エントリ

 自分のブログを「事実認定」のキーワードで検索したら、「法律実務家にとって重要な事実認定能力」というエントリが見つかりました。
 自分で自分が以前に何を書いたかわからなくなっています(^^;

 そのエントリの中で私は

 自分または自分の家族が凶悪犯罪の被害者になってしまいますと、私自身、別の事件においても客観的な視点を保つことが困難になるだろうと思うからです。   そしてそれは、法律実務家としての致命的な欠陥になってしまいます。  つまり、自分または自分の家族が凶悪犯罪の被害者になってしまいますと、それを想起するような事件については弁護士としての仕事ができなくなります。  言い換えると、被害に遭っていないから弁護活動ができるのです。

 我ながらいいこと書いている、と思います。
 なぜかと言いますと、炎上中の今枝ブログのコメントの中に、「あんたの家族が殺された場合のことを考えたことあるのか」とか「家族を殺されても弁護ができるのか」というようなほとんど罵倒があったと思いますが、それに対する答えをこのとき(2006年06月26日)すでに書いているからです。

 つまり、「言い換えると、被害に遭っていないから弁護活動ができるのです。」という私の言葉に従いますと、弁護士に向かって「あんたの家族が殺されたら」などという質問を投げかけることがナンセンスだと思えるのです。

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コメント(86)

逆に、検察だって自分の家族が被告人だったら死刑を求刑できないと思います。
裁判官だって、死刑を宣告できないと思います。
裁判とは関係ないですが、医者も自分の家族にはメスを入れないと言う話もあります。
「自分の家族だったら、、」と言い始めたら、何も出来なくなるのではないでしょうか。

>名無しさん

 いくつかコメントを読ませていただいてますが、そういうハンドルネームでコメントされるのはとてももったいない気がするのですが。
 是非、改名されて常連になっていただきたく。。。

感情や生活に直接影響有る立場ではね。
何とか成りそうなのは、被告と弁護士が身内の場合だで、それでも証言とかの兼ね合いが有ったらやり難いだろうし。

警察でも、身内が絡んだ事件からは被害者側でも外されたりするのでは?

国選だとして、そういった利害関係がもろに相反する弁護人が選任されることってありえるんでしょうか?

私選だとして、そもそも被告人が明らかに自分に不利になるような弁護人を希望することってありえるんでしょうか?

もろもろ考えるとありえない想定かと思われます。

弁護士だからとか関係なく、誰だって家族が被害者になったら冷静ではいられないと思います。
逆に家族が被告人になった場合も同様じゃないでしょうか?ましてやそれが凶悪犯罪だった場合には。少なくとも私には「死んで詫びろ」と言える自信がありません。
そもそもこんな仮定自体が野次馬根性のただの傍観者である証明ですよね。

>名無しさん
 私は自分の父親の執刀したことありますよ。
 あと、娘が小さい頃に怪我したときも自分で縫いましたし。そう言うときほど、外科医としての能力が問われると思ってます。

No.6 僻地外科医 さん

> 身内の執刀
一般論としてはどうなんでしょうか。
開業医ならこういう話はないと思いますが、病院なら誰が執刀するかのカンファレンスがあると思います。そのときに医師の身内は積極的に執刀を外れることになるのか、それとも身内かどうかは勘案されないのか、どちらでしょうか。

職責と感情の優先度の問題だと思いますので、医師に例えるならば

自分の家族を轢き殺して重傷を負った人間に対して、冷静に執刀できるか

といった状況が必要かと思います。
No.6 僻地外科医さんの話はどちらかというと、
身内が加害者だった場合に積極的に弁護できるか?
身内が被害者だった場合に冷静に量刑裁量できるか?
という問いかけに対応するのでは。

うーん,それをいうならどっちかというと「自分自身も被害にあったが依頼を受けた以上はそれでもなお加害者を弁護する、それこそが職務」という弁護士のほうがその姿勢を評価できるのでは?

>自分または自分の家族が凶悪犯罪の被害者になってしまいますと、それを想起するような事件については弁護士としての仕事ができなくなります
国民としては、法曹の方々がこんなんじゃ困るわけです。気持ちはもちろんわかりますが。わざわざ自賛するものではないとは思います、正直なところ。

No.9 K さん
それって、つまり、法曹の方々は人間らしさがない方が評価できるってことでしょうか。
仮に、具体的な事件に最もふさわしい弁護の書面が作成できるソフトなんかが開発されたとしたら、
それに弁護を任せた方が良いと思いますか?
キカイなら家族が凶悪犯罪の被害者になることもないですし。

私はあくまでも人間が法律を扱うべきだと思いますけど。

あああ、トピックを勘違いしていました。
家族が被疑者や被害者になったら、それを弁護するかという話ではなかったんですね。失礼しました。

モトケンさんの考えによると、例えば「幼いころ母親(父親)が冤罪にされたから法律を勉強して弁護士になりたいと思った」というのは弁護士になる動機としてはナンセンスということになるとことですか。

No.6 K さまのように、「弁護士側」からの説明に説得力が感じられないという意見もあるとすると、依頼者である被疑者・被告人の視点からの説明のほうが受け入れられやすい場合もあるでしょうか。

原理的には、
依頼者 「被害者の身内のセンセイの弁護でもかまわない、むしろお願いしたい」 
弁護士 「ご要望であれば、やります。プロとして全力を尽くします」 
ということになれば、法律にも弁護士職務基本規程にも違反せず、弁護は可能です。
それを一種の美談と見る向きもあるでしょう。

しかし、いくらお互いが合意したからといって、弁護士が意識的/無意識を問わず被害者に肩入れしてしまい、依頼者に不利益が生ずる可能性は常につきまといます。
弁護士は、受任前に、そのような 「依頼者にとって不利益になる可能性を孕む事情」 を包み隠さず十分に説明する必要があるし (これを怠れば懲戒は免れないでしょう)、それでも依頼する、となった場合でも、依頼者は 「信頼関係が損なわれた」 と思えばいつでも解任できます(※)。

そういう将来の可能性、依頼者の後々の不利益 (解任して別の誰かを選任、とやる間の無駄な手間と時間も依頼者の不利益です) を考えれば、いくら冷徹にプロの仕事に徹する覚悟の弁護士であっても、他に1人も弁護士がいないならともかく、受任しないよう説得すべき、あるいは依頼を拒絶すべきということになるのではないでしょうか。
「私は本件において重大な利害関係を有しているので適任ではない、私を信頼して弁護して欲しいというあなたの気持ちはありがたいが、やはり受けることはできない、他の弁護士を紹介します」
とでも説明して。

(※) 国選の場合、解任するには裁判所の決定が必要ですが(刑訴法38条の3)、元々利益相反の状況にある以上、被告人が 「もう信頼関係はなくなった、解任してくれ」 と申し立てれば、まず通らないことはないと思います。

>NO12 fuka_fukaさま
仰っている道理は非常によく理解できます。
もし、被告からの弁護を受けた弁護士が(国選でも私選でも)被害者とはまったく赤の他人でしたが、被告の弁護士にとって殺された被害者が実は昔の命の恩人だったということを意図的に隠し(悪意があるかないかの問題もあるでしょうが)、結審がすんでから(被告に不利であっても有利な結果であっても)、公になってしまった場合はどうなるんでしょうか。この場合不利な結審だった場合のほうが問題なのでしょうか。

No.11 bgさま

その例では弁護士(になりたい人)と被害を受けた人(冤罪の親)との間に利害対立がありませんから、「ナンセンス」にはならないでしょう。てかむしろ自然でしょう。

「ナンセンス」となるとすれば、
「小さい頃、親が惨殺された。ついた弁護士の腕が悪くて、その犯人は死刑にされてしまった。僕が弁護士だったら死刑を回避し、無期懲役どまりにできるはずだったのに。いつか僕の家族が犯罪被害に遭ったら、犯人の弁護について軽い刑を勝ち取りたい!そのために弁護士になりたい!」
というような場合では。

私の考えでは、弁護人が被害者サイドの人間である場合に、
私選の場合は当事者の意思が優先されるとしても、
国選事件においては、司法の適正を維持する(外形的な信頼性も含めて)ことを優先すべきであり、
たとえ当事者(被疑者・被告人と弁護士の双方)が大丈夫やれますと言ったとしても、弁護をさせるべきでないと思います。

当地のやり方では、弁護人になる段階では、罪名と勾留場所程度の情報しか知らされないため、利害関係があっても選任されてしまうことはあるかもしれません。
もし、選任された後に利害関係があることを知ったなら、
被疑者・被告人が拒否するまでもなく、直ちに弁護人自身で裁判所に対して「解任願」を出すべきであると考えます。
裁判所としては、利益相反であると言われれば、解任せざるを得ないと思います。

No.14 fuka_fuka さん
そうではなくて、ここでは自分または自分に近しい人が凶悪犯罪の被害にあった、その記憶がその後別事件の弁護活動に支障をきたす、というお話ですよね?
自分と他人の利害関係の話ではなく。

自分の家族が凶悪犯罪の被害者になったにも関わらず、死刑廃止運動に参加されている人もいますから、自分の家族が凶悪犯罪の被害者になっても、なおかつ刑事裁判に意欲的に取り組む弁護士さんも、ひょっとしたらいるかも…という気もしますが、出現率は限りなく低そうですね、やっぱり。

私も犯罪被害者です。私は統合失調症の方に監禁・殺人未遂をされ、重度のPTSDで6年間病院に通っていますが、私の時は止まったままです。
それ以来、包丁は持てないので夫に家事分担が増え、外出が怖いので子供たちと旅行にも連れていってあげられません。
加害者は、病気だから何もおとがめもなく、今は通院もしていないようです。

この光市母子殺人事件にも思います。
犯人のレベルが4,5歳程度であった。母親が自殺した生い立ち。母親に甘えたかった。何人殺したから死刑だとか・・・殺意がなかったから死刑じゃないとか・・・
被害者には全く関係の無い事です。
何の落ち度も無く一生苦しむ事をあなたの立場は被告を弁護する事でしょうが、悔しくて苦しくて死んでいった被害者は何一つ意見を言う機会は与えられないんですからね。

あなたを非難しているわけではありません。
今の司法制度に問題があると思っていますが、被害者の気持ちがわかるなどと言って欲しくありません。
絶対にわからない・・・それがあなたの文面からわかります。
弁護するのが職務なのでしょうけど、私は人間的な感情は橋本弁護士の方が立派だと思います。
彼の影響ではなく、このブログを読んで本当に私も懲戒請求を出したくなりました。母親に甘えたい気分ならだまして人の家に侵入し、殺してもいいのですか?斜視であってそれが誤解なら、頭も下げる事ができないのですか?
あなたに犯罪被害者の心なんてわかっていないです。

う〜ん、ここのエントリで法曹でない方々が問いかけているのは、次のような弁護士としての精神論を問いかけているように思います。
「あり得ないかもしれないが、被害者の身内となったとしても、憎しみや悲しみの感情を理性で制御して、弁護士としての職務職責を全うできる自信があるのか? 或いはその覚悟を持って日々の弁護士業務に向き合っているのか?」

それに対して法曹の方々は、「裁判の制度上、被害者の身内という特別な関係にある者は、被告の依頼があったとしても弁護人に慣れないのだから、そのような仮定に答えることが不可能だ」と精神論に踏み込むことなく回答されているように感じます。

何だか「原告の訴えは裁判上の利益がないから訴訟の提起そのものを棄却する」入口論で終わってしまう裁判を連想させます。

>moon さん

「あなた」というのは誰ですか?
わたし(モトケン)ですか?
だったら
http://www.yabelab.net/blog/040ue/041oeieoei/046oeiooeie/
このカテゴリの最初のほう(古いもの)を少し読んでみてくださいね。
私の考えは今でもほとんど変わっていませんので。

 仮定の話をすれば、仮に私の娘が強姦事件の被害者になったとすれば、私は以後強姦事件の弁護を平常心でできる自信がありません。
 娘を強姦した犯人とは別の被疑者なら弁護をすることに制度上の問題はないと思いますが、平常心で弁護できる自信がないのならやめるべきでしょう。

此処の人に言っても無駄ですよ。
頭だけが良い人みたいですから。

 人間的感情<法 が全て

覗いていてよーく判りました。

>モトケンさん
ここは本名を出さないとコメントしてはいけないんですかね?全部読まないとコメントしたらいけないんですか?
初めて投稿させて頂きましたが、誰ですか?って・・・
おかしくないですか?

>NO22さんへ
ありがとうございます。
ご助言、本当によくわかりました。部外者というか、何を言っても駄目なんでしょうね。
懲戒請求を勉強した方が早そうです。

> 精神論(No.19 法務業の末席 さま)

既に答えは自明なので、誰も言わないのだと思います。
弁護士の理想像から言えば、個人的な利害関係や感情に左右されずに職責を全うすべし。
しかし弁護士も人間だから、ロボットのような仕事ぶりは期待できない。
いくら自分なりに覚悟しても自信があっても、客観的にできるかどうかは別である。そんな不確かなものに期待して、被告人の利益を害することは許されない。

だから、現在の刑事裁判制度は、そもそも
 弁護人には、被害者の利益を考えることはできない
ということを前提にして設計されている。
つまり、弁護人は被告人の利益を守ることに徹するように、というのが法の指示。
そのために、具体的事件について利益相反する弁護人は解任されるし、過去の体験等からその種の事件を避けたいと思う弁護士は、事件を回避することが許される。

>No.23 moon さん

 moon さんのコメントに書いてある「あなた」というのが私のことかな?と思ったので質問したわけですが、そうは読めませんでしたか?

>ここは本名を出さないとコメントしてはいけないんですかね?

 このブログのどこにもそんなことは書いてありません。

>全部読まないとコメントしたらいけないんですか?
 
 本件は多面的かつ複雑な問題を含んでいるのですが、あなたは私の多数のエントリのうちのごく一部を読んだだけで私の考えやスタンスが分かるのですか?
 誤解に基づくコメントに読めましたので、古いものだけでも読んでいただければ、私がどれだけ安田弁護士を批判しているかわかってもらえると思っただけです。

 懲戒請求を出す前に私の最新エントリを読んだほうがいいですよ。
 出すなとは言いません。
 自己責任でどうぞ

No.23 moon さん

> 初めて投稿させて頂きましたが、誰ですか?って・・・

これは

No.20 モトケン さんのコメント
> 「あなた」というのは誰ですか?

の、「誰ですか?」にかかるなら、モトケンさんのコメントの「あなた」は

No.18 moon さんのコメント
> 絶対にわからない・・・それがあなたの文面からわかります。
> 弁護するのが職務なのでしょうけど、私は人間的な感情は橋本弁護士の方が立派だと思います。
> 彼の影響ではなく、このブログを読んで本当に私も懲戒請求を出したくなりました。母親に甘えたい気分ならだまして人の家に侵入し、殺してもいいのですか?斜視であってそれが誤解なら、頭も下げる事ができないのですか?
> あなたに犯罪被害者の心なんてわかっていないです。

この部分に出てくる「あなた」が誰をさしているのか、ということです。
このコメントで登場する「あなた」に対して懲戒請求を出す、というように読むことが出来るのでモトケンさんはそれを前提に回答をしたと思われます。

「あなたは誰ですか?」というニュアンスには読めません。

コメントは「あなた」というのは、ブログを書いてらっしゃる方と普通思ってくださると信じて疑いませんでした。

はい、最新エントリは読ませて頂きました。
橋下弁護士の言葉やテレビは見ていないので
自己責任でもちろん出させて頂きます。

犯罪被害者の運動もしておりますので
早くこのような被害者を置き去りにした司法が変る事を
望みます。


No.22の人へ。

日本は「法治国家」なんですよ。その意味が分かってますか?
つまり、裁きは法に基づいて行いなさいって定められてるって意味です。言い換えると、人間的感情を裁きの基準にはできないって意味です。

つまり  人間的感情<法  は、この国の仕組みが求めてることなんですよ。

感情に流されて判断が変わるような人物は、法律を扱うのに不適格です。
だからモトケンさんを初めとする法律の実務に携わる人はもとより、研究や学習の対象にする人は、その「人間的感情」なるものをいったん棚上げしたり脇によけてものを考えるようにわざわざしてるんです。
それが、法治国家において法律に関わる事柄を扱う上で、正しい姿勢だからです。

貴方は「人間的感情<法」と言って何か捨て台詞を吐いたつもりでいるのかもしれませんけど、それって「法律家として高い適格性がある」と高評価をしているだけなんですよ。

ただし、機械的に自動処理したんじゃあ人間的感情を掬い上げることができないから、生身の人間が司法プロセスに介在するんです。

>早くこのような被害者を置き去りにした司法が変る事を

 本件の最終的な判決については、本村さんの望む結論になる可能性が極めて高いと思っていますし、私はそのような判決が妥当な判決だと思っています。

>犯罪被害者の運動もしておりますので

 冤罪被害者の運動をしている人もいます。

本村さんは、今回の裁判が一番辛かったとおっしゃっていますよ。

>冤罪被害者の運動をしている人もいます。

犯罪費被害者の運動をしている事が何か?
そういう運動をしている方ももちろん知っています。
それを一度でも否定しましたか?
ぶどう酒殺人事件は、私も無罪を願っております。
犯罪被害者の運動をしているからと言って、
冤罪被害者の運動をしている人もいます。という発言は
少し幼稚じゃありませんか?

もうレスを頂かなくて結構です。

>bgさん(No.7)

 大病院であれば当然カンファレンスで執刀者を決めますが、原則として身内である医師の意向を優先します。もちろん、難手術でその医師が無駄に自信過剰な研修医だったとすれば「お前がやるのはやめといた方が良いぞ」ぐらいのことは言われると思いますが。

>ITドカタさん(No.8)

>自分の家族を轢き殺して重傷を負った人間に対して、冷静に執刀できるか

 他の人がどう考えるか分かりませんが、私は冷静に執刀できると思いますし、そうありたいと思ってます。もっとも、今の私がそう言う重症患者の手術をすることはまず無いと思いますが。

>No.30 moon さん

>犯罪被害者の運動をしているからと言って、
冤罪被害者の運動をしている人もいます。という発言は
少し幼稚じゃありませんか?

全然そんなことはないです。

というのも、私は現在、ある冤罪被害者の支援に関わっています。
また、過去に自分自身がある詐欺事件で濡れ衣を着せられそうになった経験があります。
そのような経験からわかったことは、犯罪被害者は、事件発生後に冤罪被害者に対して怒りのおもむくままに罵詈雑言、屈辱的な言葉を浴びせておきながら、いざ冤罪被害者の無実が証明されても、まったく謝罪しないということです。
犯罪被害者はたしかに弱い立場に置かれていると思います。しかし、弱い立場の犯罪被害者が、さらに弱い立場の冤罪被害者を苦しめ、しかもそのことに無自覚・無反省であるという側面も現実に存在します。
犯罪被害者の運動をされている方には、そういう側面にも思いを馳せて欲しいものだと私は常々思っています。

>ぶどう酒殺人事件は、私も無罪を願っております

ということは、moonさんは奥西さんの無実を確信しておられるのだと思いますが、それならば事件発生後に奥西さんにひどい言葉を浴びせた被害者遺族はいなかったか、ぜひとも一度検証してみて頂きたいと思います。
よろしくお願い致します。

本題と違いますが・・
moon さん絡みの応答を見ていて、夜間の救急外来に来るパニックって精神的に動揺のある患者さんにいつもどおりの対応・説明なのに、なぜかトラブルになってしまったといった場面が思い浮かびました。

感情的になっている方にうまく理解してもらう方法ってないでしょうか?

No.31 僻地外科医 さん

>>私は冷静に執刀できると思いますし、そうありたいと思ってます。
それは素晴らしい事ですし、職責を全うされる姿勢には敬意を表します。
けして僻地外科医さんを揶揄する意図があったわけでわありません。もしそう取られてましたら言葉足らずでした。すみません。
ただ、そこで「他の人に任せられるならやりたくない、やれない」と言われる方がいたとしても、非難する事じゃないんじゃないかなという意図でした。

No.30 moonさん
横から口を挟むようですが、moonさんが体現されているように被害者の方の犯罪者に対しての憎悪は想像を絶する物があると思います。それはおそらく弁護士の方々も、当事者になってしまえば大多数がそうなるのではないでしょうか。
ただそれでもなお、弁護を拒否する方はいても弁護を受ける権利を否定する方はいないと思います。それが職業的倫理観だからです。人道的倫理観とは別に。
その点を突いて非難されてるのだとしたら、廃業してでも弁護活動を阻止しろといってるような物です。

今一度、ご自分が何に、誰に対してお怒りになっているのか整理されてみてはいかがでしょうか?
もし本気で懲戒請求をお考えなら、けして無駄なプロセスではないと思うのですが。

No.33 ダグ・ロス さま

感情的になっている方にうまく理解してもらう方法ってないでしょうか?

「できるだけ冷静に、丁寧に対応する」 以上の案は思い浮かばないのですが、少なくとも No.28 の惰眠さまのような対応は最悪だと思います。
(惰眠さまとしては相当表現を抑えたという認識なのかもしれませんが、敵意・不快感がにじみ出ている表現と受け取られるだろうと思います)

この際なので表明させていただきますと、
惰眠さまには、内容はものすごく正当なことを書いてらっしゃるのに、なんでそこまでケンカ売る書き方をしてしまうの、潜在的理解者をなぜ最初からひっぱたくような真似をするの、と残念に思うこと多々。

moonさまに関しては、モトケン先生の対応が不適切とは思わないのですが、冷静であればフラットに読める表現でも、感情が昂ぶった状態では敵意が込められているように読めてしまう、という事態はテキストでのコミュニケーションではままあることでしょう。
一度落ち着いた後に、再度やりとりを試みていただけることを外野ながら願っております>moonさま

>けん様
>ある冤罪被害者の支援に関わっています。
その人、その人の考えで運動する事に否定はしませんし
良い事だと思っています。
だからこそ、私自身も私の考えで犯罪被害者の運動をしているので、その事について「冤罪被害者の運動をしている人もいます。」というモトケンさんの受け答えは大人でないなと思っています。

>ダグ・ロス様
見解の違いだと思いますが、病人扱いするのは辞めて貰えますか?

>ITドカタさん
弁護士を廃業しろなどと一言も申し上げておりません。
本村さんの「今回の裁判ほど苦しいものはなかった」
「懲戒請求してくださった皆様に感謝をしている」という
言葉は、感情論と言われ様が、私には痛いほどわかります。
職務を全うする意味はわかります。
しかしながらここまで遺族を苦しめていいのだろうか・・・という疑問があります。

これ以上、ここでお話し合いしても夜間の救急病院でパニックになっている患者と言われ、価値観が違いすぎてどうぞ私の発言にはレスをもうつけないで頂きたいです。

 すこし不適切(^^;
 でも、どんな対応をしてもたぶん結果は同じ。
 怒りでキーを叩く指が震えている感じでしたから。

>どうぞ私の発言にはレスをもうつけないで頂きたいです。

 要望がかなえられる保障はありません。
 書いた以上は支持や批判の対象になります。
   

追記
 削除依頼なら受け付けますよ。
 しかし、自分の意見や考えを表明しておいて、それに対する批判は書くなという姿勢は受け入れられません。

被害者に過度に感情移入される方は、どうしても加害者側に立ってものを見ることができないんでしょうね。そうすること自体が被害者を苦しめ愚弄する行為だと感じるのかもしれません。
もし自分が冤罪被害者になったら、もし自分が人を死なせてしまったら、もし愛する家族が何かの理由で加害者になってしまったら・・・。
そういう視点に立てれば、裁判における弁護士の役割は何なのか、弁護士が考えるべき優先順位は何なのか、自ずから見えてくると思うんですが・・・。

「理屈はわかる、だけど被害者の気持ちを考えれば・・・」という枕詞は無敵の呪文ですね。

>fuka_fuka様
ご意見ありがとうございます
そのようなお話し合いができればと願ってコメントさせて
頂いたつもりなのですが、場違いのようでした・・・
でも、そのお言葉で救われました。

>モトケン様
今のお言葉が一番人間らしくて素敵です。
決してモトケンさんが憎いのではありません。
色々ブログが荒れてご迷惑をおかけしましたm(_ _)m

>No.33 ダグ・ロス どの
>感情的になっている方にうまく理解してもらう方法ってないでしょうか?

いったん"スイッチ"が入ってしまった人に対しては、
ほとんどの場合はどうしようもないでしょう。
経験上、これを解決できるのは"権威"か"時間"しかないかな〜
という感じです。

"権威"をなんとも思わない人には"時間"しかないですけど。

>感情的になっている方にうまく理解してもらう方法ってないでしょうか?

ない、が答です。
感情的になってると判断したならまずすべきは理解してもらおうとするのではなく 落 ち 着 い て も ら う ことです。
落ち着かせる手法はいろいろありますし、また落ち着くきっかけというのも人場所タイミングによりけりです。

ちなみに落ち着いてもらう方法であまりおすすめではないのが「落ち着いてください」ということです。

>モトケン様
削除はしなくても構いません。
批判もご意見もそれぞれお持ちなので
それを否定してはいけないと思います。

ただ急患のパニック扱いのように、行き過ぎた言葉は
やめて頂きたいと思います。

頭が悪いので理論的に話ができないかもしれませんが
自分なりに考えて嘘無く自分の思いを書いたつもりです。

fuka_fukaさまへ

このブログは各々のコメントに対して、良い、悪いの評価をするのはあまり好ましくないとは思いますが。
fuka_fukaさまの各色々なエントリでのコメントは非常に分かりやすく、私のように教養が足りない人間でも非常に参考にさせていただいております。
厚かましかったですが、是非応援したくなりました。

>No.35 fuka_fuka さん
皆様の努力を踏みにじるようなことをして申し訳なく思います。
どうもこう、カチンと来るとやり込めずにはいられなくなる所がありますもので・・・つい反感むき出しで書き込んでしまいました。以後、深呼吸して自重致します。

>ITドカタさん

>けして僻地外科医さんを揶揄する意図があったわけでわありません。もしそう取られてましたら言葉足らずでした。すみません。

 あ、いえ、別にそう言う誤解をしたわけではありませんので。

 で、割と医者ってネット上の口が悪いのとは裏腹に意外と職務に関しては出来るだけ感情を排してプロフェッショナルでありたい人が多いと思いますけどね。

 私がまだ研修医だったころの話ですが、わき見運転の事故で勤務先の手術部の(!)看護師が亡くなったときも、事故を起こした運転者をその場にいた外科系医師全員が全力で治療に当たってましたし。

 単にそう言うことを言いたかっただけです。

No.47 僻地外科医 さん

なるほど、もともと医師の方々をこの件になぞらえること自体不適切だったようです。
その倫理意識の高さには改めて敬服いたします。

実情を知らず感覚だけで失礼な例え方をしてしまいました。重ねてお詫びします。

No.46 惰眠さま

差し出たことを申し上げました。お赦し頂ければ幸いですm(_ _ )m

私自身、

カチンと来るとやり込めずにはいられなくなる所

があるのを自覚しておりますし、過去にもいろいろやらかしておりますので、私のコメントに 「ヲイヲイ言行不一致にも保土ヶ谷区」 というところがあれば忌憚ないご指摘を。

***************
O サマ
臀部ニ掻痒感アリ直チニ中止サレタク

>No.44 moon さん

 オフィスのネットワークが不調でレスが遅れました。
 了解しました。
 ここは、ときどき不穏当な言葉が飛び交うことがありますが、基本的に、理性的で大人の議論ができる方が多いです。
 私もいろんなことを書いていますので、あちこち見ていただければ印象が変わるかも知れません。良い方へか悪い方へかはともかく(^^;

 ときどき覗いていただければうれしいです。

>No.36 moon さん

私がお伝えしたかったことは、あまり伝わっていないような気もしなくもないですが、それは私の力不足ということだと思うように致します。
犯罪被害者の運動、今後もどうか頑張ってください。

moonさん辛い経験をなさいましたね。とくに加害者が精神病患者で大した罪にも問われなかったことは悔しくて居た堪れなかったことでしょう。

ここのブログでモトケン様以外の常連の方で加害者側の立場にたって考えないと、なんてコメをみますがまさしく被害者の立場を全く理解してないと思いますよ。でも現実的には法律は弱者(被害者?)の味方ではなく、加害者が弱者と裁くことも(考慮?)されることもありますからね。

moonさんの場合はやはり女性の弁護士は受けたがらないのでしょうか?
それともひとつのレイプ?事件とだけ?捉えて弁護を引き受けるのでしょうか?

No.13 O さま

被告の弁護士にとって殺された被害者が実は昔の命の恩人だったということを意図的に隠し(悪意があるかないかの問題もあるでしょうが)、結審がすんでから(被告に不利であっても有利な結果であっても)、公になってしまった場合

その場合、被告人自身が懲戒請求すれば、おそらく懲戒処分を受けることになるでしょう。
「意図的に隠していた」 のだとすれば、それが仮に善意によるものであっても、説明義務を怠ったことに変わりはありませんから。

ただ、その 「隠していたこと」 自体は上訴理由にも再審事由にもならないだろうと思います。
「命の恩人」 だった被害者に感情移入し、その結果適切な弁護をしなかったのであれば (例:有利な証拠をあえて提出しなかった)、その適切でない弁護ゆえに上訴が可能になるでしょう。
↑の例からいけば、「量刑不当」として控訴し、控訴審で新証拠を提出して軽い刑を求めることに。

>モトケン様
いえいえ、こちらこそ初めてお邪魔したのに失礼しました。
話がズレますが、自分の娘は医療ミスで重度の知的障害になりました。お金が欲しい訳ではなく、隠ぺいする医者に誠意が感じられず裁判を起こしたいと思いましたが、医療裁判は絶対に負けると誰も弁護士さんが引き受けてはくれませんでした。本当にお金が欲しいわけじゃなく・・・謝って欲しかったんです。真実が知りたかったんです。
自分の人生の悔しい思いが少なからず、本村さんの気持ちとだぶったかもしれません。
もちろん、被告にも弁護士が必要であるし、誰かがやらねばならないその職務をお引き受けになり、それを全うする事が責任だと思います。
私の方こそ、もし誤解やご不快な思いをさせてしまったら
ごめんなさい。

>けん様
奥西様の件は何度も調べて、素人ではありますが、どうにも犯人とは思えませんでした。
それと同時に栃木のリンチ殺人事件や障害者の青木くんをプロレス技で死なせた苛め事件。北朝鮮の拉致被害者の方々など、広い意味で何の落ち度も無い方々のご遺族の悲痛な叫びを聞くと何かせずにはいられません。
冤罪も被害者であるし、広い意味では同じだと思います。
けん様もどうか頑張ってくださいね。

No.16 bg さま

「親が冤罪にされたこと」 と 「親が凶悪犯罪の被害者になったこと」 とでは、相当隔たりがあるように思います。
また、感情が乱され、平静を保てなくなるのは、 「身内が凶悪犯罪の被害者になった」 というだけではなく、その感情と、 「仕事の目的」 とが矛盾するから、ではなかろうかと思うのですが。(それを指して No.14 では 「利害対立」 と書きました)
PTSDでもない限り、身内がひどい目にあったというだけでまともな仕事ができなくなるとは思わないので。

自分または自分に近しい人が凶悪犯罪の被害にあった、その記憶がその後別事件の弁護活動に支障をきたす

という仮説が常に正しければ、No.11 で挙げられた例も「ナンセンス」となるでしょうけど、でもその例は、常識的に考えれば、別にナンセンスではないですよね。
「冤罪を許せないからこそ、弁護士になるために必死に勉強する、冤罪を主張する被疑者・被告人のために必死に弁護活動をする」 という動機は自然といえるでしょうから。

とすれば、bgさまが挙げた例の前提である

自分または自分に近しい人が凶悪犯罪の被害にあった、その記憶がその後別事件の弁護活動に支障をきたす

という命題が広すぎるからと考えるべきではないでしょうか。

>諭吉様
お優しいお言葉ありがとうございます。
私が辛かったのは事件もそうですが、相手が統合失調症だから恨んではいけないと・・・自分を必死に抑えていました。
ただ、加害者は名前も住所も何もかも隠されるのに
被害者は名前も住んでいる所もある程度は明らかにされ
全く被害者は守ってもらえないという気持ちと
自分が被害者であるのにもかかわらず人間って不思議です。
色眼鏡で非難したり昨日まで友達だった人がああでもない、
こうでもないと噂をばら撒いたり、そのせいで子供は私立の学校に行っていたのですが、裁判沙汰にしたらお子さんは学校を辞めてもらうと校長に言われ、泣き寝入りしました。
もう戦う気力も残っていなかったし、子供を巻き込みたくありませんでした。
それが正しかったどうかわかりませんが、被害者のその事件だけでなく長く長く続く辛さは、なってみないと本当にわからないと思いました。
何だか自分の話ばかりですみません。
でも、諭吉さんの言葉に少し励まされました(*^o^*)
ありがとうございます。

裁判官の場合は、公正さ・公正に見えること、が必要ですから、明文で除斥理由となっている。
この考え方は明文はなくとも、法曹倫理として、検察官にも弁護人にも応用されるべきと考えます(当事者主義なら尚更)。

いくら被告人と弁護人が納得していても、裁判が公正に行われたのか?という疑念が付きまとう。

No.24をこのような視点で見てみました。

>NO.53 fuka_fukaさま

ご返答ありがとうございます。
あまりにも無知すぎる疑問だったせいか、このままどなたもスルーのままなのかと思っておりました。

No.16 bg さんに対するNo.55 fuka_fuka さんのコメント

「親が冤罪にされたこと」 と 「親が凶悪犯罪の被害者になったこと」 とでは、相当隔たりがあるように思います。

に賛同し、また、No.54 moon さんのコメント
冤罪も被害者であるし、広い意味では同じだと思います。

も気になりましたので、横からコメント失礼します。

 冤罪を着せられた被告人と凶悪犯罪の被害者とは、どちらも落ち度なく大きな害を被った点では同一(moonさんはこれを指して「広い意味では同じ」とされているのだと思います)ですが、決定的に違う面があります。
 それは、加害者が犯罪被害者の場合は私人(行政機関も含めた)であるのに対し、冤罪被害者の場合は、正しい裁きを行うはずの司法そのものが加害者となる点です。
 司法は常に正しい裁きをすることを求められ、法曹もそこに心血を注ぎます。モトケン先生がこのエントリーを立てられたのも、正しい裁きを得るために常に自覚・自戒している法曹の強い意識が表れたものと私は理解しています。
 そして、その司法・法曹が、正しい裁きに最も離れたものとして冤罪を忌み嫌っているのだと考えます。だから、非常に注意深く、正しい裁きの妨げになりそうな要素を排除しようとするわけです。
 そもそも司法は、刑事事件・民事事件・行政事件を正しく裁くために、立法府・行政府から独立して存在させられています。そこで、正しい裁きに徹するため、裁判所は投入された具体的な事件のみを与えられた法律によって裁き、それ以上に出張って「正義の創造者」たることを禁じられ、また、自らそれを禁じています。
 犯罪被害者救済に対して司法が消極的である(少なくとも「一般社会」からはそう見られている)のは、正しい裁きを妨げる(刑罰権の国家独占が崩れる)可能性があるから避けようとするのと、被害者救済を司法に命じた法律がないからそうしたくてもできないのだと考えられます。
 この司法の不作為に対する批判が、No.22 moon さんへ さんのコメント

人間的感情<法 が全て

に典型的に表れていると思われ、司法の側から見ると、その批判は当を得ていないということになるのだと思います。
 しかし、司法は、一方で公開裁判が要求されています。そのため、たとえ聞きたくなくとも被害者ご本人やご家族の方は、その「正しい裁き」とやらの手続きの酷い内容を聞かされるハメになります。いくら命じられたことを遂行し、また、命じられた以外のことをできないとしても、発信者たる責任を負わなくてよいとはできないと思います。(もちろん、当ブログがその責任の一端を果たしていると私は考えますが、それはあくまでモトケン先生個人の行為であり、司法権の行為とは言えません。)この点、橋下弁護士の数々の発言もここを指しているのではないかと推測します。
 「それは立法の責任だよ。」と簡単に言ってしまえばそれまでです。(もっとも、簡単にそう切って捨てる法曹の方が多いとも思われません。裁判官の方の自殺が多いのはその1つの証左だと思います。)しかし、私はそれでも司法にも責任の少なくない部分があると思わざるを得ないところです。

以上、STICK FROM THE BUSH でおじゃましました。

No.56 moon さん

わたしも、いまでも恐怖感を克服できずに暮らしている立場なので、moon さんが毎日どれほど辛い思いで過ごしておられるのかを考えると、本当に胸が痛みます。

そんななかで、相手を恨んではいけないと自分を抑えておられるなんて、どんなに立派なことか。わたしは、加害者のことを恨んでいます。お恥ずかしい限りです。

けれど、自己弁護になってしまいますが、加害者がどんなひとであろうと、殴られたら痛いし、刺されたら血も出るのです。恨むくらいいいじゃない、と、わたしは、やや開き直っています。

>被害者は名前も住んでいる所もある程度は明らかにされ

そうなんですよね。これだけは、なんとかならないものかといつも思います。報復されたらどうしよう、とか、いろんなことをぐるぐる考えてしまうときがあります。

いつの日か、もうすこし楽な気持ちで外出できるようになるといいですね。
moon さんにそんな日が来ることを、願って止みません。

>青空様

ありがとうございます・・・・・
正直、ここにコメントした事をずっと後悔していました。

青空さんのお気持ち、痛いほどわかります。
私もずーっと最初は恨んでいました。それが普通の感覚です。
でも・・・本当に傷ついたのは裁判ではなく話し合いの場で
お互いに弁護士をつけた時に「そういう風にさせた要因は私にある」と言われた事に傷つき、自殺を図りました。
いきなり監禁されて首を絞められたことがなぜ私がそうさせたと言うのか、裁判になってもそんな風に傷つくのかと思うと何も行動できませんでした。

正直、ここでコメントするのも何だかもう怖いです。

青空さん、ありがとう。温かいお気持ち嬉しかったです。

今枝さんも拳銃で銃弾撃ち込まれた犯罪被害者です。
しかも犯人が捕まらず目的も分からないので、いつまた狙われるとも限りません。

また、今は毎日のように「抹殺してやる」「お前の家族を同じ目に遭わせてやる」との脅迫を受けています。

まちがいなく、毎日の生活に恐怖を感じる犯罪被害者です。

それを、「あなたは犯罪被害者の気持ちを分かりっこない」と切り捨てるあなた、あなた自身、犯罪被害者としての苦悩の多様性を理解せず、自分の感情が犯罪被害者の代表と誤解されているのではないでしょうか。

また、「犯罪被害者」としての立場をことさら特権的に振り回すことは賛同できません。
犯罪被害者の地位を貶めるものだからです。

No.62 サムソナイト さんのコメント

今枝さんも拳銃で銃弾撃ち込まれた犯罪被害者です。
しかも犯人が捕まらず目的も分からないので、いつまた狙われるとも限りません。

犯人が捕まっていないのは確かですが、目的は多少は推測できます。
今枝氏は確かその当時ヤクザの大親分を裏切った元ヤクザを依頼人に持っていましたので。

問題は、というか感情的レベルとして問題なのは、その当時はどうかちょっと不明ですが、現在又は過去にそのヤクザの大親分の代理人である人が現弁護団に居るということです。

理性的には依頼人は依頼人、代理人は代理人ということなのはわかりますが、おそらく私ならばどちら側であっても大なり小なりわだかまりを感じざるを得ないところだと思います。

こういう感情を理性で切り離し職務を遂行できるという弁護士という人種に尊敬を覚えるとともに、外野が感情面でその職務に言及するべきではないということを実感させるものでもあります。

ちょっとトピずれになるんですが、私が以前上司から言われた事を思い出しました。
曰く
  警察官は、事件の裏に被害者がいる事を忘れてはいけない
  日々の事件に追われると、その犯罪により苦しんでいる人がいる事を忘れがちになる
  警察が被害者の事を忘れたら、誰も被害者と向き合う者がいなくなる
と、いたって当然の事なのですが、この後に続く言葉が強く心を打ちました。
曰く
  しかし、被害者の苦しみを知っても刑事が被害者に同情してはいけない
  被害者の苦悩に心を痛めて被疑者逮捕を誓ってもいいが、被害者に同情して逮捕し
  た被疑者を色眼鏡で見るような奴は良い刑事にはなれない
  被疑者の言葉も被害者の言葉も同じように平等に聞いて初めて事件の筋が見えてく
  る
  偏ってしまった目では、見える物も見えなくなってしまう
というような内容でした。
私が「難しいですね」と感想を漏らすと、上司は「簡単にはいかない、経験を積むしかない」という答えが返ってきました。
刑事として、冤罪や誤逮捕を防ぎ警察権の適切な運用を行うためには、上記のようなある意味非情と見える姿勢に徹さなければならないのでしょうが、やはり難しいと痛感します。  

>サムソナイトさん

>犯罪被害者としての苦悩の多様性を理解せず、自分の感情が犯罪被害者の代表と誤解されているのではないでしょうか。

また、「犯罪被害者」としての立場をことさら特権的に振り回すことは賛同できません。
犯罪被害者の地位を貶めるものだからです。


私はそのような事を思っておりません。もっと辛い思いをなさっている方は沢山おられますし、今枝弁護士の件も存じております。むしろ今枝弁護士のお気持ちがわかります。
私自身も事件から丸6年。中傷のFAX、ブログでのある事無い事、ストーカーが終わらないからです。
加害者がご病気だと警察も何もしてくれません。
特権的に振り回すなど発言した覚えはありません。
もし私のつたない文章でそう思わせてしまったのならお詫びします。

No.55 fuka_fuka さん

「親が冤罪にされたこと」を例に挙げたのは不適当でした。申し訳ありません。
犯罪の被害者よりも冤罪のほうが弁護士になる動機として強そうだと考えたものです。
が、法律運用の不十分により被害を受けている点で両者は共通していると思っています。

自分または自分に近しい人が凶悪犯罪の被害にあった、その記憶がその後別事件の弁護活動に支障をきたす

と書いたのは、エントリ本文の

自分または自分の家族が凶悪犯罪の被害者になってしまいますと、それを想起するような事件については弁護士としての仕事ができなくなります。

を言い換えたつもりでした。自分が新たに挙げた前提ではありません。
No.11で挙げた例は、このことよりそもそも凶悪犯罪の被害者である方が弁護士になると、凶悪犯罪の弁護に関しては最初から客観的な視点を持つことができない、というお話になりませんか? というのが主旨です。
もちろん事の起こる順番が違う(被害に遭ってから弁護士になるのと、弁護士になってから被害に遭う)ので、司法を学ぶ段階で被害の記憶(トラウマと言うべきか)が薄れ、客観的冷静な判断を獲得できるのであれば問題はないと思います。しかし十把ひとくくりでそうはならない気がします。その場合、弁護士としての適性に大きな問題が発生しないのでしょうか。

もっとも、そのような経験を持つ方はどちらかというと弁護士より警察官を選びそうな気がしますけども。

サムソナイト さん

被害者の痛みは被害者にしか分からないものです。今枝氏に対する拳銃事件も、彼や同様に銃弾を打ち込まれた人にしか分からないと思います。

moonさんに対して

あたかも全ての犯罪被害者代表のような言い方は失礼じゃないでしょうか?(違ってたらごめんなさいね)犯罪の数だけ代表が存在するんですよね。何も被害を受けてない人が到底理解できない恐怖や悲しみ、憎しみを感じた事でしょう。

今枝氏に対する脅迫も予想は出来ますが、実行する人の気持ちが分からない。まして脅迫内容を実行に移せば鬼畜の所業となるでしょう。

容疑者に対する憎しみが代理人に対しての脅迫ではないかと思われます。もちろん許される行為ではありませんがね。

毎日に恐怖を感じるのは、脅迫や銃弾を打ち込まれた人だけではありません。もちろん恐怖を感じる大小はあるけれど。

サカキバラは世間にでましたね。バスジャック犯はもうすぐでしょうか?今回の被告が死刑を免れ世間に再び戻った時、近所の人はそれはそれは恐怖の毎日ではないでしょうか。

しかし居場所は公表されないんですよね。。。

鬼畜を弁護してる今枝氏を応援は出来ませんが、彼が言った死刑が回避になった場合、被告と共に生きていくとの発言には敬意を表したい。

鬼畜に死刑を望む者として、現段階で死刑回避の弁護に賛同する事は出来ません。

国民の安全性のレベルを上げ、犯罪や再犯を犯す事が難しい世の中になった上で話し合えればいいと思う。もちろん被害者やその家族の意向が一番大事なんだけどね。


>No.67 ゲン さん

>あたかも全ての犯罪被害者代表のような言い方は失礼じゃないでしょうか?(違ってたらごめんなさいね)

 これは「言い方」に対する批判ですね。

 moonさんが明確に「犯罪被害者代表のような言い方」をしたのなら別ですが、そうでないなら揚げ足取り的カキコになってしまいます。
 moonさんのコメントのどこが「犯罪被害者代表のような言い方」に読めるのか特定する必要があると思います。

 余談ですが、自分は世間の体現者である、とかなり明確に読めるコメントを投稿する人がいますね。

友人が当直先で一酸化炭素中毒で心配停止状態になって、ICUに担ぎこまれた時は、正直、同時期にICUにいた自分の患者に対し、「なんで奴は死んだのに、この寝たきりの婆さんは生きてるんだ!」と、理不尽な怒りが湧き、八つ当たりしそうになりましたが…。

>わき見運転の事故で勤務先の手術部の(!)看護師が亡くなったときも、事故を起こした運転者をその場にいた外科系医師全員が全力で治療に当たってましたし。

かっこいいなあ、オレもこんな医師に…
…今のは天使の囁きだ。忘れてしまえ。

モトケン さんへ

レスありがとうございます。
そうかもしれませんね。犯罪被害者って言葉がなんだか全ての犯罪被害者に聞こえましたので。

サムソナイトさんが用いたものが限定的だとしたら揚げ足取りだったと思います。

>余談ですが、自分は世間の体現者である、とかなり明確に読めるコメントを投稿する人がいますね。

何となくなんですが俺には理解出来る気がします。事件当事者でない者が分かる筈もありませんが。広く意見が集まるのは有意義ではないかと思います。

空気読めてないと言われればそれまでですが・・・俺もそんな読めてない一人なのかもしれませんね。

kamovさん

私がその事件で弁護したのは、ヤクザじゃなく、解体業協会の会長です。
世間から見たら同じようなもの、ということであれば悲しいです。

その人が、広島最大の暴力団組長が逮捕されるきっかけを作った、というのは事実ですが。

またそのことが銃撃の理由かどうかは分かりません。

私は広島被害者支援センターの監事をしており、被害者代理人として加害者と対決をすることもほかにも多いので。
相手が暴力団や愚連隊ということも多々あります。

連投失礼。

新手の脅迫行為(と思えるもの)を受けました。

自称「精神障害者」と名乗る方がアポなしで事務所に来て、「自分が今から凶悪犯罪を実行したら、責任能力なしで弁護してくれるのか。」と言われました。
私は直接対応しておらず、事務員が捕まっていただけですが。
その方は、本田先生や安田先生にも連絡しているようです。

今枝仁さん

その「自称精神障害者」のお方には速やかに警察に電話をして、留置場へ行っていただいたほうが良かったのでは?
住居侵入罪あたりでいけるのではないでしょうか

>No.68 モトケン どの

>余談ですが、自分は世間の体現者である、とかなり明確に読めるコメントを投稿する人がいますね。

いますね。
そんなの、ほとんどコントですけどね。

今日は具体的な脅迫が10件以上に達しました。

警察の警備を強化してもらうことにします。

>NO.75今枝仁さん

大変ですね、ただの傍観者発言で失礼だとは思いますが、お体に気をつけて頑張って下さい。

ただこのブログでも、いろいろな方の進言がありますが、現段階では、やはりあまり、ご自身の率直なご意見は、気をつけたほうがいいと思います。
私も読ませていただいて、「あれ、こんなことここで言ってしまっていいのかな」と、思ったこともありました。

今日は具体的な脅迫が10件以上に達しました。
被疑者不詳で刑事告訴することをお勧めいたします。

>モトケン様

NO68のご意見ありがとうございました。

もっと勉強する必要があるなと沢山のエントリーを読ませて頂いております。一度には読みきれませんが考えされる事が多く、お邪魔でなければまた寄らせて頂きたいと思っています。

>今日は具体的な脅迫が10件以上に達しました。
>
>警察の警備を強化してもらうことにします。

当然、この事件の弁護を引き受けたらこの手の輩が
現れる事は容易に推測できていたと思われますが、
まさか覚悟が無かったとかおっしゃりませんよね?

わざわざ脅迫が来ましたなんて報告を頂かなくても、
そんな事は想定の範囲内ですので不要です。
ご自分で警察を呼ぶなりなんなり対処して下さい。
ここで報告されても事態は改善しませんし、議論の邪魔です。

>当然、この事件の弁護を引き受けたらこの手の輩が
現れる事は容易に推測できていたと思われますが、
まさか覚悟が無かったとかおっしゃりませんよね?

確かに、ここで報告する必要はないことかもしれませんが、あなたのように犯罪の被害に遭っておられる方を揶揄するのは、「一般社会の常識」に照らしてどうなんですか?

この事件の受任をした時点で、一定のバッシングが予測されたとしても、週刊誌に犯罪者のように顔写真入りの一覧表が載ったり、インターネットに事務所住所が出回ったり、銃弾のようなものが同封された脅迫状が送られたり、そういう事態まで当然に想定内というのはどうかな、と思いますが。

「議論の邪魔です」
邪魔なコメントはいくらでもあるし、あなたが議論を司っているわけでもないでしょう。

続けて失礼します。

このエントリーは、「被害にあっていないから・・・」ですから、実際に刑事弁護をされている方が、なんらかの被害に遭っている状況を報告することは、まったく議論に関連がないとまで言い切れないのでしょうか。

>確かに、ここで報告する必要はないことかもしれませんが

そのとおりですよね。ご自分でブログを持っておられる事ですし、書きたければそちらで書けば十分なはずです。

>週刊誌に犯罪者のように顔写真入りの一覧表が載ったり、インターネットに事務所住所が出回ったり、銃弾のようなものが同封された脅迫状が送られたり、そういう事態まで当然に想定内というのはどうかな、と思いますが。

既に散々マスコミ等で報道され、世間一般の関心が著しく高い裁判に首を突っ込んでおいて、その程度の想定もできないとしたら、今井弁護士も貴方も相当見通しが甘いとしかいいようがありませんが。

 とりあえず、痴漢事件の弁護は、痴漢被害にあった女性弁護士か、娘が痴漢被害にあった弁護士に、被害者としての視点から、弁護活動を行ってもらうということにしたら、ご納得いただけるのでしょうか。

 「人違いだ」とか「偶然触れただけだ」云々という主張は被害者を傷つけるので、被告人をどやしつけて封印するということで。

No.84 小倉秀夫 さん

その件に関しては、別エントリでちょっと話し合ったことがあります。

「人違いだ」とか「偶然触れただけだ」云々という主張は被害者を傷つけるので、

被害者を傷つける意図はないということを十分説明した上で
主張すればオケだそうです。

No.66 bg さま (遅レス

No.11で挙げた例は、このことよりそもそも凶悪犯罪の被害者である方が弁護士になると、凶悪犯罪の弁護に関しては最初から客観的な視点を持つことができない、というお話になりませんか? というのが主旨です。

その「被害」をリアルに思い出してしまうような類似事件であれば、客観的な視点をもつことができず、まともな弁護活動に支障が出るかもしれない。
でもそういった「類似事件」の範囲はそうそう広いものでもない。
ので、そういう事件を意識的に回避することは可能だし許されるし、それ以外の事件に関して特に「適性」が失われるというほどのものでもない。
と思います。

bgさまのコメントが、エントリ本文を過度に拡張して解釈されてしまっているような気がしたので一連のコメントをつけさせていただきました。

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