エントリ

裁判官にピース、検察官には「スケベ」 奇行繰り返す男(産経ニュース)

 少なくとも性格的にかなり問題のありそうな被告人ですが、このエントリのテーマはそれとは無関係ではありませんが、刑事裁判の厳罰化です。

 報道で見る限り、この被告人には前科がなさそうです。
 それを前提にした話になりますが、5000円程度の無銭飲食なら、反省の気持ちを示せば執行猶予付き判決の可能性は決して低くなかったはずです。
 しかし、この被告人は実刑でした。
 裁判官には反省しているようには見えなかったからだと思います。
 反省することができないのかも知れません。
 弁護人の暗澹たる思いが理解できます。

 刑務所の収容率が増加傾向にあるようですが、それは裁判所の量刑感覚が厳罰化しているというより、またはそれとともに、反省しないまたは反省できない被告人が増えているせいかも知れないと思ったりします。
 記事からの印象であり、確たる統計資料等の根拠があるわけではありませんが。

 そうすると、この事件もも実刑の可能性が高いかも、と思います。

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「【法廷から】裁判官にピース、検察官には「スケベ」 奇行繰り返す男」(za!)こういう記事を読むと日本の司法制度というか刑事罰の制度に不安を覚える。 続きを読む

コメント(11)

ネット上では騒音おばさんの件はもっとややこしい事情が絡んでて一方的におばさんの方に反省を求めるのはとても酷な話らしいですよ・・・

「騒音おばさんの真実」でググれば出てきます。

前から疑問だったので教えてください。なぜ、反省の有無で量刑がかわるのでしょうか?
日本では、罪を認めないと釈放してくれなかったり、法廷で反抗的な態度をみせると刑が重くなったりと、法律と関係ないところで物事が決まるのは気持ち悪いです。
 裁判員が判決を決めるようになったら、よりが印象で反省の有無を判断し、何年減給とかまで決めるとなり、悪人面の人はかわいそうなことになりそうですね。

>なぜ、反省の有無で量刑がかわるのでしょうか?

 私は、反省している被告人は再犯の可能性が減少するからだと考えています。

 もっとも、何をもって反省していると見るかが問題ではあります。

>5000円程度の無銭飲食なら、反省の気持ちを示せば執行猶予付き判決の可能性は決して低くなかった

つまり、少額の食い逃げで刑務所に入ろうと思っている場合
http://air.ap.teacup.com/bunten/22.html
は反省するそぶりを見せないように気をつけないといけないのですね。orz

反省があることをもって軽くするっていうよりも,
反省がないことをもって悪く捉えるっていうことだと思われます。モトケンさんがおっしゃっているのは。
そうであれば,私も同意見です。

全く反省していなくて,またやりますけど何か?っていう人より,一応,法廷で,「もうしません」って言っている人の方が,なんというか,社会がくみしやすいのは確かですね。

社会の耳目を集めている事件で,「反省している。」などとして軽い判決を出した,っていうのは,他の量刑要素を検討することのできないマスコミのミスリードであり,たいがいは,もっと別の原因で軽い判決を出している場合が多いと思われます。

No.5 ジャームッシュ さま

反省があることをもって軽くするっていうよりも,
反省がないことをもって悪く捉えるっていうことだと思われます。

これはある意味「相対性理論」の世界で、どちらが正しいということはないと思います。

法律家的発想(というか法学部で刷り込まれた刑罰論)からすると、メインが前者であり、後者はその反射的効果にすぎない、みたいな説明のほうがしっくり来るのだと思いますが、詭弁の一種と言われればそのとおり、みたいなところがあります。


マルチレスですが No.1 ど素人 さまご指摘の件。

マスコミ報道を鵜呑みにしないための材料とするには格好の素材ではあると思いますが、その「説」自体、客観的なソースに乏しいところがあり、あれはあれで冷静に評価する必要があるな、と感じております。
(ど素人さまが「異説」のほうを全面的に信じているという前提ではなく、あくまで一般論として)

もちろんネットソースの客観性の問題もありますが、無銭飲食の件と同レベルで批判の対象になりうるのかと疑問に思ったので・・・

エントリ記事にある人格障害的な人物は、今までは地域社会という閉じた環境で受け止めたり、受け流したりしてきたのかもしれません。
そうした人物の一部をメディアが掘り出して、全国標準視点の論評で異端と定義化した上で各地域各個人に伝え、影響を与える。

そうした事を繰り返すうちに、社会の懐、寛容、法定外許容能力といったものが失われていき、厳罰化に繋がっている面もあるように思います。

(食い逃げから話を広げすぎた気もします)

海外ドラマで法廷のシーンを観ると、このようなふざけた態度を被告人がみせると場合によっては裁判長の判断で法廷侮辱罪が言い渡されて、審理中の罪状とは別に重罰を科せられているように思いましたが、それって法律素人である私の勘違いでしょうか?

No.7 ど素人 さま

もしかして、奈良の「騒音おばさん」の件と、エントリ本文でリンクされている大阪の件を混同されていたりしないでしょうか?

・・・混同してました。ご指摘ありがとうございます&ブログ主様大変失礼しました。

ブログタイムズ

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