エントリ

イラク戦争、久間防衛長官「米支持は公式ではない」(2006年12月7日23時24分 読売新聞)

 事実に反することをそれと知りながら言うことを「嘘をつく」というわけですが、政治家というのは嘘をつくことが許される職業であると思ったのは、相当以前からです。

 恥の観念、倫理観、道徳などというものを持ち合わせていると、政治の世界では少なくとも偉くはなれないようです。

 このエントリのタイトルをどう付けようかと悩んだんですが、センスがないのでうまいタイトルが思いつきませんでした(^^;

続報追記
 久間長官「不勉強だった」 イラク戦争発言を撤回(asahi.com 2006年12月08日11時54分)

 「不勉強だった」というのであれば、防衛庁長官としての資質が問われます。

 イラク戦争に対する認識については個人的には共感できるところがありますが、防衛庁長官としては?です。

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コメント(19)

はじめまして。
ちょうどいいタイトルだと思いますよ。

久間さんは、安倍さんに何も話さず、勝手に発言したということでしょうか?
議員の良い噂は聞かないけど、悪い噂はよく聞きますよね。
議員の間でも、意思の疎通が良くないようですね。これを読むと。

 共産党の議員の質問に答えての発言のようです。
 もともと,久間長官は,イラク戦争の小泉「支持」発言に批判的だった人物で,開戦当時は「支持ではなく理解で十分だ」と公言されていたとニュースで解説がありました。

 その昔の発言をふまえて質問したわけで,その意味では質問のねらいはずばり当たったと言えそうです。

自分の判断が不適切だったとわかったとき、撤回するのは勇気が要ります。
もうまわりに言っちゃってたり行動を起こしてしまってたりのあとだったら。
「私は適切な判断が出来ない人間です」って皆に対して認めることになりますから。

「判断を間違えました、ごめんなさい」で済むようなことじゃなかったらなおのこと。
判断を間違えてとんでもない何かをしてしまったら、それなりの「落とし前」をつけなくてはならない。

だから、強弁してなんとか通りそうなら強弁したくなる誘惑にかられます。
強弁を通り越してあからさまに嘘でも、自分の過ちを認める痛みに比べたらマシです。

その痛みに耐えられないから、恥を忍んで嘘をついているという感じでしょうか。
実質的には過ちを認めたも同然なんです。
正面切って認めるほうが実は潔いのに、体面だか政治の論理だかで、それはできない。
一種の甘えですね。

まあ要するに私が言いたいのは、この発言が「恥知らず」と切って捨てられるべきではなく、実質的に政府の過ちを認めた発言として、アメリカやイラクとの関係でこれから政府を正しい方向へ向かわせるような流れを作っていくものだといいなあと思うわけです。

もちろん、イラク戦争で米を支持したという日本政府の過ちは消えるわけではありませんが、それが責任問題になるかどうかは別の話で。

なんだか、このところ安部総理の指導力不足が目立ってきてますね。

道路財源の件、復党問題などに関して、自分の意思というものがはっきりしません。

このままじゃ支持率あっという間に低下しちゃうよ。

前任者は指導力しか無いような人だったからなぁ

安倍首相の指導力云々以前に、
アメリカ支持は小泉首相が何度も断言してることであり、
これが「公式見解ではない」とするのは
久間氏の認識能力又は記憶力の問題という気がします
わずか3年前の最重要国防問題を覚えていない人に
国防を任せるわけにはいかんでしょう

アメリカのイラク政策は大失敗だとしても、

日本は自衛隊したことでアメリカの歓心を買うことができ、また自衛隊員の人的損失が一人もできなかったのだから、外交的には成功だったと言ってよいと思います。
だから、「米支持である」と断言してもまったく問題ないのでは?

今、アメリカがイラクで苦しみ続けてるのは、自分の撒いた種ですからアメリカ自身の責任で解決してもらいましょう。

アメリカのイラク政策は大失敗だとしても、

日本は自衛隊したことでアメリカの歓心を買うことができ、また自衛隊員の人的損失が一人もでなかったのだから、外交的には成功だったと言ってよいと思います。
だから、「米支持である」と断言してもまったく問題ないのでは?

今、アメリカがイラクで苦しみ続けてるのは、自分の撒いた種ですからアメリカ自身の責任で解決してもらいましょう。


少し直しました。

>kenji47 さん
>このところ安部総理の指導力不足

のらりくらりと攻撃をかわしているようにも見えます。
確かに自分の意見は言ってないけど、事態は進んでいるわけですし。

小泉さんより老獪な首相かもしれないと、私には思えます。

イラクで10万以上と言われる民が死んだのはアメリカの失敗のためだとしたら、また日本が諸手を上げてアメリカの後押しをしたのならば、イラクで死んだ民の何分の一かは日本人が殺したのも同然だと思います。そこを思いやるのが倫理観、道徳観というものではないでしょうか。日本は自衛隊でアメリカの歓心をかったなどと喜ぶべき問題ではありません。
自らの道徳観、倫理観に照らし、せめて「米支持は公式ではない」というのが精一杯であった九間氏のほうがよっぽどまともです。

>場末の開業医さん

 自らの道徳観、倫理観に照らし、「私はアメリカを支持しない。」というのであればわかりますが、「米支持は公式ではない」というのは明らかに事実に反するでしょう。

 久間長官の発言は歴史の歪曲です。

>モトケンさん

おっしゃるとおり、久間長官の発言はまったくの詭弁です。それでも私は無条件の米国支持よりはまだ久間長官長官のほうが救われるかなと思うのです。米国ですら失敗といいだしているのに・・・・
このエントリーの主題と議論が少しずれてしまったようです。

なお、言いわけですが、No.11で決してモトケンさんの倫理観、道徳観を批判したつもりはありません。もしそう取られたならお詫びします。また久間→九間となってました。

政治家の言葉には必ず何かしらの意図、メッセージがあると言います。

誰が見ても明らかに事実に反する言葉。

アメリカには逆らえない、しかしイラク市民を殺したくはないという板ばさみになった日本国民の悲鳴みたいですね。

当の本人があっさり撤回しちゃいましたけど。

>No.13 場末の開業医さん

 なお書き部分についてはご心配に及びません。
 そうは思っていませんので。

>No.14 yom さん

 撤回について本文に追記しました。
 これから省に昇格しようというのにトップがこれじゃあ心配です。

>場末の開業医さん

国際政治の究極的な目的が道徳観・倫理観の実現だとしても、そこは現実との兼ね合いがあるわけですから現実無視して己の道を進むわけにはいかないと思います。
そこで、あの状況でアメリカ支持したのは日本の外交にとっては間違いではなかったと思います。
日本はイラクでの戦闘には参加せず、サマワでの復興に尽力し一定の成果を収めました。
しかも自衛隊員の一人の犠牲もなしにです。

現在、アメリカはイラクで苦しんでいるのですから、日本は真の友人ならばこういう時こそ手を貸してあげるべきでしょう。
とはいえ軍事的協力など許されるはずもないので、精神的あるいは技術的協力ですかね。情報提供するとか。…あまり役に立ちそうもないですが。
そして弱ってる友に語りかけましょう「今回は失敗だったね。これからはもっと慎重にやろうね」と。
人間(じゃなくて国だけど)、弱っている時の言葉は効き目があるものです。

>モトケンさま

長官の適格性に疑問とのこと、もっともですね。私はイラク戦争に対する日本の態度の如何に論点をずらしてしまっていたようです。どうもまだまだ…反省します。。。

イラク問題は重大事項であり、政治的にもデリケートな話なので、就任当初に懸案としてレクチャーを受けているはずですし、今回の質問に際しても、経緯や背景も含め、防衛庁職員が資料を渡して再度レクチャーをしているはずなんですが・・・。

少なくともこれだけ重大な問題に反対するのなら、もう少し関心を持って勉強をされてるのかと思いましたが、そういうわけでもなさそうですね。

ただ、命令を受け、命がけでイラクに行ってきた現場の人間にしてみたら、トップがこんなことをやってたら、たまんないだろうなあと思いました。(ツレも行きましたんで・・・)

>kenji47さん

アメリカが日本の友人ですって?
本題の趣旨でないので、これ以上やめときます。

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