この意見の中には正論を含みますが
正当な裁判で結論が出るまで、「推定無罪」を前提に植草氏の主張を信用するというのが、友人としての私の姿勢である。
これが全てであるように思われます。
友人としての視点で推定無罪を論じられても、説得力に欠けるところがあるように思われます。
私自身もマスコミの検挙有罪推定主義、起訴有罪確信主義ともいえる姿勢には辟易するときもありますが、友人の視点で語られたのでは問題の本質がぼやけてしまわないかということを恐れます。
そのような議論は、反作用として推定有罪主義を強化しかねないことを危惧します。
植草氏の問題は「権力に対する気の弱さ」である。堂々と「痴漢などやっていない」と主張すべきだ。「酒に酔って憶えていない」と説明するから、追い込まれるのだ。
平野氏は、「覚えていない」を性格の問題にしたいようですが、残念ながらこれは論理的推認という事実認定の問題です。
もちろんどの程度酔っていたかという前提条件によってその評価は大きく左右されますが。
このあたりも「友人としての意見」になってしまっており、冷静かつ客観的な論評というものから遠ざかっているように思われます。
はっきり言いまして、でっちあげ論を乱発されたんでは、本当にでっち上げを問題にしなければならないときに、国民の多くの支持が得られなくなることを恐れているのです。
応援ブログの余談ですが
一つのエントリに3700ものコメントがついたら、そりゃ重くなるでしょうね。
ここの「語るエントリ(その2)」も200を超えましたので、そろそろ(その3)を作ります。
追記
ご友人たちの見解です。
植草一秀教授、また痴漢行為疑惑で国策逮捕か?
また国策逮捕だったりして・・・。
と言われても、失笑を禁じえない、というところです。
追記その2
「ぐっちーさん」の面会の真偽問題について少しコメントしました。
>過去2回の事件も、最初は女性の過敏な反応も原因であったと思う。2度目のJR品川駅での手鏡事件は、「冤罪」であり政治的背景があったと、私は信じている。今回も誤解を与える状況があったことを種にデッチアゲ事件の可能性がある。
推定無罪といいながら、被害者や彼女を助けた乗客に対して、デッチアゲの容疑をかぶせるのは、OKなんですか?
過去の事件についても何の根拠もなしに被害者の過剰反応のせいにしてしまうのもOKですか?
植草氏は友人だから推定無罪で、見知らぬ他人には何の根拠もなしに嫌疑や言いがかりをつけても問題ないと。
痴漢の現行犯で取り押さえられ、酔っ払ってて分からないとおっしゃる御仁と、痴漢の被害者と目の前で見て捕まえた人、第三者としてどちらが信じるに足りるかは言うまでもないと思いますが、結局この人の反論の根拠は彼が友人であるというだけのことで、それ以外の何の具体の根拠も持ち合わせてはいないようです。
まあ、友人ですから、彼がそんなことをするような人ではないというということを力説するだけなら別にいいとは思いますが、そのために被害者や逮捕協力者に言いがかりをつけ、貶めるのはもってのほかだと思います。
この元国会議員に、他人をファシストと呼ばわりする権利は一切ないと思います。
同じ「お友達」でも、こちらは微妙にトーンが違いますね。
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/
この時期わざわざ本人に会いに行ってるところからも、かなり近しい関係なんでしょうし、「本当の友人」の反応ってのはだいたいこんなところでしょうね。
国策逮捕って(^^)
平野氏と同種の人間ですね。自分の仲間のためなら、根拠レスに公に他人を貶めることを何ら逡巡しないこうした人は、自らも根拠なしに他人を叩くマスコミの一人であるということに全く気付いていないのですから、タチが悪いと思います。
「手鏡事件」で失脚し、社会的な影響力を失った植草氏が、わざわざ事件をでっち上げてまで叩くような「反政府の重要人物」なんですかね。彼らはそう思ってるのでしょうが、多分彼ら以外の人間は誰もそんなこと思ってないですよ。いくら、エコノミストとして優れていても、そうした人間性の部分で信用ならない人間の言葉には、人の心を動かす信用力と説得力がないということに気がつかないんでしょうか。
被害者も目撃者もいて、現行犯逮捕された女子高生への痴漢行為を、『実体のない、曖昧な「微罪」疑惑』、『国策逮捕』と何の根拠もなしに言ってのける哲学者に、学問を教えられる学生が不憫です。
じじいさん.へ。
自分の議論に自信があるなら、山崎行太郎ブログの掲示板に投稿したら(笑)。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/
>>「じじい」さんへ..。
自分の言ったことには責任をとってくれますよね.。(笑)
私は、山崎行太郎というものですが..。
これは、なんですか.….。
コレ・・・
↓↓↓↓
>>被害者も目撃者もいて、現行犯逮捕された女子高生への痴漢行為を、『実体のない、曖昧な「微罪」疑惑』、『国策逮捕』と何の根拠もなしに言ってのける哲学者に、学問を教えられる学生が不憫です。
お望みなら、いつでも相手になりますよ.。(笑)
http://yamazakikoutarou.gooside.com/
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/
山崎行太郎様
>これは、なんですか.….。
私の考えは、
1.件の女子高生に犯罪(虚偽告訴)行為の疑惑をかけながら、疑うに足る根拠らしきものが、山崎行太郎様の当該エントリーで提示されなかったこと。
2.マスコミの姿勢を批判しながら、ご自身が被害者を叩いておられること。
3.「実体のない、曖昧な微罪疑惑」とおっしゃっておられますが、「実体のない」とされた根拠が見当たらないこと。
4.未成年者に対する痴漢行為を「微罪」とおっしゃられたこと。
以上の点について、教育者の姿勢としては疑問を感じましたので、当該表現をさせていただきました。
いくら個人ブログとはいえ、特定の事件について、被害者に対し根拠もなしにでっちあげ疑惑をかけるのはいかがなものかと思います。
それとも、当該エントリーの中に「実体のない」という根拠と、女子高生が虚偽告訴を行ったと疑うに足る根拠が示されていたのに、私に読解力がないため読み取れなかったのでしょうか。それでしたら、1と3については私の方に非がありますので、お詫び申し上げます。
山崎孝太郎氏のブログはコメントが生きていません。
妄想や詭弁が得意かつ厚顔な相手は、あちらで創価を持ち出しているように、都合が悪くなれば話題を逸らすので議論は成り立ちません、またHNが表すように本人が責任を感じておらず、一部を切り取りネタに使っているだけで、そのブログも大して人気が有りませんす。
相手しても正常な議論は成り立たず、得るものも無いから無視で良いのでは。
>見物人 さん
>相手しても正常な議論は成り立たず、
そう思います。
ところで、彼のブログを読んでみましたが、私が匿名という点についてはちょっとだけ反論しておきます。
最近まで、サブタイトルに明記していたんですが、サブタイトルを変えたことで一見匿名ブログになってしまっていました(^^;
プロフィールを見ればすぐ特定できますし、ブログのそこらじゅうで名前で呼ばれてるんですが(^^;
というわけで、本日付けでプロフに名前を書いておきました。
コメさんが紹介されたブログが嘘つき呼ばわりされていますが、嘘だと主張されている支援者の方のブログには、このようにかいてあります。
しかし、支援者の方が「面会に行った方および、植草氏の弁護士」に確認したことは事実であるとしても、「面会に行った方および、植草氏の弁護士さん」が、自分以外の面会者を全て知っている保証がないのです。
弁護士からの情報によってある人の面会の有無を確認するためには、弁護士が誰が接見に来ているのかについて関心を持って植草氏にそれを問いただし、それに対して植草氏が正直に答え、弁護士が把握した面会者の中には、「ぐっちー」というハンドルネームを名乗っている人がいないということが確認されて、しかもその事実を弁護士が支援者に対して正直に語る必要があります。
現時点では弁護士といえども、自分以外の面会者の有無や氏名の特定は被疑者(植草氏)の口以外から知る手段はないはずです。
留置場では全部記録してますけどね。
支援者の方が弁護士に対してどのような確認の仕方をして、それに対して弁護士がどのような回答をしたのかがちょっと気になります。
的確な聞き方をしないと確認したことにはならない場合が考えられます。
今の弁護士は前の事件のときの弁護士と同じ弁護士なのでしょうか?
もしそうなら、そして支援者氏がその弁護士から信頼を得ているのであれば、支援者氏の確認はかなり確度が高い可能性がありますが、もし信頼されていないならば、弁護士というものは接見の内容を第三者に漏らすことについては慎重ですから、支援者氏が弁護士の曖昧な回答を自分に有利に解釈した可能性があります。
要するに私としてはどっちが正しいのか断言はできません。
面会に行った方と、植草さんの弁護士さんが、
直接植草さんに聞いてくれたそうですよ。
>ハンドルネーム さん
なるほど、そうですか。
でも、陰謀論の土俵で議論しますと、全ての話が信用できなくなってしまいます。
陰謀論を持ち出すまでもなく、今のところ匿名の世界の水掛け論ですが。