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調べでは、花井容疑者ら6人は6月4日午前0時ごろ、名古屋市瑞穂区の飲食店で、同市南区の会社員の男性(24)ら3人に言いがかりをつけ、顔や腹部を殴るなど暴行。「うちの若頭にけがをさせた。慰謝料2億円持ってこい」と脅した疑い。男性は顔に全治2週間の軽傷を負った。

 恐喝と強盗を区別するのは、脅迫行為の程度の差なのですが、被害者の反抗(抵抗)を抑圧するに足る程度の強い脅迫(または暴行)を用いた場合は、強盗罪になり、それに至らない程度の脅迫なら恐喝罪になるというのが基本的な考え方です。

 本件の場合は、強盗と言ってもおかしくないと思うのですが、どうやら、その場で金品を奪わないと強盗になりにくいようです。
 後で2億円持ってこい、というのでは被害者に余裕を与えてしまうのかもしれません。

 しかし、2億円とはふっかけたものです。
 はっきりいって、この組員らはアホです。
 暴力団の恐喝というのは、何らかの弱みのある人間に対して、警察に被害届を出すか出さないかぎりぎりのところで脅して金を巻き上げようとするものです。
 警察に届け出られたら暴力団の負けです。
 こんなにふっかければ警察に駆け込むに決まってるでしょう。

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コメント(4)

どちらかといえば、金が目的というよりも、酔った勢いで、近くにいた素人衆をいじめて悦に入っていたという方が近いのではないでしょうか。金が目的なら、もう少し現実的な額を言うでしょうし、飲食店で全員を帰したりはしないでしょう。

もしかしたら、飲食店に嫌がらせをしてた可能性もありますが。ひょっとしたら、被告たちも、警察に駆け込まれるとは思ってなかったのかもしれませんね。

法律的には分かりませんが、金品目的とは思えず「強盗」という感じは受けません。
私も、全員を帰したりしているところからも、3人を嬲ったが「警察に駆け込まれるとは思ってなかった」といったところのように思います。しかし、2億円とは・・・。

2億円という突拍子も無い金額を吹っかけたところだけを見ると、実際に脅し取るというよりも単に脅かしてみただけという感じがあります。

組員にしたら交通事故に遭ったようなものだというのが素直な気持ちからも知れませんね。
「2億円なんて脅し取れると思って言ったとおまえら思っているのか?」と。

この事件、逮捕状を段階的に請求して、順番に逮捕したようですが、多分はじめに逮捕された人間が喝取の意思を認めたのでしょうね。
でなければ、同時傷害と脅迫で逮捕していると思うのですが・・・

>本件の場合は、強盗と言ってもおかしくないと思うのですが、どうやら、その場で金  品を奪わないと強盗になりにくいようです。
この件では、2億円というあまりに非現実的な額から、被疑者らが本当に強取する目的があったのかどうかが特定できなかったのかもしれませんね。

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