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県警・地検、弁護士懲戒狙い調書化 鹿児島選挙違反無罪(asahi.com 2007年05月03日08時08分 ウェブ魚拓

 いろいろ微妙な問題を孕んでいる問題ですので、報道にかかる検察側の発言の正確性が問題にはなりますが、どう転んでも格好のいい話にはなりませんね。

 しかし、よくまあこれだけ捜査の裏情報が漏れてくるものだと感心します。

 これも警察からの情報だと思われますが、そうだとしますと本件の(ねつ造)捜査について腹に据えかねていた幹部クラスの警察官がいたことが強く想像されますから、警察への信頼回復の一助にはなっていると思います。

 で、検察はどうするんでしょうか?
 地検として発言できないなら、最高検として一言あってもいいんじゃないかな、と思っているのですが。。。

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コメント(16)

この件に関しては、新しい情報が報道される度に、同じ組織に身を置く私でも「何故こんなことになってしまうのか?」と首を傾げたくなる事ばかりです。
否認から自白に転じた被疑者から、その理由を調書化する事はよくある(というか必ず録取する)事ですが、否認被疑者を自白させるために、その弁護士の「懲戒申請のために『弁護士の悪性を引き出した』」調書を作成するのは本末転倒です。
この事件には、「贈収賄事実の解明」や「公判廷での有罪の獲得」よりも、「起訴する事」だけを目的として捜査を進めていったとしか思えない部分が多々あり、あまり考えたくはないのですが、この捜査の裏には「特定の人物に対し社会的なダメージを与え、別の人物に利益を与える」目的があったのではないかと邪推してしまいます。

こうした内部資料が流出している背景には、本件を主導した警察官の暴走で迷惑を被っている幹部はいくらでもいるでしょうから、出てきても不思議ではないんですが、それよりも何となく一連の資料の内容が、隠蔽に関する工作が地検主導で行われたような印象を与えるようなものになっているような気がするんですが。

どちらが隠蔽工作を主導的にやったかは分かりませんが、仮に警察側が、地検が主導したという印象操作を、自分たちに都合のいい資料のリークという形で、マスコミを使って意図的にやっているとしたら、警察組織の病巣はさらに根深いのかなという気がします。

でたらめ情報です。
私も,この事件に一部かかわりました。

R検事は,可愛い私の後輩です。
あまり,いじめないでください。
彼にも将来があります。

私の忠告を無視した彼の責任は大きいが,可愛い後輩をかばってやりたい,私の心根もご理解賜りたく,平身低頭しております。

でたらめ情報です。
私も,この事件に一部かかわりました。

R検事は,可愛い私の後輩です。
あまり,いじめないでください。
彼にも将来があります。

私の忠告を無視した彼の責任は大きいが,可愛い後輩をかばってやりたい,私の心根もご理解賜りたく,平身低頭しております。

 でたらめさん
 あなたの後輩の将来なんか知ったこっちゃないですよ。この事件で何人の人生が狂わされたと思ってるんです?懲戒免職にならないのが不思議なくらいですよ。

zzzさん
おっしゃるとおりです。

「無罪は検事の勲章」という言葉がありますが,この事件は,あまりにも証拠を無視した起訴事例です。勲章と言えるのは,ギリギリの証拠で起訴し,闘った挙げ句に敗北した場合であり,本件とは,全く事例を異にします。

後輩とはいえ,こんな馬鹿げた起訴をした主任検事,そして,こんな馬鹿げた起訴状に決済印を押した次席検事,検事正の責任は大きいと思います。

R検事は,当時3年生であり,選挙捜査のイロハくらいはマスターしていて当然です。そもそも,金の出と入りすら押さえておかないとは,捜査とは言えません。

だがしかし,R検事は可愛い後輩です。だまされた検事として,許して貰える余地はないのでしょうか?

R検事は,当時3年生であり,選挙捜査のイロハくらいはマスターしていて当然です。そもそも,金の出と入りすら押さえておかないとは,捜査とは言えません。

だがしかし,R検事は可愛い後輩です。だまされた検事として,許して貰える余地はないのでしょうか?

同じことを3年目の医師が行ったとしたらどうでしょう.中心静脈カテーテルを挿入しようとして動脈損傷し,患者が亡くなるあるいは重度の障害を負ったとしたら?

刑事事件として立件されなくても,警察が捜査に入り,新聞にも書かれ,その医師は社会的に抹殺されるのではありませんか?
刑事事件で起訴されたとしたら?現在の検察の姿勢なら十分にあり得る話ではありませんか?

検察官なら許されて,医師なら許されないのが当然と考えるのはおかしいと思います.

しつこいようですが,でたらめ情報です。
私も,否認を慫慂(そそのかす)したとされる弁護人の一人です。
だが,私は,国家賠償請求に名を連ねることはしなかった。
理由は一つだけ。
後輩が可愛いからです。

 感情論ベースで議論してほしくない問題なのですが。

No.7の私のコメントは多少感情論的側面があったかもしれません.すみません.

No.1 感熱紙さんのコメント | 2007年05月06日 16:45

この事件には、「贈収賄事実の解明」や「公判廷での有罪の獲得」よりも、「起訴する事」だけを目的として捜査を進めていったとしか思えない部分が多々あり、あまり考えたくはないのですが、この捜査の裏には「特定の人物に対し社会的なダメージを与え、別の人物に利益を与える」目的があったのではないかと邪推してしまいます。

私もそんな印象を持ちます.今回の県議選で件の被告となったN候補は当選しましたが,これだけのことがあったにもかかわらず,前回と同様圧倒的得票で当選というわけではありませんでした.狭い地域の中ですから他所からは計り知れない闇があるような気がします.

No.2 じじいさんのコメント | 2007年05月06日 17:48

どちらが隠蔽工作を主導的にやったかは分かりませんが、仮に警察側が、地検が主導したという印象操作を、自分たちに都合のいい資料のリークという形で、マスコミを使って意図的にやっているとしたら、警察組織の病巣はさらに根深いのかなという気がします。

同感です.
この事件は地元では立件直後から疑問視する声は多く,最初から有罪無罪はともかく,立件するのが目的だったのではないかという指摘はなされていました.総合的に考えても,感熱紙さんがおっしゃるような側面が強かったのではないかと思っています.

我々人間が例えば猿の社会を観察する時用いるのは、猿の様々な行動から内面の意図や猿社会のおきてを分析する方法です。一つ一つの行動を分析してそれを時系列で並べて論理を組み立て合理的な解釈をくだし、行動の奥にある真理や真実、普遍的法則などを探求するいわば行動心理分析の手法を用いると思います。

同じ方法が全ての学問で行われています。そしてそれが人間の社会活動すべてに実地応用されています。そして学問は実用性が高いところが価値でありましょうから(笑)。

事件捜査を例にあげれば近年カタカナ日本語でプロファイリングと呼ばれる手法がこれにあたると思います。複雑な人間関係のなかで真実に近づくには欠かせない方法論だと思っています(笑)。

でたらめ情報です。
NO8及び重複記載は私のミスです。
ごめんなさい。

>じじいさま
>仮に警察側が、地検が主導したという印象操作を、自分たちに都合のいい資料のリークという形で、マスコミを使って意図的にやっているとしたら
「事件着手に至る経緯」等よりも「検察庁との協議の内容」の方が多くリークされている現状では、その可能性が完全には否定できないのが残念です。
監察室は既に調査に入っているでしょうが、その結果が公表されるかどうかは微妙ですね。
>田舎の一般外科医さま
私の勤務地とは全く別の県警の話ですし、報道されている内容以上の事は知りませんので憶測しかできませんが、本件を考察する上で最も重要な「事件着手に至る経緯」が明らかにされていないのは、何か裏があるのではないかと勘ぐってしまいますよね。
公になると、今後の警察捜査に相当な影響が懸念されるような事情があるのかもしれません。
>detarameさま
「だまされた」とはどういう意味でしょうか?
地方選挙とはいえ、十人以上を一斉に逮捕するという大規模な事案ですから、事前に県警側は地検に事件内容の説明と、逮捕後の捜査方針を打ち合わせに行っているはずです。
また逮捕後に送致された調書、証拠等を精査して、起訴するために必要な捜査を県警に指示する事は十分にできたはずです。
新件送致の段階で警察に対し「これとこれの裏付けができていないと起訴はできない」という条件を付けるだけで、かなり違うはずです。(私は以前覚せい剤の自己使用という比較的単純な事件の捜査を行っていた際、検事から「使用場所において被疑者立会で使用状況の詳細な実況見分を行ってください。それがないと起訴できません。」と言われてひっくり返った経験があります。)
警察の捜査に疑問を抱かず、ただ言われるままに起訴してしまったのであれば、それは「だまされた」のではなく、単に「検察官としての能力不足」であるし、裏付け捜査の必要性が分かっていながら、自白のみを頼りに起訴したのであれば、それは「職務怠慢」であり、どちらにしても「許して貰える余地」なんてどこにもないように思えます。


感熱紙様

>監察室は既に調査に入っているでしょうが、その結果が公表されるかどうかは微妙ですね。

出したとしても、「捜査の手法や精度に一部問題はあったが、不正な目的等は確認できなかった」程度で幕を引くように思います。処分の内容とも整合性が取れますし。それ以上組織を傷つけてまで膿を出す気もないでしょう。

後輩だから(赦)してください

裁判半ばで、死のふちにいながらも最後まで無罪を訴えて、警察・検察を恨み、嘆きながら亡くなって逝かれた○○さんにそう伝えてください。

国家の権力を行使できる術を持っておられる方には、よりいっそうの重い責任・義務も背負っていることを再認識してほしいものですね。

この国にはやはり正義は無いのだろうか、、、付和雷同

過ちて改めざる是を過ちと謂う

うちは冤罪には怒りを感じます。
でも検事を解雇してでは・・。
担当検事はよく事情をしっています。
検察と警察の関係を文書にあらわしにくいこともしっています。検事のうけるプレッシャーもしっています。
 解雇よりこれらを生かして外部主導の改善策・倫理向上・環境改善にやくだててもらえたらと思います。
 

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