「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ(asahi.com 2007年01月20日20時52分)
しかし同局によると、米国のダイエット研究として紹介した内容は別の大学教授の研究だった▽米国の大学教授の発言として日本語訳で紹介したコメントは実際には発言していなかった▽DHEAの量を調べるために被験者から血液を採取したものの、検査はしていなかった、など計7点の問題があった。
毎日の報道では
制作した関西テレビ(大阪市)は20日、記者会見し、ほぼねつ造だったことを明らかにした。
と言っていますが、上記朝日の記事によると
同局は「部分的には事実と異なる内容を放送してしまったが、番組全体については学説に基づいて制作した」としている。
何が言いたいんでしょ。
今後も番組を続けるかどうか検討する方針。(朝日)
検討するまでもないんじゃないでしょうか。
これで明日からは納豆の売り切れは心配しなくてよさそうです。
よい食品であることは間違いないでしょうし、私は好きです。
続報追記
番組ねつ造:「あるある」に消費者から怒り(毎日新聞 2007年1月20日 21時02分 (最終更新時間 1月20日 22時40分))
若干おめでたい声もあるようですが
同市中区の30代の主婦は放送後に突然、納豆が買えなくなり、3店ほど探し回った。「バランスよく食べることを心がけているので、『1品だけを食べ続けると効果がある』というのは変だと思っていたが、やっぱり……」と話した。こういう反応が多数だといいなと思います。
テレビの情報なんかいつもいつも信頼できる代物ではない、ということがわかった人が少しでも増えれば、今回の騒動も無駄ではないということで・・・
さらに追記
番組ねつ造:関西テレビ社長会見 認識甘く、後手後手(毎日新聞 2007年1月20日 21時17分 (最終更新時間 1月20日 22時18分))
かなり往生際が悪かったみたいですね。
これまで放送した他のネタも、どこまで信用していいのか、わからないですね。
でも、これでやっと普通に納豆が食べられます。
最近どこ行っても売り切れで、無いとなると食べたくなってしまうのですよ。
傍迷惑な騒動でした。
非道いと思います。
読むおすすめは、やはり関西TVのお詫び文です。
http://www.ktv.co.jp/070120.html
似非SFファンとしては、番組制作会社が日本テレワークでないことを祈るばかりです
> No.1 PINE さん
これまでの放送分におけるとんでもについては、類似の他番組を含めて、こちらのサイトが網羅しています。
消費者の反応等に関する続報を本文に追記しました。
あの番組って、捏造以外のことをやったことってあるんですか?
マイナスイオンも血液型性格判断も一通りやってますし。
wdさんに同感です。
深々と頭を下げる映像を見て、「ということは、これ以外は捏造じゃないとでも言いたいわけね。」としらけてしまいました。
それと、今朝の朝刊などでは、「科学的に根拠なく放送するなんて、本当に腹が立つ。」とか「においを我慢して食べ、スーパーも探し回ったのに。だまされた。」と「安易な番組作りに不信と怒りの声が噴出した。」そうで、ため息が出ました。縁日の賭け詰め将棋に騙されるようなもんでしょ。
>しまさん
日本テレワークでしたね。
>腎臓内科医さん
やはり日本テレワークでしたか。いや、以前にも同じような事があったので、もしかしたらと思っていたのですが。前科というのは、テレビ東京の花粉症騒動の事ですが。
なぜSFが絡んでいるかというと、日本テレワークの二代目社長が野田昌宏氏というだけの話なのですが。
ちなみに、制作会社に責任を押しつけて、それでおしまいになってしまうように思います。本質的な問題は何ら改善されないと。
捏造だと聞かされて,振り回された納豆屋さんが怒るのはともかくとして,普通の視聴者が驚いたり怒ったりするということのほうが驚き。
あんなものをまともにまにうけるほうがどうかしている。
テレビでいっていることなんかいいかげんなんだということを広く知らしめる意味ではよかったと思いますが。といっても,世間はすぐに忘れて,テレビのいうことを信用するんでしょうね。
バラエティだけでなく,ニュースや新聞報道も眉に唾つけて読みましょう(さらには,学校の先生のいうことや教科書に書いてあることも鵜呑みにするな),ということを,中学校か高校あたりで教えたほうがいいんじゃないかと最近思っています。
そんなことは多くの人が分かっているのかと思っていたら,どうもそうでもないかもしれないと,近頃思うので。
>北さん
結局、人間は自分の信じたい情報を信用すると言うことでしょうね
他の分野では私もやらかしている感じがしますので、自戒するように勤めます
あるある大事典だの、おもいっきりテレビだの、医者から見たらほぼ確実に間違った情報や誤解を招きやすい誇張報道に満ちていますな。それは常識。
テレビという保護されたメディアが、こういった「間違った」報道を娯楽番組という名の下に行い続けることは問題が大きいです
>「普通の視聴者が驚いたり怒ったりするということのほうが驚き。」
本来、テレビによる受益者はそれを見ていた人です。
それを意図的だか過失だか間違った情報が流されたために、被害を受けたわけですから、怒るのもやむなしでしょう。本来の意味での報道の被害だといえるでしょう。
テレビというメディアが長い間無料の娯楽を提供し続けてくれたことはありがたいですが、いまや弊害のほうが目立っていると思います。
確か6年ほど前に、『あるある』から取材をしたいということで、電話がかかってきました。ちょうど多忙だったので、同じ専門領域の研究者を紹介したのですが、当事は真面目な番組という印象でした。素人にしてはよく、勉強していました。
特にダイエット関係なんかは、女性週刊誌や健康関連週刊誌も、競争してますから、高視聴率企画にするには、裏方も大変だと思います。
現場に強い圧力があったか、担当自身に焦りがあって、ねつ造したんでしょう。現場だけの責任ではないと思いますね。
>No.12 立木 志摩夫さん
「視聴者が怒った」という報道も、眉につばを付けた方がいいかと。
取材する側も驚きなり怒りを表明するように誘導してるんだと思います。「最初から信じてませんでしたよw」「ネタ番組として、毎週爆笑させてもらってました。」なんて答える人がいたとしても、それが驚きやら怒りやらと同様の重みを付けられて報道されるとは思えません。
血液ドロドロや血液型性格診断なんてウソ科学を扱っていましたから、製作態度がまじめでスタッフが勉強していたとは到底思えないんですけどねえ。
我々外来をやっている医師の身にもなって欲しいです。
まだねつ造が発覚していなかった時期にこのブログでやや怒りに満ちた発言をさせて頂きました(エビデンスを示せ!等)が、実はこういう実話があったからなのです。
このとき外来で多数の患者に「納豆で痩せられるんですか?」という質問が相次ぎました。そのうえ納豆が品薄で市場から消えていると言うではないですか(当時このような放送がされていたことや、納豆が売り切れていることを知りませんでした)。
しかし、私は恥を忍んで「勉強不足ですみません。私自身納豆は好きですが、残念ながらそういう学説は聞いたことありません。どうなんでしょうね?」と言いましたが、一部の患者さんは「それを先生に聞きたかったのに。先生ももっと医学を勉強された方がいいですよ。」と説教する始末。
大きくプライドが傷つけられました。みのもんた関連の番組を始め、マスコミは敵のような気がしてなりません。
今回の一件に限らず、こういったある種の「ねつ造番組」を、垂れ流すので、マスコミの皆さんが一番いやがる国から干渉されるようになるのですよ。
マスコミの皆さんも、「報道の自由」には、責任がついてくることをもう少し、認識していただきたいものです。
それにしても、健康食品に限らず、変なオカルト番組が多いですね。