医療事故:検事が現場学ぶ研修制度本格化(毎日新聞 2007年9月4日 3時00分 ウェブ魚拓)
検察の医療事故に対するスタンスの一つの表れとして紹介します。
医療事故:検事が現場学ぶ研修制度本格化(毎日新聞 2007年9月4日 3時00分 ウェブ魚拓)
検察の医療事故に対するスタンスの一つの表れとして紹介します。
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医療事故:検事が現場学ぶ研修制度本格化(cache) - 毎日新聞 2007年9月4日 検察は、限られた時間と手段の中で取られた医療措置についてきちんと... 続きを読む
記事からは分かりませんが、こういう研修を受けられる検事さんというのは、若手の検事さんなのでしょうか?
検察がまず改善しなければいけないのは、
「間違った判断をしたら、ちゃんと訂正して謝る」
ということだと思うのですよ。
検察が世の中の全てを把握し、全てにおいて正しい判断をしている(もしくはしなければならない)なんて、
誰も思っておりませんし、誰も期待していないのですが。
富山の強姦冤罪服役事件、志布志事件などは、いずれも、検察が無謬性にこだわったために大問題となったものではないのですか?
医療現場を学ぶこと自体は結構なことだと思いますよ。
ただ、これは費用(時間)対効果として、釣り合うのですか?
検察による重大な過ちは、何も医療に限って生じていることではないわけですよ。
それともいっそ、パイロットや、会計士事務所など、ありとあらゆる専門性の高い業界の研修をひととおり受けてきますか?
一国民としては、それよりも、冤罪による被害を「最小限にするために」より良い改善、刑事司法による自浄努力を求めたいと思います。
検事の方々は医療の現場の何をご覧になられるのでしょうか。高校生の社会見学みたいにぞろぞろ列をなして歩いて見て回るだけ、では無いのでしょうけれども。
夜通し押し掛けてくる救急患者に孤軍奮闘する不法就労状態の当直医の姿を見学するのでしょうか。医療事故の原因の一つを目の当たりにして何を思われるでしょうか。別の見方で申しましたら、現在進行中の触法状態を看過されるのでしょうか。
CPC ( clinical pathological conference ) を見学するのでしょうか。病因や死因、医療をその結果である「死」から検証する場で、様々な疑問点や反省点が挙げられていきます。あのときこうしていれば予後が変わった可能性がある ..... ひっょとしたら業務上過失になるものがあるかもしれない、医学医療のいたらなさの数々を目の当たりにして、その場で直ちに法を執行するべき立場にいらっしゃるのではないのでしょうか ( そんな訳ないか )。
せっかく研修されるのなら、血みどろの医療の現場に投げ込まれて頂きたいと思いますが、逮捕者続出になってしまうかも知れません。そうすると、医師が血みどろの刑事訴追の場に投げ込まれることになってしまいますね。お互いによい経験ができる ..... というのは冗談ですが。
ここまで滅茶苦茶な思考をしないまでも、医師、科学者の思考と、それらの現実の世界での実践が、様々な揺らぎや渦を引き起こしながら成り立っているのを、ご覧下さるだけでも大変なご苦労をおかけするのかも知れませんが、できるなら感じて頂ければと思います。
重要なことは、検事が医療研修を受けることそのものではなく、検察の上層部が以下のように仰っていることだと思うんですよね。
この幹部が誰なのか、実在しているかは不明ですが、検察上層部がこのように考えていることは、軽視できないことだと思います。
福島地検からも参加されてるんでしょうか?
裁判員の「泥縄即成教育」制度と全く同じ発想ですね(笑)。
私がもし検察官ならアレだしとっても務まらないと思うから研修辞退するでしょうね(爆)
場外から横入り失礼しました。
検事さんよりまず
医療報道の担当記者が受けるべきではないでしょうか。
特に記事元の毎日新聞あたりは真っ先に。
>No.7 mastacos さん
本当なら記者が自分で勉強すべきことなんですけどね、担当になったときに。
ちょっとばかり、一昔前の部落開放同盟の対マスコミ勉強会を連想しました。そういう勉強会を幾度も開催したことで、所謂差別表現を巡る問題なんかについてマスコミ業界の理解は随分進んだそうですから、医療の世界が同じようにマスコミに働きかけるのも効果があるかもしれないですね。
こちらのブログにはずいぶんしばらくぶりに書きます。
>No.8 惰眠 さん
|部落開放同盟の対マスコミ勉強会を連想しました。
勉強会を開催すると、業界の人は参加してくれるんでしょうかね。激烈な抗議行動があってやっと参加するとかいうふうでしょうか。
No.9 cobonzu(医) さん
私の知る限りの話ですが、開同とマスコミの間では長い長い長〜い「激烈で強硬な抗議行動」の歴史があって、いつの頃からかそれだけじゃ改善しないと言う開同側の意識変革と、いつまでも抗議されっ放しじゃたまらんのでお互いの認識を擦り合わせたいマスコミ側の事情とがあって実現したやに聞いています。
また、これも伝聞情報ですが、私の知り合いの勤めているテレビ局では割と頻繁に、専門家の講演(レクチャー)をやっているそうです。医薬外用品とか、健康食品とか、下手を打つと法律に抵触したり信用毀損をやらかしそうな分野が多いようですが。
>No.1 konaki さん
具体的な情報に基づくものではありませんが、たぶん、若手検事から中堅の捜査の現場の検事が中心だと思います。
幹部クラスも受けた方がいいと思いますが。
>その他の皆さんへ
やらないよりやったほうがましでしょう。
あ、すみません。誤変換してました。
×開同
○解同
ただ、見学するだけじゃなくて。
ばりばり救急をやっている病院の当直に、24時間べったりついて欲しいですね。
1日か2日だけでも良いから。
やらないよりはやったほうが良い。
まさにその通りですが、やる中身についても吟味していただきたいと思います。
受け入れる施設側でも、なにを学んでもらうのかの検討が必要です。通り一遍の見学だけでは……。不安です。
すくなくとも研修医と同レベルで付き合ってもらって、初診から始まって、診断、治療を通して生の声をぶつけ合うところまでやれれば、少しは違うのかなと。
われわれが知ってもらいたいものと、検察が学びたいものは一緒なのでしょうか。
>No.14 guri さん
>われわれが知ってもらいたいものと、検察が学びたいものは一緒なのでしょうか。
医療側が知ってもらいたいものは、検察が学ぶべきものの一つです。
つまり、医療側が何を見せるかが最も重要です。
検察は、医療側が見せるものしか見えません。
そして検察は、医療側が見せるものは何でも見たがります。
検察は最も好奇心旺盛な人間の集まりです。
そうですね。何事もやらなきゃ始まらない。
ただ、裁判官が裁判員に公式に裁判というものを教えることがextravagantな労力を要するように、医療現場がプロのコツを研修医を鍛えるために払っている苦労に加えて、術場の歩き方も息の仕方も知らない素人にも見せる苦労を公に負担することは、医療現場にとってプロメテウス級の苦役に近いような仕事量の増大になる可能性も、検察側にあっては知っておいていただきたいように思います。
苦労が多いのはいずこも同じでしょうが、同時に餅は餅屋とか針の穴から天井覗くとか生兵法は、とかいろいろな気苦労も世間では申しますから(笑)
No.15 モトケン さん
ご返答有り難うございます。
> つまり、医療側が何を見せるかが最も重要です。
実はこの辺が心配だったりするのです。
2年前から始まったこの研修の効果は上がっているのだろうか、と。
久しぶりの投稿で、自分のハンドルを忘れてしまいました・・・。
私の母校で行われる研修のようです。数ヶ月前、同窓会報に、この研修についての記事が載ってて、ふ〜んと思ったのを覚えています。
これまで数日間の研修だったものが、2日間程度に短縮された、座学が主体、現場は所謂見学だけということだったように思います。
このような研修でもやらないよりは、やった方が良いとは思いますが、問題なのは・・・
○刻々と変化する患者さんの状態に関して、限られた情報・設備・人員の制限のなかで、判断を下し続ける、医療の現場をこそ見ていただきたいが、それがこれでは望み薄。医療の問題が起きている、地域医療医療施設での救急医療を、医師とともに寝食をともにして、数日間研修して頂きたいと切望します。大学病院での座学では、意味が殆どありません。
○この研修で、医療について何がしかの経験を積んだとの過信を持たれるのは、本来の目的とは逆な方向になると思います。
どうも後ろ向きなコメントが続いていますが・・・
これに参加した検事の皆さんとて、この研修で全て事足れりとは思わないのではありませんか? いくらなんでも「これで完璧! さあはりきって問題医師をビシビシ起訴するぞ」などという短絡的な思考はなさらないでしょう。
少なくとも、この研修を通じて医療と司法の関わりについて問題意識と興味をしっかりと持ってもらうことができれば、中長期的には今回の取り組みも決して無意味ではないと思いますよ。
陳腐な言葉ですが「千里の道も一歩から」です。今回はせっかく検察の側から医療側の土俵に入ってくるのですから、医療側もこの機会を無駄にすることはありません。
たとえ限られた時間で座学中心だとしても、「こんなのやっても無駄無駄、お前ら所詮は敵だし」と適当に応対して追い返すか、可能な限り現状をアピールし問題点を認識してもらう努力をするか、医療側の取り組み姿勢も問われるのではないでしょうか。
今回の取り組みを意義あるものにできれば、次の機会、そのまた次の機会と、皆さんが望む方向へ動かすことも不可能ではないでしょう。
こんなのは素人考えですかね?
もりかさん
確かに、千里の道も一歩から、なのでしょうが、逆な方向に一歩、ではいけませんよね。
医療が、司法によって裁かれる問題は、救急医療が多いようですので、救急現場に少なくとも数日間泊り込んで研修していただけたらと思っています。座学の世界とは、程遠い世界が広がります。
医学生であっても、座学でいくら学んでも、剣が峰を進んでゆくような現実の医療の場では、まるで戦力にはないもの。検事さんが、医師の置かれる状況を理解されるには、大学での座学ではいけません。
私も何回か座学の研修を受けましたが、座学でも講師によっては啓発されるものがあります。
それに、検事は司法解剖立会の経験が何回かはあるはずですから、具体的なイメージをつかみやすいと思います。
>医師の置かれる状況を理解されるには、大学での座学ではいけません。
こう言い切ってしまうと、最初の一歩にならなくなってしまいます。
この意見を突き詰めますと、検事が医師の置かれる状況を理解するには医師にならないといけません、という意見になってしまいませんか。
以前にそのような意見が何度も述べられてますが。
>たとえ限られた時間で座学中心だとしても、「こんなのやっても無駄無駄、お前ら所詮は敵だし」と適当に応対して追い返すか、可能な限り現状をアピールし問題点を認識してもらう努力をするか、医療側の取り組み姿勢も問われるのではないでしょうか。
この意見に同意します。
産婦人科学の教科書中癒着胎盤の項の執筆者でおられる福島県立医大産婦人科教授の佐藤章先生が、加藤医師逮捕後に初めて新聞のインタビューに答えたとき、「教科書どおりの手術などただの一例もない」と医学部教授としての全権威をもって断言しておられました。
私は真理に対し最大限の敬意を表し申し上げるものでありますが、これをここに書きましたのはなにかしら議論の参考にならまいかとふっと思いつきだけ(笑)です。お邪魔しました。
>逆な方向に一歩、ではいけませんよね。
>「教科書どおりの手術などただの一例もない」
マーラー碁盤さんがおっしゃる事態にしないためにも、ぼつでおkさんが引用された言葉を検事さんたちに確実に伝えるためにも、こういう貴重な機会をいかに有効に使うかをニヒリズム抜きで考えていく方が建設的なのではないでしょうか。
私は座学をそこまで軽んじる気にはなれません。患者の治療法を学ぶことが目的なら実習は欠かせないでしょうが、検事さんたちの問題意識を喚起するきっかけとしては、座学もアリだと思います。あとは、そこからいかに深めていくかが肝心です。
No.22
それでも「基本」があって応用があるはずで(それが何かは難しいのでしょうが)、医学の権威者もそれは否定しないと思いますが。
逆に言えば、裁判官であれ、検察官であれ、弁護士であれ、「教科書どおりの事件(相談)などただの一例もない」と、しがない法曹が全権威をもって断言いたします(笑)。
事件の内容も違えば、依頼者も違うし、相手の反応も違う。
それは、商売人も、教科書(マニュアル)どおりにやってうまくいく営業は一つもない、と言うでしょう。
看護師の看護だって同じでしょう。
一応「権威」を使いますと、河合隼雄氏は次のように言っています。
「心理療法は、何一つこれが正解だというものはありません。同じことを言ってうまくいく場合もあれば失敗する場合もある。その点医学はまだ客観的で、ある程度の目安はありますが、心理療法は一人一人違いますし、同じ人でも時々によって違うのです」(要旨)
心理療法家から見ると医学・医療よりも不確実のようです。
医学・医療の不確実性・多様性は十分理解しているつもりですが、医学・医療だけが不確実ではないでしょうし、どの分野でも不確実性・多様性はあると強調したい。
それは分かっているつもり。
だって・・・感情と複雑性を持った人と人との関係であり、語弊を恐れずに言えば、「人間」を扱うんですもの。
>この研修で、医療について何がしかの経験を積んだとの過信を持たれるのは、本来の目的とは逆な方向になると思います。
多分、杞憂だと思いますよ。
医師の方々が、一度や二度、医療訴訟や法律に関する講演などを聞かれても、それで裁判や法律について何がしかの経験を積んだとは過信されないであろうことと同様に。
まずは関心を持つ第一歩ということでしょう。
ところで、新聞記者さんたちは、マーラー碁盤様のおっしゃる「救急現場に少なくとも数日間泊り込んで研修」てなことはやらないんですかね。やはり、現場を本当に知ってしまうと、無責任な記事が書けなくなる可能性もありますので、デスクなど上の方にしてみれば困るのかもしれませんが。
医師の側も、四六時中、隙あらばと狙っているブンヤさんに張り付かれるのは嫌でしょうけど(^^;
>No.24 psq法曹 さんのコメント
>だって・・・感情と複雑性を持った人と人との関係であり、語弊
>を恐れずに言えば、「人間」を扱うんですもの。
そうだと思います。No.22もいちおう「人間」(*アレな)のぼそです(笑)がみなさんご理解くださってますし。
>No.1 konaki さん
とおなじ感想を抱いています。
すなわち短期間の研修であれば若手のまだ本業のコツをつかめていない初学者よりも、本業のコツを身に付けた(自習方法を会得した)検察教育の指導教官クラスの人を対象にしたほうが、勘所を掴むのが早く、研修の実が大きいであろうと予想している者です。