エントリ

朝日「死に神」報道、あすの会が抗議(産経ニュース)

 「全国犯罪被害者の会」(あすの会)は25日、「犯罪被害者や遺族をも侮辱する内容」だとして、朝日新聞社に「抗議および質問」と題する文書を送付した。

 文書は「確定死刑囚の1日も早い死刑執行を待ち望んできた犯罪被害者遺族は、法相と同様に死に神ということになり、死刑を望むことすら悪いことだというメッセージを国民に与えかねない」などとしている。また、死刑執行の数がどうして問題になるのか−など4項目の質問に、1週間以内に回答するよう求めた。

 私の感覚によれば、こういう反応がでてきて当然だと思います。
 素粒子の筆者(及び編集者)に想像力が欠落しているのだと思います。政治家としての鳩山法相しか見えていなかったのでしょう。
 制度論については一通りの知識があるのかも知れませんが、1件の死刑の執行をめぐる多くの関係者の思いとその思いの重さ、深刻さというものを全く考えてなかったのでしょうか。

 要するに、命の重さを考えていなかったと言わざるを得ません。
 殺人事件や死刑の執行をニュースのネタ程度にしか考えていなかったのではないかとさえ思えます。

 朝日新聞社広報部は「いただいた『抗議および質問』を真摯(しんし)に受け止め、速やかにお答えする」とコメントを出した。

 コメントを待つことにします。

| コメント(357) | トラックバック(1) このエントリーを含むはてなブックマーク  (Top)

トラックバック(1)

トラックバックURL: http://www.yabelab.net/mt4/mt-tb.cgi/4417

数字から見えてくるもの のコメント欄で、ハロー・テキサスさんからいただいた以下のコメント 至極まっとうだと思いますが、こういう動きも出ています。 http... 続きを読む

コメント(357)

たしかに、被害者遺族の会の方が抗議したくなる気持ちも判りますが、

確定死刑囚の1日も早い死刑執行を待ち望んできた犯罪被害者遺族は
なんて事を公言するのは、ちょっと、いかがなものか、と言う気もします。
もし、仮に、例のコラムを書いた人物が、単に想像力が足り無い人じゃなくて、確信犯的な釣り師だったら、今頃、大物が釣れたと、大喜びしてるんじゃないかと。

週刊誌二誌に、A新聞コラムの執筆者に関する記事が掲載されたようです。
私は、週刊誌に目を通しておりませんが、中吊りのタイトルだけ見ると、何やら過去にも問題を起こした人物のような印象を受けます。

ご遺族のすべてではないにしても、

確定死刑囚の1日も早い死刑執行を待ち望んできた犯罪被害者遺族
がおられるのは当然と思います。大事な肉親を殺されているのですから。

新聞ネタとしては

最初は死刑になって欲しかったが、加害者と交流するうちに死刑制度への疑問が湧き…(以下略)
というたまに見かける展開の方が面白いし、朝日新聞の価値観に合うのでしょうが、それをご遺族に求めることは新聞の役割ではありません。私としてはやっぱりこのコラムは「筆が滑った」印象が否めません。こういうコラムが出た基調には、ニュースのネタとしてとりあえず感情むき出しで法相を批判しておけば、
上から目線で政治家や医師を叩きたい、という一部の読者の情動に応えることになる
という新聞屋さんの目論見もあったのでしょう。少なくとも品のいい考え方じゃないですね。

No.3 enagoyaさんに賛同します。
>No.1 万年下っ端プログラマさん

確信犯的な釣り師だったら、今頃、大物が釣れたと、大喜びしてるんじゃないかと。

もし、大喜びしてるとしたら、次の一手はまた大叩きされそうですねw


文春買ってきたんで、載せときます。

素粒子担当論説委員の呪われた「前歴」(週刊文春より要約)
77年入社。社会部を歩み、00年「週刊朝日」編集長。07年12月朝日新聞論説委員。
99年 全日空ハイジャック機に乗り合わせるも、カメラ持たずスクープ逃す。社会部がっかり。
99年 「雅子さま 懐妊の兆候」スクープ時の担当デスク。(雅子さまは流産)宮内庁怒り、朝日謝罪。
00年 「週刊朝日」編集長に"栄転"。前任者が始めた、武富士利益供与問題に図らずも関与
02年 同誌に連載の決まっていた大江健三郎の批判匿名コラムを掲載。担当役員が、出版担当付けに"左遷"を言い渡す。

周りがあまり見えず、いろいろ空回りしてる方との印象です。
どう読んでもあのコラムにユーモア、ウィット、風刺やらの、読者が共感する部分は全くないと思いますし。

私には、被害者団体の方が過剰反応をしているように見えます。

朝日は死刑を茶化すようなことを書いて、その倫理性について弁護の余地はありませんが、被害者団体が、自分たちまでと、そこに出てくる当事者適格があるのか、と。
人の死を求めているのは、少なくともここで抗議をする被害者団体とて同じなのですから。本村洋氏は、記者会見などを見る限り、自分が人の死を求めていることを自覚しているようでしたが。

>No.5 風の精霊さん

 実は、私のエントリも過剰反応かな、という自覚はあるんですが、ここは過剰反応しなきゃいけないんじゃないかと思って反応しております。

被害者にとって犯人こそ死神。
そいつらを死刑台に送る法相が死神なら、彼は死神の死神となる。(どっかで聞いた台詞)
マイナス×マイナスだからプラスイメージだね。

私もこの記事を見た時、No.5 風の精霊さんと同じ事を思いました。

それと、こういうニュースって無価値だなと。
マスコミ自身が自爆して見せて、批判をニュースにする。
記事書くほうは楽ですね。ネタが無いときは自分で作るんだから。
最近こういうの多すぎです。

それから、新聞離れが進む中、たぶん夕刊の読者なんてほとんどいないでしょうに、注目を集めましたね。
これ程度の低い売名行為ではないですかね。
あまり相手しないほうがいい気がします。

ちょいズレ。
 朝日新聞は、この時期(夏の甲子園)をターゲットに営業かけるけれど。
 営業部は、大打撃だよね。「死神」の朝日新聞て言われるから・・・。

No.3 enagoyaさん>

確かに、遺族の方ならば、犯人の死を望んでも仕方無いとは思いますが、それを、堂々と公言されると、個人的には、どん引きしてしまいます。

確定死刑囚の1日も早い死刑執行を待ち望んできた犯罪被害者遺族

と言うのが、被害者遺族会が出した文書内の言葉そのままなのか、新聞社の側で要約した言葉なのかは、判りませんが、どっちにしても、もう少し柔らかいと言うか、オブラートに包んだ様なと言うか、そんな言い方は無かったのか、と。
私としては、これ書いた人は、ある種の視野狭窄に陥ってるんじゃないのか、って気がしたので。

No.4 欄外さん >

私も、朝日新聞の「死神」云々のアレは、色んな意味でダメダメだとは思いますが、裏を返せば、ダメダメな餌に、自分から喰い付いた魚は、もっとダメダメじゃないのか、って見方も出来るんじゃないんですかね。
「死神」云々はダメダメだと思うからこそ、鳩山法相も遺族会も無視する方が良かったんじゃないかと言う気もします。
トリックスター気取りのアホに対する一番の対処法は、無視するか、一言、「つまらん」と言うかの、どっちかな訳で。

政治的に不利な本音を吐きましたね。
つまりはこういう事です。
「自分はある人間の死を切望している。この事に対して非難を受けたくない。」

即ち、彼らは自身の態度に正当性を持てないのでしょう。
鳩山法相同様、です。

朝日の記事は確かに程度の低いものですが、この程度のものを理由に
現在の死刑制度を支えている重要なファクターである犯罪被害者遺族の態度や鳩山法相の個人的なポリシーをアンタッチャブルにしてしまう事は絶対に避けられるべきです。

被害者遺族の方々の公開質問状は、文字通り公開されているようですね。

http://www.navs.jp/2008_6_25.html

私はponさんとは逆の見方です。

記事から読み取れる事実は、「全国犯罪被害者の会」は(正規に確定した)死刑が、決められた通りに執行されることを望んでいる。

と、なりますから正当性は完璧です。

刑の執行を、態度やポリシーの問題に持ち込むことは論点ずらし、ゆえに刑を軽視した態度です。

>No.11 ponさん

確かに正当性」被害者遺族にあるようです。
そのような「正当性」波状した論を展開するから死刑廃止論は、人の心に響いてこないのです。

追記です。
上記文書ですが、

--------------------
(私たちはその是非を自問自答しながらも、人の死を求めることを決断した。決断した以上は)
明確に執行を求める。なお、法律でも定められている。
そういう立場を天下の公器が「永世死刑執行人、死に神」と、中傷としかとれない表現で揶揄されているが、如何なる真意か。
--------------------

本村氏の会見などと合わせて考えると、私にはこうした文脈で読めましたので、特に過敏とも被害者感情過多とも思えませんでした。

MultiThink様
記事の中で注目している箇所が違うようです。

>死刑を望むことすら悪いことだというメッセージを国民に与えかねない。

このコメントは被害者遺族達が自身の態度(死刑を望むこと)はアプリオリに正しいことではなく、政治的な立場であることを自白しています。
そして、そのイデオロギーがあんな程度の低い揶揄一つで吹き飛ぶような危ういものであることも

自身の言動に自身のある人間は「自分の言ってることは正しい、自分に反論するな」等とは決して言いません。

>正当性は完璧
現行制度を前提にするならその通りです。
では立法段階に立ち返った議論ならどうでしょう。
死刑制度を改めて導入するか否かという岐路に直面した場合、制度を創設するべし、あるいは維持するべきだというどれだけ論理的かつ合理的な論拠があるでしょうか。

正式な手続きを経て確定した刑罰が執行されない状態に対する被害者側の感情としては「然もありなん」と感じます。
例えば、執行猶予のない懲役刑が確定した被告人がいつまでたっても刑務所に収容されない状態を想像したとき、やはり「あの裁判手続きはなんだったんだ」というような感情を抱いても仕方のないことだと思えます。
勿論現実には懲役刑の確定後には、被告人は刑務所に収容されるのですが、「死刑の執行を望む被害者遺族の心情」というものが先に述べたような一般論としての「確定した刑の確実な執行を望む心情」の発露とするなら、理解できないことではないと思えます。

今回の新聞記事は、「正式な手続きを経た刑罰が少なくとも刑訴法規定の期間を経過しても漫然と執行されない(ように見える)事への苛立ち」のような感情を刺激してしまったのではないかな、と思ったりもしています。

確定した刑罰の内容が内容(死刑)なだけに色々物議を呼ぶところはあるのでしょうけれど、少なくとも現在施行されている憲法下における政治体制とその下に現に存する刑法の規定に照らして、被害者遺族団体の側に正当性があると思えます。
事の発端になっている記事も、裁判所の判決を受けて法務大臣が死刑の執行命令を下すという「現行法に基づく現状の体制」を前提に書かれていると見込んでおりますし。

>No.16 ponさん

 私には、政治的な立場であるともイデオロギーであるとも思えません。

 私には、被害者・遺族の葛藤が感じられます。

 議論の出発点が低レベルな記事だったので、コメントするのもなんかなー・・・と思っていたんですけどちょいとだけ。朝日は無視してコメントします。

 刑訴法475条の規定は当然尊重されてしかるべきなのですが、同時に「六箇月」の規定が事実上死文化してるのも、それなりに理由があると思うので、歴代法務大臣が怠慢だったか、と言うとそう断じることには抵抗を覚えます。いくら努力義務規定だからとはいえ、本当に「努力」したりしたら間違いなく改正論議に発展すると思われます。

 法務大臣は法規・判決に従って執行しているだけ、と言うのは確かに正しいのですが、どのようなペースで、判決後どの程度の期間で執行するかについては、現状かなり広い裁量を持っているといわざるを得ない状況なのでこの点について何らかの批判は別にあってもいいと思います。
 個人的には「ペース」については死刑判決が増えている以上仕方がない(主導権は裁判所にあるべき)と思いますが、死刑判決後の期間についてはなんともいえません。宮崎勤に関して言えば、言葉は悪いですが「研究対象」としてはいまだ不十分なまま執行されてしまったな、と言う気持ちと、冤罪の可能性は極めてゼロに近い以上早期の執行も仕方ない、と言う気持ちの両方があります。

MultiThink様
言い忘れましたが、
今年に入ってからの死刑が鳩山法相の個人的なポリシーに拠っていること、被害者遺族の感情が死刑の重要なファクターを担っている事、いずれも単なる現実です。

thx-1138様

貴方の主張ではこうなります。
犯罪被害者遺族は死刑判決が出たことを理由に死刑を望む。
裁判所は被害者遺族の感情を理由に死刑判決を下す。
即ち、死刑を下す理由はありません。


いかにそれが自然な姿であろうが、犯罪被害者遺族が全て加害者の死刑を望まなければいけない決まりはありません。(実は有りますが)
死刑が法制化されているとはいえ、その執行書に署名するのが鳩山氏でなければいけない理由もありません。

全ては彼らの選択です。
そしてその選択が人間一人の死に繋がっているのであれば、その死の責任は当然負って貰いましょう。

No.21 ponさん

私はその名の通りど素人なのですが、ponさんの意見は、現実として日本に死刑制度が存在することを無視しすぎではないのでしょうか。

>No.21 ponさん
全ては彼らの選択です。
そしてその選択が人間一人の死に繋がっているのであれば、その死の責任は当然負って貰いましょう。

その一人の人間によって、尊い命が無残に奪われたのが、全ての原因じゃないですか?
そんなことがなければ、多くの人間が心を痛めたり、葛藤することもなかったのではないですか?

「自分はある人間の死を切望している。この事に対して非難を受けたくない。
下線の部分を「」で、くくるべきではないような気がします
「全国犯罪被害者の会」の方があたかもそう発言なさったかのような、誤解を招く恐れがあると思います

政治的な立場であることを自白しています。
等、個々の考えや意見を述べるのは良いことですが、事実と誤解を招くような言い切り方ではないでしょうか

モトケンさんの
 私には、政治的な立場であるともイデオロギーであるとも思えません。
に、激しく同意させていただきます

被害者遺族の方々は、おそらく事件さえなければ、人の死を望むこともなく人生を送られていたでしょうに

モトケン様

>死刑を望むことことすら悪いことだという

このコメントは死刑執行を望む自身の態度が正義だという前提を隠しています。

正義を前提とした主張は例外なくイデオロギーと呼ばれるものです。


ど素人様
死刑が制度化されている現実からスタートすると、どうしても死刑を維持するべき理由を引き出せません。

3児の母様

一段目
全くもって仰る通りです。
何の異論もございません。
即ち、その主張は私に対する反論にはなりえません。

二段目
通常の読解力があれば3児の母様の御見込みの通り読み取れるよう書きました。

三段目
私は自分が正しいと思う事を書くので、自然こういった文末になります。
ご了承下さい。

自分が死刑制度の理由を引き出せないから何でも死刑廃止論をふりかざして最もらしい言語で他者を傷つけまくる。反論されたら熱くなって潰そうとやっきになる。死刑廃止論を語る場じゃないだろ。結局、話を死刑廃止論にすりかえようとしてるだけじゃん。イデオロギーを一番人に押し付けるコメばかりでゲンナリ。

携帯人様

・私は死刑廃止論者ではありません。

・私のコメントで傷ついた方は今のところ確認できません。

・元記事の性質上、死刑制度に触れる事は避けがたいのです。

・私の主張はイデオロギーかもしれませんが、押し付けたつもりは毛頭御座いません。

押し付けたつもりがないは、主観。実際押し付けられた圧迫感も、こっちの主観。正解は無し。エントリーに対する意見もまた同じ。正解は無し。死刑廃止論者ではないのにやたら死刑執行関連に噛みつくのは、これまた不思議。

以前、ぷし子というHNでコメントさせて頂いたことがあります。
以降、akiraと名乗りたいともいます。よろしくお願いします。

ponさま
>いかにそれが自然な姿であろうが、犯罪被害者遺族が全て加害者の死刑を望まなければいけない決まりはありません。(実は有りますが)

(実はありますが)が、よく分かりません。
よろしければご教授願えませんか。
>このコメントは死刑執行を望む自身の態度が正義だという前提を隠しています。
と考えればよいのでしょうか?

KYですみません。(汗

モトケンさま
このエントリについての私見は長文なのでTBさせて頂きました。


No.24 ponさん

ですから、現実に最高刑として死刑制度が存在する以上、被害者遺族が死刑を求めることはごく当然だと思うのですが。

本村さんも同じようなことを仰ってたらしいですね。

ちなみに己の宗教心のみに従って死刑執行にサインしなかった杉浦前大臣についてはどう思われますか?

私からすれば、一個人の宗教心によって適正な法の運用が妨げられたという、鳩山大臣の件とは比べものにならない、由々しき問題である様に思うのですが。

No.21 ponさん

>そしてその選択が人間一人の死に繋がっているのであれば、その死の責任は当然負って貰いましょう。

主張する以上は責任を負っていることを自覚しているように見える方が多いのですが、ponさんはそうではない方をどこかでご覧になったのでしょうか。
(鳩山さんの自覚の程度は疑っていますが)

責任を自覚しているからこそ死刑と向き合い、容易には正当性に自信を持てないからこそ葛藤し、その末に出した決断を、先ごろ社会に影響力を持つメディアが、根拠も示さず絶対悪認定して嘲笑したわけです。

公の場でなされた嘲笑と無理解に、公の場で抗議する行為に、何ら問題は感じません。

>No.16 ponさん |

>>正当性は完璧
>現行制度を前提にするならその通りです。
>では立法段階に立ち返った議論ならどうでしょう。
死刑制度を改めて導入するか否かという岐路に直面した場合、制度を創設するべし、あるいは維持するべきだというどれだけ論理的かつ合理的な論拠があるでしょうか。

他の刑罰であっても、制度の立法段階まで立ち返った議論をするのであれば、それを趣旨で(交通被害者が法改正について)主張することもあるでしょうし、現行制度を前提としたコメントをすることもあるでしょう。

今回の被害者の会のケースは現行制度を前提としたコメントであり、立法段階まで立ち返っていないからといって問題はないでしょう?

もちろん、「そのコメントに対しての」批判もありえますし、批判すること自体を否定しませんが、「立法段階まで立ち返ってどうこう」というのは他の刑罰ではありえるのか、ということを見る限り、被害者・遺族のコメントを「正当性」「イデオロギー」うんぬんの問題とする方が、なんらかの「イデオロギー」によるものじゃないの?との印象を受けます。

pon様、今回の朝日新聞のコラムから派生した様々な意見と現象を、私なりに考察すると下記の通りとなります。同意頂けるかどうかは別として、ご一読頂きたく投稿致します。


日本国憲法と刑法並びに刑訴法に則って行なわれた裁判の結果死刑判決が下された。そして刑訴法の規定に則って法務大臣が執行命令を下す。これは日本国の法制度です。

日本国憲法で主権在民を謳い、国民の選挙投票により選ばれた国会議員で構成される国会に、唯一立法(法律改正)の権限付与することをを定めています。すなわち主権在民間接民主主義の国家制度です。

死刑制度を定めた刑法も、執行を定めた刑訴法も、主権在民間接民主主義の制度に従った、日本国民一人一人の意思表示の集大成と言って良いのではありませんか。

死刑制度に疑問を持つ。
死刑を廃止すべきという考えを公表する。
死刑制度を持つ現行の刑事裁判や司法システムの改正を求める。
このような言論はpon様も朝日新聞のコラムニストも日本国民であるならば、刑法&刑訴法の改正を国会で議論すべく主張するのが、主権在民間接民主主義の本道ではないでしょうか。

憲法と法律によって結果がもたらされた「死刑執行」という現実を否定したいのであれば、執行命令書に署名する法務大臣や、深い苦悩と心痛を背負っておられる犯罪被害者の会にではなく、その議論が向けられる方向は国会でなければならない。

しかるに朝日新聞がは法に則って職務を果たした法相を非難するというコラムを掲載し、そのコラムを否定せず執筆者を擁護する。ということは日頃「民主主義が大事です」と宣い、「民主主義を破壊する行為は許さじ」という記事を連発しながら、朝日新聞は自らが民主主義を破壊する行為を行なったことを天下にさらけ出した、と言って良いのではなかろうか。

>>No16

>鳩山法相の個人的なポリシー

「アルカイダの友人」にそんな高尚なものあるのかなあ・・・。

>被害者遺族達が自身の態度(死刑を望むこと)はアプリオリに正しいことではなく、政治的な立場であることを自白しています。
>そして、そのイデオロギーがあんな程度の低い揶揄一つで吹き飛ぶような危ういものであることも

「国がやらないなら、俺が殺る」という感情をイデオロギーだとか政治的と表するのはオーバーな気がしますな。
そしてたとえプリミティブだとしても、プリミティブであること自体は批判の対象にはならないと思います。

>制度論については一通りの知識があるのかも知れませんが、1件の死刑の執行をめぐる多くの関係者の思いとその思いの重さ、深刻さというものを全く考えてなかったのでしょうか。

知人に2人の元検事がおりましたが、一人はいわば、積極的に犯人を死刑にしたがるタイプで戦争中は満州国の司法省へ出向き日本人以外の人を簡単に死刑にできるような仕組みを作り、戻ってきては反東条のN氏を自殺に追い込んだ検察側の中心人物となり、戦後も私が知る限りでも2件の有名な冤罪死刑事件の成立に積極的に関っていました。(一件は最高裁で冤罪が晴れましたが、もう一件は、いまだに死刑囚のままです)

もう一人は死刑とか、そもそも殺人事件とかが嫌いなタイプで自慢は、やはりある有名な死刑冤罪事件が覆って無罪判決が出た時に控訴をしなかった、というのが彼の自慢でした。そんな性格だから、主に保護とか矯正畑を歩きましたけれど。

なんか、前者の検事は、あまり「死刑」ということに屈託とか、「重い感情」とかをもっていたようには見えませんでしたが。人間として人生としてどちらが幸せだったかはよくわかりませんが、大きな事件や、重大殺人事件を担当して検察主流を生きたのは前者でした。


さて
僭越ながらこのエントリでは少々しつこくこだわります。
つきまして携帯人様や3児の母様等におかれては私のコメントは無視、黙殺等の対応をなさる事をお勧めします。
あなた方が不愉快な思いをするであろう長口舌を展開するつもりなので。


まずはこちらの記事をお読み下さい。

http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/archives/7138434.html

私と同じ考えもあれば異なる部分もありますが、ともかく犯罪被害者遺族の会(通称あすの会)に関する事実がいくつか載っています。

昨晩は犯罪被害者遺族を抽象的にぼやかして表現しましたが、以降はこの組織に特定します。昨晩のコメントも含め、私の犯罪被害者遺族に対する主張はこの組織に対するものと考えて頂いて結構です。

犯罪被害者遺族の責任の話に関して一つ誤解を解いておきます。

犯罪被害者遺族が死刑を望み、その結果加害者が死刑に処された。
被害者は責任を負うべきか否か、被害者に責任を負わせるべきか否か、そういった政策判断の話だと思っているようですが、違います。
犯罪被害者遺族は自動的かつ機械的に、加害者の死に関して責任を負います。
これを選択に関わらない我々が責任を取り除く事は出来ません。
そして犯罪被害者遺族が責任を負わない事を選ぶのなら、文字通りの意味で責任回避です。
到底認められる事ではありません。

akira様

私が挙げた記事の後半に実例が載っています。

あすの会では犯罪者の厳罰を望む"正しい"犯罪被害者遺族像が設定され、それに反する言動は許されないのです。
(この点、本村氏のコメントとの矛盾が見られるのは興味深いですね。)

ど素人様

その行為が人間として自然である事は必ずしもその行為の正当性を担保しません。

自分の病気の辛さを分かろうとしない医者を殴りたくなるのも、気に食わない弁護士に懲戒事由無しに懲戒請求を送りつけるのも、同様に人間として自然な姿です。
そしてこの社会ではいずれも許容されません。

近代社会は人間として不自然な態度を要求するものです。

>No.36 ponさん

申し訳ございませんが、上記のコメントにて、私を名指しされる意味がわかりませんでした
例え親子であっても、思想も思考も違うのが当然であり、
自分と違うものを全て拒否・否定してきたつもりもございません
ponさんに、そう印象づけるような書き方をしてきたのかしらと、自己反省中。。。
こうして名指しで黙殺を勧められたら、ここで、もうコメントも控えなくてはと、考えました
我が家では中学生の娘も、高校生の息子もここを閲覧させていただいております
裁判員制度の仕組みを勉強したくて、ここを訪問させていただくようになったのですが、場違いだったようですね。。。
モトケンさん、ponさん、どうも失礼致しました
これからは、閲覧だけさせていただき、勉強させていただきます^^

しかるに朝日新聞がは法に則って職務を果たした法相を非難するというコラムを掲載し、そのコラムを否定せず執筆者を擁護する。 ということは日頃「民主主義が大事です」と宣い、「民主主義を破壊する行為は許さじ」という記事を連発しながら、朝日新聞は自らが民主主義を破壊する行為を行なったことを天下にさらけ出した、と言って良いのではなかろうか。

あのコラムって、そこまでムキになる程の物なんですかね?

私的には、鳩山法相への批判として見ても、ブラックジョークとして見ても、ダメ過ぎて、怒る価値すらない愚作のように思えます。

で、私の場合、あのコラムが、どうしようも無いダメダメな代物だと思うので、それに対してムキになってる人見ると、ダメだこりゃ、馬鹿に対してムキになる人って、それ以上の大馬鹿に見える事も有るんじゃないの、とか思ってしまいます。
たとえ、ムキになってるのが、鳩山法相だろうと、遺族会だろうと。

3児の母様

そうですね。
読み返してみたら、3児の母様を名指しする意味は特にありませんでした。
取り急ぎ3児の母様に関しては撤回します。
失礼致しました。

前略
正直、言ってもいないこと(犯罪被害者に対する侮辱)にこれだけ抗議する理由がわかりません。
「鳩山法相よ、態度だけ見ていると、堂々としているが、人の命を奪う刑罰の厳しさがわかってるのか?本当に慎重に慎重を重ねて、万が一にも間違いがないということなのか?」という気持ちを代弁したに過ぎないと思ったのですが。

PON様

つまり犯罪被害者よ、被害者遺族よ 大人になれ!

ってことですか?

今まで法の元に虐げられてきた犯罪被害者、遺族も最近になって

やっと公の場で意見を述べられるようになってきました。

それまでは精々ニュースやワイドショーで数日間遺族が泣き崩れる

シーンが流れるくらいだったような。

ニュースの中心はいつも加害者のことばかり。

結局いつも被害者側は泣き崩れ、無力さを感じるだけです。

それに「明日の会」があまりにも過激な一方を向いた活動ばかりを

していると支持、共感している人々も違和感を感じ離れていくと思い

ますよ。


最後にPON様は被害者にどのような行動を起こせと思っているのです

か?

黙って法の裁きにしたがえ

ですか?

>No.37 ponさん

>犯罪被害者遺族は自動的かつ機械的に、加害者の死に関して責任を負います。

貴方がいう犯罪被害者遺族の責任とはどういうものなんですか?

私には言いたいことが伝わってこないです。
「あすの会」を糾弾したいだけでしょうか?

>No.41 万年下っ端プログラマさん

 要するに、当事者と第三者の温度差ですよ。

>で、私の場合、あのコラムが、どうしようも無いダメダメな代物だと思うので、それに対してムキになってる人見ると、ダメだこりゃ、馬鹿に対してムキになる人って、それ以上の大馬鹿に見える事も有るんじゃないの、とか思ってしまいます。

最初の馬鹿が権力さえ持ってなけりゃ、いいんだけどねえ・・・。権力を持った馬鹿をほっとくとどうなるかは今の日本を見てりゃ・・・。(以下自粛)

Yacht様

昨年ある犯罪被害者が死刑嘆願の署名を集めましたが、これは自身が加害者の死刑を望む事の責任を署名者に分散させようとするものであり、責任回避の態度が見られます。

もっと言えば自身の主張を政治団体に仮託するのも責任回避です。

>ponさん

まず、HNを書くなら、コピーペーストを推奨

MultiThink様
言い忘れましたが、
今年に入ってからの死刑が鳩山法相の個人的なポリシーに拠っていること、被害者遺族の感情が死刑の重要なファクターを担っている事、いずれも単なる現実です。

死刑は裁判の結果です。
被害者遺族の感情が判決に直結した現実は知りません。

thx-1138様 貴方の主張ではこうなります。 犯罪被害者遺族は死刑判決が出たことを理由に死刑を望む。 裁判所は被害者遺族の感情を理由に死刑判決を下す。 即ち、死刑を下す理由はありません。
「犯罪被害者〜」はthx-1138の意見で無く、ponさんの言葉ですが。

裁判所は(将来の裁判結果)死刑判決を理由に判決を書くのですか?
時間を超えて?

死刑が法制化されているとはいえ、その執行書に署名するのが鳩山氏でなければいけない理由もありません。
署名は法務大臣で無ければならない、のですが解っていますか? 解っているならば、責任放棄の幇助ですが。
・私のコメントで傷ついた方は今のところ確認できません。
>被害者遺族の感情を理由に死刑判決を下す。

この一言で、ほぼ全ての関係者を傷つけているのに?
ああ「犯罪被害者遺族の会」については、この件の後で、興味が湧けば、見てみます。

No.46 モトケンさん>

要するに、当事者と第三者の温度差ですよ。

それは、判ってるんですが、鳩山さんは法務大臣だし、遺族会は、個々の遺族の集まりと言うより、自分達の主張を社会に向けて発信している市民団体的な物ですよね?

つまる所、鳩山法相も、遺族会も、初心なだけ、善良なだけ、純粋なだけじゃ済まない道を自分で選んでしまったと言う見方も出来る訳で。

そう言う点からすると、鳩山法相も、遺族会も、あの程度の代物に過敏に反応するってのは、ちょっと、危なっかしいんじゃないか、って気がします。

この問題の「当事者」って鳩山大臣ですよね。
私なんかは、名指しで批判されたからにはきちんと反論はすべきかと思いましたけどね。

ただ、当事者である鳩山大臣がコメントを発表したあとで、遺族会が発言する必要は無かったんじゃないかなぁ。

>No.48 ponさん

つまり、何の落ち度もない、法の範囲内の事項を望んでいるに過ぎなく、既に心の負担を負っているだろう「被害者遺族」に対して、更に「加害者に対する心に負担持つことを義務付けるべき」ということですか。

国の代表として裁判官が下した判決を死刑・懲役判決でも何でも「望んでいる」ならば「加害者」に対する人権に対して心の負担をしなければならないということですね。

そんな負担を義務付けるのであれば、「望んでいる」ならば被害者遺族その手で送ってあげたほうが良いでしょうね。
法治国家として退行させることをお望みか?

以前からROMってましたが、貴方のスタンスは当事者でなければ黙っていろみたいな感じだったと思います。であるならば、この件について被害者遺族について噛み付くのはダブスタに見えますけど。
(当コラムに対して被害者遺族は死刑判決に絡む当事者であると認識してます。)

>No.51 マツクラさん

 私は、ここでの「当事者」というのは具体的な死刑の執行に関係している人の意味で使っています。
 その意味では私も当事者であったことがあるわけです。

MultiSync様

HNの件、失礼致しました。

以下の御指摘ですが、一点補足します。

「執行書に署名するのが鳩山氏でなければいけない理由はない」
は、
「法務大臣の任に就くのが鳩山氏でなければいけない理由はない」の意です。

私の文章の至らない為ご迷惑をお掛けしました。

他の御指摘ですが、不毛な揚げ足の取り合いに発展することが予測されるため、回答を控えます。
ご了承下さい。

 私もNo.41 万年下っ端プログラマさまの意見にちょっと近い感覚です。なんか煽りにマジレスしてるような気がしちゃって・・・
----------
 「明日の会」の話は今まで知らなかったので、参考になりました。もちろん一方の意見fだけで判断するつもりはありませんよ。でも面白かった。
----------
 繰り返しになりますけど、なんか鳩山法相は法に則って執行してるだけ、みたいな雰囲気になってますが2ヶ月ペース&死刑確定から執行までの期間も大幅に短縮されて執行されている、と言う現実をそこまで安易に肯定していいもんなんですかね。いや、個人的には別に否定もしないんですけど、肯定するのはちょっと抵抗があります。
 ・・・ってこんなこと書くと議論が錯綜

ピラニアみたいにここの人たちは
許せないものに噛み付くものなのですね。

って、私は思ってたんだけど。
言葉を変えたらいじめとかなりかねない状況はかなりの恐怖です。

その後の話はありますが
今はおさえておきます。

ひよこっこ倶楽部様

再度申し上げます。
これは政策判断の話ではありません。
死刑に限らずあらゆる選択にはその結果に責任が伴う。
それだけの話です。
我々の判断の余地など欠片もない、ただの現実です。

そしてどこから出てきたのか分かりませんが、「加害者に対する心に負担持つことを義務付ける」事などそもそも出来ません。

>当事者でなければ黙っていろ

その立場に則るならば、加害者の死に責任を負うことが苦痛であるというのは、部外者であるひよこっこ倶楽部様の推測です。
加害者の死に積極的に関わる事で事件からの解放を得る被害者遺族もいるかもしれません。
本村氏などはその典型だと思います。

No.39 ponさん

まぁくだらないことですが、私は一言も「自然」とは書いてません。
被害者遺族が極刑を求めることは今の社会では許容されています。

これは現状としてそうだということです。
20年程前だったらあまり良い印象は受けなかったかも知れませんが。

被害者遺族が心中で極刑を望むことはごく自然なことかも知れませんね。

あなたは極刑を望む被害者遺族をいろいろ批判してますが、あなたの言っていることは難癖の類にしか見えませんよ。

>No.54 ponさん

前レスは御自分で咀嚼されればそれで結構です。
尚、コメント覧が印象操作やこじつけで読み難くなることが無ければ、レスを追加する気は有りません。

>No.56 どうだろうさん

 批判すべき点があるなら具体的に指摘したらどうでしょうか。
 あなたのコメントは単なる印象操作です。

>No.60 モトケンさん

僕は何があっても「恥さらし」にはなりたくないのです。

そこまで突っ込むからこそ
自分の言葉の甘さを知っていただきたいです。


#勿論、モトケンさんが相当にいい結果を出した大学の
#法科大学院の教授であることを認識した上での話です。

>No.61 どうだろうさん

>僕は何があっても「恥さらし」にはなりたくないのです。

 ではこのブログで他者を批判するのはやめてください。

>さらに どうだろうさん

 これ以上発言を続けるのであれば、私が短大生を「恥さらし」と言ったことと、あなたが「ここの人たち」は「ピラニアみたい」と言ったことがどう違うのか説明してください。

>ではこのブログで他者を批判するのはやめてください。

約束はできませんが
頑張ってみます。

本当に思うのは
いい意見を言ってくれた人が消えている事実です。

「ああ、俺ごときで」と思います。
そこは重んじます。

どうだろうさん
すでに恥を晒してると感じた。まずはエントリー内容に噛みついてみて、反論されりゃその場凌ぎの矛盾した単語を並べる。更に突っ込まれりゃ感情的に批判。単語一つ一つは巧みだが、品の欠片も感じない。それからピラニアは決して獰猛ではなくむしろ臆病な魚類。臆病だからこそ、距離をとり、スピードをつけて餌を食す。比喩には適さず。自分の言葉の甘さを知っていただきたいです。

>No.63 モトケンさん

「いえるもんなら言ってみな」だったら
私の言う意味はあると思うんですが
そういうものでもないですよね。

僕は、結局20歳前後なんてガキなんだから
もうちょっと我々が
「二十歳のガキを蹴飛ばす大人になった方がいいんじゃないか?」
と思います。

あの言葉は、社会的立場があればあるほど
「許せないものです」
自分の投げてる言葉の自覚は「心の底」から求めます