公立93病院で入院休止、医師不足など理由に…読売調査(2008年4月6日03時03分 読売新聞)
診療科別では、産婦人科・産科の休止が44病院あり、次いで小児科の19病院。両科は、訴訟のリスクや不規則な勤務などで全国的に医師が不足しているといわれており、公立病院でもその傾向が表れた。
公立93病院で入院休止、医師不足など理由に…読売調査(2008年4月6日03時03分 読売新聞)
診療科別では、産婦人科・産科の休止が44病院あり、次いで小児科の19病院。両科は、訴訟のリスクや不規則な勤務などで全国的に医師が不足しているといわれており、公立病院でもその傾向が表れた。
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順調に自体が進行しているという経過報告ですね。
ナニヲイマサラ、ますごみクン。
>ナニヲイマサラ、
そう、2年以上も前より現場からの警告はあったはずですね。われわれ開業医は、せめて戦犯にでっち上げられないように注意しませう。
何しろ医師会は能天気だからなー。
医療崩壊の望んでいるのは誰なのでしょうか。こう書けば誰も望んでいないと言うのでしょうが、医療制度、訴訟問題、教育体制、報道内容など、どれをとっても崩壊を望んでいるように思えます。
当地北海道でも、地域医療の崩壊は確実にすすんでいます。そんな時、地域住民は「医療を守るための署名運動」を行って、それを首長や知事に提出しています。署名を集めてもダメなものなダメなんです。それなら、小児科医療を守るためにコンビニ受診などをやめるように患者の家族が行動を起こしたような方法の方がよっぽど効果的です。
ただ、医療者側も行政や周りに不満ばかりいいながら、座して崩壊を待つのではなく、何らかの行動が必要なのだと思っています。
>ただ、医療者側も行政や周りに不満ばかりいいながら、座して崩壊を待つのではなく、何らかの行動が必要なのだと思っています。
つ逃散。
見ての通り着々と成果を挙げつつありますよww。
>No.3 事務方の星さん
つっこませていただきますね。
>ただ、医療者側も行政や周りに不満ばかりいいながら、座して崩壊を待つのではなく、何らかの行動が必要なのだと思っています。
医師はわが国の有史以来これ以上ないぐらい行動していると思いますよ。
これだけ我慢強かったわが国の現場医師たちが自主的に組織を立ち上げて、国民や立法・行政・司法に意見をぶつけていくのは初めてでなのでは?
それでも足りないといわれればそれまでですが、それよりも事務方の星さんにつっこみたいのは、
これだけ行動している一方で、現場の医師の大多数は医療崩壊は止められないと考えているということです。
最近「麻酔医不足」エントリーでもやりとりをしましたが、私も含めて医療崩壊はわが国の未来の医療のためには必要悪である、進行を止める必要は無いと考えている医師も多いです。
この状況で、まだ「医療者たちは医療崩壊を座して待つのではいけない!」といわれても全然説得力が無いというか・・・。
多くの医師たちは崩壊した後に立ち上がるシステムの構築にどう関われるか、ということに既に目を向けています。
崩壊で避けられない被害(医師と国民と双方について)をいかに最小限に抑えるか、崩壊後にいかに生き残るかを考えています。
だから、読売の記事に「ナニヲイマサラ」なわけですよ。
医療とかかわりのある職場におられる事務方の星さんにしてこの程度の認識なのか、とがっくりしました。
>No.5 PCFM♂さん
どうも表現方法が拙くて、意図が上手く伝えられなかったようです。私も医師の方々は、これまでにない行動を起していると思っています。取り上げられたコメントは、医師の方々に対してのものではなく、自分を含めた医療関係者、特に問題意識すら持っていない方に対してのコメントです。
私も微力ながら、医療制度研究会などの活動に参加したり、本田宏先生の講演を聴いたり、昨年度は厚生労働省のモニターに応募をして、厚生行政に対する意見を提出しました。それでも、私のような事務方の力程度ではどうなるものでもないのですが、何かをしなければ何も変わらないと思い、出来る範囲で行動しています。
翻って、例えば看護師の団体は何か行動をしているのか?他の職域団体は?私も含めた事務などの行動は・・という思いから、「ただ、医療者側も行政や周りに不満ばかりいいながら、座して崩壊を待つのではなく、何らかの行動が必要なのだと思っています。」というコメントをしたのです。
これまで、医療系のブログなどでの医師の方々のコメントの中に「一度崩壊した方がいい」という書き方をされる方も多く、そう言いたくなる、言わざるを得ない心境は自分なりに理解しているつもりです。
不快な思いをされたのであれば申し訳ありませんでした。
>No.6 事務方の星さん
>不快な思いをされたのであれば申し訳ありませんでした。
いや、そういうことじゃなくてですね。
「ああ、やっぱりわかってないわ、この人達。」というガックリ感ですね。
>医師の方々のコメントの中に「一度崩壊した方がいい」と
>いう書き方をされる方も多く、そう言いたくなる、言わざ
>るを得ない心境
「そう言いたくなる」ではなくて、彼らは、そして私も「崩壊した方が良い」と本気で思っているんですよ。
>例えば看護師の団体は何か行動をしているのか?他の職域
>団体は?私も含めた事務などの行動は・・
彼らは彼らの出来る範囲で医療のことを考えて行動しているのでしょう。今の我が国の医療システムではそれらを統合して改善に向けて同じベクトルに導くことは不可能だと少なくとも医師達は考えているわけです。
だから、このがんじがらめから逃れるには今のシステムを破壊しないといけない=医療崩壊が完遂されないといけないと考えるわけです。
「医療崩壊が進むと大変なことになる、だから止めなきゃ」という生やさしい段階はもう過ぎているんですよ。
事務方の星さんの書き込みを拝見すると、そういうシビアな現実認識が感じられない。そんな謝った認識でただ「崩壊を止めろ!がんばれ!」と言われるとね・・・。
我々からすれば「そんな無駄なところにエネルギー使ってんじゃないよ・・・」という感じです。
>No.7 PCFM♂さん
認識の違いというものがあることは当然です。それはどんな問題においてもあることで、現実に医師の中でも考え方の違いはあります。
しかし、国民や政治より考えるよりも、このままでは医療崩壊は確実に進む(既に一部は崩壊しているといえますが)というのが、医療側の認識だと思います。
今日の日経メディカルオンラインに、医療崩壊に対する医学会の会員の医師の意見が載っています。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200804/506089.html
私は、立場・資格は違っても、ここでの意見のように医療崩壊を傍観するのではなく、発言し行動することに賛同します。
>8に追加です。
認識の違いがあることは当然だとして、自分の考えを一方的にだけ述べ逃げでは、議論になりませんね。
どうも自分は、正論(と自分が考えること)を述べるきらいがあります。正論ばかりでは現実が解決しないことは理解しています。先生のいう医師たちの考え方も自分なりに理解しています。(それが足りないのでしょうけど)
ですが、この件に関しては自分が考える正論=医療者側も行動を起すことが必要だと思っています。だからと言って、「崩壊を止めろ!がんばれ!」さあそれを一緒にやろう!とは言いません。頑張っている医師たちを応援し、自分にできることをしたいと思っています。(あまり追加した意味がありませんでした。ご容赦を)
え〜、PCFM♂さんと事務方の星さん、このお二方へという訳ではなく、医師または医療職にある方々にお尋ねしたいことがあります。
私自身も、現状の医療体制が制度としての限界を越えており、すでに崩壊しかけていると感じています。このブログで投稿される医師の方々の大勢は、医療崩壊は既定であって避けることはもはや不可能とのご意見と思われます。そして崩壊をなんとか食い止めようと小手先の努力をするよりも、いっそのこと1日も早く崩壊させてしまった方がよろしい、とお考えの方が多いように見受けられます。
そこでお尋ねしたい、というかご意見というか、はたまたご希望というか、医師の方々に聞いてみたいことがあります。それは崩壊を食止めるにはという話ではなく、崩壊後をどう予想してどう対処すると国民の不幸が少なくなるのか、ということです。例としては下記のような感じです。
・崩壊後の日本の医療システムは、どのような姿になると予想されるのか?
・崩壊後の焼け野原の中から、一体どのような医療体制を再構築すれば、医療を提供する側(医師や病院経営など)も働きやすくなり、医療を利用する国民の犠牲も少なくなる、とお考えなのか?
・崩壊後の医療コストの公平な負担について、今の健康保険制度を代替する社会保障の新強い体制など、何かご提案はないのか?
私自身は制度を設計する行政の立場ではありませんが、社会保険労務士としての仕事柄、個人的には健康保険制度をはじめとする社会保障制度が、医療崩壊後にどうなるのか。或いは崩壊後の焼け野原から再構築できる、健康保険制度を含む医療制度はどういうプランが可能なのか、個人的な興味があります。
単なる予測でも、願望的な机上の空論でも、チョットした思いつきでも、何でも結構です。医師または医療職の方々のご意見を教えて頂けると嬉しいです。
意見が集まりそうなら別エントリを立てますが、ご希望ありますか?
希望ありのコメントが3つ以上あれば立てます。
エントリタイトルも募集します。
>No.11 モトケンさま
言い出しっぺですし、もちろん「希望あり」です。
タイトルは「医療崩壊後の未来・・・?」でどうでしょう。
「・・・」の部分は、展望、予測、希望、願望、目標、医療体制、あるべき姿、焼け野原からの復興策etc、各人が好きな言葉を当て嵌める、ということで。
希望ありです。
あ、医療関係者ではまったくないので、希望ありにカウントしていただかなくてもいいですが、テーマについては非常に興味を持っております。タイトルもNo.12 法務業の末席さんに賛成で^^
崩壊後のモデルは2つあると思います。アメリカ型とイギリス型です。
前者は金がなければ医療は受けられない、後者はそもそも医療機関にアクセスできない、どちらを選ぶかは皆様方しだいです。
どうも趨勢としてはアメリカ型になりそうですね。
希望あり!もっとも私の浅薄な見解は別エントリーでほぼ出尽くしてますが。
No.14 うらぶれ内科さん 、
上記別エントリーでも書きましたが私はアメリカ型とイギリス型の合併型を危惧しております。もちろんデメリットだけの合併です。
ところでイギリスでも、金さえ出せばプライベートクリニックですぐ診てもらえると聞いたような気がするのですが…。まあフランスにでも行けば済むことですが。
ROMしたいのでエントリ立て希望です。
(医療関係者でないのでカウント頂かなくても結構ですが。
医師または医療職の方達からご意見が集まるかどうかがポイントですね…。)
おっといけない。もちろん希望あり!です。
私はむしろ非医療者の皆様の議論を聞きたい。
・安全性や利便性を含めた質の維持・向上と低コストの両立が限界に来ているのなら、どちらを優先したいのか?
医療崩壊後の方向は需要側の意向で決まってくると思います。
高いコストを払い高品質なものを求めるのか、低品質でも安価なものを求めるのかは需要側が決めることですから。
あっ、民間保険の活用は低品質高コストであることは最初に指摘させて頂きますよ。
>私はむしろ非医療者の皆様の議論を聞きたい。
・安全性や利便性を含めた質の維持・向上と低コストの両立が限界に来ているのなら、どちらを優先したいのか?
可能な限りどちらもということになれば中品質中コストということになるでしょうか?低コストや質の維持という表現ではちょっと漠然としすぎているので、具体的に何が低コストか質とは何かを定義して頂きたいところかと。
ところで医療従事者も医療資源受益者として、患者として診療を受けることになる事態が生じた場合、どちらを選択されるかも伺ってみたいです。勿論それなりのつてやコネがあるが故、ある程度は一般の人間より優先的に治療を受けることができるでしょうが、医師仲間の治療なら全額おごり!というわけにもいかないでしょう。どのような体制で診療されることを医師の方は望んでおられますか?医療訴訟等についてもですが、医師の方にこそ私は「患者としての自分が希望する医療体制」を伺いたいのです
>>No.19 まさん
>医師の方にこそ私は「患者としての自分が希望する医療体制」を伺いたいのです
我々医師は人間の疾病を治療する技術者ですから技術の限界も実感として知っていますし、医療体制をどのようにしようと技術の限界そのものをひきあげることはできないことも知っていますから(それは医学が進歩しなければ上がらないものです)、自分が患者になっても腕のいい医者にもしかかれたらラッキーかなくらいしか思いません。そういう幸運に恵まれなければ疾患が治らなかったり死んだりする不運におちいるわけですが、それは医療体制がどうこうできる問題じゃないですから、ここでの議論でいう「患者としての自分が希望する医療体制」については医者は特になにも希望は持っていないし、どういう医療体制でも医者は技術者としてその中で働くだけであろうとしか申し上げようがございません。
具体的にある病んだ医療体制を示していただければその欠陥や病原・病因を診断し治療方針を建ててしゃべることは職業柄得手なほうでしょうけど(笑)。
>No.19
>具体的に何が低コストか質とは何かを定義して頂きたいところかと。
定義というほどではありませんが、「イギリス 医療制度」でググってもらえればイメージはつかめるかと。
>患者としての自分が希望する医療体制
ぼつでおKさんのコメントに付け加えるなら、「一般に医師は自分の死に対して非医療者よりも受容力があるから医師の考えは参考にならない」ということでしょうか。「受容力」ってのは訓練して身に付くんじゃなくて、自然にそうなっちゃうんですが。
少し遅くなりましたが、独立エントリを立てました。
医療崩壊後の未来について