取り調べ「可視化」、警視庁や大阪府警などで試行へ(asahi.com 2008年04月03日11時34分)
捜査責任者が、当初否認するなど裁判で任意性が争われる可能性があると判断した事件を選び、当初は警察庁も指導する。具体的には、容疑者に自白調書を読み聞かせて署名・押印させたり、調書に沿った質問をして答えさせたりする状況をDVDに録画。時間は数十分程度を見込む。
ついに抵抗し切れなくなったみたいですが、任意性がないことの証拠になる可能性が高いんじゃないかな、という危惧を感じます。
今は改善されているかもしれませんが、警察官(特に上層部)には公判立証というものを理解していない人がけっこういるからです。
何回か痛い目を見れば理解できると思いますが。
検察の試行運用に沿った形ですね。
検察と同じ部分録画ではありますが、取調監督制度と併用すれば、意外と上手く運用できるかもしれません。
>ついに抵抗し切れなくなったみたいですが、任意性がないことの証拠になる可能性が高いんじゃないかな、という危惧を感じます。
現在は被疑者に調書の閲読、各葉毎の指印もさせていますから、録画記録と併せれば、公判で「調書の内容に同意していないのに無理矢理署名指印させられた」とかいう主張は牽制できるでしょうね。
その代わり署名拒否は増加するでしょうけど・・・
モトケン先生は、
>ついに抵抗し切れなくなったみたいですが
と仰っていますが、私個人としては以前の「警察改革」の迷走ぶりと比べると「意外と早かったな」という感想を持っています。
マスコミの論調も、一部の弁護士さんや(被疑者)人権活動家の人が期待するような「可視化で警察の横暴を抑止!!」というようなものは少なく、むしろ毎日新聞の社説のような慎重な意見が多く見られます。
もしかしたら、日本の刑事司法は短期間で大きく変化するのかもしれません。