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いじめた生徒は出席停止に…教育再生会議が緊急提言へ(ヤフーニュース(読売新聞) - 11月25日14時41分更新)

 都道府県や市町村の教育委員会に対し、〈1〉いじめた児童・生徒に出席停止など厳しい対応を取る〈2〉深刻ないじめ問題が起きた場合に備え、緊急に学校を支援する態勢をつくる――ことなどを求める。

 出席停止措置をとる際の手続が明確ではありませんのでコメントしにくいところがありますが、出席停止というのは最終手段または緊急避難的措置だと思います。

 本来は、いじめている生徒に対し、いじめは悪いことであると自覚させていじめをやめさせなければ問題解決にならないはずであり、いじめている生徒に対していじめは悪いことであると自覚させることができない場合は、教師の能力不足か生徒側の問題が大きすぎるかのどちからだろうと思われます。

 前者であるにもかかわらず出席停止措置をとることは教育の放棄に繋がります。
 後者の場合は、学校だけで対処することは困難な状況だと思われますので、学校側の最終手段として出席停止はやむを得ないと思いますが、その後家庭や地域を含めたフォローが必要になります。
 問題が深刻な生徒は犯罪予備軍と言ってもいいですから、きちんと対処しないと本人にとっても社会にとっても重大な不利益を生じさせかねません。

 次に、いじめ自殺が頻発している状況に照らしますと、緊急避難的にいじめている生徒を出席停止にして被害生徒を守る必要があるほどいじめが深刻な場合があり得るとは思いますが、そのような事態になるまで事態を放置した学校側や周囲に大きな問題があると見るべきですから、緊急避難的な出席停止措置は本来的にはあるべきではないはずです。

 教育再生会議はこの程度の分析はしているのでしょうか?
 いまいち信頼できません。

 しているけど報道されないだけなのでしょうか?
 マスコミも信用できないところがあります。

 いずれにしても、いじめている生徒を被害生徒から切り離して隔離すればいい、と考えているとしたら、臭い物には蓋的な教育放棄と言わざるを得ません。
 
 そのように見える発表や報道は、教育行政に対する信頼を失わせます。

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コメント(9)

> 教育再生会議はこの程度の分析はしているのでしょうか?
> いまいち信頼できません。

現場の実情を見に行けば報告があまりに単純化しすぎたために事実と違ってしまっていることが分かるだろうと思うのですが、やっている形跡はないですね。

いじめによる自殺者が出てからでは遅すぎます。
ともあれ、まず、被害者と加害者の「隔離」が最優先と考えます。

難しいのは、クラス全体で1人の子をいじめているときですね。
まさか、被害者を除く全員を出席停止にするわけにもいかないでしょうし、やってしまえば悪い方に一致団結してしまい溝をさらに広げる惧れがあります。

また、首謀者だけといっても誰が首謀者なのかは非常に微妙で、言いだしっぺとリーダーが違う場合もあります。また、クラス皆がやってる場合、自分だけいじめから外れることは被害者側に入ることになりますので、一番いじめてる奴が実は加害者側で一番立場が弱い場合もありえます。この辺の人間関係は大人にはまず話さないでしょうから、先生には打つ手がなくなる可能性があります。

出席停止措置を設けること自体には異論はないのですが、

現実に、出席停止にするほどの場合というのは、悪質ないじめ行為行っている者が教師の指導にも関わらずいじめ行為をやめないということだと思われます。
しかし、多くの場合いじめというのは教師に分からないように行われるという密行性があるのであり、行為が発覚し教師の指導を受けたにも関わらず、教師の目に見える場所でいじめ行為を続けるとは考えにくいです。

結局、いじめ自殺者が出てから、いじめ行為に関与した者を出席停止にするという後追い処分的な意味しか有さないような気がするのですが。

いじめた側の生徒を出席停止にして、良い結果が得られるのでしょうか?該当する生徒は出席停止にされて、いじめについて何かを考えるのでしょうか?疑問です。出席停止なんて言うのは簡単です。問題は出席停止の間に何かをさせるのか?ただ、休ませていればいいのかで、出席停止復帰後のことも考えないといけない気がします。教再生は、もっと考える必要があると思います。教再生には元ヤン先生が入っていますが、あの先生が居ても、この程度しか考えられていないんでしょうか?

教育的観点から、いじめた側の「出席停止」を考えるなんておやさしいのですね。
適切に出席停止が行われるなら(多少の疑問は留保しつつ)、少なくともいじめによる自殺は減るのではないでしょうか。そこが要点ではないですか。理想的にはクラスが一致していじめをなくす雰囲気ができてくれるのが望ましいのでしょうが、それが期待できない以上は。

ところで、親による子への絵本の読み聞かせが少しずつでしょうが、さかんになってきたようで、学校問題にもこれの良い影響が出始めるのも遠い将来の話ではないような気がします。自分が学校に行っていた頃はまだ「道徳教育」がありました。今、これをやると憲法問題になるんでしょうね(公立では)。

>モトケン先生
 「出席停止」については、学校教育法26条1項に「市町村の教育委員会は、次に掲げる行為の一又は二以上を繰り返し行う等性行不良であって他の児童の教育に妨げがあると認める児童があるときは、その保護者に対して、児童の出席停止を命ずることができる。」とあり、「次に掲げる行為」として「他の児童に傷害、心身の苦痛又は財産上の損失を与える行為」「職員に傷害又は心身の苦痛を与える行為」「施設又は設備を破壊する行為」「授業その他の教育活動の実施を妨げる行為」が列挙されています。
 また、教育委員会が出席停止を命じるにあたっては、同条2項に「保護者の意見聴取を行なうこと」及び「理由及び機関を記載した文書を交付すること」が定められているほかは、各教育委員会規則によるとされています。

 教育委員会規則の一例として、以下に「神戸市立小学校及び中学校の児童及び生徒の出席停止に関する規則」のURLを紹介させていただきます。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/09/010/reiki/reiki_honbun/k3021213001.html

 なお出席停止措置は、「本人に対する懲戒という観点からではなく、学校の秩序を維持し、他の児童・生徒等の義務教育を受ける権利を保障するという観点から」実施するものとされているところをみましても(昭和58年12月5日付初中局長通知(文初中第322号))、判断に当たっては被害に遭っている児童(生徒)の「教育を受ける権利」の保障が第一に優先されるべきであり、出席停止措置の対象となる児童(生徒)への配慮はこれに劣後するということになります。出席停止措置の対象児童(生徒)については、別途学習支援などを講じればよいということなのでしょう。

 モトケン先生がおっしゃいますように、たしかに出席停止措置は「教育の放棄」ではありますが、いじめられた児童(生徒)は自殺に追い込まれ、いじめた児童(生徒)は学校で満足に規範意識を身につけられず、挙句の果てに校長まで自殺してしまうような現状を考えると、教育再生会議は学校に対して「できないんだったらさっさとバンザイしてくれ」と言っているのかも知れません。

 ただ、児童(生徒)の世界は学校の中で完結しているものではありませんし、狭い地域の中で被害児童(生徒)と加害児童(生徒)が近接して生活しているのですから、加害児童(生徒)をただ出席停止にしただけでは、被害の発生が抑えられるとは限りません。実際、北九州市立小学校の「たかり事件」では、加害児童が被害児童の自宅にまで現れて金をせびっていたようですし、いじめっ子が家に押しかけて嫌がらせを繰り返した結果引越しを余儀なくされたとして、指導を怠った学校の設置者である市に賠償が命じられたケースもあります(京都府城陽市)。
 したがって、悪質ないじめを繰り返し、どうしても学校の指導に服さない児童(生徒)には単に出席停止措置をとるだけでは不充分であり、警察に被害を申告してきちんと刑事事件化した上で、児童支援施設などに収容することで被害児童(生徒)や親、地域社会から一旦隔離し、そこで規範意識を身につけさせるべく教育を施す必要があるように思います。

いつも教育委員会や先生方を見ているので。
一つ個人的な考えを言わせてもらいます。
正直教育委員会は、何か問題がおきると直ぐに隠して事実を表に出さない
又は、少ししか話そうとしない。コレはものすごく間違ってると思います。
なぜなら、現に虐めで自殺している児童がいるって言うのにそこまで行くほど先生や
教育委員会は対処しなかったしかしコレをつつかれると
自分達が対処不足だったみたいな発現はしないで、非常に残念であるみたいな発言をし
完全に逃げてる。
先生のほうは、教育委員会などの自分たちより上の組織のマニュアルで動いているので
先生の単体では行動したくてもできないのが現実
つまり先生が対処したくても、うえのマニュアルをオーバーする事が出来ないので
したくても出来ないのが現実である。
教育委員会は、まったく役に立たない、むしろ自分達さえよければいいという感じの組織である。
今の、話題では出席停止などの処置をしてるがコレはまったく意味がない
出席停止になった該当児童は、停止されてもまた復活した時に再発する可能性が大きい
ので出席停止にしても意味がない。こういう問題は、その該当児童の心が変わらない限りその虐めというものが消滅する事がない
なら、出席停止にしないで、その児童から虐めということを無くすまで徹底的にしどうすればいいかと思う。
教育委員会のほうは、そういう自分達にとって必要ないものを消していく感じなのでちょっとおかしいとおもう。
今の教育委員会の元での教育方針では今の子供達は伸びません。むしろどんどん悪に染まっていきます。
この問題を真剣に受け止めないのが現実です。

この文を見て不快になった方にはお詫びを申し上げます。

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