エントリ

 コメント欄で紹介のあった西村博之氏の不完全なルール。について、追記加筆しています。
 それに伴い、タイトルを変更しました。
 3月21日付けでさらに追記しました。

「死刑になるなら払う」2ちゃんねる管理者、賠償拒否(2007年3月20日3時5分 読売新聞)

 西村氏は、これまでに全国で50件以上の訴訟を起こされ、その大半で敗訴が確定。未払いの賠償金や、裁判所の仮処分命令に従わないことに対する制裁金が少なくとも計約5億円に上るとされるが、西村氏が自ら支払いに応じたケースはほとんどない。その理由について、西村氏は「踏み倒そうとしたら支払わなくても済む。そんな国の変なルールに基づいて支払うのは、ばかばかしい」と話した。

 完全に裁判所を敵に回した言い草です。

 そろそろ刑事事件として動き出すかもしれません。

 そうなったときにこの発言が担当裁判官にいくばくかの影響を与えたとしても不思議はないと思います。
 裁判官も人間ですから。
 
 私としては嫌いな言葉ですが、こういう人物こそ【国策捜査】の対象とされるべきでしょう。
 放置すると国民の規範意識に深刻な悪影響が生じる恐れを感じます。

追記
 民事執行の実効性を上げる法改正が浮上してくるように思いますが、不勉強な領域ですので法律家関係ブログをウォッチしていると面白いかも知れません。

追記(不完全なルール。について)

 私が、読売の記事に反応したのは、西村博之氏(以下、西村氏)が記者に対して、つまり公の場で、裁判所が認めた債務を踏み倒すことを正当化したからです。
 一応、西村氏のことをネットのカリスマの一人としての存在感を認めているが故であります。
 そのような人物がこのようなことを公言することの社会的影響を憂慮したのです。

 ところで、コメント欄において、を引用された西村氏の「不完全なルール。」を踏まえて

>西村ひろゆき氏の実際の発言が明らかになりましたが、冒頭のブログで訂正する箇所はありますか?

という質問がありましたが、私の憂慮はより強い根拠をもって更に深くなりました。

 読売の報道では抽象的でしかなかった踏み倒しの正当化根拠をさらに屁理屈ないし詭弁でもって正当化しているからです。

 西村氏は、そもそも裁判で負けても金を払う気が最初から無いようです。
 ここで注意すべきは、「払えない」と「払わない」は違うということです。
 西村氏は、明らかに後者の意思と認められます。

 「不完全なルール」からなぜ「払わない」ということが読み取れるかといいますと、「不完全なルール」には弁護士を雇うことを全く前提としていません。

 私の推論は以下のとおりです。

 どうせ負けても金を払う気はまったくない。
 それならば裁判に勝つための金と時間をかけるのは無駄だ。
 それなら金を払って弁護士を雇う必要はない。

 「不完全なルール」で述べられている民事訴訟法上の問題は弁護士を雇えば(一部は雇わなくても)対処可能です。

>大阪で起きた裁判に出席出来ないので、東京地裁に移管するように申請を出したが、却下されたことがある。

 以前は、管轄、つまりどこの裁判所で裁判をするかは訴訟の勝敗に直結する重大問題でしたが、最近は電話会議による訴訟準備手続が採用されていますので、大きな問題にはなりません。

>東京と沖縄など同じ日に裁判が行われることがあり、全部に出席することがそもそも不可能。
>従って、物理的に出席できなかったとしても、自動的に敗訴になり賠償金支払い命令が出るというのが、現在の民事訴訟法の問題。

 本人訴訟であっても日程調整は可能ですし、電話会議を活用するなどすれば、「物理的に出席できな」くて敗訴という事態はほとんど考えられない。

>ようするに、こなせない量の訴訟を起こしてしまえば、自動的に賠償金が認められてしまうというルールになってます。

 弁護士を雇えば対応可能です。
 「自動的に賠償金が認められてしまうというルールになってます。」というのは、控えめに言っても、明らかに印象操作的超誇張説明です。
 コメント欄で指摘がありましたが、西村氏が誠実に対応すれば裁判所としても便宜を図ってくれる可能性はあります。
 原告の訴えが権利濫用的なものであれば、逆に損害賠償請求訴訟を起こして牽制することも可能です。

 ところで、弁護士を雇うには当然費用がかかります。
 しかしそれほど莫大な費用はかかりません。
 もちろん弁護士にもよりますが、現在弁護士費用はかなり自由化されていますから、安く引き受けてくれる(それでもそれなりの費用はかかりますが、私の認識では西村氏なららくらくと出せる程度の金額)弁護士は簡単に見つかるはずです。

 なぜかといいますと、西村氏に対する訴訟はほとんど定型的(つまりワンパターン)だと思われますので、弁護士としては最初の1件だけしっかり準備すれば、2件目以降はかなり楽になる、つまりあまり手間隙はかからないからです。

 次に、西村氏の言うルールについて検討してみます。

>ようするに、こなせない量の訴訟を起こしてしまえば、自動的に賠償金が認められてしまうというルールになってます。

 自動的に賠償金が認められてしまうというルールはありません。
 「争う」という趣旨の書面を一つ事前に裁判所に出しておけば、裁判所に出頭しなくても自動的に敗訴することはありません。

>さて、賠償金に関しては支払わなくても刑事罰が発生したりすることはありません。
>これも変なルールだなぁと思うものの、ルールの上で決まった結果に対して、ルールの上で認められた行為をしてるわけです。

 これもルールと言うべきではありません。
 刑事罰はあまり出しゃばらないというだけです。
 逆に言うと、民事の債務は、債務者が任意に、つまりその意思に基づいて履行することがルールとして期待されているのであり、いちいち刑事罰で強制するべきではないというルールが働いているのです。
 西村氏の言い分は、刑罰が科されなければ、何をしてもまたはしなくてもいいという考え方だといえます。

>自動的に敗訴という仕組みも賠償金を払わなくていいという仕組みもルールとしては
どうかと思うのですが、悪法も法という言葉もあるように、

 これも詭弁ですね。
 「賠償金を支払わなくてもいい」というルールはありません。
 上で指摘したように、民事上の債務は債務者の意思によって履行されることが期待されています。
 しかし、「払えるけど払わない」という債務者は存在します。
 そういう場合に備えて強制執行手続が定められていますが、強制執行手続は執行の対象となる財産が特定されなければならないというルールがあります。
 言い方を変えれば、財産を隠してしまえば執行できないというルールになっています。
 
 西村氏の言う「賠償金を払わなくていいという仕組み」というのは要するにそういうことだと考えられます。
 つまり、西村氏の言っていることは財産隠しをすれば執行されない、ということであり、それは制度の限界または欠陥であってルールではありません。

>とりあえずはそのルールの中でやるしかないんじゃないですかねぇ 
 
 要するにこれは、法律のつまりルールの隙間をかいくぐっているだけです。
 
 以上のお話は、法律家から見たルールの話です。
 西村氏が独自の「ルール」概念をお持ちならそれは私の関知するところではありません。
 しかし、法律の土俵でルールを語るとすれば、法律家の「ルール」概念に従わざるを得ないことになります。
 そして、法律家の一部である裁判官や検事は強大な権力を持っていることを忘れてはいけないと思います。

 尤も、西村氏が「払わない」という対応を取ることも理解はできます。支持はしませんが。
 西村氏が、1件の支払いに応じれば際限なく支払いに応じなければいけなくなる、と考えているのは間違いなかろうと思います。
 しかし、裁判所も、西村氏が2ちゃんねるの実質的管理者だからといって、2ちゃんねる上のすべての名誉毀損行為の責任を西村氏に負わせるということは考えられません。
 それなりの対応を取っていれば免責されるはずです。
 きちんと訴訟対応すれば、裁判所もそれなりの基準を明示するはずです。
 それに従えば、訴訟回避のための対応(訴えられても負けない対応)が見えてきます。
 そして、2ちゃんねるはかなりの広告収入をあげているようですので、その収入に見合うそれなりの対応費用(基準が明確になるまでの裁判費用を含めて)を支出することは社会のルールとして当然求められるのではないかと考えます。

追記の後記

 はてブ経由のアクセスがとても多くなってますので、ちょっとがんばって書いてしまいました(^^;

 このブログでは医療崩壊問題も熱心に議論されてますので、関心のある方は目を通してみてください。但し、量は膨大です。

追記(3月21日)

 こういうブログがあります。
 http://kichizaemon.iza.ne.jp/blog/entry/137188

 要するに、私のこのエントリを弁護士による弁護士業界利益擁護のためのエントリと見ておられるようです。
 そのような見方をしている人は決してお1人ではないと思いますので、少しコメントしておきます。

 たしかに、弁護士は紛争当事者のおこぼれにあずかって収入を得ている面がありますので、ご指摘は全くの的外れであるとまでいいませんが、どうも大事な点を見落としておられるようです。

 西村氏は「ルールの上で認められた行為をしてるわけです。」と言っています。
 つまり、自分は日本の法制度のルールに従っているだけだと。
 ここで「ルール」という言葉を使った場合、それは西村氏の裁判だけでなく、論理的には全ての紛争に一般化されることになります。
 
 わかりやすく言えば、裁判所によって支払い義務を認められたものが、全て西村氏と同様の考えのもとに同様の行動をとったらどうなるか、という問題です。
 さて、誰が一番不利益を被るでしょうか。
 いうまでもなく権利者です。
 不法行為の問題で言えば、「被害者」です。
 弁護士の不利益は、被害者の不利益の中の一部でしかありません。

 全ての、と言わないまでも多くの義務者が西村氏と同様の論理と行動をとった場合、被害者救済が十分できなくなりますから、国家は西村氏の言うところの「ルール」の改正に乗り出すことでしょう。
 つまり、国民の私的領域に対する国家権力の介入の度合いが強くなることが予想されるわけです。
 具体的には、民事執行における強制的財産調査権とかそれに関連する罰則の強化などです。
 そのような制度が一旦動き出すと、正直な人に対しても調査権の行使が可能になります。
 その過程で、財産以外のさまざまな情報や事情をあからさまにされるおそれも出てきます。
 私が、No.3のコメントで「余談ですが、ひろゆき氏の言うところの【ルール】を完全に整備しますと、恐ろしく住み難い世の中になりますよ。」と書いたのは、そういう意味です。

 なお、国際紛争(国境を越えた紛争)の司法処理については不勉強ですのでコメントは控えます。

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コメント(129)

http://www.asks.jp/users/hiro/21333.html
報道ではああいう感じに書かれていますが、実際のひろゆき氏の発言はこのような感じだったそうです。

というか法律に詳しくないのでなんともなのですが、
そもそもひろゆき氏が訴訟されてた訴訟の内容がなんだかなあ。と一般人からすると思う内容ばかりで。
法を遵守するのは法治国家である以上当然ではあるのでしょうが、
その法自体が、例えばアメリカほどではないにせよ金銭目的のために訴訟を起こすようなことに利用されるような状況である実情を弁護士の方などはどのように感じておられるのでしょうか。

私もこの件についてはいろいろと考えるところがあるのですが、
そもそも報道の仕方に悪意があるように見えてしまう気がします。

その報道の見せ方に踊らされて
裁判官が影響を受けてしまうとしたら怖いですね。
「人間ですから」ですんでしまうなら
そんな機関、信用できない気がします。

>完全に裁判所を敵に回した言い草です。

とありますが、自分自身で聞いていない言葉を
マスコミのフィルターに通された形で鵜呑みにしてしまうのは
危険だと思うのですが、いかがでしょうか?

 紹介されたひろゆき氏の言い分はそれ自体としてはほとんど詭弁の類です。
 期日の重なりについては擬制陳述、期日変更等で対応できますし、代理人として弁護士を雇えば自分で出頭する必要性が相当減ります。

 裁判で負けても金を払わなくても刑罰に処せられないというのはルールではありません。
 処罰するというルールがないだけです。
 義務は履行すべし、というのが大原則としてのルールです。
 つまり、ひろゆき氏はルールを破っているのです。
 ルール破りに対する有効な手段がないというのは、ルールではなくルールの欠陥です。

 なお、金銭の支払いを求める訴訟は民事訴訟の一つの典型です。

 余談ですが、ひろゆき氏の言うところの【ルール】を完全に整備しますと、恐ろしく住み難い世の中になりますよ。

通りすがりさまの質問にレスしようと思って下書きしてる間にモトケン先生自らコメント済でしたorz

欠席判決とか擬制陳述について説明してるサイトだけ紹介しておきまつ

ぺたり
http://www.inagakilaw.com/asof/html/10x02/100602.html

>No.2 通りすがりその2さん

 いうまでもなく、報道が直接裁判官に影響するというのではなく、裁判手続の中に表れれればということです。
 とはいうものの、現実問題として報道の影響は絶無ではないでしょう。

>そんな機関、信用できない気がします。

 社会の動きや実情にまったく頓着しない裁判所というものも役立たずで有害な代物になります。

>マスコミのフィルターに通された形で鵜呑みにしてしまうのは
危険だと思うのですが、いかがでしょうか?

 このブログは報道をネタにしている場合がほとんどですが、その場合は常に「報道が真実ならば」ということが暗黙のうちに前提にされているとお考えください。

 なお、この報道に関する限り、

西村氏は閉廷後、報道陣に対し、過去の訴訟で確定した賠償金などについて、「支払わなければ死刑になるのなら支払うが、支払わなくてもどうということはないので支払わない」などと、支払いの意思がないことを明らかにした。

ということですので、伝聞ではなく記者の直接体験ですからその信憑性はかなり高いと判断されます。

 但し、報道は事実に反するという情報に対して一切聞く耳を持たないというわけではありません。

 要するに、鵜呑みにしているわけではないということです。

ご返答ありがとうございます。
うーん、難しいんですねぇ
つまり訴えられた内容がどれだけ理不尽に見える内容だったとしても、訴えられた側は(代理人でもいいので)必ず出席する義務が生じるというわけなのでしょうか。
ともあれこの件が最終的にどういう感じに行き着くのかは非常に興味がある話ですね。

>No.5 モトケン
>ということですので、伝聞ではなく記者の直接体験ですからその信憑性はかなり高いと判断されます。
> 但し、報道は事実に反するという情報に対して一切聞く耳を持たないというわけではありません。

西村ひろゆき氏の実際の発言が明らかになりましたが、冒頭のブログで訂正する箇所はありますか?

>伝聞ではなく記者の直接体験ですからその信憑性はかなり高いと判断されます。

「直接体験」も何も、記者の知能や偏見次第で、どんな与太記事も作れてしまうってことさ。紙幅が限られていたにせよ、読売の記事は、肝心の箇所をオミットした、かなりの印象操作記事であることは間違いなさそうだな。

通りすがり | 2007年03月20日 11:43さんが、すでに「本人の実際発言」リンクを紹介されているように http://www.asks.jp/users/hiro/21333.html

>伝聞ではなく記者の直接体験ですからその信憑性はかなり高いと判断されます。

「直接体験」も何も、記者の知能や偏見次第で、どんな与太記事も作れてしまうってことさ。紙幅が限られていたにせよ、読売の記事は、肝心の箇所をオミットした、かなりの印象操作記事であることは間違いなさそうだな。

通りすがり | 2007年03月20日 11:43さんが、すでに「本人の実際発言」リンクを紹介されているように http://www.asks.jp/users/hiro/21333.html

相手方が理不尽な要求をしてきたからといって、
こちらも投げやりな態度をとれば、
相手方の理不尽さがかすんできてしまって
「どっちもどっち」といわれてしまいます。

相手方が嫌がらせで訴えてることくらい裁判所は知っています。
本人が誠実に対応する態度を取れば
裁判所だっていろいろ調整の努力はしてくれます。
嫌がらせの訴えをしたきたのは原告であって、裁判所じゃないのに
裁判所に対しても不誠実な態度を取れば
「どっちもどっち」と受け取られます。

西村氏は弁護士くらい雇えるんでしょ。
弁護士を雇えば訴えられた訴訟に出席するくらい簡単です。
「そんな相手のために金使って弁護士雇う必要なんかない」
と考えたなら、相手だけでなく、裁判所に対して不誠実です。
「刑事罰がないのに金払う必要ない」という考えもまた同じ。

要するにコドモな態度が間違いの元です。

ふと思ったのですが、同一の人に対して日本の複数箇所で同時に理不尽な内容の訴訟を起こすことで、対象の人に金銭的・労力的なダメージを与える、という嫌がらせをすることが法的に認められていることになるのでしょうか?だとしたら、金もない知恵もない人を簡単に追い込める「システム」が公的に存在するとも言えるわけで…。

>通りすがりその3 さん

法的に答えます。
「同一の人に対して日本の複数箇所で同時に理不尽な内容の訴訟を起こすことで、対象の人に金銭的・労力的なダメージを与える、という嫌がらせをすること」を認める明文の法律はありません。
むしろ、民法709条等をもって、損害賠償請求の対象になると考えられます。

また、少なくとも私の知る限りでは、西村氏は「金もない」人ではありません。
「知恵もない」かどうかは不明ですので何もいいませんが。

報道の内容については一方的に「印象操作」「偏見」とするが、後からブログに掲載された「〜みたいなこと」と要約された本人の発言については「真実」「実際の発言」であると考える。
刑事裁判における自白の任意性を争う状況と重なり興味深いですね。
まあそれは置いておくとして、個人的には西村氏に対しては、訴えられるのを覚悟の上でやってるのなら「期日が重なり出席できない。ルールに問題がある」などと泣き言を言わずに、知恵と金を使って訴訟対策くらいした方がいいんじゃないですか?と思います。
白片吟K氏先生がおっしゃるように、相手の訴えを「理不尽」と決め付けて放置してしまえば、勝てる裁判にも負けてしまいます。
それを負けた後からゴネるのは、大人気ない姿に見えます。

ご丁寧なコメントありがとうございます。

>社会の動きや実情にまったく頓着しない裁判所というものも役立たずで有害な代物になります。

こちらはその通りだと思いますが、
その社会の動きを作っているのがマスコミだというのが
少し恐ろしさを感じてしまいます。
いくらでも社会の動きを作れてしまうということですから・・・。

>このブログは報道をネタにしている場合がほとんどですが、その場合は常に「報道が真実ならば」ということが暗黙のうちに前提にされているとお考えください。

こちらは了解いたしました。
その場合は問題ないと思います。
※西村氏本人のブログにより、どのようにコメントしたかと
明記してありますが、その内容をどうお考えかはお聞きしたいです。

>伝聞ではなく記者の直接体験ですからその信憑性はかなり高いと判断されます。

こちらはあまり同意はできませんが・・・。
例を出すのならば、

A.毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070316-00000013-maip-spo
B.スポニチ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070320-00000002-spn-spo

同じ記者会見でも毎日新聞では
>当面は社長を辞める考えのないと話した。
ですし、スポニチでは
>調査結果を踏まえて引責辞任する意向を示した。

なわけですし。

ここは各論になってしまうので、これ以上の言及は避けますが、
西村氏の発言と、記事ではだいぶ印象が違うので、
もとけんさんは両方を見比べた結果、どのように感じるのかなぁ、と。

さらにコメントへのコメントですが、

>期日の重なりについては擬制陳述、期日変更等で対応できますし、代理人として弁護士を雇えば自分で出頭する必要性が相当減ります。

とありますが期日変更はともかく、
沖縄なら沖縄にいかなくてはいけない、
北海道なら北海道にいかなくてはいけなくなります。
交通費は自己負担ですよね。
全国で起こされている現状では、
交通費だけでも相当の時間と金銭を消費すると思います。

ひろゆき氏本人のブログでは

>大阪で起きた裁判に出席出来ないので、東京地裁に移管するように申請を出したが、却下されたことがある。

とあります。となると、全国各地で多数訴訟を起こされたときは
どのように対応するのがよいのでしょうか?

また、代理人の件ですが、
たとえばDHCは7億円の賠償を起こしています。
7億の案件についてどのくらいのお金がかかるかはご存じだと思いますが、
すべての裁判に代理人を立てるのは、相当の金銭的余裕がないと不可能です。

ひろゆき氏も初期のころはほとんどの裁判に顔を出していました。
しかしそれを超える訴訟がある場合に、
金銭負担なしにすべてに参加するのは不可能になります。

こちらについてはどうお考えですか?

>>No.6 通りすがりさん
「理不尽」という言葉を使ってますが、何が理不尽なのかがいまいちよく解りません。
名誉毀損の件については、別段問題のある内容では無いと思いますが。
理不尽なのはむしろ支払いを拒んでいる西村氏に理不尽さを感じますね。


>>No.8 すたこらさっささん。

印象操作かどうかは特に問題無いと思いますけどね。
支払い意思が無いという内容自体に差異は無いようですから。

むしろ、どうして直接記者に話したものの記述より
西村氏が後で自分でまとめたものの方を、
その場で語られた真実のように扱うかの方が疑問です。


No.14 の通りすがり2さんについても同様です。

面白い議論、ありがとうございました

読売新聞の報道の仕方も恣意的かもしれませんが、通して考えるとやはり西村氏の遵法精神の無さは浮き彫りになるような気がします

遠いところの裁判所での被告事件なら、第1回口頭弁論期日は答弁書擬制陳述で欠席、その後ずっと弁論準備で電話会議という代理人も多いですな。

No.14 通りすがりその2さん

>例を出すのならば、
>A.毎日新聞
>B.スポニチ
>同じ記者会見でも毎日新聞では

この例は、よろしくありませんね。
毎日の記事(3月16日9時57分配信)は、
「15日、野球部の選手を同席させて記者会見」を受けて、15日夜記者会見での発言。

スポニチの記事(3月20日6時6分配信)は、
「「第1回球団調査委員会」が19日、都内のホテルで行われ」たの受けての発言。

「同じ記者会見」での発言を記事にしたものでもないし、4日もたてば状況も変わる。

No.12 白片吟K氏 さん、こんにちは。
>「同一の人に対して日本の複数箇所で同時に理不尽な内容の訴訟を起こすことで、対象の人に金銭的・労力的なダメージを与える、という嫌がらせをすること」を認める明文の法律はありません。

とある宗教法人が、別の宗教法人の関係者(宗教法人そのものではないことに注意)に日本の複数個所で同時に理不尽な内容の訴訟(理不尽と言うのは、その多くが原告敗訴となっているらしいことからの判断です)を起こされたことがあったようですが、特に違法行為とはされなかったようです。

ちなみに、なお悪いことに、訴えた側の宗教法人は、この沢山の訴訟をネタに
「某○×教は日本全国で訴訟を起こされている悪い宗教だ」
と言うような記事を盛んに機関紙に載せているようです(訴訟自体は起きているので嘘ではないということのようです)。
寂しい話です。

もっとも、このコメントは訴えられた側の意見を鵜呑みにして書いてるわけでもあるのですけどねw

 かなり長文の追記を書きました。
 コメント欄での質問にも答えたつもりですが、答えてない点がありましたらご指摘ください。

でもまー 借金苦で自殺を考えてる人なんかは ひろゆき氏の発言を多少参考にしていいかもしんない

No.22のコメントは いのげさんの
「でもまー 借金苦で自殺を考えてる人なんかは ひろゆき氏の発言を多少参考にしていいかもしんない」ですね。デフォではEUCみたいですが、これだけUTF-8になってます。

無責任な外野としては「ひろゆきおもしろす、2ちゃんらしす(藁」ですが、法曹関係の方には相当挑発的に見えるんだ、ということがよくわかりました。そういう点を含めて他山の石とすべきですね。Winnyも開発者が著作権に対して挑戦的なカキコをしたのが怒りを買ったのでしょうか。

どうも憶測や期待を感じさせる記述が多すぎて、疑問が残ります。

> 西村氏が誠実に対応すれば裁判所としても便宜を図ってくれる「可能性は」あります。

> もちろん弁護士にもよりますが、現在弁護士費用はかなり自由化されていますから、安く引き受けてくれる(それでもそれなりの費用はかかりますが、私の認識では西村氏なららくらくと出せる程度の金額)弁護士は簡単に見つかる「はず」です。

ここらへんあたりですね。事情を知っている法曹界の人たちなら皮膚感覚でわかる話なのかも知れませんが、普段裁判とかに疎い人は「ホントかよそれ」ぐらいの印象を受けます。何か事例とかあるでしょうか?

あと、ひろゆき氏が本当にお金を持っているかどうかも外見では不明です。贅沢してるような情報が見当たらないんです。私の印象では打開策の見えないひろゆき氏が自暴自棄になっているように見えます。

No.20 創価板UD日報係さん
>とある宗教法人が、別の宗教法人の関係者(宗教法人そのものではないことに注意)に日本の複数個所で同時に理不尽な内容の訴訟(理不尽と言うのは、その多くが原告敗訴となっているらしいことからの判断です)を起こされたことがあったようですが、特に違法行為とはされなかったようです。

「理不尽」の事実認定は置いとくとして、法律的にのみ答えると、
まず、誰かがその行為を違法だと主張しなければ、当然裁判所は違法行為と認定はしません。
その代わり、積極的に適法だともいいませんが。
また、ある具体的なケースで違法だと主張した場合に、その主張が通って損害賠償請求できるかは、それこそ「理不尽」さの認定が関わるので、
嫌がらせ訴訟自体の適法性とはまた別の話です。

No.23 猫又大魔王さん
Winnyの開発者はカキコばかりではなく、捜査官に面と向かって一席ぶったらしいので、
少なくともそっちは犯罪の成立に影響したようですね。
お上を怒らせると犯罪者にされてしまう、という意味じゃなくて、
客観的に見て、法適用の射程内にはいるような証拠をばらまいた、という意味ね。

>loyaltouch さん
 
 具体的な情報なしでは、このあたりが限界です。
 弁護士によっても違いますし。
 弁護士に相談してみてくださいとしかいえないですね。
 相性のいい弁護士を見つけるまで何人もの弁護士に相談する人もいます。

 ちなみに相談料の相場は、30分5000円+消費税くらいです。

モトケン先生の追記を拝見して、いたく感銘を受けました。
先生がホリエモンを起訴なさっておれば、彼もあのように反発をあらわに
しなかったのでは、とさえ思ってしまいました(笑)。
たらればは禁句ですから、やっぱりぼつなコメント(笑)ですね。大変失礼致しました。
笑ってお許しいただければしあわせです(笑)。

そうかそうか、と思わず納得してしまいました。
うかつな発言であることを、社会人として未熟な彼は気づけないのでしょうね。
カンペキに裁判所、基、国家を舐めきってると思います。
大人になりきれない子供といったところでしょうか。
勝つための金と時間をかけるのは無駄と彼は言ってますが、被害者がいるのです。
利益とかいう問題の前に、人として社会人、日本人として行動を見つめなおすべきです。

そうですね
うやむやにして払わないのはよくないですよね
かくいう私も西村
氏が好きだったので残念です
ねこ大好き

そうですね
うやむやにして払わないのはよくないですよね
かくいう私も西村
氏が好きだったので残念です
ねこ大好き

何で?僕悪いニュー速民じゃないよ?

説伏しないでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 反響を追っかけてたらこんなコメントがありました。

「担当裁判官にいくばくかの影響を与えたとしても不思議はないと思います。裁判官も人間ですから」という発言が怖いです。裁判官には、法にのっとった冷静な判断だけを求めたいです。それ以外のものを求めないし、許容したくないです。それをヨシとする発言がこのような経歴の人から発せられることが怖いです。
http://newsing.jp/entry?url=www.yabelab.net%2Fblog%2F2007%2F03%2F20-102253.php

 私の経歴はどうあれ現実問題としてありうることです。
 職業裁判官はかなり自己規制してますけど、それでも裁判外の情報を文字通り完全に排除できるかどうかについては私はそれほど楽観主義者じゃありません。
 裁判員裁判になれば、裁判外の情報の影響はさらに深刻です。

これは、裁判官が外部より受ける心象に左右される
つまりSGI(創価学会インターナショナル)によって影響を受ける可能性があるという事で
よろしいですか?

前からあいつはそんな感じだったね
いつでも詭弁で逃げるタイプで、都合の良い事にしか答えない。
なんか2ちゃんがでかくなって神格化されてんのかしらんけど
基本的にはびびりなので、空威張りしてたら引っ込みつかなくなっただけっぽいね。

この辺の話しはあめぞの時代を知ってる奴ならすぐわかる話しです。
突っ込めばポロポロと崩れ落ちるのが目に見えてるよ。

PS:ν即の奴らも縦読みとか、質落ちたもんだね

異議あり!
No.34の発言は、チラシの裏に書くべき内容です!
議事録からの削除を求めます!

民事執行法は、財産開示制度をもうけ、債務者にその財産状況の開示を義務付けていますが、そのペナルティが金30万円の過料(行政罰・交通反則金のようなもの)ですから、金30万円の支払を覚悟すれば、開示をしなくともある意味済んでしまいます。その意味で不完全な制度であることは間違いないかと思います。
ただ、問題は、不完全な制度は完全な制度にしなければいけないかということです。
このペナルティとして死刑を課することが妥当であると思っている人はいないでしょうが、罰則強化の世論が高まれば法改正の動きが出るかもしれません。債権者が刑罰をもって、債務者に財産内容の開示を求めることができることの妥当性如何です。及ばざるは過ぎ足るにしかずと言いますが、国家権力が個人の財産探しにどこまで手を貸すのが妥当かと言うことです。問題提起に止めておきます。
もっとも、強制執行を免れる目的での財産隠匿は犯罪ですから、当面捜査当局の奮起を期待するしかありません。
なお、ない袖は振れないとは言いますが、西村氏は2チャンネルの広告収入を何らかの形で入手している筈ですから、何処かに預貯金を有しているかと推測されます。
仮に他人名義で預金されている場合であっても、それが西村氏の財産であることが立証できた場合は差押が可能と思われます。このような事案において、東京地裁は強制執行の外形主義に反するとの理由で差押申立を却下しましたが、平成14年5月10日東京高裁決定は外形主義は執行の迅速のためであり、債権者が執行の迅速性を犠牲にしてその真の権利者を立証するなら他人名義預金でも差押ができるとしています(判例タイムズ1103号73頁)。実務的には否定的見解も有力でしたので、この機会に紹介させて頂きました。
なお、ドメインの差押はその後どうなったのでしょね…

>大阪で起きた裁判に出席出来ないので、東京地裁に移管するように申請を出したが、却下されたことがある。

これに関しては訴えられた側の言い分を認めるべきじゃないかと思うんですけど。
嫌がらせ訴訟やそれに近い状態に対応するシステムがこれまで存在していなかったのがそもそも法の穴であって、そのセキュリティホールにパッチが当たってないからと言ってセキュリティホール突き放題だぜいヒャッホイってのはまずいような。

仮に一人の人間が50件や100件の訴訟を受けてしまう事態が発生するとモトケンさんの言う回避手段も形骸化するような気がします。
いわゆる旧ソ連のミサイル飽和戦術みたいなもので、同時対応能力を超える量の攻撃には小手先の戦術では対応しきれなくなるでしょう。
そしてひろゆき氏はそれを危惧している、つまり「訴訟は受けるぞ」という態度を示してしまうと日本中から何十件何百件という訴訟を引き受けなければならなくなる可能性があり、それこそ身動きが取れなくなる可能性があると考えているではないでしょうか。

安く引き受けてくれる弁護士を探すにしても、1件当たり10万や20万のフィーであっても100件あれば1千万2千万になってしまう。
ネット時代というのは場合によっては日本中はおろか世界中から訴訟を受ける可能性があるわけですから、今日はアメリカ明日はフランスみたいに世界中回らなきゃならなくなる可能性もありますよね。

No.38 WATERMAN さん
>つまり「訴訟は受けるぞ」という態度を示してしまうと日本中から何十件何百件という訴訟を引き受けなければならなくなる可能性があり、それこそ身動きが取れなくなる可能性があると考えているではないでしょうか。

この認識は誤りです。民事訴訟において「沈黙は禁」です。訴訟をしていて相手方が欠席あるいは相手方の住所が不明なこと程有難いことはありません。確実に勝訴判決が早期に取れるからです。通常応訴しないのは、勝訴の見込みがないからであって、仮に西村氏が当初応訴していたと言うのであれば、同種の裁判を繰り返している内に勝訴の見込みがないことを知ったからでしょう。応訴の負担が大きいから応訴しなくなったとの主張は到底措信できません。

実際 「払ってないけど何も起こって無い」 よね。
支払い金増額というプレッシャーが効かなければどうってことはない。

どうやったら払わせれるかに知恵絞らんと、裁判に勝ってもひろゆきには勝てない。

今は2ちゃんねる管理人としてのひろゆきが訴えられていますけど、インターネットサービスとしての2ちゃんねる掲示板が訴えられる可能性はありますかね。
最悪ひろゆきが管理人としての立場を放棄するという可能性もあるわけで、現在でも2ちゃんねるは半自律的に動いていますから、広告収入が自動的にサーバーメンテナンス費用として充当され、2ちゃんねる全体を取り決める2ちゃんねる定款が作られ、となると管理人なしても動いてしまう可能性もあるわけです。
いずれ四肢が機能不全を起こして壊死する可能性もありますが、Winnyネットワークが金子氏逮捕後も問題なく動いている(これは学術的にも画期的だそうです)ように、ある掲示板はP2P式に移行しある掲示板は別サーバーに移動しても、全体としての2ちゃんねるの姿は保たれる可能性もある。
そうなったとき、一体誰を訴えることになるんでしょうね。

 さらに追記しました。
 ギャラリーが多いとつい肩に力が入ってしまいます(^^;

 なお、エントリの趣旨としては2ちゃんねる絡みの訴訟自体を問題にしているわけではありませんので、私としていまのところ言及する気持ちはありませんが、コメントを禁止するつもりもありません。

ふと疑問に思いました。
一人の弁護士が複数の訴人を抱えているとして、同じ日に東京と北海道の裁判に出席せねばならないということは起こり得るのでしょうか。

>ふと疑問

 きちんと期日管理をしていれば、そういうことにはならないはずです。
 見落としや事務員との連携が悪かったりして期日がバッティングする場合はありますが(つまり期日管理のミス)、そのときは期日変更などで対処します。

西村氏には5億円からの負債(しかも債務名義)があると言うのなら、債権者破産の申立をしたら如何ですかね。当然どなたかが考えていると思いますが…。破産宣告を受けると委任契約の終了事由ですから、西村氏は2チャンなネルの管理人の地位を失うでしょうし、広告収入を事実上受けられなくなる筈です。
その上、破産管財人による調査で広告料収入の経路がある程度判明すると思います。説明を拒否すれば、3年以下の懲役の危険もありますし、財産を隠匿していることが分かればそれも懲役3年の危険があります。
外国に財産が有るというのなら、その国で日本の破産宣告の承認手続を取る手段もあるかと思います。
何れにしても手をこまねいていることはないと思いますが…。財産のない人には破産宣告は怖くなく、むしろ救済の手段ですが、財産のある人には恐怖の筈です。

>実際 「払ってないけど何も起こって無い」 よね。
>支払い金増額というプレッシャーが効かなければどうってことはない。

下記の記事に
「西村氏は銀行口座よりも差し押さえされにくい先物口座に数千万円を
預けていたが、かぎつけられて10月ごろ、差し押さえられてしまったようだ」
とありますから、何も起こってないということは無いのでは?
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007020127.html

アメリカ連邦裁判所の判決、BBSに掲載されたメッセージの不適切で、主催者は
罪に問われない(2ちゃんにも無縁ではない?)

http://www.acsblog.org/economic-regulation-employment-federal-court-reaffirms-immunity-of-bloggers-from-suits-brought-against-commenters.html
Federal Court Reaffirms Immunity of Bloggers from Suits Brought Against Commenters

アメリカ連邦裁判所の判決、ブログなどのコメントの不適切なものへの主催者の責任免除

BBSやブログ主催者を保護する判決が出された。通信品位維持法230章による「プロバイダーなどのサービス提供者は、他の情報提供者による情報の出版者あるいは発表者として扱われるべきではなく、ローカル、あるいは州により、その内容責任を問うことは出来ない」としていて、この判断が確認された。

ライコスとUCSの訴訟事件で、BBSに掲載された会社の株価に対する中傷的なメッセージにより損害を受けたとの申し立てのあった事件で、BBSは最小限のモデレーションがなされ使用者が勝手に書き込めるので、ライコスは中傷メッセージに責任を負うものではないとした。

判決はこの事件で「法律はBBSのオペレーターが他者によってBBSに書き込まれた内容に責任を負う事とはないことを意図している」とし、ブロガーやBBSオペレーターがそのサイトに書き込まれた(他者による)コメントなどの内容で訴訟されるなら言論の自由に悪影響があるとした。この理由により、法廷はライコスへの訴訟を却下した。

もし仮にひろゆき氏が「訴訟は全て受ける」と公言したとして、何百件何千件と訴訟が起きたらどうなるんでしょう。
今はひろゆき氏を訴えても何の利もないということで黙っている人もいると思うんですが。

質問が漠然としててよくわかんないんですが、
ひろゆきが「訴訟は全て受ける」と公言してもしなくても
「訴えても何の利もない」点には変わりないと思いますが。

ひろゆきに対する損害賠償債権を得るかどうかというところには最早問題はなく、
その債権の現実的な執行の仕方に問題が移っているから。

「訴訟は全て受ける」と公言したとして、その言葉を確かめるためだけに訴訟を起こして自分のブログのネタなんぞにしようというのなら、
そんな裁判所の中の人に迷惑なことは止めたほうがいいって思いますね。

この「ひろゆき」が話題になる前から、街の噂レベルでは、「民事で勝っても逃げられる、正直者が馬鹿を見ている事例が多々あるらしい」って話はちょくちょく聞いていました。いろいろと。国民の規範意識に悪影響が生じていたと思うし。(「団体が脅して払わない」などの噂は社会不安の一員だったと思います。)

「ひろゆき」は、何かと話題になる立場を利用して「問題提起」をしているのでしょう?

影で噂が語られるよりも、問題を白日の下にさらしてもらえるほうが、どれだけ安心できることか。せっかく出された「問題提起」なのだから、【国策捜査】のような、小手先の対応で済ませないでほしいです。その結果の「ひろゆき逮捕」だとしても。

 あの〜、「国策捜査」というのはキャッチコピー的に使った言葉ですが、いやしくも捜査である以上、「小手先の対応」とは言えません。

 抜本的には執行法関係の法改正が必要な気がしておりますが、追記で書いたように、相当大きな問題と絡みます。

 ただ、ご指摘のように「問題提起」として意味がある発言ではあったでしょうね。
 ご本人がどういうつもりで発言されたのかはわかりませんが。
 
 でも、法律がでしゃばる社会というのはでしゃばればでしゃばるほど住みにくい社会だと思いますよ。
 訴訟なんて、訴える方にとっても訴えられる方にとっても面倒くさい話ですから。

初めまして・・・と言うべきか・・・
No.3のコメントに尽きています。
裁判が確定したら払う、というのがルールですね。
歴史的に、(あるいは一部の欧州には今でも?)「債務拘禁」というのがありました。
払わない奴は民事判決の執行方法として拘禁する(される)わけです。
昔は、「好きにしてくれ」と言って債権者に差し出し、奴隷として使うもよし、苦役を科してもよし、働かせて利益を挙げるもよし。
それは非人道的だということになって現在の制度になっているわけで、それを払わなくても罰せられないのがルールというのは、自由と信用を謳歌する社会の一員ではないと言うことですね(本人はネットで謳歌してるんでしょう?)。

新宿駅の待ち合わせ用掲示板に
誰かの悪口が書かれていて
職員が忙しくて消せなかったら
新宿駅の駅長が訴えられた。

こういうことですか?

こういう話題にあげあしをとって飛びつく
ユニークな弁護士さんってユニークですね。

2ちゃんねるは待ち合わせ用掲示板ではないのに、屁理屈つける駅長さんにあげあしをとられたようだ(笑)

こういう話題にあげあしをとって飛びつく
ユニークな駅長さんってユニークですね。

>fooさん
すごい正論というか、最近、アメリカが常識のある国だと感じることがむしろ少ないだけに、感心しました。考えてみれば当たり前ですね。

 その気になりましたので西村氏の訴訟関連で若干言及します。

 foo さんでも他のどなたでもけっこうですが、以下の点についてご教示いただければ幸いです。英語が苦手なもので(^^;

 foo さんがNo.47のコメントで紹介されたアメリカの判例では「最小限のモデレーション」がなされている限り責任を負わない、というように理解しましたがそれでよいのでしょうか?

 また同判例に言う「最小限のモデレーション」の具体的な内容はどのようなものなのでしょうか?

 なお、モデレーションについては、Weblog用語集に基づいて理解しましたがそれでいいでしょうか?

 私としては、「最小限のモデレーション」がなされている限り掲示板やブログの管理者が責任を負わないという考え方は日本でも妥当すべきだと考えていますが、問題は、「最小限のモデレーション」の中身だと思われます。

 ブログ開設者としては他人事ではありません。

>峰村健司さん
さすが学会員、という感じで、ビックリしました。
反論が思い浮かばないと、なんでもかんでも「屁理屈」「詭弁」「揚げ足」と言う。

それはたとえですよ?アナタのようなのを揚げ足と言うんですよ?わかっていますか?

仮に反論するのであれば、「駅の掲示板の場合は〜〜〜だが、2chは〜〜〜という違いがあるので、たとえになっていない」という反論をするべきです。

あと、「(笑)」は聖教新聞の読み過ぎです。

No.57 えいりんさん
西村氏に名誉毀損による損害賠償責任が発生する判決の理論が、
概ね名誉毀損に当たる書き込みを削除する作為義務の有無に有る訳で、
作為可能性の無いところに作為義務は発生しないです。

したがって、No.53の書き込み自体、
反論すべき意見にもなってないというか、
理論的前提を欠いたものだと思います。


No.47のfooさんが貼られたリンクについて、
モトケンさんが指摘された「最小限のモデレーション」というのが、
「作為行為」と考えれば、アメリカの理論と日本の判決の理論は
矛盾するものでは無いと言えると考えられますよね。

>最小限のモデレーションがなされる限り
直訳すれば
「掲示板は、最小限の適正化とともに発言者の(自由な)投稿を許諾する
 故に、何人たりともライコスに中傷的事実の提示を理由に
対応(おそらく損害賠償のこと)を受ける権利はない」
といった感じでしょうか。
ライコス(=管理者)と掲示板が別人格として描かれているのは興味深いですね。

つまり、「最小限のモデレーションがなされているから、責任はない」のではなくて
「最小限のモデレーションしかできないから、責任はない」或いは
「自由な投稿が許可されているから、責任はない」ということではないでしょうか。
文面からは投稿された全ての発言は投稿された時点で既に最小限の適正化が
施されているとすら読めそうな気がします。

「作為行為」というのが何なのかは分からないので1レスすっ飛ばした発言ですが(恥
最小限のモデレーションと言いますが、投稿そのものをフィルタリングすることは難しいので
削除要請に従う、とかそういうことを指すのかもしれません。
勿論、要請を受ける前の発言内容に責任を持つ必要は無い(というか不可能)でしょう。


それと私は法律に関して殆ど何も知らないのですが

>そろそろ刑事事件として動き出すかもしれません。
この論拠がブログ内に見つからないのですが、示していただけますでしょうか。
知り合いの法学部卒に聞いたところ、詐欺罪など確たる罪状が無い限り
債務不履行が原因で刑事事件になることはないそうですが。

もし賠償金を支払わないと刑事罰を問われるように法改正があったとしても、海外に逃亡すれば無意味な気が。そもそも2ちゃんねるのサーバーも海外にあるわけで、その管理のために国内にいる必要はないわけで。

重大犯罪ならまだしも、極めてローカルな民事訴訟で国際的な連帯ができるとも思いません。宇宙に行きそこなった榎本氏が仕手株でかなり怪しいことをやっていても、証券取引法違反で起訴されていないのも、彼が海外にいることと無縁ではないでしょう。

しかし開き直った人間は強いですな・・・

感想でいうと、おいらはひろゆき支持ですな。最近の2ちゃんねるは板が増えて面白くありませんが。

ウィニーにしても、2ちゃんねるにしても、そもそもそれが訴訟になったりすること自体がおかしいという感覚があり、それを法というシステムがうまく裁いていないという感覚があるわけですな。
簡単に言ってしまえば野暮というかなんというか。その中での抵抗として応援しますよ。
裁判所を敵に回して刑事事件になったとしても、そもそもがトリックスターを力でねじ伏せても勝ったことにはならないわけで。


>「争う」という趣旨の書面を一つ事前に裁判所に出しておけば、裁判所に出頭しなくても自動的に敗訴することはありません。

〜をしておけば××されない。しなければ××される、というのは普通は自動的に××されると呼びますよ。
おそらく法律の世界に住んでおられる方にはピンとこないんだと思いますが。

>そろそろ刑事事件として動き出すかもしれません。

とりあえず強制執行妨害罪(刑法96条の2)だと思った。


>立木 志摩夫さん
感想でいうと、ひろゆきには「トリックスター」とか「抵抗」とか言うほど、一貫した主張ないんだもん。
ただの引っ込みがつかない見栄っ張りにしか見えなくてつまんない。

そりゃ2ちゃんは有意義な面は多いけど、それは有意義な書き込みをした人が第一次的に偉いんであって、管理人じゃないし(その辺有害なカキコと同じ)。

強制執行妨害罪よりは名誉毀損罪の正犯又は共犯の方が適用しやすいでしょう。掲示板管理者の刑事責任については、児童ポルノ法絡みでだいぶ判例が蓄積されていますし、プロバイダ責任制限法は刑事責任までは免責しませんから。

西村さんに期待されている方々って、「ネットは無法地帯であるべき」というお考えなんでしょうか。また、ネットが、他人を苦しめたり、他人を不幸ないし不快にする手段として活用されることを望んでおられるのでしょうか。

名誉毀損罪は真実証明の刑罰阻却事由があったりして、
表現の自由との考量が児ポ法と違ってくると思うから、児ポ法で共犯が認められるからと言って名誉毀損罪でも認められる、というわけにはいかないと思う。
少なくとも、赤の他人への悪口を放置するだけでは管理人に共犯は成立しないと思う。

ま、普段からのお知り合いと仲違いしたケースなら、そーゆー、不作為の共犯も成立の余地があるかもしんない。
でも、知り合いとは法廷で悪口言い合うより、和解した方がいいと思うよん。

>No.63 小倉秀夫さんのコメント
>西村さんに期待されている方々って、「ネットは無法地帯であるべき」というお考えなんでしょうか。また、ネットが、他人を苦しめたり、他人を不幸ないし不快にする手段として活用されることを望んでおられるのでしょうか。

こういう使い方しか出来ないと考える人がネットをどうのこうのいって欲しくないですが。
刃物は人を殺すためにあるから規制せよ、と主張するのに似たところがあると思います。

>強制執行妨害罪よりは名誉毀損罪の正犯又は共犯の方が適用しやすいでしょう。

 法務統計によれば、強制執行妨害罪は体刑が多いですが、名誉毀損罪は不起訴(起訴猶予等)や略式罰金が圧倒的ですから、あまり効果はないと思います。

そうなんですよね。
どんな社会でもその社会の論理があり倫理がある。
その論理や倫理がそもそもどういうものであるかをまず学ばなきゃね。
そこを調査して、納得したあと

>西村さんに期待されている方々って、「ネットは無法地帯であるべき」というお考えなんでしょうか。また、ネットが、他人を苦しめたり、他人を不幸ないし不快にする手段として活用されることを望んでおられるのでしょうか。

というような意見を言ってほしいと思うですよ。


>どんな社会でもその社会の論理があり倫理がある。
その論理や倫理がそもそもどういうものであるかをまず学ばなきゃね。

おっしゃるとおりですが、その論理や倫理が、ネットの外の社会の論理や倫理と余りにも乖離してしまうと、具合が悪いと思うんですが。実社会と縁を断って、ネットの中で全て完結するのであれば、実社会といくら離れていてもいいですけど、利用者は実社会との縁を絶ち得ないのだから、そこは調整が必要かと。

今までも、民事の慰謝料や賠償等は払われないこともそれなりにあったでしょうが、ただ西村氏ほどの有名人が余り派手にやりすぎると、モトケン先生ご指摘のように、西村氏曰くの「ルール」、つまり罰則等による法的強制が強化される惧れがあります。

>立木志摩夫さま
>〜をしておけば××されない。しなければ××される、というのは普通は自動的に××されると呼びますよ。
いや回避する手段が実際に存在し、それが実行可能であるなら、それを実行せずに自身が不利益を被るのはまさしく彼がよく言う「自己責任」でしょう。
裁判に出ないと言っているのは西村氏ですから、その結果も自分で負うべきで、それをルールの不備のせいにすることは見当違いと思うのですが。

まあ、2ちゃんねるには確かに有用な面もありますが、別に無くなったからと言って死人が出たり、社会に影響が出るような重要インフラじゃありませんよ。
無くなっても、また誰かが同じような掲示板を作るでしょうし。
2ちゃんねるをネットの象徴のように神聖化するのはどうかな〜、と思うのですが。
個人的に最近の2ちゃんねるを見て思うのは「壺の書き込みだけを信じてもの言う奴多過ぎ、これがゆとり教育の…」という感じですかね。

自らの提供するサービスが頻繁に特定の種類の違法行為に活用されていることを知っていながら、特段の対策を講ずることなく当該サービスの提供を継続した場合に、共犯者としての責任を負うかどうかという点は、WINNY事件でも問題となったとおりです。

さらにいうと、犯人の発覚を困難とする商品またはサービスの提供行為が心理的幇助にあたることは下級審判決でも確認されていることであって、発信者情報開示に関して裁判所の命令に従わなかったことがどう評価されるのかということも考慮に値します。

 私としましても、小倉さんと同意見で、とっかかりとしては名誉毀損幇助あたりが考えられるかな、と思います。
 あくまでも考えられるかな、という程度ですが。

>ハスカップさん

 刑事事件として立件されると言うことは、最終的な処分または処罰の程度にかかわりなく重大なことです。
 もちろん被疑者にとってです。

うーん。
ウィニーの論理で行くなら、まず、2ちゃんが「犯人の発覚を困難とする商品またはサービス」といえるかが問題となりますね。
速度違反が出来るスポーツカーの販売、と比較しながら考える必要があります
2ちゃんはとりあえずはただの掲示板ですから。

ウィニーについては、それ自体を作ったということではなく、システムを「モデレーション」できるような改善をしないままに提供を続けた、という点に問題があった、と把握しましたが、
2ちゃんについてこれを当てはめれば、
昔は、発信者情報を保存していなかったから、開示しなかったんですよね。
現在はちょいちょいタイーホが出ているところから、発信者情報開示してるんだと思っていましたが、実際どうなんでしょう?

>在孵 さん

 ご説明ありがとうございました。
 昨晩、PDAでお返事の原稿を書いてたのですが、それでレスした気になってました m(_ _)m

>白片吟K氏 さん

 現状であまり細かいことを言っても仕方がないように思います。
 ま、いろいろ考えられるということで。
 どこかがやる気になった場合にそれなりの格好をつけられるだけのネタがあるかどうかは管理人氏の脇がどの程度甘いかにかかるだろうな、と第三者的には思っております。

モトケンさんはじめまして。酢橘と申します。

>とっかかりとしては名誉毀損幇助あたりが考えられるかな、と思います。

との事ですが、名誉毀損の、幇助ではなく不真正不作為犯になる可能性はないのでしょうか?

法的な作為義務があり、行為が可能かつ容易であるといえると思うのですが…

>モトケン先生

> 刑事事件として立件されると言うことは、最終的な処分または処罰の程度にかかわりなく重大なことです。
> もちろん被疑者にとってです。

 その点の考察が抜けていました。ご教示ありがとうございました。m(_ _)m

>モトケン先生&白片吟K氏さま

 蛇足ですが、2ちゃんねるでは、犯罪関連情報投稿や個人情報曝し投稿は、関係者の請求が無くても、管理人側が積極的にリモートホスト情報とIPアドレス情報を公開しているようです。


■ 何やら犯罪のにおいがする投稿 No.3
犯罪予告をするアフォな人。
私怨で私人の名前を書く変な人たち。

 少なくとも、名誉毀損や業務妨害にも該当しないのに、自分に都合の悪いコメントだけを一気にバッサリ削除したり、コメント欄を閉じて知らぬ顔のハンベイというよりは、いいかもしれません。
 蛇足ですから、この辺で。

 「犯罪関連情報投稿や個人情報曝し投稿は、関係者の請求が無くても、管理人側が積極的にリモートホスト情報とIPアドレス情報を公開している」のに名誉毀損投稿については裁判所からの開示命令にすら従わないと、名誉毀損投稿を積極的に容認していると見られるリスクを負うことになりますね。

 ブログ主に対する敵意がにじみ出ているコメントでも、名誉毀損や業務妨害に当たらなければ、そのブログのコメント欄に掲載され続けて然るべきだという考え方自体が、匿名さんの甘えではないかなあという気がします。自分は殆どリスクを負うことなく他人に対して不快感を与えることができて当然という歪んだ権利意識を与えてしまったということだけでも、2ちゃんねるの社会に与えた弊害は大きいなあというのが正直な感想です。

No.74 酢橘さま

横から失礼します。

名誉毀損の、幇助ではなく不真正不作為犯になる可能性はないのでしょうか?
法的な作為義務があり、行為が可能かつ容易であるといえると思うのですが…

正犯としての故意の問題はどのようにクリアできるでしょうか?

「認容」を相当広くとらえれば、未必の故意を肯定できるかもしれませんが、一般的な 「名誉毀損の正犯」 のイメージとは、かなりズレてしまわないでしょうか。

No.77 fuka_fukaさん
>一般的な 「名誉毀損の正犯」 のイメージとは、かなりズレてしまわないでしょうか。

民事訴訟制度に対して極めて不誠実な言動を行った掲示板管理人の不作為は、
作為による名誉毀損と価値的規範的に同視できる、というのは無理でしょうか?

実務上、殺人や放火以外で不真正不作為犯が成立するか、といわれればそれまでですけど。

>No.78 酢橘さん

 講学上は不作為単独正犯はあり得ると思いますが、実務上の正犯概念はfuka_fuka さんが「イメージ」と言っているようにかなり感覚的なところがあります。

 掲示板の管理者について考えた場合、あえて正犯にこだわる必要性も感じません。

No.78 酢橘さま

民事訴訟制度に対して極めて不誠実な言動

というだけでは、「名誉毀損の正犯の故意」 としては弱い (というか直結しない) ように思います。

素人目にも違法性が明らかな書き込みに対して、削除要請にきちんと対応しないというだけでは、幇助のほうがしっくりくる感じです。
正犯として評価されるには、 「掲示板管理者自身が、その書き込みによって名指しされた個人・団体の名誉を毀損しているのと同等の意図・認識」 をもっていることを検察側が立証する必要があります。

具体的には、ひろゆき氏が、名誉毀損的な書き込みを放置しているというだけでなく、積極的にそういう実名を挙げての悪口・誹謗中傷投稿を積極的に支持し、荷担しているとみられる言動をとっていたような場合でなければ、「正犯」 と呼ぶに値しないのではないか、という感覚です。

実務上、殺人や放火以外で不真正不作為犯が成立するか、といわれればそれまでですけど。

やや余談になりますが、不真正不作為犯が裁判例で認められている類型は、ご指摘の殺人や放火以外では以下があるようです。
・保護責任者遺棄/遺棄致死
・業務上過失致死傷(ホテル火災等の監督過失)

「不真正不作為犯」で判例データベースを検索してみましたら、結果的に認められていないものの、検察が不真正不作為犯の適用を主張している例は他にもいくつか見受けられました。(一例:ピンクチラシの印刷(売春防止法違反)、結論は幇助どまり)

解釈論上きちんとスジが立ち、かつその構成に見合う証拠が集まるのであれば、検察も不真正不作為犯の適用を主張するでしょうし、認められる可能性も十分あるだろうと思います。

弁護士を雇う、というのは義務ではないのでは、、?
いくらお金持ちで雇う事自体には支障がなくても
納得いかない事にはビタ一文払いたくないという気持ちも
正直判らなくはないです。
それに弁護士さん、法律相談するだけで5000〜10000円/0.5H
全訴訟に誠実に弁護士さん立てたらお幾らでしょうか、、

>モトケン先生、ハスカップさん
レスコメントありがとうございました。
やはり、現在の情報のみでは何とも言えず、
今後のなりゆきを注目、といったとこですね。
まあ、何かしらのものは出てくるとは思いますが・・・。


>No.81 見学者さん
弁護士を雇うことが義務だと主張しているコメントはないと思いますが・・・。

また、本当に「誠実」な弁護士さんであれば、
全訴訟を単純計算して、払えないような額をふっかけたりはしません。
ちゃんといただけそうな範囲で請求します。
商売ですから。

No.79 モトケンさん
No.80 fuka_fuka さん

レス有難うございます。
本を読んで得た知識だけでは、実務者の感覚というのはわかりにくいですね…。

モトケンさん
>掲示板の管理者について考えた場合、あえて正犯にこだわる必要性も感じません。

というのは少し意外でした。共犯のほとんどは共同正犯として扱われて、教唆・幇助で処罰される人はごく少ないのが現状のようなので。数字だけ見て実務者には正犯に対するこだわりがあるのかな、と思い込んでました。

No.80 fuka_fuka さん
>名誉毀損的な書き込みを放置しているというだけでなく、積極的にそういう実名を挙げての>悪口・誹謗中傷投稿を積極的に支持し、荷担しているとみられる言動

素人考えでは、そこまでになると、不作為犯というより作為による正犯のように思えます。判例によると、既発の危険を利用する意思は不要としていますが、そこまで積極的な行動が必要なのでしょうか…。

>見学者さん

弁護士を雇う、というのは義務ではないのでは、、?
いくらお金持ちで雇う事自体には支障がなくても

義務ではないと思います。同様に、弁護士を雇えば裁判で争えるところを、弁護士を雇わないがために裁判に負けたというのなら、それは自己責任だと思います。

自己責任の問題なのに、法律の問題に転嫁しているように思います。

No.83 酢橘さま

>名誉毀損的な書き込みを放置しているというだけでなく、積極的にそういう実名を挙げての悪口・誹謗中傷投稿を積極的に支持し、荷担しているとみられる言動
素人考えでは、そこまでになると、不作為犯というより作為による正犯のように思えます。

名誉毀損において、作為犯としての正犯となるには、「自分で悪口を書いた」という行為が必要になるのが原則ではないでしょうか。
そのような「自分で書いた」のと同視されるには、上記の程度では弱いと思います。

どの投稿を指しているかわかる人にはわかる程度に特定して、 『あの意見は正当だね』 とか発言したりすれば、自分で言ったのと同視できると思いますが。

判例によると、既発の危険を利用する意思は不要としていますが

すみません、自分でざっと調べてみた限りでは発見できなかったので、裁判所名と日付を教えていただけると幸いです。

今となっては駄スレで恐縮ですが、書かせてください。

学会員でない私に対して「さすが学会員」と言って憚らない、えいりんさんのアナーキストッぷりに脱帽しました。議論もクソもあったもんじゃない。凄すぎる。

No.85 fuka_fuka さん
>自分でざっと調べてみた限りでは発見できなかったので、裁判所名と日付を教えていただ>けると幸いです。

最判昭33・9・9、判例百選1(5版)の5事件です。

No.25 白片吟K氏 さん、コメントありがとうございます。
文章は読みやすいのですが、私に知識が足りないせいか、何を言っているのかいまひとつ良く分かりません。
とりあえず、「適法ではないものの、違法であることを認めてもらうには、一定の手順を踏まないと駄目」って事でしょうか?
言うのは簡単ですけど、いろいろ面倒そうですね。

【以下、チラシの裏】
それにしても、あのあたりの小競り合いは、何がなんだか訳が分かりません。
どちらの言う事も、いまひとつ信用ならないんで、そもそも何が起こったのかすら良く分からないし。
「どちらも同じ穴のムジナじゃん」、で切り捨てるのが精神衛生上は一番よいかも。

とか書くと、モトケンさん怒るかな?

>No.85 fuka_fuka さま
>No.87 酢橘さま

その判例なら最高裁のホムペで公開されてます。

不作為による放火罪の成立する事例
昭和31(あ)3929 放火被告事件
昭和33年09月09日 最高裁第三小法廷 判決
判例集 第12巻13号2882頁

>No.88 創価板UD日報係さん
んーと、ふつーに言うと、裁判において
「特に違法行為とはされなかった」という場合、
「適法とされた」という意味の場合と、
「その裁判で当事者が争わなかったので、裁判所が何も言及しなかっただけ」
という意味の場合とあって、
そのどっちの意味かわかんなくて、後者かもしんないから
それだったらちゃんと争わなくちゃ違法かどうかわかんない
って意味です。
回りくどくてスマソ。

No.90 白片吟K氏 さん、重ねてコメントありがとうございます。
良く分かりました。
先の件は、多分、「その裁判で当事者が争わなかったので、裁判所が何も言及しなかっただけ」だろうと思うのですが、私には良く分かりません、、orz

裁判なんて、所詮裁判官の気分次第。
ひろゆきくらい金持ちなら、刑事で捕まっても失うものはないし怖くないから、
刑事訴訟なんて言って脅しても無意味。
それとも賠償金を払わないから死刑にしますか?
ひろゆきの言っているのはそういう意味でしょ(笑)

ついでに、法律は知らないけど、違法な書き込みを放置していた掲示板の主が悪者で、詐欺行為を大宣伝して儲けたマスコミはOKってのは、普通の感覚じゃ理解不能。
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=628

No69:感熱紙さま

「回避する手段が実際に存在し、それが実行可能であるなら、それを実行せずに自身が不利益を被るのはまさしく彼がよく言う「自己責任」でしょう。」

この論理を持ち出すならば、「謝らなければ刺し殺す」と言われて謝らなかった、この場合も自己責任になりませんか??
実行可能なことを実行せずに不利益を蒙っているわけですから。

刺し殺すのは違法だが、裁判は合法だというのはこれに対する反論としては筋違いです。
なぜならば裁判制度というものそのものすなわち「訴えられたらある特定の手段をとらない限り負けになって凄い賠償金が取られる」という制度そのものがおかしいかどうか、が問題になっいるわけで合法かどうかが問題になっているわけではない。

そういう意味では、「ひろゆきおもしろす、2ちゃんらしす(藁」みたいな人が結構いるということは、【放置すると国民の規範意識に深刻な悪影響が生じる恐れを感じます。】
というよりはすでに一部の国民の規範意識と法曹の方とのそれにずいぶん乖離があって、単にそれが表面化しただけのような気がしますな。

No68のじじいさんのご意見には賛成です。

立木志摩夫先生

横からですが、

>刺し殺すのは違法だが、裁判は合法だというのはこれに対する反論としては筋違いです。

裁判は、ちゃんと答弁書を出せば、まがりなりにも法律に則って自力勝負を保証してくれますが、包丁持った兄ちゃんは、例え泣いて謝っても助けてくれるかどうかは兄ちゃんの胸先三寸でしかありまへんで。どこまで行っても命の保証は無いのだから、条件がちと違いますがな。この場合の事例としては不適切な気が・・・(^^;

>No.93 立木 志摩夫さま

>「訴えられたらある特定の手段をとらない限り負けになって凄い賠償金が取られる」という制度そのものがおかしいかどうか

 それは私的自治に由来する処分権主義・権利放棄と見做す擬制自白というものではないかと思います。まさしく自己責任の規定ではないかと。ただ不知で擬制自白の不利益を与えぬように、民事裁判の呼び出し状には「書面も出さず出頭もしないと相手の主張を全部認めたことになる不利益をこうむる場合がある」という主旨の警告文が付記されているかと思います。

 「すでに一部の国民の規範意識と法曹の方とのそれにずいぶん乖離があ」るとのことですが、その「一部の国民の規範意識」は大半の国民の規範意識ともずいぶん乖離があるように見えます。
 

「一部の国民」はこう思ってるとか「大半の国民」の規範意識はこう、
とか言い出すと、水掛け論ですがな('・ω・`)
2ちゃん見たことない人も珍しくないんだから。

 ただ、2ちゃんねるで行われているような執拗な誹謗中傷を適法化し、誰でも法的な責任を負うことなくああいうストレス発散を行えるようにしようという意見は普及していないように見えます。また、2ちゃんねらーは治外法権としようという意見も未だ有力な見解となり得ていないように思います。

ひろゆきのこういうやんちゃはまだ笑い話な感じですが、
海外の人が日本向けに2ちゃんみたいな掲示板を提供しだしたときの
世界を考えると興味深いですな。インターネットならではの現象ですから。
管理人もサーバーも海外だとただの「日本語の使える外国の掲示板」な訳で。
これが起こるとかなりカオス度が増してくる可能性がありますね。
英語圏だと結構こういう問題は頻繁に起こっている印象ですが、日本語は
日本以外では使われていないので、今まで認識されなかったんだよなあ。

>No.93 立木 志摩夫さま

>「訴えられたらある特定の手段をとらない限り負けになって凄い賠償金が取られる」という制度そのものがおかしいかどうか
 
 おかしいですか?
 こういう制度がないと,一般に,訴えられた側が何にもしないときは,訴えた方は(どんなにまっとうな内容の訴えでも)いつまでも勝てないどころか,ちゅうぶらりんの状態にされるし,問題も解決しない。そんな制度が本当にいいですか?
 あなたの家を,1月間友達にただで貸したのに,1か月後,返してくれない。家から出ていってくれない。民事裁判を起こして訴えても,友達は法廷に行かず,全く無視。そういうケースがあるときに,あなたのいう制度は役に立ちませんか(このとき勝訴判決があれば,国(執行官)が,強制的に友達を追い出してくれると思いますよ)
 それとも,民事は無しで,いきなり警察に頼りますか?
  民事訴訟は,現実の紛争(ひらたくいうと,けんかでしょう)を(血を流さずに)解決するための制度です。もめごとのたびに,決闘したり,やくざやさんにお願いしたりして解決しなくていいように。そのために,けんかの仕方についてルールを作って,しかも裁判手続を通して一度決まったこと(確定したこと)は基本的には争えないようにして,裁判上認められた権利は,国家機関が強制的に実現できるようにしてるわけですが。
 本質が,けんかの解決なので,当事者は,そのリング内では,ルールに従ったガチンコで全力を尽くさないと負けちゃいますよね。しかも,リングを勝手に降りて,ぼくは参加しない,ということはできなくなってます。だって,そんな抜け道があると,やっぱり他の手段(実力行使?)が必要になるでしょ。
 
>凄い賠償金をとられる
  「凄い」っていくらくらいでしょう。損害賠償の損害額って,裁判所が決める部分もあるので,被告が欠席したからといって,かならず原告の言い値が認められるわけではありません。

ちなみに,不確かな情報ですが,英米法系の国(イギリスとか?)って,裁判所の支払命令に従わない場合,裁判所侮辱罪ってことで,刑務所に入れられたり,拘禁されたりする可能性がある,って話を聞いたことがあります。
ただ,日本の法律はそうなってないし,そんな制度にすることががいいのかどうかも難しいところと思いますが。

>立木志摩夫さま
ちょっと例示が適切でないような…。
「謝らなければ刺す」は相手が勝手に決めた条件ですが、「訴訟に適切に対応しなければ負ける」は法で規定されたものであり、混同するのは「法律なんて大人が勝手に決めたルールだぁ」と叫ぶ青少年がすることです。
で、訴訟は適正なルールに従って行われたものですから、勝つためにはルールに従って対抗すべきです。
モトケン先生をはじめ、何人もの方が指摘されていますが、ルール(裁判制度)に不備があると言っているのは、西村氏の思い込みか詭弁で、実際はいくらでも対処する手段が存在します。
あえて犯罪に例えるなら、強盗から「明日強盗に行きます」と予告された銀行が、何の対策も取る事なく、その結果強盗の被害を受け、それを警察や、契約していない警備会社のせいにしている、とかが適当かなと。

> 白片吟K氏さま
>「一部の国民」はこう思ってるとか「大半の国民」の規範意識はこう、
とか言い出すと、水掛け論ですがな('・ω・`)
2ちゃん見たことない人も珍しくないんだから。

激しく同意です。
2ちゃんねる内で支持を得た意見がネット利用者の総意であるかのような意見を見ると、世界が狭いというか、ある意味純粋というか…。
自分が正しいと思っていることを相手も正しいと思っているはず、あるいは思うべきという考え方はちょっと幼いなと思いますね。

No.87 酢橘さま

最判昭33・9・9、判例百選1(5版)の5事件です。

こちらですね。
文脈を読み違えて、幇助の故意のほうで探してしまいました。明らかに不真正不作為犯の正犯の話ですよね。失礼しました。
(「既発の危険(火力)を利用する意思」 でパッと思い出さなきゃアレですよね・・・反省orz)

ROMの方のため若干補足しますと、放火の場合、大審院時代(戦前)の判例では、焼け木杭の火が藁に燃え移ったり、神棚のろうそくが倒れたりして火事になったケースで、裁判所は、自分で火をつけたのと同視できるとして放火罪の成立を認めているんですが、そこでは単なる 「ああ、火が燃え移ったなあ」 という認識だけでは足りず、 「しめしめ。このまま火事になれば●●できるぞ」 というような、燃え移った火を 「利用する意思」 が必要だという趣旨の判断を下していました。厳密には、必要だといっているように読める、ですが。
しかし、上記の昭和33年の最高裁判決では、 「既発の火力により建物が燃えることを認容する意思」 をもって火を放置した場合であれば放火行為と同視できるとして、 「利用する意思」 までを必要としない趣旨の判断が下されたので、それ以降判例・実務は、利用意思は不要、認容で足りるという見解で固まった、という経緯です。

で、名誉毀損の場合に上記の法理・基準をあてはめるなら、誹謗中傷書き込みを放置している掲示板管理者も正犯と評価されうるのではないか、という酢橘さまのご意見なわけですが。
私は、放火と名誉毀損とでは、以下の2点で区別されるべきではないかと考えます。
・ 火の場合には勝手に燃え広がるが、誹謗中傷の言葉は勝手に(人の手によらずに)増殖して流布する性質はないこと
・ 名誉毀損の場合、火とは違って、必ず「人の行為」が介在すること

つまり、
放火の場合、ろうそくが倒れて簡単に消せるのにそのまま「燃えろ燃えろ」と放置すれば、「正犯」はその人しかいません。
一方、名誉毀損の場合、「正犯」は、まず掲示板に誹謗中傷を書き込んだ当人がいます。掲示板管理者は、その書き込んだ当人と同等といえるだけの事情がない限り、「正犯」とは評価されません。

この違いは大きいのではないか、と思うわけです。

「既発の危険を認容する意思」があれば不真正不作為犯(の正犯)の故意たりうる、という放火の事例で定立された基準をいったん離れて、より上位の概念である
「作為による実行行為と等価値か否か」、そして
「その等価値たる実行行為に対応する主観(故意)があるか」 
という観点でみた場合、見え方が違ってこないでしょうか。

やや本題からズレ気味の長文ですみません

西村氏の発言の裏には、裁判に対応すること自体が2ちゃんの存在にとって危険なことだという意思があるのではないでしょうか。
西村氏の繰り出す言動は、すべてそのようなバランス感覚を気取られぬよう塗糊するための詭弁に過ぎないと思います。
そのような詭弁を逐次とりあげても、あまり意味は無いのではないでしょうか。

No.102 fuka_fuka さん

私は、放火と名誉毀損とでは、以下の2点で区別されるべきではないかと考えます。
・ 火の場合には勝手に燃え広がるが、誹謗中傷の言葉は勝手に(人の手によらずに)増殖して流布する性質はないこと
・ 名誉毀損の場合、火とは違って、必ず「人の行為」が介在すること

 その点については、管理者として、自己の先行する過失行為の成否の問題ではないでしょうか。人の行為にせよ自然現象にせよ、管理者として予見ができたか、結果の回避が可能であったかを判断する際にその要素として検討すれば十分のように思います。

 そして、いったん先行行為の過失が認められるならば、後行の不作為による実行行為の故意は、先行の過失行為があったこと、及び法的作為義務があることの認識認容で足りるということはできないでしょうか?

 自己の過失行為があったことを認識・認容しながら民事訴訟制度に対してきわめて不誠実な言動をとっていることや、掲示板が管理者の排他的支配領域にあり他者の介入がほとんど不可能であること、削除が容易であることをも考慮すれば、作為による実行行為と等価値であるとすることも可能ではないかと思います。

そもそも「誹謗中傷」で訴えるというのが理解不能なんですが。
掲示板なのだから、身の潔白を証明する発言をすれば名誉は些かも傷つかないと思うのですが。
閲覧者は大抵利害的に中立で「社会正義において」騒ぎ立てるだけなのですから、何よりも公平に判断してくれると思います。

・・・・・・・・・

酢橘さん

横からすみません。
> 自己の過失行為があったことを認識・認容しながら民事訴訟制度に対してきわめて不誠実な言動をとっていること

と、名誉毀損の正犯故意とのつながりがよく分からないのですが。
「過失行為」っていうのは、今までの訴訟で認められた過失であって、名誉毀損を成立させようとしている不作為とは別物ですよね。

今までの訴訟で個別ケースに管理人の過失(及び作為義務)が認められたからと言って、
すべての誹謗中傷のカキコを放置することがただちに作為義務違反、とは言えないと思います。
作為義務の有無は、結果発生の危険の支配度だけで決まるものではなく、結局社会的な価値判断で決まるものなので(不作為犯は行為無価値的な発想が入らざるをえないと思う)、
この場合不作為の正犯の作為義務を認める、という価値判断も理論としてはあり得ますが、
2ちゃんの巨大さと、削除人という制度があり、かつ、削除人はかなりの部分独立して判断して削除してるらしいこと、
そして何より、掲示板においては意見に対しては反論で対処する「思想の自由市場」の考えが基本的に妥当すべきであることを考えると、放置のみで正犯を成立させるのは、ちょっと・・・と、思います。


>No.105 kagefumimaru さん

その考えはすんごく正論だと思います。
あとは、その理論通りモノゴトがすすみさえすれば、
警察も不要になるのですが・・・。

掲示板で身の潔白を証明できるのですか?

例えば、特定の医師が実名で「○○は、看護婦と不倫中」と糾弾された場合に、どのような議論を掲示板上ですれば身の潔白が証明できるのでしょうか。

>例えば、特定の医師が実名で「○○は、看護婦と不倫中」と糾弾された場合に、どのような議論を掲示板上ですれば身の潔白が証明できるのでしょうか。

「私が不倫してるのは、看護師じゃなくて、内科の○○先生です。」とか「私は女性に興味はありません」ってカミングアウトしてみるとか・・・。

ていうか、板の上で身の潔白の証明は無理でしょう、普通。

>どのような議論を掲示板上ですれば身の潔白が証明できるのでしょうか。
ソースの不備を指摘すればよいでしょう
客観的に確認できる証拠が無ければ誰も与太話は信じません

 名誉毀損罪というのは、原則として事実の真偽を問わず成立します。
 例外として、刑法230条の2の規定があります。

 ところで、kagefumimaru さんはどうして実名ではなくハンドルネームを使ってるんですか?

 ついでに申し上げますが、他人が自分と同じ考えであるとは限りません。
 また、現在の自分と将来状況が変わった場合の自分とが同じ考えでありつづける保証もありません。

>ところで、kagefumimaru さんはどうして実名ではなくハンドルネームを使ってるんですか?

それが礼儀ですから。

それとおっしゃってることの意図がよくつかめません

No.107 白片吟K氏 さん

> 自己の過失行為があったことを認識・認容しながら民事訴訟制度に対してきわめて不誠実な言動をとっていること

と、名誉毀損の正犯故意とのつながりがよく分からないのですが。

 間違っているかもしれませんが、私の理解では、No.102 のfuka_fuka さんのご意見は、
放火と名誉毀損では、介在事情(自然現象か人の作為)において重大な違いがあり、それ故、名誉毀損の不作為が、名誉毀損の作為による実行行為と同価値と評価されるには、それに対応する(強い)実行行為や故意が必要である。そして、私(酢橘)の主張する、名誉毀損の不作為による実行行為や故意は、それには足りない(弱い)、と。(間違っていたらすみませんが、ご指摘いただければと思います。)

 それに対して、私は、介在事情の違いは、先行する管理者の過失の成否として評価すれば十分であり、その後は、放火と名誉毀損を区別する必要はなく、前記昭和33年判例で同じように処理できるのではないか、と思うのですが…。

…私の理解が根本的に間違っているんでしょうか。

No.113 酢橘さん

私の理解するところでは、
まず、不作為犯の実行行為性の1つの要件である保証人的地位(作為義務)が、この場合の掲示板管理人に認められるか、という点が論争のお題になっている。
で、先行行為というのは、それに基づいて保証人的地位が認められるもので、当然、不作為に先行する行為である、となります。
しかし、酢橘さんのおっしゃる「民事訴訟制度に対してきわめて不誠実な言動をとっている」のは、裁判も終わった後のことなので、不作為の後の出来事であり、先行行為の内容にならないし、また、行為時の主観的要素の判断材料にもなりえないのでは?
と、ゆーのが私の疑問です。

仮に、裁判後に起こった別の名誉毀損的な書き込みに対しての放置、を問題にしているのであれば、今までの訴訟で個別ケースに管理人の過失(及び作為義務)が認められたからといって、すべての誹謗中傷のカキコを放置することがただちに作為義務違反、とは言えないと思います。

なお、あくまでも私見ですが、放火(最判昭33・9・9の例)と掲示板の名誉毀損との差は、私はむしろ、不作為をした人の社会的な立場が違うので、必ずしも直ちに正犯の作為義務が認められる立場にあるとは言えない、と考えます。

No.109 じじい様

>「私が不倫してるのは、看護師じゃなくて、内科の○○先生です。」とか「私は女性に興味はありません」ってカミングアウトしてみるとか・・・。

 その大野伴睦ばりのジョークが素敵です。
 どうせなら、「人間の女性に興味はない。私は異星人の女性でないと。私のイセイ問題はここにある」とか。(。_・☆\ ベキバキ

No.110 kagefumimaru 様

>ソースの不備を指摘すればよいでしょう
>客観的に確認できる証拠が無ければ誰も与太話は信じません

 ソースの不備と言っても、「自分の体験(経験)」に基づく投稿が多いブログやBBSでは、そうもいかないかと。ここのブログも、お医者様の個人的な臨床体験(主観)の投稿が多くて、しかもためになっているのですから。
 客観的に証明できる証拠がなければ「与太話」とは論理的な飛躍があると思います。可能性がある段階からチャレンジすることで、人類の英知は発展してきたのですから。

 それに「無いことの証明」は、上記のような二者択一(排他的論理和:XOR)の例を除き、悪魔の証明として無理なのではないかと思います。40過ぎで独身だからと言って、異性に興味がない、家庭に興味がない、異姓にもてない、独身主義……という証明にはならないのですし。せいぜい不倫は理論的に不可能という証明(アリエネー証明)でしかないのです。

不倫って犯罪でないにしても,悪ですよね。

巨大らくがき板に,「○○医師は、看護士と不倫中」と書かれた場合,そのらくがき板の管理人として,適切な対処とは,どうすることでしょう。

もしかしたら,別の看護士の内部告発かもしれません。
IP晒し・・告発者のクビを意味します。

某管理人は,きっと無視を選ぶのでしょうね。そっちで勝手にやってよと。ここでは支持されないかもしれませんが,私にはその考えが,ちょっと理解できます。

スレ違いですが,不倫を知ってしまった看護士の適切な対処とは?にも気になります。
奥様に密告すること?(でも,これでもクビになる可能性大ですよね)。
巨大らくがき板に書いてしまう看護士の気持ちも,ちょっと理解できます。

不倫をしている、ということを書くなら、「証拠はこれ」というものを出さない限り私怨かキチガイとみられてスルーでしょう。
その場合は「無いことの証明」という無理難題に陥ることもなんとか避けられそうです。
管理人にやる気が無いほど住人はノイズ除去に躍起になってソースソースとうるさくなりますから。

>「証拠はこれ」というものを出さない限り私怨かキチガイとみられてスルーでしょう。

そうでもないと思います。誰もこれと言った証拠を出せないのに憶測だけが浸透し、それを鵜呑みにした人たちがいわゆる「祭り」を頻繁に起こしたりしていますよね。のまネコパクリ疑惑にしたって、ボクシングの亀田選手の八百長疑惑にしたって、さくらちゃん募金詐欺疑惑にしたって結局証拠がなかったわけですから。

> のまネコパクリ疑惑にしたって、ボクシングの亀田選手の八百長疑惑にしたって、
>さくらちゃん募金詐欺疑惑にしたって結局証拠がなかったわけですから。

それらは確認された行為自体(AAのようなものありえない勝利傲慢な募金)が明白な証拠です。
それがどのような意図や理由において現れたものなのかは問題になりません、倫理的に。

 kagefumimaru さんの意見についての議論はもう十分でしょう。
 トビずれですし。

のまネコはパクリ(インスパイア)でした。
亀田戦の敗者ランダエタのファイトマネーは相場の数倍でした。
さくらちゃん募金は詐欺ではなく億の金を集めといて、報告がなされないこと、過去に同じようなケースをプロデュースした団体が背後にいたこと。親が嘘をついていたことが問題とされました。

憶測だけの祭りなら、能登の地震でマスコミがまた被災者無視の行動したというのが昨日の2チャンネルで起こりました。例示は正確に。

トピずれまくりなのでコソ〜リと、

ハスカップ様

>その大野伴睦ばりのジョークが素敵です。

やはり、男は義理と人情!実は、隠れ(なぜ隠れる!)大野伴睦ファンです(^^;
伴睦ファンとしては喜びに堪えませんです、はい。

>どうせなら、「人間の女性に興味はない。私は異星人の女性でないと。私のイセイ問題はここにある」とか。

クリントン元大統領なら“私の「為政」問題”とか。(武部勤レベルまで堕ちてしまった私)


さて、本題。
西村氏のこうした発言が、「小」西村を生み出しそうな悪寒。執行苦労するだろうなあ・・。

No.122 じじい様

>西村氏のこうした発言が、「小」西村を生み出しそうな悪寒。執行苦労するだろうなあ・・。

 おそらくその点が裁判所職員をはじめとする法曹の方が恐れる点ではないかと思います。強制執行すらも困難となると、法の支配や裁判を通じた解決が無力化される危険性が大きいと思います。(自治体による地方税や社会保障費の徴収場面で実感します。)
 「人間が作ったものには必ず穴がある」「その穴を塞ぐかなんとかするのが政治じゃろ」(吉田茂と大野伴睦の対談w)ですから、穴を突くのはどうも、という感じを受けます。モトケン先生が危惧されるのは政治による規制強化の弊害と思われますので、みんなで自己抑制とルール遵守が肝要かと思います。

「殺人事件の被害者は、誰一人として自己の意思で殺されたわけではない。
 一方、すべての死刑囚は、自己の意思によって死刑となるような、重い犯罪を回避するという選択肢を選べた。」

 岡村 勲 
 全国犯罪被害者の会代表幹事・元日弁連副会長

「死刑になるかもしれないと知っておきながら
 なぜこのテキサスで人殺しなんかしたんだ?」

 ジョージ・W・ブッシュ(※死刑に反対する人権団体の抗議に対し)
 第43代米国大統領・当時テキサス州知事

 ここは死刑の是非を議論するところではないのですが、、、

法の網をかいくぐって何が悪いのですか?

同じ罪を犯しても、犯人次第で、罰せられ方が違う事も多くありますよね

偽装請負や、労働基準法をはじめとした法の目をかいくぐって利益を得ている会社は一杯あるのに・・・・・・

粉飾決算では、カネボウや日興コーディアルではお咎め無し。ほりえもんはあっさり実刑。

選挙運動の違反で捕まる人は落選議員だけ、当選議員の逮捕なぞ見たことがない

政治屋さんは、経費の領収証が無くても経費として認められる。個人事業主は、領収証が無いと経費は認められない。(これは、政治屋さんの自作自演でチョイト違う話かもしれませんが)

下っ端は、厳しく取り締まられるのに、大物は大手を振って法の目をかいぐぐったり、かいくぐりやすいようにしている。下っ端にとっては、生きていく上での閉塞感に他なりません

ひろゆき氏のやっていることは、世の大物の皆様と大した違いはないと思います。それを公言するかしないかの違いだけで・・・・

ひろゆき氏が世の中を引っかき回しているのを見て、応援したくなる人は一杯居ると思います

「つまり、国民の私的領域に対する国家権力の介入の度合いが強くなることが予想されるわけです。具体的には、民事執行における強制的財産調査権とかそれに関連する罰則の強化などです。」
これは脱税の勧め、としか読めませんが。原理的には全構成員の資産を国家が把握しうる、という状況じゃないと公平な課税なんてできないですよね?
ひろゆき氏のトリックスター的提言は、資本家やヤクザや政治家が(弁護士も?)国家から自らの資産を隠蔽する一方で、雇われは完全に100%補足されている、というあまりにも恣意的な権力の行使のあり方に対する痛烈な批判になっているのではないでしょうか。

 単純に、ルールを守らない人間が増えれば、国家権力はルールを守らせるために肥大化しますよ、ということです。
 そしていったん肥大化した権力は、ルールを守らない人間だけでなくルールを守っていた人間にも行使される可能性があります。
 ルールを守らない人間を容認することは、ルールを守る人間にもより住みにくい社会をもたらすのではないかな、と心配しているわけです。
 
 脱税の場面においては、すでに国税の調査権や犯罪捜査権の対象になっています。
 それと同じようなことが、単なる債務不履行の場面においても起こるかもしれませんよ。
 つまり、債務不履行の犯罪化ですね。
 ま、杞憂に終わればいいですけどね。

>No.128 モトケンさん
なるほど!めっちゃよくわかりました。

だから「2chひろゆきと同じだな」なんですね。

漠然と、あーなんとなく同じなのかなー、って思ってただけが、やっとこつながりました。あいかわらず遅い理解ですいません^^;

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