向精神薬を違法販売、容疑のエステ捜索 麻薬取締部(asahi.com 2007年12月27日16時53分 ウェブ魚拓)
食欲抑制効果がある向精神薬「マジンドール」を使ったダイエット法を提唱し、全国で診療所やエステ店を展開する「メディカルサロン」グループ(代表・風本真吾医師、東京都)が、薬を取り扱えない外部提携先のエステ店にマジンドールを販売した疑いがあるとして、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的譲渡)容疑で近畿厚生局麻薬取締部の家宅捜索を受けていたことがわかった。麻薬取締部は、エステ店を通じた不正な販売が全国的に広がっていた恐れがあるとみて実態を調べている。
不正な営利目的譲渡にあたるかどうかは一応横に置いておきまして(そのうちはっきりするでしょう)、
「食欲抑制効果がある向精神薬「マジンドール」を使ったダイエット法」なるものを医師である風本真吾氏が提唱していることを他の医師の皆さんはどうお考えなのか、ということについて関心があります。
私の常識的感覚は、「それはまずいんではないだろうか。」と言っていますが、専門的見地からのご意見をお聞かせいただければ幸いです。
続報
「メディカルサロン」代表の医師ら逮捕 無資格医業容疑(asahi.com 2008年01月08日16時54分)
逮捕されてしまいました。
久々にマジンドールの懐かしい響きを聞きましたね。
実はこれが向精神薬として規制されていたとは私も知りませんでした。
^^;;
処方に当たっては肥満度等による規制があるのは知ってましたが。
そろそろ小生も(合法的に)マジンドールのお世話になりそうです・・・・
マジンドールはリタリンと同じ、アンフェタミン類似物質です。食欲抑制作用があるとして、著しい肥満(BMI 35以上)の方に適応があります。が、この薬でのダイエットはなかなか難しいです。まず、食欲抑制というよりも、嘔気として感じてしまう人も多く、飲み続けられません。次に、仮にやせても依存および耐性の問題から長期投与ができません。健康保険上も長期投与は危ないです。従ってリバウンドします。
ダイエット法としてそもそもあまり上手く行く薬ではありません。
>「食欲抑制効果がある向精神薬「マジンドール」を使ったダイエット法」なるものを医師である風本真吾氏が提唱していることを他の医師の皆さんはどうお考えなのか
「風本真吾のダイエット指導」より、
http://www.diet-salon.com/html/majin.html
マジンドールは処方用医薬品ですので、医師による処方が必要です。オンラインであなたに処方可能かどうかを判定いたします( 無料 )。
問診表にご記入の上、送信してください。医師による判定結果をお届けする際に、マジンドールを入手できる最寄の医療施設をご案内いたします。
Q.以前近所の病院でマジンドールを処方されたことがありますが、あまり効きませんでした。なぜでしょうか?
A.マジンドールは指導する医師の力量により効果に大きな差があります。
こんな人を真面目に相手にする医者はあまりいないと思います。スルーでしょう。
マジンドールは肥満症に対して保険適応のある薬
添付文書からの引用です。
マジンドール
商品名:サ○レッ○ス
効能および効果
あらかじめ適用した食事療法及び運動療法の効果が不十分な高度肥満症(肥満度が+70%以上又はBMIが35以上)における食事療法及び運動療法の補助
----------------------
昔、新発売された頃に、糖尿病なのになかなか高度肥満が解消できない人に処方していましたが効果はイマイチでした。
>私の常識的感覚は、「それはまずいんではないだろうか。」・・・
これは何というか、そのぉ、やはり意識した表現でしょうか?
「まずいんではないだろうか」→「まずいんだろう」→マジンドール・・・
問い掛けに対する反応でなくて済みません(汗)
>「食欲抑制効果がある向精神薬「マジンドール」を使ったダイエット法」なるものを医師である風本真吾氏が提唱していること
マジンドールを使ったダイエットは、この不届き至極な風本真吾氏が最初に提唱したものでもなんでもありません。
厳密な医療管理が必要なのに、トンデモ野郎が安易に飛びつくカモから金を巻き上げるために悪用しているだけのことです。
問題は、”超”肥満というのは、心不全や糖尿病、感染症に至る病気であって、本人が治療を受けたいのであれば、その治療法としての一つの選択肢であるということです。
ダイエットというのは、簡単に言えば物理法則である
『質量保存』
に支配されています。
食べた物はほとんど吸収されるので、
(食べたもの)−(消費量)=(カロリー収支)
という簡単な方程式の呪縛から逃れることはできません
巷のインチキダイエットは、この簡単な方程式を無視しているので、簡単にインチキと断言できますが、肥満というのは食べるということから逃れられないので、事実から簡単に逃げてしまうのです
このトンデモ医師自身が処方していれば、外形的には違法じゃないけれど、混合診療が無制限に認められてしまえば、患者の無知・怠慢を食い物にするトンデモ医師の跋扈を制限するのが難しくなることでしょう。
保健診療という縛りは、最底辺の大多数の患者を大いに守っている防波堤と考えてます
私は、今の日本の医学会は最先端だけでなく、最底辺の底上げも、果たすべき社会的責任であると自覚するべきだと思ってます
僭越ながら補足させて頂きます。
マジンドールの適応は、No.4で示されておりますように高度の肥満の方となっております。
しかし、(それは当然のことですが)継続的な食事栄養指導と、肥満に合併する各疾患の教育を患者本人に行った上で、慎重に投与されなければいけません。
また、覚せい剤類似物質であり耽溺性が懸念されるので、使用期限は上限3ヶ月と決められております。
機序は、食欲中枢に作用し食欲を抑制します。服用したからといって、それ以前と同量食べていたのでは減量はかないません。
ではなぜ3ヶ月という限られた期間に限定して食欲を低下する薬を飲ませる治療があるのかと言うと、私は「食欲抑制状態を経験させる」ことにあるのだと思います。
肥満の方で「あまり自分は食べていないのに、体質的に太りやすいから減量できない」と考えている方は多くいますが、実際の食生活を調査するとその殆どに過食が見られます。つまりは自覚されていないと言うことです。
マジンドールを内服し、食欲が抑制され本来望ましい食生活を体験することにより、初めてその患者は今までの自分の食生活の乱れを実感できる→マジンドール中止後も食事療法が継続できる。という流れが理想です。
間違っても、労せずして飲めば痩せられる夢のような薬ではありません。
風本真吾医師らが逮捕されたというニュースを追記しました。
私は以前風本先生にマジンドールを処方していただいていたことがあります。今世間で風本先生はかなりバッシングを受けておられますが、実際にお会いして薬を処方していただいていた私から申しますと、先生は非常に素晴らしい方です。
ですのでマスコミが風本先生のことをひどい悪徳医師であるかのように放送されているのを観て、あれほど患者の身になってくれる希少な先生に対して、ここまでひどい扱いをする社会を、私はこの年になって信用できなくなってしまいました。
私事ですが、私は現在68才で3年前に肺癌で手術を受けたあと、ストレスからかかなり太ってしまいました。身体は重くなり頭痛、肩こりもひどくなっていました。その症状を病院で申しましても、血液検査の結果から高脂血症、高血圧のお薬など4種類を処方され、あとは痩せて下さいと言われてそれでおしまいでした。
太った当時の私のBMIは24でした。私は元々細い体質で、肺癌になる前はBMI20でした。薬は頂いたものの、自分の中では「痩せて元の体重に戻るとまた体調もよくなり、お薬も飲まなくてよくなるはず。」という想いがありましたので、なんとか減量しようと頑張りました。でも腰痛があるので昔のように運動もままならず、思ったようには全く痩せられずに悩んでいました。そんな時、風本先生の評判を友人から聞き、救いを求める気持ちで四谷のクリニックに伺いました。
風本先生は、私の現在太るに至るまでの経緯や減量方法など詳しく聞いてくださり(この点だけでも普通の病院の先生とは対応の仕方が全く違いました。)、マジンドールの服用方法や服用期限、副作用など、しっかり説明していただき、BMI22になるよう目標体重を定めて、「頑張っていきましょう」と励まして下さいました。私も始めは友人が「お薬で痩せた」というのを聞いて、自分の身体に入れるものですから「副作用とかは大丈夫かしら?」と一抹の不安を抱いていましたが、先生の親身なお話を伺って、「この先生は信用できる。」と思いました。
風本先生の指導通りにお薬を飲んでいると、本当に始めの1週間で1キロやせ、心配した副作用もなく最終的には目標体重まで6キロの減量に成功しました。今はその体重を維持中で、体調も以前のようによくなり、血液結果も正常に戻り、病院で処方されていたお薬も必要なくなりました。
私が減量に成功できたのは、もちろんマジンドールがよく効いた、ということもあるのでしょうが、先生にしっかり管理されている、という安心感というのか何と表現すればよいのか分かりませんが、とにかく見守ってくださっているからそれに応えたい、という気持ちも少なからずあったと思います。
風本先生のメインのお仕事はプライベートドクターシステムでやっている予防医学だと伺ってますが、風本先生は減量分野でも最高のお医者様だと確信しています。
風本先生のお陰で減量でき、より健康になった人は私を含めたくさんいらっしゃるはずです。大きく言うならば、私のように痩せたお陰で保険で処方して頂くお薬が必要なくなった方も相当数いらっしゃるでしょうから、国の負担の大きい国民医療費の削減にも風本先生は一役買っていらっしゃることにもなります。
そういう風本先生の素晴らしい業績には全く眼を向けずに、薄っぺらい表面しか見ずにただただ「食欲抑制剤を売る人間=悪人」というような図式を作り上げた日本のメディアの行く末が心配になると同時に、こういう素晴らしい人を社会から抹殺しようとする日本の未来が心配になります。