三輪そうめん、返品の賞味期限書き換え再出荷(asahi.com 2008年06月06日22時59分)
同社の野崎良雄生産本部長は「実際の賞味期限は3年半だが、薬品を使っていないため、1、2年で虫が付きやすくなり、期限を短く設定していた。違法との認識がなく、申し訳ない」としている。
言い訳らしきことを言っているようですが、結局何が言いたいのかさっぱりわかりません。
モトケンはついに日本語がわからなくなってきたようです。
三輪そうめん、返品の賞味期限書き換え再出荷(asahi.com 2008年06月06日22時59分)
同社の野崎良雄生産本部長は「実際の賞味期限は3年半だが、薬品を使っていないため、1、2年で虫が付きやすくなり、期限を短く設定していた。違法との認識がなく、申し訳ない」としている。
言い訳らしきことを言っているようですが、結局何が言いたいのかさっぱりわかりません。
モトケンはついに日本語がわからなくなってきたようです。
なんなんでしょうね(笑)
新聞などに書いてあったりするコメントは、短縮されたりして意味が通じなくなっているものが、かなり混じっているように思います。
今回のものが、そうなのかどうか確認するすべはありませんが・・・。
やっぱり、文責ってぐらいですから、日本語として読めないのは、記者の責任ですかね?
確かに、これだけ読むとなんだかよく分かりませんね。
たまたま最近似たような記事を読んだので、おそらく
「食品衛生法上ではそうめんの賞味期限は3年半まで設定可能だが、社内基準で1年半に設定することにしている。期限を書き換えて再出荷しても合計3年半以内なので、社内基準には違反しているが、法律には違反していないと思った。」
ということを言っているのかな、と解釈しました。
参考にしたのは以下の記事で、不二家の消費期限切れの牛乳の原料使用とプリンの消費期限の表示が社内基準より1日長く表示されていたことについて書かれていました。
ただ、今回のそうめん事件の場合は、出荷後の製品を回収して賞味期限を書き換えているので、社内基準だけではなく法律上もアウトということですね。
「法令遵守」で危機に陥った不二家
※例によってNBOnlineの記事なので、全文を読むためには無料登録が必要かもしれません。
新聞記事や映画の字幕などをまとめるには、文の意味を損なわずに短くまとめるため高度な言語感覚が必要ですね。新聞記事で他者のコメントの意味が正しく伝わらないと大変な問題になってしまうので、特に注意が必要だと思います。
記事の内容を知っていれば分かるけれど、内容がわからなければ文の意味がわかりにくい、という事もありますが、新聞記者やデスクにはその辺りまで含めた非常に高度な言語感覚を身につけている必要があるのではないでしょうか。
え〜、これは私が子供の頃に祖母から聞いた話ですので、正確かどうかは保証できませんが・・・。
素麺は小麦粉で製麺したあとで乾燥させた乾麺の一種です。生のうどんなどと違って、こうした乾麺は出来たては不味く、1年〜2年寝かした方が美味しいのだそうです。
それ故に祖母が生きていた頃の我が家では、小豆島の業者からミカン箱くらいの大きな木箱(確か素麺の束が10段くらい並んで合計200束くらい入っていた)で手延べ素麺を買い込み、一夏寝かせて翌年の夏になってから箱を開けて食べていました。台所にはお米や豆や缶詰などを仕舞っておく押入があり、その押入の片隅に昭和39年・40年・41年などと祖母が買い込んだ年を記入した木箱が、都合3年分ほど置いてありました。
ですので、素麺の賞味期限が3年半という業者の言い分は、法律や役所の通達での上限ではなく、「素麺は1〜2年寝かした方が美味しい」という素麺業者ならではの「業界常識」ではないでしょうか? 同じように数年寝かせた方が美味しい食品としては鰹節なんかも「古節」として珍重されると聞きます。
現代の消費者や流通業の担当者は、食品は新鮮さが一番大事で新しい物ほど安全で美味しい、という思い込みが強すぎるのではないでしょうか。新しい方が美味しいというのは誤った認識とは言いませんが、何でも新しい方が売れるという小売り現場での消費者の選択が、3年半でも大丈夫なのに1年ほどの短い期限を表示させ、そのわざと短く表示した期限が迫った品物が小売店から返品されるという現象を引き起しているように感じます。
1日でも新しい方を選ぶという消費者行動が、こうした製造業者の短い期限表示や返品をせざるを得ない小売店のような、無言のプレッシャーとなっている側面もあるかと想像します。食品は何でも新しい方が美味しいし安全だ、という消費者の賞味期限神話の弊害もチョッピリあるのではなかろうか。
かと言って返品された商品を包装し直して再出荷する行為を容認する訳ではありません。そこは念の為。
モトケンさんご紹介の報道記事の日本語も、こうした背景まで丁寧に解説した上で書かれていたのであれば、また違った印象を与えたものと想像します。昨今は字数を減らして文章を組み立てる「メール日本語」が氾濫していますが、こうした字数を省く「メール日本語」は、読み手に無用な誤解を与えるリスクが高くなるので、私は好きになれませんし、なるべく丁寧な文章を心がけるようにしています。
追伸、つい先日別エントリで不毛の議論が繰り広げられた某弁護士の投稿文なども、こうした字数を省く「メール日本語」がもたらす弊害の実例ではないでしょうか。
つうか、最近の記者やデスクが簡潔に事実を伝える報道文の作文法や要約法をわかっていないだけでしょう。購読料払ってまで読みたくない文章ですね。
上の記事とは、関係ないですが、分かりやすい文章を書くために参考になるサイトを一つ。
「中学からの作文・論文 ホーム 」
「中学生以上を対象にした作文・論文教室です。作文・論文とは何かを学習し、問題を解決し文章にするプロセスにそって主題(テーマ)の本質化、論理構成、文章表現を学習することができます。」
とりあえず、紙面をうめればよい、発信すればよい、後は知らんという無責任主義としか思えません。マスコミが不必要に事件を大きくしてると感じる昨今であります。
>No.3 法務業の末席さんのコメントに関連して、
「2〜3年ものが一番おいしいのに…」 三輪そうめんの賞味期限改竄で産地が苦悩
(MSN産経ニュース)
知らなかった・・・(^_^;)
>>No.7 お〜い紅茶さん
ひょっとして>>No.3法務業の末席さんのコメントを読んで現地取材に行ったのかも>産経新聞記者(笑)
なんにせよ今度のはきちんと取材されて読み応えのあるいい記事ですよね。
>No.7 お〜い紅茶さま
やっぱり産地では「素麺というのは新しけりゃ美味いってものじゃ無いんだよ」と異論が出てきましたか…。
私が先に紹介した素麺や鰹節の古節の他にも、長く寝かせた三年味噌、古い塩漬け汁を使い回す干物屋など、出来たての新しいものほど美味しくない食品も多いと思います。日本の伝統食品以外でもワインやチーズなど、欧米の食品にもそうした「寝かし」でより美味しくなる食品はあると思います。
牛肉だって屠畜したばかりのフレッシュビーフは固くて不味く、10日ほど冷蔵庫で肉を寝かせて、牛肉のタンパク質が微生物や酵素により程よく分解されるエージングを施すと、肉も軟らかくなり旨味も増して味が良くなります。ですのでスーパーや肉屋の店頭に並べられた牛肉に印刷された賞味期限は、屠畜した日から数えて2週間以上先の日付なんだそうです。これは幼馴染みの肉屋の跡取り(今は社長です)から聞いた話です。(その肉屋の跡取りによれば、肉は腐りかけの瀬戸際が一番美味いのだそうです)
こうした食の知識の伝授も「食育」の一つでしょうし、こうした親から子への「知恵の伝授」が今の日本では失われつつあるような気がします。これは教育として本やネット知識で教えることではなく、家庭や社会生活での実体験体験を通して身に付けていく「知恵」でしょう。こうした自らの体験で得た「知恵」ではなく、ランキング本やググッて得たネット情報の、フレッシュ=美味しいという「新鮮教」が世に蔓延していることを残念に思います。
何でも日付が新しいほど美味しいと考える消費者の「新鮮教」の愚かさを、マスコミは今回のような賞味期限改竄のニュースの中に織り込んで報道すべきと私は思います。
アッ、デモ、報道文を書く記者自身が軽薄な「新鮮教」の信者では、望んでも無理な話と言うべきか。
>何でも日付が新しいほど美味しいと考える消費者の「新鮮教」の愚かさを、マスコミは今回のような賞味期限改竄のニュースの中に織り込んで報道すべきと私は思います。
そうだと思います。
よく知らないので馬鹿げた疑問かもしれませんが、今回のそうめんの件だけを考えてみると「製造してから2〜3年が美味しい」ということを良く世間に知らしめ(パッケージにもその事を説明するとか)、最大で3年の賞味期限表示に端から出来ないもんでしょうか?(勿論、最適な保存方法もしっかり明記して)
シーズン終了毎に廃棄するのは原材料不足のご時勢の折り、なんか勿体ないような気がします。