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村上被告、ニッポン放送株「インサイダー」一転否認へ(2006年9月16日3時8分 読売新聞)

 否認は想定の範囲内なんですか、ちょっと気になるのは、村上被告の保釈請求のときに弁護人が保釈請求書にどんなことを書いたかということです。

 記事には

村上被告は、東京地検特捜部の調べに対し、04年11月にインサイダー情報を聞いた上で、利益目的で同放送株を買い増したと容疑を全面的に認めたため、起訴の3日後に保釈された。

こんなことが書いてあります。
 だからといって保釈請求書の内容がはっきりするわけではありませんが、仮に、保釈請求書に「被告人は事実を争わず認めている。公判でも起訴事実に争いはない。」なんていうことが書いてあったとしますと、弁護人は結果的に裁判所を騙したことになります(あくまでも仮定または憶測の話です)。

 保釈請求書の記載は被告人や弁護人の公判活動を法律上は制約しませんから違法でもなんでもないんですけど、弁護士一般が信用されなくなります。
 実際、全然信用されてないんですけど。

 保釈請求書に、「公判では事実を争う予定である。」というようなことが書いてあったのに保釈が認められたのなら、とても太っ腹な裁判所だということになります。

 私は、裁判所は本来太っ腹であるべきだと思います。
 人質司法には大反対です。

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コメント(4)

> 保釈請求書に、「公判では事実を争う予定である。」というようなことが書いてあったのに保釈が認められたのなら、とても太っ腹な裁判所だということになります。

そんなこと正直に書いたら保釈されないんですから、
現状では保釈後に否認に転じるのも仕方ないのではないでしょうか?

よく国策捜査さんて言いますが、本当にあるのでしょうか。
粉飾決算をやっている会社はよくあると聞きますが、やはり度を過ぎると、捜査対象になってしまうのでしょうか。

けいさん

>やはり度を過ぎると、捜査対象になってしまうのでしょうか。

度を過ぎるというよりも、検察の「目についたら」捜査対象になってしまうんですよ。

6月26日の保釈時の色々な報道は、「村上被告が起訴事実を大筋で認めている。」と書いていますね。

保釈請求書の内容は不明ですが、保釈が容易に得られず、人質状態から開放する手段として、「検察の言い分を認めます。」としたのであれば、村上氏ならではの画期的な方法かも知れないと思いました。

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