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合成麻薬所持・覚せい剤使用容疑、関西大生を逮捕(asahi.com 2007年02月13日23時23分)

 合成麻薬(MDMA)を持ち、覚せい剤を使用したとして、奈良県警は13日、大阪府富田林市向陽台3丁目、関西大学3年の木下隆容疑者(21)を麻薬および向精神薬取締法違反(所持)と覚せい剤取締法違反(使用)の両容疑で逮捕した。

 私は、犯罪の本質は自己中心性だと考えています。

 この大学生は、薬物事犯は自分が薬物におぼれるだけで誰にも迷惑をかけていない、と考えていたかも知れませんが、捕まったときの親の嘆きを考えたことがあったのでしょうか。

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コメント(17)

>私は、犯罪の本質は自己中心性だと考えています。

おっしゃるとおりですね。
自分が,行為者のみならず被害者,一般的国民の視点で物事を考えられるのであればほとんどの犯罪はなくなるでしょう。

それが複眼的思考…リーガルマインドですけどね。
考えてみればリーガル(マインド)の反対はイリーガル(マインド),リーガルマインドは複眼的思考で,犯罪を行う心は自己中心,合点がいきます。

>この大学生は、薬物事犯は自分が薬物におぼれるだけで誰にも迷惑をかけていない、と考えていたかも知れませんが、捕まったときの親の嘆きを考えたことがあったのでしょうか。

覚せい剤の購入代金が裏社会で別の犯罪の資金になることもありますし、覚せい剤でいっちゃった奴が起こした凶悪犯罪も数知れません。他人も結構迷惑です。

どっちかというと何も考えていない様な気も・・・。

おそらく初犯であれば、執行猶予がついて刑務所に行く必要はないでしょう。

私はこういう事件ほど、裁判では親を情状証人に呼んで、親がつらい思いをしている姿を被告人に見せることによって、あるいは、親の子に対する思いを被告人に理解させることによって、被告人の更生に少しでも役立てばと思っていました。
(ま、当然、親や被告人にもよりますけどね。)

でも、即決裁判制度の導入により、そんなことは全くやる必要のないことだったということが、わかりました。
私は、なんておバカな弁護人だったのだろうと、思っています。

> 親を情状証人に呼んで、親がつらい思いをしている姿を被告人に見せる(No.3 PINE さま)

今時の大学生だと、カノジョ(内妻)というケースもありますよ。

PINEさんは、制度上公判の場で被告人に反省させることを予定していなかったのに自分はそれをやろうとしていた、といいたいのでしょ。

うーーん、だったら天涯孤独で、温かい人の情けも、胸を打つ熱い涙も知らないで育った人なら別に薬におぼれてもいいんですかね?

失礼します。

薬物を使う人間は「根性なし」なのでは?
すぐ薬物という、お手軽な物に逃げ、頼る。
自分の体を大切にしない人は嫌いですね。
だって、1/25兆の確率で、この世に産まれ出たんですよ。
もしかしたら、この世に産まれてこなかったかもしれないんですよ。
腹がたちますねー。
自分勝手で自分という人間に関わってきた人達のことを
全然忘れているみたい。
世の中には、薬物に逃げず、ちゃんと今自分が置かれた状況と
向き合っている人はたくさんいるんですよ。
そういう人と比べたら、甘ちゃんです。
グーで殴りたいくらい。

失礼しました。

>PINE さん

 即決裁判制度は、判決の重みをきちんと理解できる論理的または理性的または打算的な人にとっては有益だと思いますが、そういうことが理解できない感情的な人間にとっては無慈悲な制度かも知れませんね。

>立木 志摩夫 様

 タイガーマスク、大好きでした(再放送世代ですけど)。横道にそれてすみません。

立木志摩夫先生、ですから他人も迷惑なんですってば。

>うーーん、だったら天涯孤独で、温かい人の情けも、胸を打つ熱い涙も知らないで育った人なら別に薬におぼれてもいいんですかね?

覚せい剤を乱用しても幻想の中でしか強くなれませんし、中毒が進行すると力もなくなるでしょう。ひねくれて星をにらんでも何にもなりません。

そんな人でも、慕ってくれるあの子らがいるかもしれません。覚せい剤などにおぼれるよりもみんなの幸せを祈る方がいいのでは。

>じじい 様

 すごすぎます・・・。また、横道コメントすみません。

 ところで、一度覚せい剤事犯の判決の言い渡しを見に行ったことがあります(膨張に行ったらこういう事件しかなかったというのが正しいのですが)。被告人は組員さんのようで傍聴席、ロビーにそのお仲間たちが何人もいました。この方には、判決の重みはお分かりにならなかったのではないかと思います。初犯のようでしたが執行猶予はつかなかったのですが。

> 膨張に行ったらこういう事件しかなかった(No.11 m さま)

「傍聴」。
都市部では、地裁刑事第一審の半数以上が、覚せい剤事件ではないかと思います。
犯罪件数でトップは窃盗罪ですが、窃盗事件は簡易裁判所でも扱いますから。

覚せい剤自己使用案件は、即決と言わずともたいてい一回結審で、刑事裁判手続きの流れを理解するには便利であるため、よく見学が入ります。
弁護人としては、法廷へ入っていきなりギャラリーが多いとちょっと緊張。でも余裕がないせいか、すぐに傍聴人の存在は忘れてしまいますが。

> 被告人は組員さんのようで
> 初犯のようでしたが執行猶予はつかなかったのですが。

密売人(卸し)で、営利目的譲渡罪だったかもしれませんね。営利の刑は重いです。
それでなくても、暴力団員では執行猶予は付けてもらえません。
情状弁護として「組を脱退した」と主張することがありますが、
親分の破門状が関係組織に<回覧>されていなければ(単に、一筆書いてもらっただけのはダメ)、本当には足を洗っていないという噂です。

 覚醒剤は自分にも他人にも害を及ぼすし、中毒になると単独で抜け出すことも困難ですよね。だから、取り締まりが必要だし、それに従うべきなのは当然でしょう。
ただ、そういうことを止める理由として「親の嘆き」を持ち出されることには非常に心理的抵抗があります。「親が嘆くから○○するな」というのは一種の問答無用の暴力であり抑圧だと思う。「嘆くのは親の勝手である」と突き放した方が楽になれる。

> 「親が嘆くから○○するな」というのは一種の問答無用の暴力であり抑圧だと思う。

「理屈抜きでダメなものはダメ」と言うこともあります。その場合理屈は後から付いてくる。
ですから問答無用であっても暴力とは思いません。
現在ではそれが有効かどうかは疑問ですが。

飲酒運転追放キャンペーンで小学生の男の子が「お父さん何で飲酒運転なんかしたんだよぉ〜。お姉ちゃんも学校行けなくて泣いてばかりいるし…」ってのがありますが、子を持つ身としては、これは抑止に有効だと思います。

昔、身体障害者施設に勤めていた頃、薬ではありませんがシンナー中毒で身体障害になった利用者さんの支援をしたことがあります。知的にも若干障碍が残りました。

この利用者さんがなぜに中毒になったというと、中学生の頃、両親の離婚騒動があり、そこから親との確執があったからです。家庭の中の現実から逃れたかった事と、両親を罰したかったからのようで、中毒の結果など考えられなかったようです。

大学生がどうしてそういうモノに手を出したかは分かりまりせんが、好奇心以外の理由で手を出すこともあるってのも考慮に入れてください。

>ですから問答無用であっても暴力とは思いません。
 やる側の論理ですね。いじめっ子の論理と同じ。やられる側がどう思うかですよ。

No.16 apj さん
> やる側の論理ですね。
これには同意します。人種差別etc. 「やられる側がどう思うか」が大事です。

その上で、問答無用であり、問答無用の抑圧だと思うが、やはり、暴力とは思えないのです。
自分の想像力が貧困なのかもしれません。

自分の頭の中では、「問答無用の抑圧」≠「暴力」。「問答無用の抑圧」⊃「暴力」 です。
突き詰めると「言葉遊び」に成りそうなので、自分から振っておいて失礼ですが、この場ではほどほどにします。ごめんなさい。

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