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「死因調査事務所」を国に設置、日本法医学会が提言へ(2008年6月8日12時00分 読売新聞)

 同学会の中園一郎理事長(長崎大教授)によると、死因調査事務所は、遺体の検案段階から法医学者など専門医がかかわり、解剖や薬物検査などを行う拠点施設で、各都道府県に最低1か所は必要だとしている。

 検事当時から、殺人事件の暗数つまり警察に認知されていない殺人事件の数はかなり多いのではないかと思っていたのですが、これが実現すれば少しは暗数が減るかも知れません

 ネーミングについては再考の余地があると思いますが。

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コメント(12)

概論的には賛成ですが、問題は法医学者の少ないことですね。

すべての変死体の仲で 解剖に回されるのはわずか10%たらずです。
この数字は先進国の中では最低なんですよ。
日本では現在ほとんどの変死体は表面観察によってのみ死因が判断され、そのまま火葬されているのが現状です。
変死体が発見された場合 それが明らかに他殺もしくはその疑いがあれば司法解剖に回されます。
一方、事件性が無しと判断された場合、変死体を専門に見る監察医が行政解剖を行い死因の究明に当たります。
しかしその制度は東京23区を含め、ごく一部の地域に限られます。
ほとんどの地域では警察官が犯罪性無しと判断した死体に対しては、原則として解剖はされていません。

・・・と、右京さんが言ってました。
不確かな情報ソースでも、真偽確認も含め検討することによって、問題点が見えてくる事もあるかと
逆に何もなけば考えが広がらず、まとまらない。と、別のエントリーを読みながら思った。

病理解剖は厚生労働省の管轄で費用が出ない
司法解剖は年間5000体国家から費用が出る
行政解剖は市町村からお金がでる・・・との事。

3つに分かれてるのも問題だし、もっと予算を付けるべきとの意見があります。
ただ、神奈川県の伊藤監察医のように、監察医が不正行為を行ってケースもあり、こういった問題が発生しないシステム作りをしないと
公的基金が垂れ流しされるだけになります。
また、警察が事件が増えるのを望まないのではないかとの懸念もあります。
しかし、裁判員制度の導入に伴い、死因の究明がもっと明確なものでなければ判断が困難と言う指摘もあり、早い段階で導入しなければいけないという状況でもあります。

と、どこかで聞きかじった情報で感想を書いてみます。

以前、TVで日本のMRI保有数は世界でもトップに近く、死因調査に役立てるべきだという趣旨の番組を見た覚えがあります。

これをもっと活用する方法はないのでしょうか。

MRIの機械は多くても、それを扱える放射線科技師は少ないです。
24時間365日体制は難しい。

かといって、昼間は、生きている患者様の検査枠でいっぱいで死体を撮っている暇などありません。
もちろん、生きている人を撮るよりも高い値段を付ければ、別でしょう。

>No.5 ssdさん

なるほど。現状情報ありがとうございます。
ただ素人めにみると、時間がかかり法医学者が少ない解剖より、制度整備すれば制度導入効果が現れるのがはやい気がします。

>No6.カツビンさん

チームバチスタの栄光の著者である海棠 尊先生が提唱するAi(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)に予算がつきましたよ。ただ、これまで導入に批判的だった病理学会の重鎮の大学教授に予算がついたことから、日経メディカルオンラインのコラムの中で、海棠先生が噛み付いていますが・・・。

病理医も産科医・小児科医と同様、絶滅危惧種といわれる程数が少ないと聴きます。こういった補助的な方法を組み合わせていくことで、制度の向上を図っていくこと以外にないのかもしれません。勿論、その前提には予算がつくこと必要です。大学や医療側にボランティアを求めることでは維持・継続するものになりませんから。

>No.7 事務方の星さん

Aiというのですね。初めて知りました。ありがとうございます。

ただ、これまで導入に批判的だった病理学会の重鎮の大学教授に予算がついたことから、日経メディカルオンラインのコラムの中で、海棠先生が噛み付いていますが・・・。

これが何を示すか分かりませんが、「予算と報酬」は当然必要でありボランティアでの体制維持・継続は困難であることは理解できます。

Aiのいいところは、データなので、いくらでも塩漬けにしておけることです。
まあ、Ai→司法解剖という道筋にするためには遅滞なく処理しなくてはいけませんが、Aiセンターのようなものを作って日本全国のケースを遠隔で処理するというのありかもしれません。

>No.8 カツビンさん

日経メディカルオンラインの海棠先生のコラムです。これを読んで頂ければ、ご理解いただけると思います。

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/blog/kaidou/

海棠先生は、このAiを認知・普及させるためにチームバチスタの栄光を書いたとまでいっています。Aiの普及のため、厚生労働省や学会などにも働きかけ、一部の病院では研究・実践をはじめ、その研究成果も出るようになってきました。
そうなったら、厚生労働省も予算をつけ、その予算がこれまでAiには全く興味も示さず、研究実績もない学会の重鎮の教授に予算がついたことに対して、憤っているようです。まぁ、これは海棠先生からの一方的な情報ですが、先生はTVにも出演するなどしているため、我々匿名の戯言と違い、検証できない事案ではないかも知れませんが。(ここでは関係ないレスですね)

>No.10 事務方の星さん

読もうとしたんですが、会員登録フォームみると非医療従事者には敷居が高く感じられたので・・・

>これまでAiには全く興味も示さず、研究実績もない学会の重鎮

この記述で大体理解できました。

検事当時から、殺人事件の暗数つまり警察に認知されていない殺人事件の数はかなり多いのではないかと思っていたのですが、

昭和40年代の松本清張氏の小説「わるいやつら」のなかで、医者が書いた死亡診断書はノーチェックであり、これが発行されればご遺体は直ちに火葬されてしまうことが指摘されておりました。モトケン先生の懸念ももっともではなかろうかと思います。
かく言う私も、法医学の知識は学生時代の講義で聞いたのみであるにもかかわらず、田舎の病院で検死医として立ち会わされてました。(田舎の医者はみんなそうなんです。)なにせ匿名ですからあまり詳しいことは書きませんけど^^、犯罪性があるかないかなんて一般の医者に分かるわけなかろうと思います。実際、毒物でも飲まされていたところで、少なくとも私には見抜く自信はありませんでした。

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