「命大切に」教育再生会議、子供にメッセージ発信へ(2006年11月8日13時34分 読売新聞)
会議後、会見した白石真澄委員(東洋大教授)は、「子供に一人で悩まないでほしいと伝えたい」と述べた。今後、「規範意識・家族・地域教育再生」分科会で、子供が相談しやすい体制作りや学校、地域、家族の連携について検討する方針。
「体制」という言葉を使ったところに違和感を覚えます。
白石委員はどういう意味で「体制」という言葉を使ったのだろう?
また、全国各地の高校で卒業に必要な科目が教えられていなかった問題については、学校の体質の改善についての議論を進めていくという。
この点についてもピンボケというか的外れというか、「体質」ってどんな体質のことを言っているのでしょう。
そしてその体質はどんな原因で形成されたというのでしょう。
報道としてよくわからない報道です。
委員がピンボケなのか記者の能力が低いのかよくわかりませんが、このエントリが揚げ足取りであることを願います。
教育再生会議のダメダメなところは、データマンを一人もいれていないことです。このメンバーでは、主観的な理念をぶつけ合うことしかできません。
主観的な理念をぶつけることが役割の人を入れること自体は、いいんですよ。全員がそれでは地に足の着いた議論はできません。
あのメンバーでは、教育再生会議には、何も期待できないでしょう。
教育の崩壊を防ぐためには、現場の教師の意見を、もっと取り入れるべきです。
しかし、あのメンバーでは、議論の方向性すら、どこに行くかもわかりません。
きっと、さらに、教育は荒廃していくことになるでしょう。
私もおっさんばかりで「こんなんで大丈夫かい?」と思いました。
他にも少し若くてデータどりの上手な人を入れたらいいのにと思っています。
おっさんたちは頭が固いし、なんとなく感情論とかに走りそうだし、そういう場面でも冷静でいられ、判断のできる人を入れたいところです。個人的には。