選挙違反で免停職の労組元幹部に1億円…川崎市交通局(2007年8月10日3時6分 読売新聞 ウェブ魚拓)
安心して選挙違反ができるように、組織ぐるみで違反行為を正当化していたようです。
2004年の参院選を巡る川崎市交通局の労働組合幹部による選挙違反事件で、有罪が確定した川崎交通労組の元委員長(59)ら幹部8人に、同労組と上部団体の「日本都市交通労組(都市交)」(東京都港区)が「犠牲者救援金」として計1億円を支給していたことが9日、分かった。懲戒免職や停職処分で支払われなかった退職金や給与、賞与を補てんする目的。川崎交通労組の谷野(やとの)安喜夫委員長は「組合活動の一環だったが、時代にそぐわず、今後は規約を見直したい」としている。
「時代にそぐわず」って、あのね〜
という感じです。
元委員長は、横浜市教職員組合出身で民主党比例候補の那谷屋(なたにや)正義氏(当選)の票の取りまとめを依頼され、現金15万円を受けとるなどした公選法違反の罪に問われ、懲役1年6月、執行猶予5年の刑が確定。
これで懲戒免職になったようです。
たかが15万円を受け取って4500万円を棒に振ったというのはかわいそうという見方があるかも知れません。
誰から渡されたのか記事からははっきりしませんが、実はこの種のパターンでは、渡されたお金を受け取らないと疑われる、つまり組織内の地位が危うくなるという場合もありまして、受け取らざるを得ないという雰囲気になることもあるのですが、結局のところ、渡すほうも受け取るほうも、金で人を動かすという価値観に従っていることは間違いないのでありまして、それを「時代にそぐわない」などとノタマウ現委員長も場の空気を読めていないというか、要するに何が悪いのかわかっていない愚か者です。
たしかに労働争議が熾烈だった時代には意味があったのだろうと思いますが、選挙違反、それも都市部の組織選挙の買収事案は本質的に別問題でしょう。
労組側は、「規約、規定にのっとり交付した」と言っているようですが、まともな規約の解釈をすればそんな結論にならないはずです。
象徴的ニュースGJです。
保守・反動のトレンドは、労働組合。
その力で民主党を勝たせた・・・とっても不安です。
>選挙違反で免停職の労組元幹部に1億円…川崎市交通局(2007年8月10日3時6分 読売新聞
のご紹介でしたが、そのあと半日してこんな報道になります。
川崎の労組選挙違反、「誰が犠牲者か」外部調査厳しく指摘(2007年8月10日14時33分 読売新聞)
川崎交通労組などが選挙違反事件で
有罪が確定した元幹部らに「犠牲者救援金」名目で
退職金などを補てんしていた問題で、
同労組が今年4月に外部の専門家による会計調査を受け、
「一体誰が犠牲者なのか」などと
厳しく指摘されていたことがわかった。
同労組は、2006年度までの4年間、
労働組合法で定める会計の外部監査を受けておらず、
調査は、上部団体の「日本都市交通労組」の依頼で行われた。
調査結果をまとめた報告書によると、
2004年の参院選での選挙違反で有罪になった
元委員長らの行為について、
「組合に考えられないほどの迷惑を与え、
社会的な信用を失墜させた。組合が犠牲者だ」とし、
「なぜ犠牲者救援金を支払ったのか」と批判している。
犯罪者を幇助する犯罪推進団体であることが露見したわけですな
交通反則金保険なんてのもありましたからねえ(苦笑)。
あの保険商品、まだ存在するのか知らん?