法科大学院別合格者数(法務省発表のpdf)
報道記事はこちら
「新司法試験」合格率48%、中央大131人が最多((2006年9月21日21時5分 読売新聞))
中大は絶対数は多いんですが合格率はあまり高くないです。
全国平均よりは高いですが、うちより少し低い(^^)
今年は、既修コースの1期生だけですから、ほんとの勝負は未修者1期生が受験する来年でしょうね。
今年の結果を受験者対合格者の合格率で順位化すると以下のようになります。
順位 大学名 合格率
1 島根 100.0%
2 一橋 83.0%
3 愛知 72.2%
4 東京 70.6%
5 北海道 70.3%
6 大阪市立 69.2%
7 京都 67.4%
8 神戸 64.5%
9 慶応義塾 63.4%
10 早稲田 63.2%
11 名古屋 60.7%
12 福岡 60.0%
13 千葉 57.7%
14 創価 57.1%
15 中央 54.8%
16 山梨学院 54.5%
17 九州 53.8%
18 金沢 50.0%
19 近畿 50.0%
20 國學院 50.0%
21 西南 50.0%
22 南山 50.0%
23 新潟 50.0%
24 白鴎 50.0%
25 横浜国立 50.0%
26 大阪 47.6%
27 東北 47.6%
28 明治 45.3%
29 明治学院 44.4%
30 成蹊 44.0%
31 関西学院 43.8%
32 東京都立 43.6%
33 名城 40.0%
34 同志社 39.8%
35 立教 38.9%
36 法政 37.7%
37 関西 36.0%
38 青山学院 35.7%
39 岡山 33.3%
40 上智 33.3%
41 神奈川 30.8%
42 学習院 30.6%
43 甲南 27.8%
44 立命館 26.5%
45 熊本 25.0%
46 久留米 25.0%
47 広島 25.0%
48 大東文化 21.1%
49 専修 17.6%
50 東洋 16.7%
51 日本 13.0%
52 駿河台 9.5%
53 関東学院 6.7%
54 駒澤 5.6%
55 京都産業 0.0%
56 神戸学院 0.0%
57 東海 0.0%
58 姫路独協 0.0%
なお、この表は取り急ぎ手控え的に作成したものですので、大学名の誤字や計算間違い等がありましたらお詫び申し上げます。
多分法科大学院の合格率順位は、今院にいる人たちにとっては実際上さほどの意味を持っていないように思います。中央とかをのぞけば母集団が少なく揺れが大きいというのもありますが、おそらく各法科大学院の教育力にそんなに差はないと思います。
たぶん今後数年間は既習上位者優位で、誰が受かるか過半数は院に入る前から決まっているような状態が続くと踏んでいます。
今院にいる人が一喜一憂しても仕方ないでしょう。
教員または学校としては一喜一憂ですが
>今院にいる人が一喜一憂しても仕方ないでしょう。
そのとおりだと思います。
どこの法科大学院であれ、そこに入って司法試験を目指してしまったんですから、前を向いて進むしかありません。
教育力という意味では、純粋未修者(または真性未修者)の合格率が問題になるように思います。
各大学院にはその大学卒ではなく、他大学卒の人が結構いるはず。
まだ旧の影響がある方々なので、卒業大学を知りたいところですね。
注目すべきは、
上位校では、
2 一橋 83.0%
下位校では
3 愛知 72.2%
だと思います。
これらの学校が躍進したのには何か秘訣があるのでしょうか?
ま、私にはあまり関係ない話ですけどね。
三桁が受験した中央と慶應を除けば、いずれも統計学的には母集団が少なすぎて誤差がΣを超えており、合格率に有意差がありません。ですから受験生の方は、在籍ローがどこなんて気にせず、ひたすら自己の能力と来年春までの実力アップを信じてチャレンジするのが正しい選択だと思います。
なぜ、こんなに法科大学院が増えてしまったのでしょうね。勉強している人は、少しかわいそうな気もしますが。
合格できなかった人は、法務博士として、企業に採用されるのでしょうか。
就職するかどうかは別にして
来年も受けるんでしょうなぁ
1回落ちたら普通の大学院卒と同じと開き直って就職するのも考えた方がいいかもしれません。
弁護士が増えるのに、「法務博士」なんて当てにはされないと思います。最初の数年は分かりませんが。
けいさん
>なぜ、こんなに法科大学院が増えてしまったのでしょうね。
法務省と文部科学省という縦割行政の弊害がモロに出たのだと思います。
法務省としては少数の法科大学院で7、8割方合格という体制にしようと考えたのでしょうが、大学側はなんとしても認可してもらおうと文科省に働きかけた結果、多くの大学院・学生数が認可されてしまったということでしょう。
結局、法務省も文部科学省も大学側も(学生もですけどね)自分の都合の良いように解釈して方針が明確に定まらないまま物事が進んだ結果、このような事態になってしまったものと思われます。
そうですか。結局、国を信用した学生が、一番貧乏くじを引かされたように思うのですが。
国を信用するなということですかね。
高齢の方も中にはいて、簡単に再就職できるのかあ。
けいさん
>なぜ、こんなに法科大学院が増えてしまったのでしょうね。
法科大学院が減ったら、法科大学院の入学試験が難しくなるだけではありませんか。
ステメンの書き方が合否に影響するから、その対策講座が繁盛するような法科大学院入試で法曹資格が事実上選抜されては困ります。内部生の優遇についても不透明さがつきまといます。公平さからしても新司法試験で選抜する方が遙かにましです。
合格率が下がっては、法科大学院生が受験勉強に走り、理想的な教育ができないと言われますが、そのように言われる方は、法科大学院入試が激化して、予備校依存になることはかまわないのですか。
法科大学院入試は、暗記勉強は必要が無く、法的素養のある者を的確に選抜でき、予備校依存では太刀打ちできない素晴らしい試験であるというのであれば、是非とも新司法試験委員にそのノウハウを教えて上げてください。
入試が激化するというのは、おそらくこれまでの発想が残っていることも影響していると思います(私も含めて)。
入学はやさしく、卒業が難しくなるという発想も必要かもしれません。学部同様、安易に単位を与えていないことを願います。
もっとも学費が負担になるので、法科大学院が冷静に卒業させないものはさせないことができるのか分かりませんが。
合格者数を9000人にするという話もありますが、本当にそんなに法的需要があるのでしょうか。
一方で、合格率がいずれ旧司法試験なみの合格率になるとわかっていたら、志望者数もこんなに増えることはなかったんじゃないかな。
私は、法科大学院入試がすばらしい試験であるかどうかはわかりませんが、もし、そうであるなら、法曹選抜のために入試が激化するのは、ある程度しかたないのではないでしょうか。
現状が変わらなければ、法科大学院を廃止して、旧司法試験合格者数を増員し、若手実務家への教育、体制を創設すべきというのが、私の意見です。
IKさん
>法科大学院が減ったら、法科大学院の入学試験が難しくなるだけではありませんか。
実際、韓国は日本の失敗を見て法科大学院の数を絞っているそうですよ。
それで7、8割司法試験に合格するという制度設計です。
そのほうが犠牲者が少なくてすむんじゃないですか?
オジヤマ虫さん
>入学はやさしく、卒業が難しくなるという発想も必要かもしれません。学部同様、安易に単位を与えていないことを願います。
無理です。
そんなことしたら受験生が寄り付かなくなって、そのロースクールの崩壊が早まるだけです。
単位取得は絶対評価なのに、それで相対評価で合格者が決まる新司法試験受験者数を絞ろうという発想が現実的ではないと思います。
けいさん
>合格者数を9000人にするという話もありますが、本当にそんなに法的需要があるのでしょうか。
ないと思います。
法科大学院はアメリカのロースクールに範をとったものですが、アメリカでは原則全員未習者で3年間勉強すれば合格レベルに達するということは、相当試験自体が易しいということだと思います。
評価も絶対評価ですし。
アメリカは法曹資格を取るのは易しくて生き残るのは難しいという多産多死の制度となっているようですが、日本の法曹界がそのような淘汰を受け容れる合意もないままに法科大学院という法曹養成制度だけ似たようなものを導入してしまったことからそもそもの矛盾が生じているのだと思われます。
弁護士資格も、運転免許まではいかないでしょうが、普通の資格になってしまうのでしょうか。
東京一極集中の経済政策を解消すれば、弁護士の方の地方進出もはかれるでしょうが、それがないまま数を増やしても、犯罪に走るような方がまた増えていくのではないでしょうか。
不合格者のセーフティーネットも作るべきだと思います。