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「酔って車で外出」の夫、止める妻はね死なす…福島(2006年11月24日13時56分 読売新聞)

 記事自体は要領を得ないところがありますが、結論的に間違いないとしますと、読んでて嫌になるような事故です。
 たぶん日常的に飲酒運転をしていたのではないでしょうか。
 事故当時もほとんど酩酊状態であった可能性があります。

 滝口容疑者は同日午後2時ごろから知人宅などで飲酒後、タクシーで夕方に帰宅。事故時も酔っていたらしい。署は、外出する滝口容疑者を止めようとして陽子さんがはねられたとみている。

 通報を受けて午後11時半ごろ、署員が駆け付けたところ、滝口容疑者は自宅で寝ており、陽子さんをひいたことを知らされ、ショックを受けていたという。

 今頃ショックを受けても遅いです。

 奥さんのご冥福をお祈りします。
 そして、身に覚えのある皆さんは本当に真剣に考えましょう。
 事故を起こしてからでは遅いのですから。

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コメント(22)

この記事を読んで、モトケンさんは取り上げるだろうとちょっと待ってました。

で、何を言いたいのか?と言いますと身もフタもないですが危険運転罪を作っても無くならないのだね。
であります。

後からショックを受けるような事態にならないようにすることが危険運転罪の大きな目標の一つだと思いますが、それ自体が分からないほどの酔っぱらい運転がある、ということですね。

やっぱり、オプションであってもアルコール検査で車が動かせなくなる装置の早急な導入が必要でしょう。
今回の事件はそれで防げた可能性はかなり大きいと思います。

後悔先に立たずとは言いますけど、
こんな後悔はしたくないって思うような事故ですね。
このニュースを見て、一人でも飲酒運転をやめる方がいれば良いのですが。

四不像様と同じく
一向に減らない飲酒運転が無くなることを祈るばかりです。

 酔っぱらっていても運転はできます。だから運転するのですが、感覚や運動は正常ではありません。吉田信爾『事故と心理』に詳しいです。ところが本人は気づかない。
 
 飲酒運転違反者には罰金代りに飲酒運転防止装置の装着を義務づけるしかないのではないでしょうか。

ロバート・F・ヤングの短編集「ジョナサンと宇宙クジラ」に納められている『ジャングル・ドクター』を彷彿とさせる話ですね。

自らの手で、自らのことを命がけで心配してくれた、愛する妻を惨殺し、その記憶すらないが、現実だけは目の前にある。神様はこの情けない男に最も厳しい罰を下しました。

飲酒運転やめますか?それとも、人間やめますか?

>飲酒運転やめますか?それとも、人間やめますか?

酔っ払ってる人に、そういったまともな判断を期待するのに無理があると思います。
したがって、

>飲酒運転違反者には罰金代りに飲酒運転防止装置の装着を義務づけるしかないのではないでしょうか。

というような、そもそも人間の理性を信頼しないシステムの導入しか抜本的な解決策はないと思います。

>というような、そもそも人間の理性を信頼しないシステムの導入しか抜本的な解決策はないと思います。

そもそも飲酒運転の罪悪に気付く能力がない人たちなので、旧式車を使うか、装置を外すか、誰か別の人に息を吹いてもらうか対策は講じるんでしょうね、悪い方に。

私もきとらさんやkenji47さんと同じく、人の自制心に頼るには限界があると思います。
酔っ払いなら尚更期待できません。
で、飲酒運転防止装置の導入には賛成なのですが、
じじいさんが憂慮されておられるような、
システムをごまかす事を考える馬鹿はおそらく出てくるでしょう。
だからと言って防止装置がまるっきり無駄だって事にはならないと思うのです。
導入されればそれなりの効果はあるんじゃないでしょうか。
そして、装置をごまかして運転するような奴にはそれこそ厳罰に処すべきですよ。
人を死なせたら殺人罪、運転しただけでも殺人未遂とか。
そこまでは、まあ無理があるのでしょうけれど、
なんにせよ出来る事はやってもらいたいです。

ですけど、酒を飲んだら運転しないなんて理性的な判断を、
機械なんかに委ねるような事になる前に、
人間としてもうちょっと考えてくれよって思いますけどね。

じじいさん

>そもそも飲酒運転の罪悪に気付く能力がない人たちなので、旧式車を使うか、装置を外すか、誰か別の人に息を吹いてもらうか対策は講じるんでしょうね、悪い方に。

旧式車を使う、装置を外すという行為自体を処罰する法律を作ることはできると思います。
また、別の人に息を吹いてもらう場合は、その息を吹いた人を業務上過失致死罪の幇助として処罰可能だと思います。

もう、おバカさん過ぎて呆れます。世の中にはいるんです。「俺は大丈夫。一度も捕まったことないから。」というような、変なことを威張って言う人がいるくらいですからね。旦那さん想いの奥さんは、もう、いません。あなたがこの世から奥さんの存在を消してしまったのですから。泣いたって遅いんです。あなたは、残りの人生を「償い」というものを背負って生きていくのです。今回の事故で彼は飲酒運転を止められるんでしょうか...

飲酒運転はある意味精神の病理と言えるかもしれません。。
人間の体における疾患と同様、社会から根絶できないものなのでしょうか・・・。

ところで、以前米国の医学論文で、「殆ど寝ずに働いた当直明けの医師の判断能力は、中等度の酩酊状態と同様に低下している」というような内容のものがあったように記憶しています。
無精髭を生やした空ろな目の医者に診てもらう時は、飲酒運転者の車に同乗するのと同程度の覚悟が必要という事とほぼ同義なんですね。
皆様ご注意下さい。

No12:いなかの内科勤務医さん

これですかね。昨年のJAMAです。
(JAMAとはアメリカの医学会誌で世界で3本の指に入る医学雑誌です。)

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=16145022&query_hl=14&itool=pubmed_docsum

なお、医療行為だけでなく睡眠不足での運転が危険であることも周知の事実で、
ニュージャージー州では24時間眠っていない状態で死亡事故を起こした場合特別に処罰する規定があります。
疲労時の運転を禁止することを特別に行っている国はありませんが、行うべきだとする意見が医療者側からは出ています。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/indhealth/43/1/63/_pdf


だいぶ話題に乗り遅れましたが、アルコール依存症だったんだろうなぁ と思いました。
飲酒運転を止める、というより飲酒そのものを止めさせなければならない人たち(依存症者)が結構いるそうです。

日本の飲酒人口は6,000万人程度と言われているが、このうちアルコール依存症の患者は230万人程度いると言われている。驚くべきことに、飲酒者の26人に1人がアルコール依存症という計算になり、精神疾患の中でも罹患率が高く、各人の性格や意志にかかわらず誰でもかかる可能性がある病気であるとも言える。(ウィキペディア:アルコール依存症より引用)

>今回の事故で彼は飲酒運転を止められるんでしょうか...

免許証は取り消されるでしょうが、仮に取り消されなくても、普通はもう二度とハンドルは握らないでしょう。

これで止められなければ、本当に人間やめた方がいいです。

wikipediaからですが、

>日本では統計的にほぼ毎日純アルコール量で150ml(日本酒約5合半、ビール大瓶約6本、ウイスキーではダブルで約6杯)以上飲む習慣のある人を「大量飲酒者」と呼んでおり

普通に仕事している人で、毎日こんなに飲む人はそんなにいないと思うんですけどね。
こういう人たちはそもそもそんなに車の運転をしないような気もするのですが。

>No.13 立木 志摩夫様
ありがとうございます。
それですね。
いつもながら適切な資料のご提示、誠に恐れ入ります。

正直言って、このレアケースを元に何らかの法的措置を議論するのはどうかと思います。

災害時など、飲酒の有無を言ってられないケースも「可能性としては」あり得るわけで、国民一般に大きな影響を及ぼす(そして新たな利権を生み出しかねない)飲酒運転防止装置の義務づけなどは、より多発しているケースを元にその利害得失を議論すべきだと思います。

No.16 kenji47 さん
自分も大量飲酒者の実数は分かりませんが、地方病院勤務時代の経験から言うと いるところには結構いる と感じています(笑)。
もちろん、アルコール依存症患者の全員が大量飲酒者というわけではありませんので、230万人もいるとは思いませんが。

アルコール依存症=意思の弱い人 ではなくて、精神疾患として考えねばならない・・と同期の精神科医が言っておりました。
飲酒運転事故が一向に減らない理由は、未治療の患者が多すぎるからではないのだろうか・・などと考えてみたりしております。

酔っぱらいには何を言ってもムダなので,「飲んだら乗るな」ではなく,「飲んだら乗せるな」でなければ有効ではないのだろうと思う。あるは,「乗るなら飲むな」を強化して,「乗るやつには飲ませるな」とか。

No.18 中山さん

>運転防止装置の義務づけなどは、より多発しているケースを元にその利害得失を議論すべきだと思います。

わたしもすべての車に組み込むといった案は効率が悪いと考えて反対です。

スエーデンは全車取付を義務づけるとのことですが、現在もアメリカの一部の州で行われている「酒酔い運転で取り締まれた者にアルコール検知テストをしないとエンジンが始動しない装置の取付を義務づける」は有効だろうと思います。

2006年09月13日
●飲酒運転で求刑オーバー判決
http://www.yabelab.net/blog/2006/09/13-214015.php
のNo.10-11でも書いていますが、「アルコール検知テスト」は相当巧妙なものにしないと、それをかいくぐる「グッズ」が出回る/自作されるだけです。

結局、なぜ飲酒運転を禁じているか、と言えば、アルコール摂取によって「判断力・対応力が低下する」からです。
クルマに搭載するのであれば、原因の如何を問わず「判断力・対応力の低下したドライバーに運転させない」システムにすべきです。

上のリンク先のコメントでは「モグラ叩き」と言っていますが、例えば、方向指示器レバーを使うとこんなのもできます。

1)キーを「ACC ON」位置までひねって電気系統をONにする。
2)メーターナセル内の方向指示器ランプで「左右ランダムに1秒点灯、1秒消灯」を3回繰り返す。
3)運転手はランプが点灯した方向に、点灯している間だけレバーを倒す。消灯時は中立位置に手で戻す。
*この間、外部の方向指示器ランプは一切点灯しない。
4)表示と実際のレバーによる入力との時間差を測定し、一定時間以内であれば信号音が鳴り、2秒以内ならキーが「ACC ON」位置を越えて回る。一定時間を超えれば別の信号音が鳴り、キーが回らない。

※数字は適当です

おそらくこのシステムであれば、既存のマンマシンインターフェイスを用いるので、小さな電子部品のみの追加でよく、かかるコストも数千円、もしかしたら数百円で済みます。
欠点は方向指示器レバーの耐久性ぐらいでしょうか。

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