http://www.abetomoko.jp/(キャッシュ)
今ネットでかなり話題になっている(というかもしコメントを受け付けているブログだったら間違いなく大炎上)社民党所属の衆議院議員の阿部知子氏のウェブサイトです。
プロフィールによりますと小児科の女医さんですね。
文章の論旨が必ずしも明瞭でないのですが、要するに、自分の仕事(小児科医)と関係の深い消防組織に対する賛嘆との対比において自衛隊と警察を批判し、それをネタにして安倍政権を攻撃しているつもりのようですが、イデオロギー批判を横に置くとしても、国会議員の発言としては不見識ではないのかな、と思わざるを得ないのであります。
救急隊員は皆誠実で、どんな時にも一生懸命に患者さんのためにやってくれている。その姿は頼もしくもあり、国民の生命を守ってくれていることを実感してきた。
文字通り、国民の生命・身体・財産を守ることが地方自治に委ねられていることの意味は大変大きく深いと思う。そのための人材は、消防職員以外に各地区の有志の消防団員や防災ボランティアがこれを担うことからもわかるように、根っからの住民参加の組織である。
以上は消防賛美の部分。
それに続けて、警察、自衛隊批判が続きます。
安倍晋三政権になってから「国を愛する」・国防の強化などの言葉が氾濫し、あたかも外敵から国民を守るために国家の力=軍隊が必要であるかのように宣伝されるが、実は「軍隊は国民を守らない」という事実は戦争を通して如実に示されてきた。軍隊はもちろんのこと警察も、戦闘のためあるいは犯罪に対しての対処を第一とするため、国民保護は二の次、三の次となる。
誤解のないように念のために確認しておきますが、私には消防を批判する意図は全くありませんし、警察を全面的に擁護するつもりもありません。
しかし、警察に対して「犯罪に対しての対処を第一とするため、国民保護は二の次、三の次となる。」というのはどういう意味なんでしょうね。
警察の犯罪捜査の目的はなんだと思ってるんでしょう。
ながらくある意味で警察との二人三脚で刑事司法に携わってきた者の一人として、この言葉は聞き捨てなりません。
自分が分かっていない領域のことを、薄っぺらなステレオタイプの色眼鏡で見ているとしか思えません。
極めつけは自衛隊に関する以下の記述
阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、知事の要請を受けて本格救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自衛隊は軍隊ではないし、警察予備隊として出発し、防災のために働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。
ネットで自爆テロと揶揄されております。
ピンと来ない人は、当時の首相が誰だったかをお調べになるとよろしいかと。
主義主張以前の問題として、あまりにも認識が浅薄です。勉強不足です。思いつきです。
まあ、党首にも都市伝説的な逸話がある党に所属されてますので無理もないかと思いますが、自分の文章が、誰に、どのように読まれるのかくらいは、もうちょっと考えられたほうがいいのではないでしょうか。
私と違って国会議員なのですから。
追記
ご本人の弁明らしきものです。
たくさんのご意見をちょうだいして(キャッシュ)
傑作ですね。
今の警察に「戦闘」する根性はないでしょう。
特に自衛隊のくだりは、最高です。
確か、当時の法令では、自衛隊は、知事の派遣要請がない限り、出動できないことになっていませんでしたっけ。
自衛隊は、自律的判断で出動せよとおっしゃるのでしょうか。
しかも、当時の文民統制のトップは、誰あろう旧日本社会党の村山総理大臣です(あっ言っちゃった。)。
総理大臣は、オタオタしていたと記憶しています。
Webアーカイバなどを検索すると出てくるかと思いますが、モトケンさんが引用された文章は改変後で、当初は
『阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自衛隊は軍隊ではないし、国土保安隊として出発し、防災のたねにも働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。』
という内容で完璧に当時の首相が誰だったか忘れた文章になってました。
あの時の「なにぶん初めてなもので」という発言はかなり話題になったと記憶してるんですけどねぇ
>右でも左でもなくさん
ご指摘のとおりですね。
このエントリ、昨夜から書き始めたもので、昨夜に見つけた本文冒頭の「キャッシュ」のリンクには、当初の文章のものが保存されています。
どうせなら全文引っ込めたほうがよかったのでは?
太字の部分を削除したからといって、批判対象としての内容的にはまったく変わってませんし。
それとも自分の文章のどこがどう批判されているのかも分からないのでしょうか。
「阿部知子」で検索かけてください。もういろんなネタが噴出ですよ。ホームページ改ざんなんてかわいいもので。秘書がセクハラの被害者を強姦したというとんでもない話まで出ています。
私は元自衛官で震災当時、任期満了で除隊していました。
当時、出動命令を下さない、内閣に対し歯がゆく大変悔しい思いをしましたし
辻本の神戸での奇行に対しても私的には殺意も思いました、何を考えているんだと
12年後の今になり、この阿部議員のHP上での発言、許せません。被災者、救護にあたった方々に対してあまりにも…
当時の知事、首相は誰だったのか、勉強しろとかというレベルではないと思います。
最近、表に出てきた神戸震災時に朝鮮総連関連の場所で
武器庫が発見されていたなど、
当時の首相、知事は知っていたんじゃない?
それどころか、辻本の奇行を囮に武器を移動するための時間稼ぎ?
こういった、考えもなりたつと思いますが…
私的見れば政府の中枢にまで北におかされたものが、大勢いるのは大問題だと思います
当時の自衛隊の派遣の遅れは、県庁が被災すると県知事による救援要請にも支障をきたすことを、当時の法体系が見落としていたことが原因です。他にも、外国からの救援犬に動物検疫の壁があるとか、近隣府県の消防が救援に向かったが現地の消防に他府県の消防を指揮する余裕がなく、他府県の消防は土地勘のないところで作業がはかどらなかったとか、救援に向かう車による渋滞が避難に邪魔になったとか、非常食としてカップメンを用意していても湯の確保が困難で思ったほど役立たなかったとか、大小さまざまな問題点があぶりだされました。
こういったさまざまな問題点を反省して法体系の整備などが進み、後の災害に活かされました。この議員さんの所属政党も法改正作業に関わっているはずですが。
>阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、知事の要請を受けて本格救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。
アホですね。
シビリアンコントロールも理解しないで国会議員になれるんですね。
自衛隊が命令系統無視して自主的に出動したら(行政の機能が全面停止するような本当の非常事態にはそういうことも許されるかもしれないが)、シビリアンコントロールを無視してるとかいって、やっぱり批判するんじゃないですかね。
>自衛隊が命令系統無視して自主的に出動したら(行政の機能が全面停止するような本当の非常事態にはそういうことも許されるかもしれないが)、シビリアンコントロールを無視してるとかいって、やっぱり批判するんじゃないですかね
そういう非常事態のとき=有事 にどうするかを整えておかないと、シビリアンコントロールを無視する(せざるをえないともいえますが)状況が起きます。
よって、内容はしっかり吟味しないといかんのですが、有事法制が必要な理由と思いますが、やっぱり、「有事法制を整えておく必要がある」ということも批判されるのでしょうね。
>北風さん
私は、有事法制を整えることがシビリアンコントロールの前提だと思っています。
整えること自体がシビリアンコントロールだとも言えますが。
4〜50年前なら、自衛隊について議論することだけでも自衛隊の既成事実化を促進するという考えがあったのかも知れませんが、いつまでも現実に目をつぶろうとしているみたいですね。
イデオロギー政党自体は否定しませんが、現実を無視するようでは有害です。
法律家的には、自衛隊みたいな強力な実力装置に対して十分な法的位置づけと規制を与えないことは信じられない話です。
北風さま
>「有事法制を整えておく必要がある」
こういうことを自明のことというのでしょうが、自明でない方も多かった(過去形)。
ほんと、過去形であってほしいと思いますね。
今回のことで現政権(現衆議院議長ほか各位)は、これまでの行動と発言を各自洗っていただきたいと思いますね。
このところ、銭金がらみのスキャンダル、埋没しがちな国防関係の問題でした。
かえって彼女のHPからあぶり出されたものは、瓢箪からコマ、ということになるかもしれませんね。
まさに『強力な実力装置に法的な位置づけを』というまっとうな議論の必要性を痛感しています。
話が横に逸れますが
>No.5 元自衛官さま
>神戸震災時に朝鮮総連関連の場所で、武器庫が発見されていた
というのは、最近ネット上で広まったデマのようです。
私は震災発生後の神戸には派遣されていませんが、当時現地に派遣された先輩方からはそのような話は噂でも聞いたことはありません。
念のため確認したところ、「地下に武器庫があった」は正確には「あちこちで大戦中に遺棄されたと見られる小銃や弾薬等が数多く発見されて、処理が大変だった」という話が歪曲して広まったもののようです。
ちなみに、「武器を搬送していた人物を見た」という話については、当時を知る何人かの人に聞いても、誰も「聞いたこともない」とのことでした。
一説には「倒壊したモデルガンショップの片付け」を勘違いした、という話もあります。
余計なことかと思いますが、一応都市伝説のたぐいであるということで…
私もこの阿部議員のあまりに不見識かつ理不尽な発言にはただ呆れてしまいます。
このような脊髄反射的な政権批判しかできないような人物が数少ない社民党の衆議院議員とは…
人材不足は深刻です。
ご本人の弁明らしきものがウェブサイトに掲載されましたので、リンクを追記しました。
村山富市内閣総理大臣(当時)の弁護になっちゃうけど、
(もちろん、阿部知子衆議院議員の発言の擁護にはまったくならないけど、)
「なにぶん初めてなもので」というのは、彼個人ではなく日本国にとっても、
実際、そのとおりでしたよ。
一部の通信の途絶と広範囲な通信の混乱による被害の拡大は、
日本の震災史上、過去にほとんど例をみないものでした。
官邸だけでなく、他の行政機関や民間も含めて、東京の初動は遅いものでした。
通信の混乱のために現地の混乱が伝わらず、
早朝の震災なのに、大変な事態だと東京が気づいて動きだしたのは、
昼すぎになってからでした。
↓のサイトで仰っているように、阪神大震災に関しては再検証が必要かも知れませんね。当時何が可能であって、何ができなかったのか。何をしようとして、その結果はどうだったのか。特に、17日の午前8時前に自衛隊が救助活動を行っていたことは、忘れてはいけないと思います。私は知りませんでしたが。
阪神大震災とヘリコプター
>1月17日05:46大震災発生、06:30陸自中部方面総監部が全員を非常呼集、
>07:58陸自部隊48人、阪急伊丹駅で救助活動、08:12海自ヘリコプターが
>淡路島周辺を偵察飛行。(サンデー毎日、95.2.19)
>1月17日5時46分、近畿地方で強い地震。火災、建物倒壊、電車の脱線
>など大災害が起こる。10時、消防庁が災害ヘリコプター5機の派遣を決定。
>12時すぎ、近畿管区機動隊など県外の警察官2,418人とヘリコプター7機が
>出動。15時40分、小沢国土庁長官らが自衛隊機で伊丹空港に到着。
>ヘリコプターで災害地域を上空から視察。
>1月18日、防衛庁からは陸上自衛隊約6,000人が人命救助や給水などの
>救援作業にあたった。同日夜までに態勢は1万人以上となり、19日中には
>13,000人の作業態勢が整う見通し。このほか全国22の普通科連隊
>約16,000人に準備指示を出しており、最終的には29,000人態勢も可能となる。
はじめまして。
ふと思ったのですが、阿部先生は自衛隊の最高指揮監督権者が「防衛
庁長官」であると誤認されているという可能性はないのでしょうか?
ご案内の通り、自衛隊の最高指揮監督権者は内閣総理大臣であり、防
衛庁長官は内閣総理大臣の「補助者」(適切な言い方が見つからない
のですが。)と規定されています。自衛隊法第2章より。
ですから、自衛隊の初動に対して一次的に責任を負うのはやはり「内
閣総理大臣(=元党首様)」であろうかと思うわけです。
これをもしかしたら、「自衛隊の初動(行動)に関して一次的な責任
は防衛庁長官にあって、内閣総理大臣は直接に一次的な責任を有して
いない」という認識でおられるのかも知れないと。
阿部先生のご見解を拝見して、ふとそのように感じたのです。
>No.10 モトケン さま
>N0.11 たぬき さま
シビリアンコントロール(「有事法制」も含まれる)は、「自衛隊みたいな強力な実力装置に対して十分な法的位置づけと規制を与えないことは信じられない話です」という正にそういうことだと理解しています。
強力な実力装置である、その有効性も怖さも承知するが故に、「いかにそれをコントロールするか?」の有効な手立てを考える・・・のが、「政治家」ではないのでしょうかね・・・。
>No.14 wd さま
>No.15 しま さま
> 「なにぶん初めてなもので」というのは、彼個人ではなく日本国にとっても、
実際、そのとおりでしたよ
>阪神大震災に関しては再検証が必要かも知れませんね。当時何が可能であって、何ができなかったのか。何をしようとして、その結果はどうだったのか。
阪神大震災は、「初めて」だったかもしれません。が、次は、「初めて」ではないですね。
「次」に有効な初動ができるように、何を「平時のうちに」対策しておくか。
有事=戦争、でなくとも、有事=災害 として、阪神大震災の検証とそこからの教訓、そして「平時のうちにできる対策」に対して、阿部議員だけの問題ではないですが、今、阪神大震災をとりあげるのなら、そうした視点こそ「政治家」に期待するものですが。
>北風さん
率直に言えば、私の言いたいことは「阪神大震災では、国はできる限りの事をしたのではないだろうか」と言うことであり、もっと言えば「国がきちんとやっていれば、もっと多くの人が助けられたはず」と言いたいがために、当時の国の対応を批判しているのではないかと。
確かに、今ならより多くの人が助けられたかも知れませんが、当時でもできる限りの対応をしたのではないかなとは思います。満点ではないにしろ、80点だったのではないかという問題提起です。
No.18 しま さま
>確かに、今ならより多くの人が助けられたかも知れませんが、当時でもできる限りの対応をしたのではないかなとは思います。満点ではないにしろ、80点だったのではないかという問題提起です。
言い方は悪いですが、「採点の結果がどうであれ亡くなった方は生き返らない」のであり、私の率直なところは、政治家としては、では「今なら多くの人が助けられる」とするにはどうしたらいいか、というのを考えてよ、批判のための検討に留めずに、と思うのですが。
もちろん、そのためには、まず、しま さまのお書きになられたような検討が必要であり、当時の対応はどうであったかをいうこともまたその検討からでてこないといけないでしょう。
ご紹介されておられるHPの「ヘリコプターの活用」ということもまた検討課題でしょう。
ただ、メールマガジン2007/1/19においては、批判の目的といいますか阿部氏の視点が、「今なら多くの人が助けられる」とするにはどうしたらいいか、というのを考えるためのもの、と読めるものではなかったように思います。
2007/1/24 のメールマガジンでは、そうした視点もみえるような文にはなっていますが。
阪神の時に得た教訓の一つに漏電火災があげられると思います
現代ならではの火災原因でしょう
新潟ではこれを活かして一軒一軒点検してから電気を復旧させていったようです
>感熱紙さん
武器庫云々のソース元は読売だと思われます
瓦礫の中から迫撃砲などが発見されていたようです
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7000/fe_ki20070119_01.htm
自分も阪神大震災のときは医療者として救援に行きました。
この議員も実際に現地にいっていながら、この認識の差はなんだろうと。
患者の救急搬送で苦労していたのが、自衛隊の派遣後にその負荷がかなり軽減。
救急搬送、物資の移送などの点で有事の自衛隊の実力を感じました。
自衛隊はかなりの力をもった組織であるとのこのとき実感しましたね。
だからこそ、これだけの力はきちんとシリビアンコントロールしておく必要がある。
そのための有事法制はきちんと整える必要があると思います。
文民統制が大事という事もありますが、有事法制をきちんとしておくほうが、自衛隊もきちんと仕事がしやすくなるはずですし。
>初めてのこと
実務上の対応にまずさがあったのは仕方がないかもしれません。
とはいえ国家の有事に対しての情報管理体制の甘さは否定できません。
首相が早朝の震災について、昼のテレビでようやくひどい被害が出ていると知ったという事は問題です。
>No.18 しまさん
その辺は、要求水準を何処に置くかでかなり変わってくるかと。
「できる限りのこと」の中味にも関わってきます。当時の政府首脳や
事務方の常識、というのを前提にして、「できる限りのことをした」と
評価するのは、「その常識が間違っていた。国家の枢要を占める
人間がその程度の常識では困る」という反論もあり得ましょう。
一生懸命やったのだから堪忍して、が通る場合と通らない場合があります。
そういう意味では医療崩壊問題と似ている部分もあります。
「非武装中立」が信条の人に政権を任せておいて
「危機管理がなってない」というのも若干酷な気が(w
(任せたのは野中と亀井でしたっけ)
危機管理なんて考えた事もない人の在任中に限って
阪神大震災とかオウム事件とか百年に一回くらいの大災難が
立て続けという不思議
とにかくこの件では阿部氏が医師であることより
「社民党の人」と世間で認識されているらしいのが
不幸中のなんとやらです
>中山さん
>要求水準を何処に置くか
どこに置くべきなんでしょうね。このブログで学んだ「プロスペクティブ」なものの見方で考えてみると、「人口密集地で震度6の地震が起きれば、死者数は数千人を数えるのが当然だ」と言う事を前提にします。
死者は6,500人ですから、このうちの何人が助けられたかを考えるべきです。つまり、理想的な法整備と状況対応ができていれば、何人救えたというアプローチを取ると言うことも考えられますね。そして、理想と現実との差異を考えれば、要求水準も見えてくるかと思います。
また、推定死亡時刻からアプローチするという手もありそうです。
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より専門性の高い監察医のデータを対象とすると、地震の発生時間が5時46分ですから、実に発生後15分以内の6時までに約92%※の方が息をひきとっています。これは揺れですぐに建物が壊れたり、家具の下敷きになったりして亡くなったことを示しています。臨床医のデータを含めても14分以内に亡くなった方は8割以上となります。
本当の阪神・淡路大震災
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もちろん、取るべき手を取り、最高の対応が取れるように努力することは必要だと思いますが、人間が行うことを過信するべきではないとも思います。
とどのつまり、私の言いたいことは。
「天災において、政府や行政や政治や自衛隊や消防や救急や警察が適切に対応出来ていれば、多くの人の命が救えたというのは人間の思い上がりである。確かに、人の手によって救える命はあるかも知れないが、それはごく少数であり、多くの人の命は大自然の前には無力なのである。人間は、この事を頭に入れて自然に立ち向かうべきである」
と言うことになりますか。まさか私の考えがここに行き着くとは思っていませんでした。勉強になりますね、このブログは。
> 人の命は大自然の前には無力(No.25 しま様)
ただし、阪神淡路大震災では、建物に押しつぶされて圧死した人が8割以上であったことを考えますと、
脆弱な建物を建設した(建て替えや補強をせずに放置していた)ことは、人災に近いものがあったと言わざるを得ません。
日本の建築基準法は、大地震が起こるたびに規制強化されてきたという歴史があります。まさに、「人柱の上の安全」です。
現在の新耐震基準(昭和56年)は、震度7でも瞬時に倒壊するということはありません。
しかし、新耐震以前に建設された「既存不適格」の建物も、法制度上は建て替えや補強を強制はされないため、今も全国で1150万戸の住宅が不適格のままに残っていると推定されています。
1年半ほど前に、耐震偽装マンションが大問題となりましたが、既存不適格住宅に住んでいる人は、危険度では同じです。
一刻も早く専門家に耐震診断してもらい、必要なら補強工事をするべきです。自治体によっては耐震診断や補強工事に補助金を出しています。
人の住む家が、凶器となってはならない。
>YUNYUNさん
耐震はそうですね。確かに、この点は考えから抜け落ちていました。地震が起きてからの対応に考えが集中していましたので、被害の予防という観点がありませんでしたね。
木造住宅の場合、地震は考慮していない設計になっているだろうし、この点に関しては、日本人は慢心していたのだと思います。地震国であるが故に、地震に慣れてしまっているんですね。
ということでは有りません。
耐震基準は木造住宅にも適用され、今の基準では木造住宅が最も(プレハブよりも)耐震的に余裕が有ります。
「慢心」はその通りです。
いかに基準に余裕を持たせようとも、慢心や過信から基準を満たそうとしない建築主と、それを説得しきれない或いは唯々諾々と従う建設業者がいることや。
某県が作った(潰れた)第3セクターのように、明らかな手抜き工事などの例も有ります。
阪神の被災地で被害を受けた住宅の多くは、耐震基準の施工以前の物で、安全よりも利便性を採用した建物が多くを占めていました。
具体的には、壁で持たせるべき構造なのに狭い間口いっぱいに開口を取り、スジカイや壁が全く無い建物などです。
最初から柱と梁で持たせるタイプ(伝統木造)のお寺が立派に耐えていましたよ。
耐震基準の施工⇒耐震基準の施行
失礼しました。
>MultiSyncさん
失礼しました。つまり、95年当時の事です。当時は、壁や柱が脆弱にも関わらず、重い瓦屋根を載せていた木造住宅が多く、そうした木造住宅が被害に遭っていたのではないかという趣旨の言葉です。
もちろん、これも誤解かも知れませんので、ご指摘お願いします。
>壁や柱が脆弱にも関わらず、重い瓦屋根を載せていた木造住宅
95年当時に限らず、いまだにそれ以前の建物もかなり残っています。
記憶では、昭和46年の耐震基準改正で壁量換算のスジカイなどが規定されました。
その時点の基準でも(守って有れば)簡単に倒壊するものではなくなり、それ以後も順次強化されており、現基準に照らせば 46年以降の建物も含めて強度で不適格な建物の総数はかなり多い。
今の基準で耐震強度の偽装問題が有りますが、45年以前に強度を軽視して出来た建物と比べれば、個個の危険度と量で古いものの方が社会的に見た危険度は大です。
(耐震偽装マンションの使用禁止や取り壊しは政府のアドバルーン的な対応だと思っています)
その為に耐震補強の手順を定めたり、耐震補強・改修に限り基準法の一部を免除したり、補助金を出したりと便宜が図られており。
危険度上位に指定された地域では自治体の補助金が多かったりで、その主旨沿った耐震補強・改修が少しづつ進んでいますが、他の地域ではまだまだです。
だからと言って、国土交通省(当時建設省)の役人が「取り得るべき手段を講じなかった」とか「出来るはずの手当てをミスした」と逮捕・訴追されたとは、聞いた事が有りません。
(お医者様には羨ましい話です)
宮城県沖地震も警戒期に突入しています。いつ起きても不思議ではないとの警報が、各機関や学会から発せられています。
それでも実際に大事な自宅の耐震診断を受けたり、耐震補強を行うという人たちはきわめて少数です。阪神・淡路大震災の教訓として「壊れない家が震災対策の基本」であるにもかかわらず、対策として生かされているとは言い難い状況です。
ここの各エントリで繰り返し述べられている、一般の国民の方々の危機感のなさに驚くほどの思いがあります。
地震は物理現象で、構造物にかかる力は、F=maです。aを変えられなければmを小さくするか、Fに耐えられる丈夫さを与えるしかありません。できうる対策をとらないことは犯罪的ともいえると思います。
>MultiSync さん
>国土交通省(当時建設省)の役人が「取り得るべき手段を講じなかった」
>とか「出来るはずの手当てをミスした」と逮捕・訴追されたとは、聞いた事が
>有りません。
そこまで行政が住民に対して過保護でなくてもよろしいような気がします。住民が要求するのであれば、制度整備をする必要はあるでしょうが、要求しないうちに制度を整備しても仕方ないと思います。
こういう、地震の危険と、壊れない家こそが地震対策の基本という話を啓蒙することこそマスコミの役目だと思うんですけどね〜
ええと,モトケンさんはあまり阿部知子議員をご存じないようですが,このひとはどちらかというと極左です.
なんで社民党なんだろう,というひとです.
自分のホームページではさらっと「在学中は東大闘争の 最中で、社会勉強が中心」なんて書いていますが,東大青医連で実力行使をしていた方です.
また,反体制なのに,東大PRCという「東大」を冠したグループで脳死臓器移植問題で世間を騒がせていたひとでもあります.1980年代の臓器移植で何人かの医師を殺人罪で告訴しています.(他に本田勝紀というひともいます.)
わたしのボスは学会会場で押しかけてきた彼女とドアを挟んでもみあったといっています.
1980年代後半は,脳死をひとの死と認めると障害児が蔑ろにされる,旨の主張を「朝日ジャーナル」に書いていました.
さて,上の議論では,阪神大震災時の政府の対応という方向に議論がずれていますが,阿部議員の今回のホームページの発言の問題点はむしろ以下の点です.
彼女は最初こう記しています.
阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを
任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援
に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自
衛隊は軍隊ではないし、国土保安隊として出発し、防災のたね
にも働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、で
ある。
メールマガジンにはまだデータが残っています.
http://blog.mag2.com/m/log/0000058959/108152759.html
「国による命令を受けて」
当時の総理大臣は誰だったかわかっているのか?
国土保安隊って何?
「防災のたねにも働くことを任務としてきた特別な生い立ち」
それを後日さらっと「知事の要請を受けて」とか「警察予備隊」と書き直し,現在では
http://www.abetomoko.jp/ では,もとの文章にはアクセスできないようになっています.
自衛隊や警察に対する攻撃は,まぁ,本人の考えや思想にですから,そういう風に考えているのね,でとりあえず了解しますが,
国土保安隊と書いたり,それを,こっそり書き換えたり,
「国による命令」が「知事の要請」に訂正のお知らせもなく変えられていたり,
いや,そもそも,未だに「国土保安隊」が本人のサイトに残っていたり,
つまり,こっそり,中途半端に証拠隠滅を図っていて,
阿部議員の国会議員としての資質に疑問を感じずにはいられません.
「国による命令」と書いたら,そのときの総理大臣が誰だったか考えないのかな?
彼女,医者ですからね,きっと平気でカルテを修正液で書き換えるんでしょうねぇ.
> こういう、地震の危険と、壊れない家こそが地震対策の基本という話を啓蒙することこそマスコミの役目だと思うんですけどね〜(No.34 立木 志摩夫さま)
それ、弁護士会でも声を大にして言ってますけど、新聞が書いてくれるのは、1月初旬だけなんですよう。
2年前に新潟県へ行った時に、実感しました。
ああ、ここでは家が立ってるって。
阪神でも家が潰れさえしなかったら、多くの人が助かっただろうに(泣
No.24しま様がご紹介くださったデータにありますように、
> 臨床医のデータを含めても14分以内に亡くなった方は8割以上
ほとんど即死なのです。自衛隊が来ても、死んだ人を助けることはできません。
脆弱な家に住んでいるということは、死亡フラグを立てているのと同じ。
東京や大阪などの大都市周辺に結構多いんですよ。木造住宅密集市街地というんでしょうか。ちょうど高度成長期に大都市周辺に大量に住宅需要ができ、とりあえず無計画に建てられた住宅なのかなと思います。高度成長期の住宅ですから耐震性などあるはずもなく、密集しているので火災などの災害に弱いことこの上ない。
確かに死亡フラグを立てているとも言える家ですが、困ったことに住んでいるのは当時田舎から出てきた世代(要は今は引退した高齢者)が多いので、建て替えることができる経済力など望むべくもないんですよね。公営住宅などなら自治体が建て替えるでしょうが、持ち家や民間借家はそういうわけにもいかんですし、仮に引っ越すとしても高齢者が年金で入れる住宅をおいそれとは見つけもできず、また高齢者も住み慣れた場所を離れもできずで・・・。
No.37 じじいさま
>公営住宅などなら自治体が建て替えるでしょうが、持ち家や民間借家はそういうわけにもいかんですし、
ここのところをしっかりやるために、法的にも整備しないでおくと、また大災害を繰り返すのだと思うのです。六千五百人もの死者を出しておいて尚、なにも教訓をえていない愚かな国だといわざるを得ない実態があります。
経験も充分にあり、理論も手段も備えているこの国で、できないのは資金の手当てだけ。災害のあとに、あれほどの事後費用をかけることを考えれば、事前の手当はいかに費用がかからないか。分かり切っているだけに、あえて、犯罪的と指摘したいのです。
No.33 しまさんのコメント 34509
>住民が要求するのであれば
そのように出来れば理想的です、現実は。
大部分の人が危険性と経済性と秤に掛けて安全性をあまり考慮しない、その結果が本人以外の周辺に及んで社会的にコストが増大する、結果と成っています。
それゆえに、No.38 たぬきさんのコメント、に有りますような施策が行われてはいますし、政府広報もやってはいます。
但し全ては事が起ってから。つまり後手に回っていて許されるのが社会通念ならば、医療現場だけが先を見通して万全で無ければ成らない理由は有りません。
でもこのエントリーの中心話題は>No.35 医療集中部watcher さんのコメント に有ると思いますから、耐震性の話題はここまでとします。
阿部の様な、こじつけや責任転嫁を騒ぎ立てる反体制工作員を議員にしておくことは国民の大損失です。
でもまー 100人以上居た社会党が数人にまで減ったんだから
けっこうな進歩でしょう
昔はこんなのが100人もいたんですねー
>いのげさん
ここまで減ったという事実というか現実を社民党の皆さんはどのように考えているのでしょう?
もともと現実を直視しない政党ですから何も考えていないのかも知れませんが。
ところで、朝まで生テレビで同党の党首が言ったというあの都市伝説的発言の真偽はどうなんでしょう?
私は未だに信じられません。あんまりひどすぎて。
どなたか確実なソースをご存知の方はおられますか?
不確実なソースは紹介は控えてください。
全てのマイノリティの発言チャンネルは常に確保されるべきであると思いますので社民党の議員の数が仮にゼロになったとしても政党としての存在意義を否定するつもりはありませんが、その政党をどう評価するかという問題においては、やはり党首の発言と見識というものは問題にされるべきであると思います。
35番さんの補足です。
この人物、土井たか子好みの女、極左で社民党に入ったんですよ。こんな人物(他にも名前忘れたけど、9.11のテロでブログに”アメリカにざまあみろって言ってやりたい。”と書いて、非難された程度の低い女性議員がいた。全部、土井ジュニア。まともな議員が、民主党に逃げていくのは当然。)、医者の風上にも置けない奴ですよ。
前記の、筑波大での臓器移植を殺人罪で訴えた話、元検さんならご存知だと思っていたのですが。。。。
何で、社民党なのだろうではなく、土井ジュニアの揃っている社民党は、今こんな人物ばかりで、社民党だから、いられるというのが正確なところでしょう。
>モトケンさん
>ところで、朝まで生テレビで同党の党首が言ったというあの都市伝説的発言の真偽はどうなんでしょう?
「警察官の拳銃使用は絶対反対」発言のことでしょうか。
>ちょい悪代官さん
はい、いろいろバリエーションがあるようですが。
ttp://news21.2ch.net/test/read.cgi/news2/1167312538/
「福島瑞穂 絶対反対 テンプレ」 だけでまずググってみましたが、このような板が見つかりますた
要するに過去10年分ほど検証してみて未発掘という状況のようです。