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 女性患者の腹部を触るなど検査中にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた京都第二赤十字病院(京都市上京区)の元臨床検査技師、三上正嗣被告(55)=滋賀県草津市=の判決公判が18日、京都地裁であり、東尾龍一裁判長は「わいせつ行為と認定するには合理的な疑いが残る」として、無罪(求刑懲役3年)を言い渡した。
 判決で東尾裁判長は、超音波の機械を下半身の不必要な部分まで押し当てられたとする患者の供述について、「被告への悪感情などから表現が誇張され、記憶が変わった疑いが濃い」と指摘。直腸などの病変の有無を確認する必要があり、適正な範囲内で機械を当てたと認定したうえで、「羞恥(しゅうち)心に対する配慮を欠いた行動はあったが、検査上の便宜や時間短縮を優先する対応とみる余地がある」と述べた。

 詳細な証拠関係を検討しないと判決の当否をコメントすることはできませんが

 京都第二赤十字病院というのはかなり大きな病院のはずですが、こういう治療というか検査の場合、検査技師一人でするんでしょうか?
 「羞恥(しゅうち)心に対する配慮を欠いた行動はあった」と認定されています。

 微妙な部位に触れる場合は、密室状態にならない配慮は最低限必要だと思います。

 本件がどうであったかは報道ではわかりませんが、そんな状況が想像されましたのでコメントしてみました。

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コメント(26)

こんばんは。
私も、詳細な証拠関係を検討しないと判決の当否をコメントすることはできませんが

>こういう治療というか検査の場合、検査技師一人でするんでしょうか?
検査であれば、どこでも技師さんが一人でやると思います。たまに見学者としての学生などがいるくらいです。ていうか、検査を行ううえでは他に人員は必要ありませんです。
>微妙な部位に触れる場合は、密室状態にならない配慮は最低限必要だと思います。
私の職場の場合で言うと検査室の中に検査用のベッドが8個くらい並んでいて、それぞれは天井からのカーテンで仕切られているだけです。プライバシーへの配慮のためにカーテンは必要かと存じます。
密室状態にしないで、なお且つプライバシーへも配慮をするとなると、もう一人 検査とは直接関係のない人員を配置することとなるのでしょうか?
「これから、こんな検査をしますよ」という説明があれば、それで良かったような・・・ダメでしょうか??

 そうですか、1対1になっちゃうんですね。

 そうすると医療側に最も有利な状態を想定しても水掛け論になりますね。

 しかし、検察は普通水掛け論では起訴しないはずなんですが、二人の供述以外にどんな証拠があったんでしょう。

 たぶん、 「羞恥(しゅうち)心に対する配慮を欠いた行動はあった」との認定にかかる何らかの証拠があったのでしょうが、その評価について検察と裁判所の評価が違ったということだと思われます。

はじめまして。いつも興味深く読ませていただいてます。

1対1にならないような業務形態にすべきなのでしょうが、超音波検査だと
部屋を暗くしますし、そのためだけに人を配置するのは難しいでしょうね。
外来だと、事務処理を担当するスタッフをつけることはムダにならないので
まだやりやすいのですが。

もっとも、外来でも1対1になる病院も世の中にはありますが。
「これで訴えられたら身の潔白を証明できないな」
と思いながら日々診療業務に従事しております。
都内の某旧帝国大学の付属病院ですが・・・。

普通は技師一人ですが、
二人とか三人でやれば「必要のない人たちまでゾロゾロいて恥ずかしかった」とか怒られそうだし
じゃあひとりを必ず看護婦さんなど女性にすることに決めれば「看護婦をお手伝いだと思ってる」とか怒られそうだし
変なことをしてないことを保障するためにビデオに撮るとかすると捕まっちゃいそうだし
いっそ患者さん沢山同室で技師一人とかいう体制にでもしますかね・・・・


真面目な話、産婦人科の内診では看護婦が付いていることが多いです。
ただ検査の場所にも配置するとなるとコスト的に辛いんですかね。

 一つの解決策として、今後、女性の臨床検査技師を増やし、
「女性に対する超音波検査等は、女性が実施する」
という意見が出てくるかと思います。

 実際、最近、女性外来と称して、
女医さんが担当する産婦人科外来や思春期外来が増えていますしね。

No.2 モトケン先生

>普通水掛け論では起訴しない

痴漢冤罪の話などをみると、起訴してもおかしくないと素人的には思えますね。

No.5 田舎の眼科開業医さん

>女性の臨床検査技師

当院では既に極力女性の検査技師がエコーをやっています。乳腺に関しては完全に女性の検査技師だけがしています。幸い技師は女性が多いし、やる気においては当院の場合は女性の方が上だったりします。

記事には、「女性患者の腹部を触るなど検査中にわいせつな行為をしたとして」とありますが、裁判所は「超音波の機械を下半身の不必要な部分まで押し当てられたとする患者の供述」を問題にしています。
「触る」が、手によるものなのか、エコーの機械によるものなのか、によって随分事情が異なってくると思うんですが、判決についての記事を見ると手では触っていないように思えます。

検察としては、他に被告人のわいせつ傾向をうかがわせる発言(があったとする被験者の供述)と相まって起訴に持ち込んだのかなと思います。

私も超音波検査を何回か受けたことがありますが、あちこちグリグリやられました。
しかも、かなり強く痛いくらいに押し当てられます。
素人考えなのですが、検査している技師さんは画面を見るのに夢中ですから、被験者としては「あ、そこは。」と思うような所に機械が行ってしまっても不思議はないと思うのですが。

#「もうちょっと痩せてもらわないと、せっかく検査しても膵臓うつりません。」
「ほえぇ〜。」

 私の経験談を少々ご参考までに。
 私は,数年前,弁護士国保の集団健康診断で,腹部エコー検査(カーテンで仕切られた中で男性の検査技師一人で実施。外には多数の女性が控えている状態)を受けた際,「子宮も見ていいですか?」と問われた際,「はい。」と即答し,下腹部を触られたことがあります(まず,手で下着を押しよけて,それから機械で触られただけ)
 今までの健康診断では,腹部エコー検査で子宮まで見られたことはなかったし,検査の説明書でも「肝臓,胆のう,胆管,腎臓,脾臓」くらいの記載しかなかったと思うので,「なんで子宮まで見る必要があるのかな?」という疑問もちょっとありました。
 でも,「子宮に何か異常があるのかな?」という不安感と「サービスで子宮まで見てくれるんだったらいいだろう。」という気持ちで,たいして考えずに「はい」と即答してしました。
 腹部エコー検査の結果は,「単純性腎嚢胞の疑い」(正確には覚えていないのですが)でした。
 子宮については検査結果が何も書かれていないので(腹部エコー検査の最中にも何も言われませんでした),「子宮は何のために検査されたの?子宮には異常はなかったの?単純性腎嚢胞って何?単純性腎嚢胞と子宮は何か関係あるの?この先どんな危険性があるの?」などと,いろいろな可能性を考えて不安になりました(当時,単純性腎嚢胞を調べまくりました)
 私の場合には,その男性技師が「性欲を満たすために必要のない検査を装って私の下腹部を触った」と想像するのは自意識過剰に過ぎ,その可能性はないと思っているのですが…

 私は,医学的に必要な検査であれば,専門家としての男性医師に下腹部を触られたり見られたりすることは全く恥ずかしくありません。
 でも,専門家としての医師に,異性として(性欲の対象として)みられているとすれば,かなり不快です。
 私も仕事上,義務でつきあわざるをえない国選の被告人(男性)とかに,(私は専門家として相手を異性と意識することなく接しているのに)私のプライベートな男性関係を聞かれたり,馴れ馴れしくファーストネームで呼ばれたり,職務が終了した後でもラブレターをしつこく送ってこられたりしたときには,「ただでさえ割の合わないところを義務で仕方なく職務を遂行しているだけで友人でもないのに,ホステス扱いしやがって,ふざけるな!!」と内心で怒り,か・な・り不愉快でした。ものすごーく気持ち悪いです。
 人間として扱われているというよりも,欲望のはけ口として公衆便所扱いされているような気がして,屈辱的でさえあります。
 ちなみに,あまりにも失礼な態度に対しては,感情を込めずに毅然とした態度で(証拠に残る形で)抗議し,次は容赦なく法的措置をとる旨を警告すると態度は改まることが多いです。
 でも,ストーカー的な人には反応すること自体が逆効果になる場合もあるので,我慢して徹底無視するしかないこともありました。でも,接見依頼の手紙を無視すると懲戒事由になりかねないので,手紙の中身を確認しないで送り返すことが出来ず,不快な内容の手紙でも中身を読まざるをえないのが,辛いところだったりしました。
 もっとも最近は,こういうことで悩まされることはなくなってきました。
 私が年をとったせいか,弁護士としての貫禄がついてきたせいかは分かりませんが…

 すみません,愚痴が長くなってしまいました。
 話を元に戻します。

 極めて例外的で少数の事例ではあっても,医療行為を装ったわいせつ行為が現に存在することを見聞きします。
 また,昔,私の友人(当時は医学部生)が,「若い女性の死体の解剖のときには,希望者が多い」などと,ふざけて言っていたりするのを聞いたことがあります。
 専門家としての仕事に,性的な感情をもちこむ人が少数でも存在すると,「私も性的な目で見られているのではないか?」と疑心暗鬼になってしまうこともありえると思います。
 当該医療従事者が専門家として信用できる人であることが分かっていれば,心配はないと思うのですが…
 
 

この事件は、1月にm3で議論されています。正確さは 不明ですが、そのときの情報によると、

>直腸病変の描出のために、通常の常識を越えた会陰部アプローチという手技のエコーが患者に十分な説明無く行われていた、
>技師は人格的には良い評価が多い、
>検査室には女性技師も多数いるが男性技師と女性患者の二人きりであった、
>技師は決してわいせつな気持ちでは行っていないが?これまでもクレームは複数あった、

ようです。
ーーーーーーーーーーーーーー
毎日の報道では、
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061219k0000m040057000c.html
判決は「女性の触れられた感覚は明らかでなく、供述も変遷して表現の誇張や記憶の変容の疑いが濃厚」などとし、器具が触れた部分は 検査の必要範囲だったと認定。検察側は▽露出した胸や尻にタオルを掛けなかった▽強引に下着を下げた行為などをわいせつ性推認の 根拠としたが、「配慮を欠いたと言えるが、わいせつ目的を推測するには無理がある」とした。
ーーーーーーーーーーーーーー
わいせつ目的であることが、準強制わいせつ罪の要件であれば、この罪には当たらないと思いますが、腹部の検査で、強引に?下着を下げられ、(恥骨上まででなく)会陰部にエコープローべを当てられたら、当然誤解を受ける可能性は高いですし、技師が行う医療行為からは逸脱していると思います。

う〜ん、これは困りましたね。私のところでは、エコー検査では下腹部も含めて一応全部見ておりますが、しがない開業医ですから全部私一人でやってます。見なけりゃ見ないで子宮ガン、卵巣腫瘍を見逃したら訴えられそうな気がします。仕方がないから音声だけでも録音しておきましょうか。

もちろん私のところでは恥骨上までですけども。
そういえばまだ若かりし学生だったころ、ポリクリで当時の教授に「キミねえ、外来で乳房触診せずに乳がんを見落としたら、訴えられるよ」と教えられたことがあります。これを実行していたらどんなことになってたでしょうね。

No.10 場末の開業医さん

 ごめんなさい。
 私のコメントで不安感が増幅されてしまったのでしょうか?

 私の場合は,事前の説明書にも子宮の検査についての記載がなく(婦人科検診は別途用意されていたので),以前の健康診断でもしなかった検査をそのときだけされてしまい,その後も子宮についての検査結果の説明が不十分と思われたことが,「検査の必要性」への疑問・心配につながっただけです。
 検査の必要性について事前・事後の説明があれば,問題にはならないと思います。
 もともと子宮の検査が予定されていない検査で,子宮の検査をしなかったからといって,問題になりようがないと思います。

 それに,(特に)集団検診の場合には,私は,そんなに期待していません(期待する人も少なくないだろうとも思いますが)。
 私の親族は,勤務先の集団検診で検査対象となっていた箇所のガンが発見されることなく,「あと2ヶ月」と宣告されるくらいの末期になるまでガンに気付かず,40歳の若さで亡くなりましたが,検診の際の見落としについて訴える又は抗議するという発想は親族一同の中から出てきませんでした。
 生前の本人から「集団検診はあてにならない。」と聞かされて,「検査にも限界があるから仕方がない」とも思いましたが…

 不愉快な思いをさせてしまったようで申し訳ないです。
 ごめんなさい。
 

>都会の暇な弁護士さん

>不愉快な思いをさせてしまったようで申し訳ないです。

いえいえ決してそんなことございません。つまり先に述べたようなことはたぶん医師ならば誰でも漠然と思っているようなことなのです。いわゆるクレーマーがいることも事実なんです。困ったときはよろしくアドバイスお願いします。(^^)

失礼します。

私の場合は年1回婦人科検診を受けるようにしています。
(まだ、人間ドックの年齢に達していませんので、個人で受診しています。)

乳がん検診(マンモグラフィー)を女性の技師さん?がやってくださいます。

子宮がん(細胞診)は、だいたい男性の医師が1人でやってくださいます。
私個人的なお願いで子宮のエコーも、していただいています。
子宮がんの検診では、下半身丸見え状態になりますから(顔が見えないように
目隠しカーテンがありますが。)腹部エコーより、こちらの方が恥ずかしいです。
なにせ、子宮の中に器具が入るのですから...
でも、子宮がん検診でポリープを発見していたたいた経験がありますので、
それ以降は恥ずかしいとは思わなくなりました。

今回は40代主婦だそうですが、少し騒ぎ過ぎな感じがしました。(私個人的には)


失礼しました。

>PINGUさん

おひさしぶりですね。お体を大切になさっているようで安心しました。

No.15 場末の開業医さま

ご心配いただき、ありがとうございます。

会社へ復帰するためのリハビリは、年明けから始まりそうです。
(主治医から、リハビリを始めても良いと許可をもらいましたので。)


失礼します。

> No.7 PINE さん
最近私は腹部エコーはやっていませんが、心エコーはほぼ毎日やっています。技師には次の点を注意しています。

1.押しつけるくらいにしないとエア(空気によるアーチファクト)で見えないから強く当てろ
2.上半身は下着も含め全て脱いでもらえ

でも、技師さんはセクハラ問題ではなく、面倒だからという理由でシャツとかつけたままで検査しちゃうんですね(私も緊急等で時間がないときはそうします)。でも着けたままだと胎位変換が上手く出来ません。心エコーでは胎位変換とかが非常に大事なので上半身を全て脱いでもらわないと技術の向上は見込めないと理解しています。
で、問題の「ぐりぐり押しつける」ですが、女性の方でご老体の方からはしょっちゅう文句を言われます。「痛い、別の先生はそこまでやらなかった」と。でも大抵そういう先生のエコーの写真を見るとお世辞にもちゃんと写っているとは言い難い。こちらも人の命のかかっている仕事(中には手術をするかしないかの瀬戸際の人だっている)だから手は抜けない。だから患者さんには我慢してもらうしかない。
我慢してもらえなければカルテに「非協力的なため検査が十分行えず」と記載するしか無いんですね。
また、場所柄、女性の乳房が邪魔なことが良くあります(セクハラ発言ではありません!決して)。だから乳房をどけて検査なんてしょっちゅうです。幸いそれで訴えられたことはまだありません。

> No.11 場末の開業医さん
循環器的な診察でもそうです。聴診、視診はブラジャーも含めとってもらわなくては診察は出来ません。でも、最近は女性が怖くてテキトーに診察してます。服の上から音聴いたり、視診を省略したり。
そもそも初診は胸痛で来ることが多いので帯状疱疹とか見落とさないよう、全て裸にして視診しなければなりません。音だって服の上からでは分からないことが多いです。でも、コスト的な問題と時間的な問題から通常は看護師を同席させるわけにはいきませんから(外来で女性患者がわめいたりした場合は話は別です)、最近のセクハラで訴える女性がいると恐ろしくなります。時間があれば必要性を説明することも可能なのですが、それもできません。

以前も書きましたが、最近は企業(一流も含めて)の健康診断では女性は服を着たまま聴診する(当然視診はできません)ことが多くなってきました。これは健康診断ではなく、ただのパフォーマンスです。企業の常識度を疑います。いくらセクハラが問題になっているとはいえ、診察をしようとする医師をなめているとしか言いようがありません。しかも、周りはペチャクチャうるさい。音なんか聞こえやしない。耳が痛いし、無駄なのでそのとき私は聴診器を半分だけ当て、いい加減に診察していました。
ちゃんと医学的に診てもらいたかったら女性だろうが何だろうが全て上半身裸になって受けてもらいたいものです。それがいやなら「私は健康診断を拒否しました。何があっても訴えません」くらいの契約書は欲しいですが、この範囲なら本人の責任問題です。むしろ、企業に健康をなめているのか?と問いたいです。

No.17のyamaさん、念のため。

私はグリグリ強くやられたことに不満を持っているものではありません。
超音波ゆえに、そこまでやらないことには、ちゃんとした検査ができないとよく分かっています。

#私の脂肪のせいで、技師さん必死です。なんか申し訳ないです。

普通に「必要だからやっている。」ことを、そういうふうに受け取らない人が増えてきてるんですね。

>yama先生

私ら内科の開業医は多少見落としがあったも、「開業医はそんなもんだ」と思われているのも事実でして(笑)。
以前生保の契約時健診を引き受けていたとき、指示通りに上半身の刺青をルーチンチェックしていたところ、「あそこは刺青をチェックされるから行かないほうがいい」といううわさを立てられました。(^^;
まぁいろんなことがありまして・・・・
だいぶ話がそれてきちゃいました。

> No.18 PINE さん
了解です。大抵の方は検査が痛くても我慢してもらえますが、問題は痴呆のある方です。大抵検査中止になってしまいます。

(誤字あり:胎位→体位です。)

> No.19 場末の開業医さん
大変ですね。だから正しい医療のあり方そっちのけで大抵の患者さんに気に入られるようにしなければならない訳なのですよね。そういうぼやきをよく開業医の方から聞きます。
噂は怖いです。

 10年位前ですが、開業当初は地域医療に少しでも役立てばと思い、夜間救急、日曜、祭日でも必要性があると思われる患者さんには他の医療スタッフが不在の時でも外来診療を時々やっておりました。
 ある日家内から1対1での診療は、セクハラで訴えられる可能性があると言われました(最初は無視しておりました)。またある時は夜間救急で受診してきた患者さんの治療を一人で対応していたら、「この診療所では(ドクター一人しかいないし)治療が不安だ」という理由で診察途中でお金も払わず逃げられた事もありました。ほとんどの患者さんは、そんなひどい人達ではないのですが、最近の報道や判例などを読むにつけ、事故や訴訟の可能性は完全否定できないという結論で1対1での診療は一切やめてしまいました。夜間に診療所のチャイムを鳴らされても、居留守を使います。新聞ネタにでもなれば私どものような小さな診療所は一発で倒産して、家族離散の悲劇が待っております。
 医者の良心を捨てなければ、自分の身を守れないことを、最近は痛感いたしております。
 
 

あ、m3の記事は見ていませんでしたが。
今回の件、詳細はわからないので、厳密には何とも言えないんですが。
毎日新聞の記事から判断すると、手で触ったわけではないようですし。
他のスポーツ新聞に書いてあった記事を読むと、検査の後に患者が言った事を書いたメモが出てきて、それが患者の供述と違うという事で、患者の信憑性がない。
だから、無罪となったようです。

私のブログに自分の意見を書いたのですが、多分この技師さんは、被害者なのだと思われます。

明日は我が身なので、自己防衛は行っているつもりなんですが。
しかし、いつ訴えられるかわからない世の中ですからねー。
本当は1:1では、女性の検査や診察はしたくないのですが。
どこの病院も人不足ですから、無理でしょうねー。

モトケン様、こんばんわ
投稿は初めてですが、非常に勉強になるのでちょくちょく拝見させてもらってます。
私もこの件に関しては実情は何とも言い難いと思う(不幸な行き違い、と思いたいのはやまやまですが)のですが、一つお尋ねしたいことがあって今回投稿に至りました。
報道で5ヶ月間勾留(「拘留」は誤用では?)とあったのですが、こういった件でよくあるのでしょうか?私の印象ではいささか長期の印象が否めないのですが?
門外漢なもので失礼な表記がありましたらお詫びいたします。もしよろしければ御意見賜れれば幸いです。

以下は記事

※準強制わいせつ 元検査技師に無罪 5カ月間拘置 京都地裁

京都第二赤十字病院(京都市上京区)で昨年7月、腹部超音波器具を使って患者の主婦(41)にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつの罪に問われた同病院の元臨床検 査技師、三上正嗣被告(55)=滋賀県草津市=に対する判決公判が18日、京都地裁であった。東尾龍一裁判長は「検査がわいせつ目的だったと認定するには合理的な疑いが残 る」として、無罪(求刑・懲役3年)を言い渡した。

東尾裁判長は、主婦の証言について、「表現が誇張されたり記憶が変わった疑いが濃厚。直腸に異常があったとみる余地があり、検査の必要がなかったとはいえない」と判断した 。

三上元技師は昨年7月29日、腹痛で病院を訪れた主婦の下腹部を超音波検査した際、必要のない部分に検査器具を押し当てたとして、準強制わいせつ容疑で今年1月に逮捕され 、初公判後の6月上旬まで約5カ月間、拘留された。

公判後、記者会見した三上元技師は「これまで、患者さんに対し一生懸命やってきた。わいせつ目的ではなかったと認められうれしい」と話した。

京都地検の新倉明次席検事は「予想外の判決。内容を検討し上級庁と協議の上、適切に対応したい」としている。

(2006/12/19 8:54)
http://megalodon.jp/?url=http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya121904.htm

>外こもりさん

>報道で5ヶ月間勾留(「拘留」は誤用では?)とあったのですが、こういった件でよくあるのでしょうか?

 とりあえず結論だけですが、よくあります。

 なお、ご指摘のとおり「拘留」はマスコミ用語で、「勾留」が正解です。

否認して争っている事件においては、5ヶ月間勾留ということも、普通にありえる話です。
起訴された後は、法律上は保釈ができるのですが、
・第一回公判で認否が済んでから
・検察側の重要証人の証言が済んでから etc.
の理由を付けて、裁判所がなかなか保釈を許さないのです。(人質司法)

>モトケン様
>YUNYUN様

ありがとうございました

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