:職質に2少年抵抗、17歳が重傷 静岡・御前崎(毎日新聞 2006年7月11日 1時07分 (最終更新時間 7月11日 1時46分))

菊川署によると、同日午後8時20分ごろ、近くの住民から「シンナーを吸っている少年がいる」との通報を受け、同署御前崎交番の小倉和彦巡査部長(51)が現場に出動。職務質問したところ土木作業員の少年に後ろから羽交い締めにされたうえ、男子生徒に十数回殴られた。このため巡査部長は「やめろ」と警告し、地面に向け威嚇発砲。しかし、男子生徒が再び殴りかかってきたため、巡査部長が制止しようと拳銃を正面に向けたところ誤って2発目が発射されたという。

 2発目が誤射かどうかは慎重な判断が必要かもしれませんが、威嚇発砲の後も殴り掛かってきたとすれば、撃たれても仕方がないと思います。

 私としましては、
 警察官の高いモルを前提にして(←これはとても重要)
 警察官に抵抗したら射殺されてもやむを得ない、ということが一般常識になったほうがよい
 と考えていますので、報道に従う限り、今回の警察官を非難する気はありません。仮に誤射でなくてもです。
 もっとも、もし誤射でないのに誤射だと説明したならば、その点は問題ですが。

 人は殴られただけで死ぬことがあります。
 そして、警察官も人です。

コメントされる方にお願い
 以前に同様のエントリを書いたときに、事件の真相はどうなのかということが賑やかに議論されました。
 今回の件でも、誤射かどうかについては疑問を持たれる方が多いと思います。
 しかし、報道のみに基づいて事の真偽を詮索してもあまり益はないと思います。
 発砲の当否について意見を述べられる方は自由に述べていただいてかまいませんが、その場合は、どういう場合にはどうか、という感じで、前提事実を仮定した上で述べてください。
 反論のある方は、その仮定の真偽について突っ込んでも仕方がないと思いますから、仮定は仮定として反論していただければ幸いです。

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コメント(7)

想像するに、撃たれた少年が銃口が向いているにもかかわらず突進して来たとすれば、それは常軌を逸した凶暴さでお話になりませんが、誤射とはいわない気がします。おそらく、後ろから組み付いていた少年が拳銃を取り押さえることに一時的に成功し、それを見た件の少年が突進してきたのに対し無理やり銃口を向けようとして・・・といった話ではないでしょうか。(仮定)

正直なところ私は拳銃を持ったことはないので解りませんが、後ろから羽交い絞めにされた状態で拳銃を抜いて事態が好転するのかちょっと疑問です。後ろから組み付いてというのは、拳銃を振り回す人間を制圧する体勢ですよね。

警察官が拳銃を持っているというのは、それを使って効果的に制圧することができるからという理由があると思うので、一人で出かけていって羽交い絞めにされてという時点でかなり問題があるのではないかと思います。

PINEさまのブログにも、同じテーマが取り上げられていましたね。↓
http://puni.at.webry.info/200607/article_12.html
社民党某党首の内容不明な発言は、その語尾に特徴があり声が聞こえてきそうで、読んでいて笑ってしまいました。

私も、モトケン先生、PINEさまに全く同感です。

ところで、関連するエントリーで、モトケン先生は、

>拳銃というものは誰でも、つまり性別・年齢・体格等にほとんど関係なく、引き金を1回引くだけで人を殺すことができる武器であることを念頭において考えなければならないと思います。
また、本エントリーで
>警察官に抵抗したら射殺されてもやむを得ない、ということが一般常識になったほうがよい

と述べられています。

とすると、我々(特に外国人犯罪者も含めた犯罪者)は、拳銃というものが「引き金を1回引くだけで人を殺すことができる武器であること」ということ、いいかえれば、拳銃が圧倒的な破壊力を持つ武器であることを、どのあたりまで認識しているのか、という疑問がわいてきました。

いうまでもなく、我々の大部分は拳銃というものを、映画やドラマあるいは今回のような新聞報道でしか知り得ず、実際の発砲現場を目の当たりにしているわけではありません。拳銃で撃たれれば死ぬこともあり得る、と漠然と思っているだけです。

拳銃の威力を十分認識していれば、「抵抗すれば撃つ」と威嚇された時点で、犯罪者は畏怖し即刻抵抗を止める確率が高いと思います。無駄な血を流すこともなく抑止力効果抜群だと思いますが・・・。

弾丸が身体に命中し重要臓器を損傷すれば、その場で死に至ることもあるということを、何らかの方法で犯罪者に知らしめることはできないのかと思うのです。

警察庁がTV広報で、拳銃の威力についてCMメッセージをながすとか。

暴論ですか?


暴論とまでは申しませんが、なかなか難しいですね。

CMを流すにしても、ただ「銃は怖い」というだけでは現状となんら変わりませんし、多分一番インパクトがあるのが、生きているときの映像と実際に銃で撃たれた後の遺体を続けて見せることなのでしょうが、そんなCMを流せば苦情殺到、ショック死する人がでるおそれもあります。

ただ、銃の威力が分かったとしても、日本人は警官は銃で脅すだけで射殺しないと思い込んでる節がありますので、モトケン先生と似ていますが、警察官に抵抗した場合は射殺可という方針を決め、そのことを周知する方が、効果はあるかと思います。
これも、あくまで警察官が高度なモラルを持ち合わせているということが大前提になりますけど。

アメリカのように、人々が銃の威力は承知していて、なおかつ警官の指示に従わないと本当に射殺されると十分に分かっていながら、抵抗しちゃう人が絶えない国もあるのでどれほど効力があるのか分かりませんが。

 拳銃の威力は十分認識されていると思うのですが、やはり舐められているんだろうと思います、警察官が。
 どうせ撃ちはしないだろうと。
 それに少年たちには甘えもあるのでしょう。
 自分たちは少年法で守られているとかいうはき違えですね。

 それと、警察官が1人で現場に行ったようですが、この点は私も原則的には2人以上で臨場すべきだと思います。
 しかし、人的制約から直ちに現場に急行するとなると1人でしかいけない場合があると思いますので、状況に関する情報次第では1人で行ったことが直ちに批判に値するとは限らないと思います。

 少年たちに警察官に抵抗したら撃たれるという認識があれば、逆に今回のような発砲問題は起こらないだろうと考えます。

>拳銃の威力は十分認識されていると思うのですが、やはり舐められているんだろうと思います、警察官が。

このコメントにつきると思います。
「職務質問をした警察官に暴行を働いている」ところにまず大きな問題があると思いますし、根っこは同じかと。
警官であることも、(記事を信用するならば)威嚇発砲も銃口を向けたことも、抑止になっていない、ということにつきるかと。
記事について言えば、上の3つの抑止力ですら通じないということは、もう「実力行使」しか残されていないように思えてしまいます。
発砲もやむなしのように思います。

こうした事件について思うところは、「拳銃の銃口」という最も明確な抑止力ですら効果がないのですから、抑止力の強化ではなく、「舐めた考え・甘え、といったものへの対処」をしない限り、あまり効果がなさそうに感じます。

話は拳銃から離れますが、最近、信号無視をしながら、全く悪びれない歩行者や自転車が多くなったように思いませんか。電車の中などで傍若無人に振舞う子どもや中・高校生も。(いい年してやってるおじさんやおばさんもいますが)

多分、警官だけでなく、法や社会全体がなめられてるのだと思います。
警官は射殺しない、自転車や歩行者が交通違反してもお咎めはない、信号など無視しても車も止まるし、電車でどうしようと注意されることもない。なら、好き放題やったほうが楽だし、面白そうだということなんでしょう。

特に、最近の親は、キレること、虐待することはあっても、本気で叱ることはあまりないようですので。子どもが電車の中で傍若無人に振舞ってても、叱ったふりや注意した人に逆ギレする親はいても、本気で叱っている親はついぞ見かけなくなりました。

子どもの頃からそうやって甘やかされて育っていくと、先ほど言ったように警官や法や社会をなめきったような連中になっていくのかなと思います。

かくいう私も、以前は他人様の子どもでも注意したりしていたのですが、二度ほどその親に逆ギレされてから、バカらしくなって止めてしまいましたので、同罪ですかね。

警察官の発砲について、従来は撃った側がマスコミの論議の対象になっているように思います。本来は、問われるべきは撃たれた側の態度にあるのではないでしょうか?
 但し、警察官のモラルというか状況判断の能力は大事です。その後の報道では、威嚇発砲したと警官は言ったようですがその痕跡が無いとのこと。また、シンナーやっている若者2人に51歳の警官一人で対処しようとしたことにも問題があったように感じます。
 最近の青少年の傍若無人さには目を見張るものがあります。彼等にこの国が法治国家であることを知らしめるに警官の登場をお願いし、武器の力を抑止力にさせなければならなくなっている日本の状況には失望させられます。
 私は今回のケースについて発砲そのものを非難するつもりはありませんが、もし警官が発砲の経緯について事実と違う供述をしているなら大問題になります。事前の初期対応にも、応援を待って現場に向かうなど対処方法にも改善すべき点があると感じます。

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