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 判決は、悪質な運転者に厳罰を科すという危険運転致死傷罪が事故4日前に施行されていたことを重視。「車で帰宅する者に正常な運転ができなくなるまで飲酒をすすめた者には、運転を制止するべき注意義務を課し、怠ったら民事上の責任を負わせるべきだ」との判断を示した。

 運転者は同僚男性と、取引先の会社幹部らとの忘年会に出席し、複数の店で飲酒していた。判決は、運転直前まで一緒にいたこの同僚について、「早く帰りたいばかりに、自らタクシーや代行運転を呼ぶことなく運転者を駐車場に残して帰宅した」と指摘。飲酒運転の幇助(ほうじょ)(手助け)にあたると結論づけた。

 この判決の飲酒運転抑止力は、かなり大きいかもしれません。

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大日岳事故とその法的責任を考える - 飲酒運転、飲酒登山、飲酒スキー (2006年8月 2日 13:49)

一緒に酒を飲む場合は、相手が酒酔い運転をしないように制止すべき注意義務(法的責任)がある。 5日前の7月28日。東京地裁で、飲酒死亡事故についての民事事... 続きを読む

コメント(8)

ついでに酒を提供したお店も飲酒運転の幇助の罪に問うと更に飲酒運転は減るかも。
店が管理する駐車場に駐車した客からはキーを預かり、飲酒した場合は返却しないとか対策を厳しくしたほうが良いと思います。

反面今後はこういうケースで罪に問われないようにするには同僚が運転を制止する義務を果たしたと被告側が証明しなくてはならなくなるということでしょうか?

ジャイアンとスネオ、のび太が飲み会をして、ジャイアンが車で帰ることになったとき、怖くて止められなかった二人もやはり罪に問われるのでしょうか?

獅童が事故起こしてたら岡本綾ちゃんも危なかったって判決ですね(^^
店に関しては、以前、長距離トラックの運転手に日常的に飲ませてた店がガサかけられてましたよ。まぁTVカメラ同伴だったから単なる見せしめなのかもしれませんが。
あとジャイアンの例えは自分の身に置き換えると結構ヤバいですよね。上司に飲酒運転の注意なんてできるかな?昔学生時代、バイト先のオーナーによく経営してるスナックに飲みに連れて行ってもらってたんですけど、彼ら普通に飲酒運転してるんですよね。危ないなぁといつも思ってたけど、学生のバイトにはとてもオーナーに注意する度胸なんてなかったですよ。

>ジャイアンとスネオ、のび太が飲み会をして、ジャイアンが車で帰ることになったとき、怖くて止められなかった二人もやはり罪に問われるのでしょうか?

こういう場合は、「ジャイアンを止めてよ〜、ドラえも〜ん」と頼んでみるとか(^^)

私もジャイアン(嫁とか・・)を止める勇気(ていうか、無謀?)はありません。しょうがないので、次善の策として、自分が飲まずに、ジャイアンの車を運転して送っていくしかないのかな。車内であの強烈な歌を聴かされるかもしれませんが、その程度は受忍すべき範囲内でしょう。賠償させられることを思えば。

揚げ足を取るようで申し訳ありませんが、

> 賠償させられることを思えば。

「事故を起こすことを思えば(たとえ賠償させられなくても)。」
の間違いであって欲しいです。

>ほし様

おっしゃるとおりです。
責任論でしたので、こんな言い方になってしまいました。反省します。

たいへん無粋で申し訳ないのですが、この話題に関しては私は冗談交じりに話ができません。危険運転致死傷罪導入のきっかけになった、高速道路で幼い姉妹が焼け死んだ事故のことを考えるといたたまれません。

数ある交通違反の中で、飲酒運転はひき逃げと並んでどうやっても正当化できない「絶対悪」の一つですね(そういえばひき逃げは単独の罪がないんでしたよね)。

田舎でよく駐車場を備えた居酒屋を見かけます。公共交通機関が発達していない地域の事情はよく分かっていますが、それと事故被害を天秤にかけるなど絶対に許されることではありません。
今や摘発されれば給料の1・2ヶ月分が吹っ飛ぶというのに、いまだに平気で飲酒運転をやらかす人の気がしれません(金の問題ではありませんが、こういう輩は交通道徳より罰金の方が説得力があるでしょう)。

テレビの「ホニャララ警察24時」でよく「飲酒検問の爆笑言い訳集」みたいなのをよく放送してますが、あんなのを流す時間があるなら、交通刑務所にぶちこまれた飲酒運転加害者の末路でも放送した方がよっぽど啓蒙活動になると思います。
そんな日本に比べると、海外の交通事故予防運動のCMはいつも強烈です。日本で放送すればクレーム間違いなしの映像で結果の悲惨さと恐ろしさを強調しています。

最近のイギリスでのシリーズCMをご紹介します。本国ではこれを地上波で放映しています。かなり衝撃的な内容ですので、ご覧になる時はお気をつけください。

シートベルト非着用
http://www.youtube.com/watch?v=Fh5mBaApMxg&eurl=
脇見運転
http://www.youtube.com/watch?v=_wLniGayHL0&eurl=
飲酒運転
http://www.youtube.com/watch?v=SCHfCvcMOeg&eurl=
スピードオーバー
http://www.youtube.com/watch?v=zYHStKxp5Fg&mode=

中国では、昼間から酒を飲む人は結構多いです。
しかも、そのまま運転する人も・・・。

先日、取引先と会食した時も同席したハイヤーの運転手が飲んでいたので(量は大したことないものの)、飲酒運転はよくないと言っても取り合ってもらえませんでした。
もちろん中国でも飲酒運転は違法です。
会食後、そのハイヤーで移動したのですが、私は後部座席でしっかりシートベルトしてました。
同僚や後輩なら頑として諭せる自信がありますが、わがままな上司や取引先が相手では正直難しい時もあるかもしれませんね。そんな時は、自分は飲まないか、先に帰るか、傍目にも制止できないとわかるくらい自分が先にべろんべろんになるか・・・。

某直木賞作家の書籍のなかに

「飲酒運転での事故は酔っ払って鉄の塊で相手をぶん殴ったとみなされる」

といった内容のことが書かれていて妙に納得した覚えがあります。
とすれば、致死ではなく「殺人」といわれてもしかたが無いですよね。

それとも酔っ払って鉄の塊で誰かをぶん殴って相手が死んじゃっても
「殺すつもりじゃなかった」って致死が適用されるのでしょうか?

ちょっと考えてしまいます。

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