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堺のヘリ墜落、操縦士の不適「難病」判明…検査医立件を検討(2008年5月3日11時26分 読売新聞)

 堺市で昨年10月、「大阪航空」(大阪府八尾市)所属のヘリコプターが南海電鉄の線路上に墜落し、操縦士(当時40歳)と乗客(同44歳)が死亡した事故で、操縦士が約6年前から、操縦が認められない難病の「サルコイドーシス」にかかっていたことが、大阪府警捜査1課の調べでわかった。

 事故との因果関係は不明だが、指定検査医(53)は罹患(りかん)を知りながら、毎年1回の検査で操縦適合の判定を出しており、府警は航空法違反容疑での立件を検討している。

 府警や医療関係者によると、操縦士は2002年、事業用操縦士の免許を取得。サルコイドーシスを発症したのは同年秋ごろで、

 苦労して免許を取得したと思ったらその直後に致命的な疾病を発症。
 なんて不条理なんでしょう。
 誰もがそう思うのではないでしょうか?
 
 しかし、操縦が認められないのはそれなりの理由があるからで。

 因果関係は不明ですが、残された遺族はみな同じ思いを抱いていると思います。

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サルコイドーシス をサーチエンジンでマッシュアップして検索しブログでの口コミ情報を集めてみると… 続きを読む

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 直前にも似たような死亡墜落事故があったようです。
http://d.hatena.ne.jp/saposaposen/20080504
 鉄道ならデッドマン装置で自動停止するので、運転手死亡に起因する事故は相当防げます。しかし、航空機では操縦士が死亡したら死亡に直結することがほとんどではないかと思います。特に空力特性が安定直進性を有しないヘリコプターでは、コレクティブピッチレバーとサイクリックレバーを常に微妙に操縦し続けている必要があるからです(自動操縦装置搭載型を除く)。

原因不明の病気ではありますが、あまり致命的疾患との印象はありません。確か7〜8割の人は自然に良くなるはずです。

サルコイドーシスというだけで、個々の状態は無関係に即操縦不適合というのは、眼科的には厳しすぎるんじゃないか、と思います。

ただこの病気は心臓の病変があり得るはずなので、今回の事故との因果関係はあったのかもしれませんし、操縦不適合とした法律も当然なのかもしれません。循環器の先生のご意見を賜りたいと思います。

 おそらく致命的疾患というよりはハイリスク排除というものだと思います。特に視力や循環器系の疾患は、バーディゴ(空間識失調)というパイロットの誤操縦や誤判断を導きやすいからでしょう。
 乗務前12時間以内の飲酒が厳禁され、最近は喫煙すら2%の視力低下を伴うので6時間前から禁止せよ(米国FAA筋)という意見もあるくらいです。

内科医です。
『指定検査医』ってどういう立場なのでしょうか?
推測ですが、航空会社専属ということではなくて、会社から委託を受けた開業医もしくは総合病院勤務医ではないでしょうか?

特に開業医の立場だと、苦労して航空免許を取った直後にサルコイドーシスを発症した患者さんを『規則だから操縦できません』と突っぱねることは、心情的に難しい(患者さんの葛藤などの心理的課題にも対応するのはプライマリケア医の大事な仕事です)と推測します。
また、昨今の風潮では、往々にして患者から訴訟を受けるリスクもあるわけで、なおさら慎重になると思います。

確かにサルコイドーシスは心臓病変を発症する可能性が低いながらもあるので操縦禁止すべきだったとは思いますが、検査医が規則を熟知していなかったために判断を誤った可能性もあると思います。
主治医に会社から書類一枚渡されて「判定お願いします」といわば丸投げ状態で『指定検査医』になった、主治医はいつもの診療の延長で患者の感情に配慮した判断をした、、、、
もしそういうことだとすると、同業者としては『指定検査医』に少し同情してしまいます。判断を請け負った以上責任を問われることは当然ですし、「脇が甘い」といわざるを得ないですが。

こういうケースの場合は、「会社の検査医指定がずさんだった」と会社の責任が問われることはないんでしょうか?
あくまでも受けた医師が悪い?

>No.4 PCFM♂さま

『指定検査医』ってどういう立場なのでしょうか? 推測ですが、航空会社専属ということではなくて、会社から委託を受けた開業医もしくは総合病院勤務医ではないでしょうか?
失礼ながら、少々航空身体検査医についてご理解が浅く、誤った解釈をされておられるように感じます。

国際民間航空条約の締約国として我が国では航空法jにより航空従事者の資格要件について定められております。その中で航空機操縦者については定められた学科試験や技能試験による技能証明の外に、航空身体検査医(航空身体検査指定機関)の航空身体検査証明が必要とされています。この航空身体検査証明の有効期間は、定期運送用操縦士の資格を有する者にあつては六月、その他の者にあつては一年とされています。(航空法31条&32条)

その上でこの航空身体検査証明を発行できる航空身体検査医(航空身体検査指定機関)の要件については、航空法施行規則61条の5で詳細に定められており、一定の要件を満たした医師が航空法の定める講習を受けた上で申請し、国土交通大臣の指定を受なければなりません。街の開業医や一般の病院の勤務医が、航空会社やパイロット個人に依頼されて診断を行なうことはあり得ませんし、労働安全衛生法による労働者の健康診断を行なう産業医の制度などと同一に論ずることは大いなる誤解と言えます。

なお、航空法施行規則の別表第4において、航空身体検査証明に必要な診断項目と適否の基準が示されていますが、その表中の検査項目1一般の規定中に次の項目があり、サルコイドーシス発症者はこの規定により航空身体検査証明に不適格とされます。

(三) 悪性腫瘍若しくはその既往歴若しくは悪性腫瘍の疑いがないこと又は航空業務に支障を来すおそれのある良性腫瘍がないこと。

また、前記の別表に定められた診断基準に従わず、偽りの航空身体検査証明を行なった航空身体検査医は、航空法149条の2により処罰されます。

(指定航空身体検査医の罪)
第百四十九条の二  指定航空身体検査医が第三十一条第三項の身体検査基準に適合しない者について、航空身体検査証明を行つたときは、一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

>No.4 PCFM♂さん

 指定検査医(指定航空身体検査医)という制度は、概要このようなものです。m(_ _)m
http://www.aeromedical.or.jp/action/session/session01.htm
 主治医なら誰でも指定検査医になれて会社から丸投げされるようなものでもないです。知人のエアラインパイロットは、6か月定期検査(シックスマンスチェック)のとき、2週間前から飲食すら節制して検査に備えるほど厳しい検査のようです。
 お医者様は患者さんと顔なじみとなって感情移入されるのは望ましいことではありますが(小さな病変を自主申告しやすいラポール状態)、「安全はすべてに優先する」という国際標語もまた大事かと思います。

No.4 PCFM♂さん
>主治医に会社から書類一枚渡されて「判定お願いします」といわば丸投げ状態で『指定検査医』になった、

これはやっぱりまずいんじゃありませんか?検査能力がないならばそもそも引き受けるべきでない。
同様の責任は生保の加入時健診についてもいえると思います。安易に引き受けるべきでない。

>(三) 悪性腫瘍若しくはその既往歴若しくは悪性腫瘍の疑いがないこと又は航空業務に支障を来すおそれのある良性腫瘍がないこと

サルコイドーシスは肉芽種ですが、これは良性腫瘍に分類されるんでしょうか。誰か教えてください。

>No.8 うらぶれ内科さま

私は医療の世界での用語定義については専門ではありませんが、労働安全衛生法での健康診断の基準や、社会保険諸制度での基準解釈から類推して、サルコイドーシスは前記投稿で引用した「航空業務に支障を来すおそれのある良性腫瘍」に該当すると判断します。

なお、サルコイドーシスは特定疾患研究事業対象疾患(45疾患)に、第7号として昭和49年10月01日付で指定されており、いわゆる難病認定疾患として健保医療費の自己負担3割分について、公費負担(国と都道府県の負担)の助成が受けられることはご存知かと思います。この公費助成申請の手続も社会保険労務士の所管手続であり、私は過去に1名の患者さん家族より相談を受けて面倒をみました。

その際に多少調べましたが、発症して視覚障害が出ていてその障害が酷くなれば、自動車運転免許(得に二種免許)すら更新時に視覚検査合格が厳しいと思われます。

なお、先の投稿で引用しました航空法施行規則別表第4での診断項目基準は、国際民間航空条約において要求される世界共通の基準であって、我が国が独自に決定しているのではありません。

皆様、ご教示頂きありがとうございました。

No.5 法務業の末席さま
>失礼ながら、少々航空身体検査医についてご理解が浅く、
>大いなる誤解と言えます。
浅いどころか全く知らないモノで。誤解したとかそういうレベルじゃないので・・・・。
さすが法務業の方、つっこみが半端じゃないですね。『形成的評価』って言葉ご存じですか?
そこまで突っ込まれても『さーせんでした』と謝るしかないですね(^_^;)A


『指定検査医』がこのような専門的教育・研修を受けて認定されるモノなのであれば、プライマリケア医とは役割が違うわけで、
No.6 ハスカップさんの仰るとおり
>「安全はすべてに優先する」という国際標語もまた大事かと思います。
こちらの方が優先ですわね、当然。

No.7 うらぶれ内科さんのコメント
>これはやっぱりまずいんじゃありませんか?検査能力が
>ないならばそもそも引き受けるべきでない。
これも当然ですね。100%同意です。

前投稿に補足追記です。

先に引用した航空法施行規則別表第4での診断項目基準は大変詳細に定めらていて、三の循環器系及び脈管系、九の眼及び十の視機能の基準に照らすと、この死亡したヘリパイロットにサルコイドーシスの視覚障害が発症していれば、絶対に不合格間違いなしと思われます。

報道に拠ればこのパイロットがサルコイドーシス発症が判明したのは事故の5年前であり、既に何らかの症状が出ているからこそ発症が判明したのではないかと推察されます。

サルコイドーシスが発見されるきっかけは、普通は眼の精密検査や心電図関係の精密検査などで兆候を掴むのが端緒となることが多くjあり、そうした兆候が出ない段階では、例えば腫瘍の疑いでの生検での組織検査等でサルコイドーシスが疑われることがあります。ただこの既に発症が判明しているとの報道ですから、症状が出ない段階で生検などによって発見された患者さんとは考えにくいと思います。

No.9 法務業の末席さん

通常、サルコイドーシスは炎症性疾患に分類されていて腫瘍性疾患とはされていないはずです。(広義の意味で腫瘍というかどうかは分かりません)
ご指摘の航空法施行規則においては、医師が読む限り狭義の腫瘍性疾患を念頭においてあり、サルコイドーシスは含まれていないと思います。それを法律家が疾患概念を超えて拡大解釈し、医師を航空法違反で起訴することができるのでしょうか。いかに危険な病気であれ、明文化されていない以上、仕方のないことだろうと思います。
要するにこれは医師のミスではなく、なおすべきは法律の規定です。この点においてこの医師に大いに同情します。

なお、特定疾患研究事業対象疾患というのはこの際関係ありませんね。

>No.12 うらぶれ内科さま
医師の分野にまで立ち入ったことを投稿し、申し訳ありません。
実のことを言えば、私が面倒をみたサルコードーシス患者さんは身内の者で、がんの手術を受けて切除した臓器を病理検査したらサルコイドーシスが見つかった稀な例でした。現在の正確な数字は知りませんが、この病気で登録されてい患者は全国で約2500人程度と非常に少なく、余り書くと個人が特定される可能性がありますので、この話題からは撤退させて下さい。

通常サルコードーシスは無症状であり、健診などの胸部レントゲン検査で偶然発見されるものが一番多いかと思います。

>国際民間航空条約において要求される世界共通の基準(No.9)
においてサルコイドーシスが実際にどのように扱われているんでしょうか?

なるほどハスカップさんありがとうございます。
こういったマニュアルというのは、特に刑事事件においていかなる意義があるのでしょうか。
つまり、マニュアルに違反したことが刑事事件として問われなければいけないのでしょうか。

 航空身体検査や同マニュアルの意義や違反効は、これが参考になるかと思います。
 少なくともマニュアルに違反したことを「故意」にすれば道義的責任や行政的責任(行政処分)は問われてしかるべきでしょう。
 かなり昔ですが米国では禁固3〜6か月の実刑有罪判決を受けた指定航空身体検査医がいました(難聴疾患を隠ぺいした事件と記憶しています)。米国では医師の診断書などへは相当高度の信頼性があり、これへの「虚偽記載」はかなり重い処分だそうです。
http://www.aeromedical.or.jp/manual/manual_0.htm

サルコイドーシスは、普通に不適合状態の呼吸器疾患として挙げられているようです。しかも、
「サルコイドーシスの診断を受けた者であって自覚症状がなく、かつ、治療を必要としないものが、国土交通大臣の判定を受けようとする場合は、臨床経過、血清カルシウム濃度、呼吸機能検査、67Gaシンチグラム検査を含む画像所見、心サルコイドーシスの評価、眼科的所見等の検査結果を付して申請すること。」
と言う規定もあるようです。

http://www.aeromedical.or.jp/manual/manual_2.htm#2-1

>5−2
> サルコイドーシスの診断を受けた者であって自覚症状が
>なく、かつ、治療を必要としないものが、国土交通大臣の
>判定を受けようとする場合は、臨床経過、血清カルシウム
>濃度、呼吸機能検査、67Gaシンチグラム検査を含む画像
>所見、心サルコイドーシスの評価、眼科的所見等の検査結
>果を付して申請すること。

ハスカップさんの引用からみますと「サルコイドーシスの診断」は「即不適格」というわけではないのですね.
サルコイドーシスはうらぶれ内科医先生が書かれていますように検診の胸部レントゲンでBHL(両側の肺門リンパ節腫脹)というような形で無症状のまま発見されることも多いかと思います.今回のパイロットが実際にどのような病状であったのか(少なくとも最も最近に検査を行なった時にどうであったのか)はっきりしないことには,検査した医師に問題があったのかどうか不明だと思います.これらの報告を怠っていたとすれば制度上は問題があったのでしょうが,それが実際に事故に結びついていたかどうかは別の話です.

なおサルコイドーシスは分類不能疾患に当たるはずで良性腫瘍の範疇には入らないと思います.

エントリーの記事にあるような「航空法違反容疑での立件」というのは無理筋ではないかと思います。

>航空身体検査マニュアル
>供ス匐身体検査及び証明実施上の一般的な注意及び手続き
>1.航空身体検査証明の意義
>1−4
>航空医学的な適性と良好な健康状態は必ずしも同義ではなく、健康であっても不適合と判定される場合もあるし、逆に、完全な健康状態と言えないまでも適合と判定されることもあり得る。

 たとえば、歯科治療で充填部分に空洞があると、たいてい再検査となります(空洞埋めてからもう一度来てね〜)。気圧変化で治療した虫歯が破裂する危険性があるからです(欧州某国に本当に破裂先例がある)。
 こんな空洞は日常生活では健康体にヒビも入らないですが,減圧与圧が繰り返されるエアラインパイロットでは致命的な「不適合」(ただし再治療再検査可)なのです。
 本件疾患サルコイドーシスも、ハイリスクグループ認定で「原則不適・例外適」とすることで具体的妥当性を図っているものと思います。
 なにせエアラインパイロット機長1人を育成するには、空間識や心理面など多方面の適性検査をやっとパスした合格者に対し、なんと3〜5億円くらいの経費をかけているので、特定疾患なら即問答無用とはしていないからだと思います。

>No.15 ぼつでおk(医)さま

この航空法の基準は条約によるという私の投稿の主旨は、元々この航空技能証明基準や航空身体検査などを含む航空法そのものが、国際民間航空条約の締約国に義務付けられた国内法で、その条約の基礎となる航空システムそのものは戦後のアメリカが作ったシステムであり、検査の基本的な基準などは条約に縛られています。

これは航空業界が国を跨いで運行される特質から、各国のパイロット資格や航空設備の基準を国際的に共通化しておく必要があるからです。こうした基準の詳細は、国連の経済社会理事会の専門機関の一つであるICAO(International Civil Aviation Organization、本部はカナダのモントリオール)にて決定され、各条約締結国に通知されます。締結国は国内法での基準規定を速やかに国際基準に合わせることが義務づけれています。

そしてこの条約と航空法に基づいて日本国内での指定研修や医学的基準の決定の実務を担っている組織が、No.6で ハスカップさんが紹介された財団法人航空医学研究センターです。

このセンターで発行の下記手引を見れば細かい医学基準が記載されているようですが、あいにくと私は持ち合わせておりませんので、皆様ご興味のある方は調べてみて下さい。
「航空身体検査の手引き」(平成19年3月版)
発行 : 財団法人 航空医学研究センター
価格 : 4,000円(税込)


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この先は書くかどうか迷いましたが、個人が特定できないように多少脚色した上で、敢えて書いておきたいと思いなおしました。トピズレですがサルコイドーシスを知らない方々に、何らかの啓蒙になればと思って書きます。
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9で私が投稿した、視覚に症状が出れば運転免許もダメだろうとの記述は、先にご紹介した患者が眼科の医師から言われた言葉で、私も診察室に付き添って実際に聞いております。手術後のナーバスな精神状態だった当人は、免許もダメになれば一人で出掛けることも出来なくなる、と非常なショックを受けて落胆していた姿を鮮烈に思い出します。

私自身のこうした実体験から、サルコイドーシス発症者=運転免許もダメ、ましてやパイロットの医学検査などダメに決まっている、という思い込みがあるのかもしれません。その点は医師に方々の厳密な医学用語の使い方とはズレがあるかもしれませんし、私の解釈や投稿内容が不適切であればお詫びするしかありません。

ですがこの病気に関しては告知を受ける場に同席しておりましたし、大変稀な事例だったということは事実です。なお、患者本人はサルコイドーシスが深刻な症状を呈する前に再発したがんの治療を優先する為もあって、サルコイドーシスについては経過観察のみでステロイド剤での症状改善治療はしておりません。

ただ、このパイロットが実際に発症者であれば当然告知されているでしょうし、航空検査医が5年間も気付かないとは思えません。多分本人が医師の質問などにウソをつくなど非常な努力をして隠し通したものと思います。特にパイロットにとって、眼に症状が来れば間違いなく航空免許を更新できずに失業することは想像できたし、それが何よりの恐怖だったと思います。

実際にこの病気を告知された側からすると、何時眼が霞むか、何時心臓が不整脈を打つか、という当人の未来に対する不安感は非常に大きい病気です。7割が無症状のまま自然に消えていくということも知らされましたし、この病気によって心臓ペースメーカーを入れているような重度の患者は、全国で数百人ということも承知しています。

いくら医者が数値を挙げてこうした科学的な説明を聞かされたとしても、この病気が直接の原因で死亡する人は非常に稀だと言われたとしても、「原因不明で確たる治療法はありません」という、わずか数秒の言葉を聞かされたときの衝撃は言葉に表しようがありません。医師の皆さんが10万人に1.6人だとか、7割は無症状だからなどと発言されるのは確かに事実なのですが、数値のみ聞かされてしまうと世間がこの病気を軽んじてしまうのではないかとの思いがします。

全国に2500人ほど登録されている特定疾患指定を受けている患者や、私のような患者の身内の者にとって、サルコイドーシスは決して気軽に話題にできる病気ではないということを、少しでも多くの皆さんが理解して頂ければと思います。

>>No.20 Level3さん
>報告を怠っていたとすれば制度上は問題があったのでしょうが,それが実際に事故に結びついていたかどうかは別の話です.

私もそう思います。事故の時に同時に病気の発症があったかどうかが判断不能である限り、事故と病気未報告との間に相当因果関係は本質的に論証不能だと思います。
ゆえに私も
>>No.21 うらぶれ内科さん
>「航空法違反容疑での立件」というのは無理筋
と同意見です。

 残念ながら、証拠を見ていないので確たることはもちろん分かりませんが、事故との因果関係は業務上過失致死の問題です。
 本件のように事故との因果関係がなくても(不明でも)、「形式犯」である航空法違反が成立する可能性は高いです(虚偽報告)。いわば内容ウソの診断書を書いたようなものです。その内容虚偽の診断書を書いたこと自体が罪に問われるのです。事故の発生の有無や人の死亡の有無(結果犯)は関係ないです。

>>No.25 ハスカップさん
>「形式犯」である航空法違反が成立する可能性は高いです(虚偽報告)。

おっしゃることはわかります。しかし、虚偽報告の違反を犯した法的主体は医師でしょうか、それともパイロット本人でしょうか。その問題がこの記事では全く論じられていないと思いますが。

>>No.20 Level3さん
>報告を怠っていたとすれば制度上は問題があったのでしょうが,それが実際に事故に結びついていたかどうかは別の話です.

私もそう思います。事故の時に同時に病気の発症があったかどうかが判断不能である限り、事故と病気未報告との間に相当因果関係は本質的に論証不能だと思います。

病名や病気の症状という医学的論争は別に置くとしても、このご見解には同意できません。

「報告を怠っていたとすれば制度上は問題があったのであり、その航空法違反の報告の怠りが事実であれば、実際に事故に結びついたかどうかは別にして、航空法違反の処罰対象となる」

法律の筋論としてはこうなるべきであり、ハスカップさんのご意見に同意です。

>No.26 ぼつでおk(医)さん

虚偽報告の違反を犯した法的主体は医師でしょうか、それともパイロット本人でしょうか。

航空法施行規則では検査証明の正本は、医師→パイロット→国土交通大臣というルートで提出すると同時に、証明の写しを医師→国土交通大臣という直通ルートで別途提出することを義務付けています。
(検査証明をパイロットが改竄して提出する不正を防止する為の二重提出です)

すなわち虚偽報告の違反を犯した法的主体は、医師とパイロットの両方にあります。

【航空法施行規則】

(航空身体検査証明申請書の返付等)
第六十一条の四  国土交通大臣又は指定航空身体検査医は、航空身体検査証明を申請した者に対し、所定の事項を記載した航空身体検査証明申請書を返付するものとする。
2  指定航空身体検査医は、身体検査を実施したときは、所定の事項を記載した航空身体検査証明申請書の写しを十日以内に国土交通大臣に提出しなければならない。
(以下略)

なるほど。

(指定航空身体検査医の罪)
第百四十九条の二  指定航空身体検査医が第三十一条第三項の身体検査基準に適合しない者について、航空身体検査証明を行つたときは、一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

んで、
指定検査医(53)は罹患(りかん)を知りながら、毎年1回の検査で操縦適合の判定を出しており、

ということでアウトということですな
||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||

>No.26 ぼつでおk(医)さん
 上でNo.29 ろくろくびさんご指摘のとおり、本件航空法違反は、明文規定により指定航空身体検査医の「身分犯」ですから、犯罪主体を論じる必要はないと思います。

なるほど。
立件も何も違反は明らかということですな。
結局のところ、記事にわざわざ立件と書かれてあったため違反が事故の原因であるかのような印象を受けてしまった私の勘違い、ということで(笑)。

>No.31 ぼつでおk(医)さん
 というか、一般人に分かりやすく報道しない(できない)、マスコミの「説明義務違反」という気がします。もちろん、記者自身がよくわかってなくて警察の発表文をそのまま垂れ流している可能性も大ですが(苦笑。
 公務員やお医者の先生に、「説明義務」で取材を強硬に申込み、不明な点を「調査中」とかいうと「説明義務違反」を執拗にまくしたてる記者ほど、自らが実践していないのかも知れませんし(爆。

法務業の末席様

横から失礼します。

>この病気で登録されてい患者は全国で約2500人程度と非常に少なく、余り書くと個人が特定される可能性があります

>がんの手術を受けて切除した臓器を病理検査したらサルコイドーシスが見つかった稀な例でした。

>9で私が投稿した、視覚に症状が出れば運転免許もダメだろうとの記述は、先にご紹介した患者が眼科の医師から言われた言葉で、私も診察室に付き添って実際に聞いております。手術後のナーバスな精神状態だった当人は、免許もダメになれば一人で出掛けることも出来なくなる、と非常なショックを受けて落胆していた

守秘を義務付けられた者が依頼された仕事から知りえた内容をベラベラとしゃべる行為は批判に値するので慎むべきとした以前のコメントと、上のコメントはどう整合するのでしょうか?

>No.33 大学生の母様
横からすいませんが、

そのお考えもおかしいと思いますよ、

一つだけ言えば、法務業の末席様の誠意を踏みにじっています。

それと、これに対してレスされてもお返しできませんのでお願い致します。

>No.33

「私の身内の者」と書いております。
又23において「脚色した上で、敢えて書いておきたい」と断りを付けました。

投稿の文章を良く読まず、他人の心情に土足で踏む込むような揚げ足取りの投稿には、断固謝罪を要求します!

35の自己レスです。

9で、「公費助成申請の手続も社会保険労務士の所管」、「過去に1名の患者さん家族より相談を受けて面倒をみました」とは書きましたが、社会保険労務士の業務として受託したとは一切書いておりません。

私の持つ専門知識を私の身内のために活用したのは事実ですが、私が士業として開業登録した年度より以前の出来事か、あるいは登録した後の出来事か、具体的な年月については一切公開するつもりはありません。なぜならば、この私の一連の投稿を当時身内の患者に病名を告知した医師(眼に来たら運転免許は諦めて・・・と言った医者です)が読めば、あぁそう言えば以前にやけに社会保険制度に詳しい者が付き添ってきた患者がいたなとすぐに思い出せます。

また患者の会などである程度こお互いのことを知っている者も居ます。そこから患者の氏名や私が何処の誰だか判明する可能性が高いのです。それくらいこの病気の事例は少なく、患者の身内として今回の話は慎重に脚色しています。脚色していますが病気のことは事実を書いています。

こうした医学では原因も良く判明していなければ治療法も無いという稀な病に向き合った者として、私は今回のパイロットの病に対する不安感や、その家族の抱えた苦悩に配慮して欲しいと思い、敢えて書いております。普段は新聞種にもならないが、現代医学でもお手上げに近い難病も多いのだという事実を訴えたかったのです。

一部の解説本などでは病気の原因を遺伝的なものに関連づける記述もありますし、何時心臓に来るのか、何時眼に来るのか、あるいは何事もなく肉芽が消えて無くなるのか、という病気の推移を予測することすら現状の医学でははっきりした診断が下せない困った病気です。こうした病気を患っている人も全国に2500人ほど居る、ということを知って頂くだけで充分です。

身内のプライバシー保全に気を付けるのは、守秘義務以前のことです。慎重に脚色して書いた文章に隠された真の意図を読みとれず、その字句や表面的な言葉の断片しか読まずに士業としての守秘義務違反だ、と得意げに揚げ足を取っている大学生の母と名乗る者の人間の浅さを哀れに思います。

>No.35 法務業の末席様
>No.33
「私の身内の者」と書いております。

つまり、ただの身内同伴者という括りで仕事としてではないという事なのですか?
お身内の方は法務業の末席様が士業に就いているが故にまさか自分の事を他人に話される事はないだろうとの事で相談されている可能性が多きいのではないですかね。近しい身内≒家族ならば「相談されて」にはならず、そのままダイレクトで情報が入ってきていると思うのですが。
まぁ、親子と謂えども普段から余り仲が良くない家族もあることにはありますから、そこは断言出来ませんが。

>又23において「脚色した上で、敢えて書いておきたい」と断りを付けました。

9で私が投稿した、視覚に症状が出れば運転免許もダメだろうとの記述は、先にご紹介した患者が眼科の医師から言われた言葉で、私も診察室に付き添って実際に聞いております。手術後のナーバスな精神状態だった当人は、免許もダメになれば一人で出掛けることも出来なくなる、と非常なショックを受けて落胆していた

上記のコメントにしても、何処までが真実で何処が脚色なのか、ロム者は判断出来ません。
信用に足らないと判断されても致し方ないとの事で宜しいでしょうか?

>No.34 O様
>一つだけ言えば、法務業の末席様の誠意を踏みにじっています。

行為者に誠意があれば何をしても許されるとの論法ならば、橋下弁護士の行為も彼なりの誠意があれば良いという風に聞こえますが。
それに「許されない」との意見表明をしたのは当の法務業の末席様ご自身で、私は「ある程度は良いんじゃないの」派なんですが。

No.31 ぼつでおk(医)さん

結局のところ、記事にわざわざ立件と書かれてあったため違反が事故の原因であるかのような印象を受けてしまった私の勘違い、ということで(笑)。


記事には以下のように書かれておりますね

 事故との因果関係は不明だが、指定検査医(53)は罹患(りかん)を知りながら、毎年1回の検査で操縦適合の判定を出しており、府警は航空法違反容疑での立件を検討している。

一般論ですが。

医師でも弁護士でも税理士・社労士・司法書士その他守秘義務を負う専門職共通で、
「業務上知り得た内容」 を漏らすことが禁止されているわけではありません。
漏洩が禁止されているのは、「業務上知り得た秘密」 です。

そうでなかったら、事件を通じて得た知見・ノウハウを他に流用することが一切許されないことになってしまいます。

守秘義務が課されている趣旨は、本人のプライバシー保護です。
本人が特定されない限り、本人の利益は保護されます。

いくら名前は伏せても、明かされた情報の詳しさ次第ではいくらでも 「本人を推知しうる」 という状況はありうるわけで、そのさじ加減にはわれわれ専門職はいつも気を遣っているわけですが、
そのフィードバック機構は、その「秘密」を漏らされ、プライバシーを侵害されたと感じた「本人」と、その専門職との間で機能します。

参考事例として、適当に(適切に、の意)事実関係を伏せor改変した経験談に対して、守秘義務違反の問題として取り上げようとするのは、
著作権がらみで、「その文章(画像でもなんでも)の使用は本人の了解を得てるのか!著作権侵害じゃないのか!」 と第三者が騒ぎ立てるのと同じ不毛さを感じます。

>No.39 fuka_fuka様
レスありがとうございます。

そのフィードバック機構は、その「秘密」を漏らされ、プライバシーを侵害されたと感じた「本人」と、その専門職との間で機能します。

このご意見を正にお待ちしておりました。

それに「許されない」との意見表明をしたのは当の法務業の末席様ご自身で、私は「ある程度は良いんじゃないの」派なんですが。

ダブルスタンダードの指摘は、それぞれのケースが質的に同一であることが前提である場合にのみ有効です。

そうでない場合は、ただの揚げ足取りです。

このご意見を正にお待ちしておりました。

どうお待ちなさっていたのか存じませんが、まだ続きがあるようでしたら、場外乱闘掲示板のほうへお願いできますか。

>No.41 fuka_fuka様

ダブルスタンダード?
私がいつ依頼者の秘密をべらべらしゃべるのは絶対ダメよ、などと申したのでしょうか?

今枝弁護士の件でのやりとりでも、依頼人からクレームが出ていないみたいだから、批判する要因は弱いんじゃないの?とさんざん述べたのですけれど。

ダブルスタンダードを指摘されるのは私ではなく、他人には厳しく、自分には甘くの方じゃないですかね。

>No.43 大学生の母さん

 そろそろトピズレになったので、このモトケン先生が設定したトピックで議論したい多くの常連様の迷惑になってもいけませんから、場外乱闘なりしかるべき掲示板に移動されてはいかがでしょうか?

>>No.38 しまさん
さすが鋭いですね(笑)。
投稿後に「記事」じゃなく「見出し」だったなと自分で気付いたんですが訂正する暇がなかったんで放置してました。
以前新聞記事の見出しのつけ方について、煽情狙いが鼻につく見出しが多い。報道文のレベルの低下について議論の俎上に乗せた事がありましたが、その後何の改善の徴候も無いなと言う感想です。
つまり、この記事の「見出し」から受けた印象という意味のコメントだったと言い訳しまつ(笑)。

誰かが指摘するかなと思ってましたが、しまさんでしたか。さすが、という点で納得でした(笑)。

大学生の母さんのこの発言

守秘を義務付けられた者が依頼された仕事から知りえた内容をベラベラとしゃべる行為は批判に値するので慎むべきとした以前のコメントと、上のコメントはどう整合するのでしょうか?

この時点で、法務業の末席さんを 「ダブスタ」と非難しているがそれが間違っている。

大学生の母さんは、最初の間違いを否定したまま自説に拘っている、以降のレスは全てゴミ
相手するのが嫌に成るねえ。

大学生の母様

どうでもいいことかもしれませんが、41のfuka_fuka先生のコメント中の「ダブルスタンダードの指摘」の意味は、33の大学生の母様の「守秘を義務付けられた者が依頼された仕事から知りえた内容をベラベラとしゃべる行為は批判に値するので慎むべきとした以前のコメントと、上のコメントはどう整合するのでしょうか?」という突っ込みのことを、法務業の末席様に対する「(法務業の末席様は)ダブルスタンダード(ではないかという)の指摘」と要約されただけです。

もちろん、33の趣旨が、法務業の末席様に対しダブルスタンダードを指摘される意図がないとすればもちろんただの誤解ですが、いずれにしてもfuka_fuka先生は、あなたに対して「ダブルスタンダード」とは一切おっしゃっていません。

「揚げ足取り」といわれたことへの反論ならまだ理解できますが、「ダブルスタンダードを指摘されたこと」に対しての反論である43はただの誤爆でしかありません。もう少し冷静になりましょう。

>No.47 じじい様

そうでしたか、本当にただの誤爆でしたねw。
大変失礼を致しました。

今枝弁護士は元少年の弁護を降りた後は、弁護士ではあるけれど弁護を請け負った事のある知人として面会していた筈です。
面会を求める書類には職業欄とは別に関係を記す欄がありますが、弁護人とは書けない筈ですよ。そんな事をすれば詐称になってしまいます。

ここでの私の目的は達しましたので、これ以上法務業の末席様の行為に拘るつもりはございません。

横からすみません。

ここに書くのは場違いだとは思ったのですが・・・

私は母親なので 日々 子供から自分を育ててもらっています。

私は今日 命があった事を感謝し、今日のほんの小さな出来事にも 出会いにも 感謝します。

自分には知恵があるとも思いませんし、自分の主張は正しいから教えてあげなければ・・・ 
などと傲慢な気持ちには到底なれません。

皆の居る前だろうが関係なく悲しい出来事以来 苦しんでいる人にでも自分の主張は正しいから言ってやるのが親切・・・
だなんて 私にはとても思えません。

私は法を犯す可能性もあると心して 言動には気を付け、
今後もこの場所で勉強させて頂こうと思います。

パソコンの知恵も当然 まだまだ自信がありません。

HNだから大丈夫で 何を言っても許されるとは思いません。

今まで ロムっておりましたが。。。

自分の辛い経験をお話なさった一人の方の気持ちを思うと 本当に胸が痛みます。

今 忠告を受けておられるお母様。。。
お願いです。
どうか静かになさっていて下さいませんでしょうか。

何故 掲示板でも ここでも こういう反応なのか もっと御自分を振り返って下さる事を祈ります。

被害者が無知な事に認識が無い人のせいで 更に被害に遭う悲しい現実。。。

『生きていけないかも知れない』と思うまで追い詰められた事のある者の一人として言わずにおれませんでした。

書き込む前に 本当にその知識が正しいのか
自分はどうなのか
その言葉で傷つく者が居ないか
貴方の言動を通して益々考えなければと思いました。

そして皆様 
トピずれとは知りつつも ここに書かずにおれなかった私をお許し下さい。

>No.49 お願い様
>私は今日 命があった事を感謝し、今日のほんの小さな出来事にも 出会いにも 感謝します。

この書き込みに
「良いですね、私には望んでも子が出来ません。アナタの書き込みは不快です」とのレスが付いたらアナタは何と返しますか?
(これは某巨大掲示板で本当にあったレスです。返されたのは私ではありませんが)

結局、何百、何千、いやもっと居るかも知れないロム者の個々の人生を慮っていては言いたい事も言えなくなってしまうって事ですよ。

大人であれば自らの健康管理は自らが行うというのが基本なのではないでしょうか。ここでのやりとりが自分の健康に害を与えると判断したならば去るのも致し方ないですよね。それを誰も止める事は出来ない筈です。でも「○○の健康の為、言いたいことも言うな」は違うのではないですか?

恩を仇で返す見本ね。

>No.50

こんな酷いこと書く人居るとは・・・(唖然)
もういいから(お腹いっぱい)去ってもらえませんかね。
これはお願いです。

実際の法廷でのやり取りのえげつなさはここの比ではないと思います。裁判員に選ばれて受任すれば否応無くその現場の肉声を聞いて量刑まで議論せねばなりません。あと1年ありますが、いまのうちにいろんな言葉のなかから自分なりに夾雑物を取り除いて本質を抽出する思考作業に頭を慣らしておく準備運動として、大度量弁護士モトケン先生のこのブログへの読み書きを使わせていただく、という考え方もあろうかと(笑)。

 私がトピズレを指摘して某氏に暗に退席をお願いしたのは、実は「No.49 お願い」さんと同様の理由です。

 私は、個人が特定されない限度で言うと、検査の結果即日緊急転院速効入院して、手術成功率(生存率)が3割3分3厘3毛で、しかも手術までに××が△△に□□して即死する可能性が測定不能(検体数が少ない)という状態に置かれました(主事医者は言葉をはぐらかして言わなかったけど様々なルートで知っただけです)。
 そのときは、前科前歴も交通違反歴もないのに、なんで6割6分6厘6毛の確率で自分が死ななければならないのか、まだ30代前半ではないか、やり残したことどころかやってないことの方が多いじゃないか、残された幼子や妻はどうなる……と人生の危機と絶望に遭遇したことがあります。
 何で自分が死ぬのか。それも手術前にいつ即死してもおかしくないなんて。自分が病死するような悪いことしたというなら、小学生のときの消しゴム万引き(被害額20円w)だけじゃないか。そして、妻と幼子は半狂乱で、両親は茫然自失状態。職場はフリーズ状態。
 それでも、主治医も補助医も看護婦も婦長も(当時)、ひきつった笑顔で、「これで治療のレールに乗ったから安心です。」とさりげなく慰めてくれましたし、自殺に使えそうな物品も何気に病室から密かに撤去されました。
 そして、術前処置がよかったのでしょうか。最終検査で主治医も放射線科医も金魚鉢の向こうで、急にドタバタして、「いよいよか。手術に耐えられないほど悪化したんただな。」と死を覚悟して受け入れた時、主治医が金魚鉢の向こうから現われて、心の底からの満面の笑みを浮かべて「自然治癒してます。××は自然溶解して影も形もありません。手術は必要ないと思います。」との奇跡の診断。(゚Д゚)マヂデス
 こういう経験をしてしまうと、「生きているってことは、それだけで素晴らしい。医療従事者に多謝ヽ(^。^)ノ」という感謝の気持ちでいっぱいです。それだけに「法務業の末席」様の大英断の誠意に頭が下がります。
 あれから十ウン年経ちましたが(医学論文にも稀有な自然治癒例として掲載されているのでボカしますが)、傷病で死を自覚した(させられた)人の心情は手にとるようにわかりますし、その体験や経験を伝えて難病でも一人でも多くの人に生きる希望を与えようと個人情報の発覚のリスクすら覚悟してご苦労された「法務業の末席」様に敬意を表します。
 自分で敢えてトピズレを書いた点を謝罪します。o(_ _*)o

>No.53 ぼつでおk(医)さん

裁判員制度が果たして、素人の裁判員に「本質を抽出する思考作業」を本当に求めているか甚だ疑問になるところです。

それと一般社会(ネットは一般社会の延長)と法廷では違いますよね。

さて、そろそろ筋を戻して、航空法施行規則不足第4表にざっと目を通してみますと、「航空業務に支障を来すおそれのある」というのをとってみると、ありとあらゆる疾患がこれに該当し、要するに病気があればだめだといっているに過ぎないように見えます。すると意味を持ってくるのは一財団法人にすぎない機関がさだめた検査マニュアルであり、そこではじめてサルコイドーシスという言葉があるわけです。
かような検査マニュアルに違反したからといって、直ちに刑法に問われるものなんでしょうか。

参考情報です。m(_ _)m

航空法施行規則
>第六十一条の二 (身体検査基準及び航空身体検査証明書)  
>1 法第三十一条第三項 の国土交通省令で定める身体検査基準及び同条第二項 の航空身体検査証明書は、次の表のとおりとする。
>2 <略>
>3  別表第四の規定の一部に適合しない者のうち、その者の経験及び能力を考慮して、航空機に乗り組んでその運航を行うのに支障を生じないと国土交通大臣が認めるものは、同表の規定にかかわらず、身体検査基準に適合するものとみなす。この場合において、国土交通大臣は、必要があると認めるときは、当該者が新たに航空身体検査証明を申請する場合は、当該者に対し、同表の規定の一部に適合しない原因となつた傷病の症状(以下この条において「症状」という。)の検査等を受けるべきこと等を指示することができる。

 これを受けて局長通達でマニュアルが定められています。民間の一財団法人が定めたに過ぎないとは誤りです。

http://www.aeromedical.or.jp/manual/index.htm
>ここでは航空局長通達 「航空身体検査マニュアル」 を掲載しています。
>平成19年3月2日制定 (国空乗第531号)
>平成20年3月25日一部改正 (国空乗第631号)
http://www.aeromedical.or.jp/download/documents/200325_MANUAL_2.pdf
>平成19年3月2日制定(国空乗第531号)
>平成20年3月25日一部改正(国空乗第631号)
>国土交通省航空局長
>航空身体検査マニュアル航空身体検査マニュアル
>・・・・・・・・・・
>検ド軋
>(平成19年3月2日)
>このマニュアルは、平成19年4月1日以降に行われる航空身体検査証明申請について適用する。
>附則(平成20年3月25日)
>このマニュアルは、平成20年4月1日以降に行われる航空身体検査証明申請について適用する。

追加参考情報です。(´ー`)つ

http://www.mlit.go.jp/koku/04_outline/08_shingikai/14_shintaikensa/index.html
>航空身体検査基準検討委員会
> 1.目的
> 航空身体検査証明を行う際の基準である身体検査基準は、医学の進歩を反映するため、これまで概ね5年ごとに見直しを実施している。
> 前回の基準改正が行われた平成13年以降、国際民間航空機関(ICAO)において基準の改正が行われたほか、新たな医学的な課題も認識されていることから、今般、航空医学の専門家、学識経験者等を委員とする航空身体検査基準検討委員会を航空局に設置し、身体検査基準・マニュアルの見直しのほか、航空身体検査証明制度の適正な運用を確保するための方策について検討を行う。

No.56 うらぶれ内科さん

かような検査マニュアルに違反したからといって、直ちに刑法に問われるものなんでしょうか

仰るとおり、微妙な問題だとは思います。ですので、検察もしくは裁判所で「刑法に抵触するかどうか、問う」作業は必要だと思います。そのための立件というのは必要だと思います。

本来であれば警察ではなく行政が関与するべき事例かも知れませんが。

>ハスカップさん

確かに私の誤読でした。マニュアルの一番上に局長通達とかかれておりましたね。

しかしこのマニュアルは並みの医師の技量では到底検査を引き受けられない代物ですね。いったいどんな医師がやってるんだろう。

参考情報はこちらの方が分かりやすかったです。
失礼しました。m(_ _)m
http://www.aeromedical.or.jp/check/seido/japan.htm

航空身体検査指定機関や医師は、次のような技量と資格を保持するお医者様です。

http://www.aeromedical.or.jp/check/qanda.htm
>指定航空身体検査医となるためには、以下の条件が必要となります。
>1.航空身体検査指定機関に所属する医師であること。
>2.航空身体検査証明についての国土交通大臣が行う講習会に出席したこと又は航空身体検査証明について当該講習会に出席した者と同等以上と認められる知識を有する こと。
>3・臨床又は航空医学の経験を五年以上有すること。
>このうち、1については指定医の申請と同時に指定機関の申請も行うこととなります。
>指定機関となるための条件
>(1) 医療法第七条の許可を受けた病院若しくは診療所若しくは同法八条の届出を行った診療所又は国際民間航空条約の締結国が航空身体検査証明を行う機関等として指定した本邦外にある医療機関等であること。
>(2) 身体検査を実施する医師が、各診療科に、必要な数以上配置されていること。
>(3) 身体検査に必要な設備及び器具を備えていること。
>(4) 身体検査の一部を他の医療機関等に実施させることとしている場合には、当該他の 医療機関等がその分担する身体検査に関して前三号の要件に適合していること。
>(5) 航空身体検証明に関し十分な知識を有し、かつ、身体検査に係る事務を適正に管理 することができる職員が置かれていること。
>(6) その他身体検査を適正に実施しうる検査体制を有すること。

http://www.aeromedical.or.jp/check/kikan.htm
航空身体検査指定機関

分かりやすいサイトを見つけました。
http://www.abecchi.com/air/kensa01.html

そもそも、不適=駄目という事でもないのですね。

駄目なら駄目で、場合によっては条件付で合格できる場合もあるのに、不適とせずに合格としてしまったことが問題なのですね。

不適の場合は、大臣判定に回るか、まったく駄目の二つに分かれます。不適でも条件付の合格とすることができます。これが大臣判定で飛ぶということです。ウェーバー方式といいます。

身体検査医が不適の項目に関して

1:疾患の時間的変化
2:合併症、臓器障害があるか
3:生データ
4:薬による治療効果の判定、副作用の有無
5:手術所見、術後身体所見

以上のことに留意して、審査会へデータを提出して大臣判定を受けるわけです。一般的には病気はおおむね3年以上再発がなければ完治とされます。また、審査会での合格率は90%を越えているようです。

審査自体の流れとしてはFAAに準じる方向で、最終的には隻眼や肢体不自由でも、技量に応じた判断で飛行可能とするようです。

つまり、パイロットの個々の能力によって身体検査基準が上下するということです。

そのための移行的な時期と考えてよいと思います。ですから、大臣判定が多くなってオーバーフローし、中間施設が設置されることが望ましく、そのためにもかつてのめくら判施設を排除する方向にあるようです。


あと、この辺りの指摘は重要だと思いました

余談ですが・・・・普通、診断書を書いたりすればコストは出現するのですが、航空身体検査ではほとんどの先生がボランティアで書いています。ここらあたりも、めくら判の横行する原因かもしれませんね。

現実に航空身体検査をちゃんと?やればコストは5万円以上かかります。人数が少ないのでボランティア価格も成立しますが、多くなったらどうなるか?価格を高くするか、めくらにするか・・・意外とこういったこともめくらの原因かも?

No.62 ハスカップさん

>航空身体検査指定機関や医師は、次のような技量と資格を保持するお医者様です。

まぁ、建前は建前として、です。

No.63 しまさん

興味深い引用をありがとうございます。あまりにも大変なんでなぁなぁでやってきたところ、突然当局が横槍を入れてきたという構造は、なんだか看護師の内診問題とよく似てますね。後者も根拠となっているのは厚労相の局長通達です。
いづれにしろ、医師はできないものはできないとして安易に引き受けないのが懸命ですね。

No.64 うらぶれ内科さん
 了解しました。m(._.*)mペコッ

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