エントリ

 三笠フーズの元社員が19日、農林水産省近畿農政局大阪農政事務所・消費流通課の職員から、今年6月ごろに電話で「本省が関心を持っている。行動を慎んだ方がいい」と言われたと明かした。元社員は「今となっては(不正転用への)警告だったかもしれない」と話している。

 こ元社員に対する取材結果に従えば、大阪農政事務所は三笠フーズの不正転用の事実を遅くとも今年の6月ころには認識していた可能性があるということになりますね。
 「行動を慎んだ方がいい」と言ったということは、三笠フーズが慎まなければならない行動をしているということを大阪農政事務所側が知っていたということが前提になりますから。

 大阪農政事務所側も当然そういう理解のもとに

 近畿農政局大阪農政事務所の田中正雄・消費流通課長は6月の電話について「本省から『三笠フーズがMA米を大量購入しているので用途を確認してほしい』と指示され、担当係長が電話をかけた。ただ、行動を慎重に、とは言っていない」と話した。

と言い訳していますが、担当係長は、電話で用途を確認したんでしょうか?用途の確認というのはそんな安直なやり方でよかったんでしょうか?「行動を慎重に、とは言っていない」と言うのであれば、ではどう言ったのでしょうか?と疑問が次々わいてきます。

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コメント(32)

大阪農政事務所が三笠フーズに注意を喚起するために電話をしたのは、あり得ると思います。

農水省も、その可能性を十分認識していたはずです。次の自ブログに書きましたが、三笠フーズの汚染米は食品安全上ほとんど問題はなかったのです。
http://aruconsultant.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-27cc.html
18日の衆院農林水産委員会での答弁で、「カドミウム汚染米は、農水省が米粉加工・着色処理をしたにも拘わらず、今回の汚染米は何の処理もせずに売却したのか?」との質問に対して、納得ある答弁はありませんでした。

私の想像は、「食品衛生法上問題がなかったから」であります。私も、食品衛生法を調べていませんが、食品安全委員会のWebによる基準では、メタミドホスや、アセタミプリドはmgの単位で書かれているのに対し、カドミウムはマイクログラムの単位でした。

私も、この事件の真相や全体像が見えていないのですが、「食品衛生法上問題がなかった」とするなら、三笠フーズの関係者の刑事罰は、どうするのが適切であろうかと思うのです。


私も、この事件の真相や全体像が見えていないのですが、「食品衛生法上問題がなかった」とするなら、三笠フーズの関係者の刑事罰は、どうするのが適切であろうかと思うのです。

食品衛生法上問題がなければ,
事故米(工業用米)であったのに,そのことを隠して,通常の食用の米として第三者に売ったということで,詐欺罪に問うことは十分有り得ます。簡単ではないでしょうが。

ミートホープ元社長も似た構造で詐欺に問われ,実刑になったと記憶しています。

 本件は、傷害事件と見るべきではなく、極めて大規模な経済事犯と見るべきだと思います。
 食用にしてはいけないと決めた以上、取引上、それは食品ではなくなるからです。
 健康に対する危険性は抽象的なものにとどまるとしても、知らずに買わされて名前を公表された会社の信用に対する侵害は現実的かつ甚大です。

大規模経済事犯ではありますが、三笠フーズが販売した相手先が、どこまで知っていたの点もあると思います。

次の記事では、三笠フーズは約1779トンの事故米を約1946万円で購入(1キロ11円)し、1キロ70〜50円で売ったと書いてあります。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899579/news/20080907-OYT1T00048.htm
7倍近い価格で販売していた場合もあり、おそらく事故米であることは隠していたはずです。

しかし、1キロ70〜50円の価格も安い。スーパーでは、10キロ2000円ですから。購入者も安いことに対する疑いを持ったはずです。経済犯罪ではありますが、三笠フーズに限定された犯罪ではないと考えます。

No.4について補足させてください。

三笠フーズが販売した直接の相手先は、プロであった。ミートホープの場合は、多分通常の挽肉と比べて少し安かっただけなので、偽装を見破ることは困難であったかも知れない。

例えば、正規品の50%の価格である商品が手にはいると聞かされれば、先ずは疑いもつのが、ビジネスセンスと思います。

従って、三笠フーズ事件は、どのレベルまでが、犯罪を構成するのか、今後を待たざるを得ないと考えています。

お久しぶりです
ある経営コンサルタントさん

> 三笠フーズの汚染米は食品安全上ほとんど問題はなかったのです。

なぜそう断定可能なのか、私にはよく分かりません。アフラトキシンも検出されたと報道されていますが、ある経営コンサルタントさんのブログには、アフラトキシンについてはまったく触れておられないようです。

それから、今回の問題は必ずしも食品安全上人体に有害であるかないか、というだけの問題ではないと思います。
いささか汚い表現で申し訳ないのですが、小便や大便を混入した米だって、人体に有害か無害かと言えば、まず無害でしょう。少なくとも加熱調理をすれば何の問題もありません(米を加熱調理しないで食べる人はいませんから)。
生ゴミ入り餃子とか、賞味期限切れ商品のラベル張り替えだってそうです。生食するものでなければ、人体に有毒ではありません。ドッグフードやキャットフードを人間に食べさせたって全然大丈夫です、健康上の問題だけで言えば。
だからといって、そのような「餌」を食べて何とも思わない、という人は極めて少ないでしょう。

食べ物をただ単に栄養補給用の餌とだけ考えるなら、食品安全上有害でさえなければ何食ったって平気、という見方も可能でしょうが、実際には、食事は「楽しむ」という要素が非常に大きいものです。それは、食品安全上無毒だ、というだけで割り切れる問題ではないと思います。もちろん、それは今回の事件だけの問題ではありませんけれど。

> しかし、1キロ70〜50円の価格も安い。スーパーでは、10キロ2000円ですから。購入者も安いことに対する疑いを持ったはずです。

これはどうでしょう。報道によると、事故米の相場はキロ3〜10円程度というので、それに比べて圧倒的に高価なキロ50〜70円という価格は、少なくとも値段からは事故米だとは思わないでしょう。また、「そんなに安かったわけではないがサンプルが良い米だったので仕入れた」という業者の証言もあります。

1月30日のコラムの花道の勝谷誠彦氏の放送、
http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20080130.mp3
ミートホープについて語っているんですけど、やっぱり似てる気がしますね。
農政事務所ってのは警察ではない。
問題を見つけて処罰するシステムにはなっていないのかなぁと。

ミートホープのときでも告発があっても調査をしない、告発者を売るような事までして事実が公になるのを防ごうとしていたようで。

>>1 ある経営コンサルタント様
今回の三笠フーズの件は、少なくともメタミドホスが0.05ppm残留したものが流通したことは明らかになっており、それは基準値の5倍にあたりますので食品衛生法上の問題があります。ある経営コンサルタント様がブログに書かれていた通り、コメにメタミドホスが基準の5倍程度残留していてもほとんど安全上の問題はありませんが、それと食品衛生法は別のはずです。

メタミドホスが0.05ppm残留した米があったとしても、非検出米と5:1で混ぜて販売すれば基準値以下になるんじゃないですか。
単独で基準値以下なのと、混合で基準値以下なのは物理的には同様に安全と考えられると思います。

日本流通米の21%にメタミドホスが0.05ppm・基準値の5倍含まれていたら?
国内の全てに分散しても基準値をオーバー。

事故品の「比率が少ない」とは誤魔化す側の言い分です。

「食料にする各々の米は基準値を超えてはいけない」と解するのが筋かと。

それをやったら、偽装だ転用だと猛烈に叩かれそうですが・・・。
食品衛生法では、基準値を超えるか超えないかが問題であって、安全かどうかは特に関係なかったと思います。
ただし、基準値そのものは超安全側に寄って設定されています。

コメにメタミドホスが0.05ppm残留していても健康問題には結びつかないとは思いますが、現行ではそれを流通することは許されていませんし、「どうせ安全だし」といって出してしまう態度も問題外だと考えます。
ただ、残留基準値以下だが(あるいは、全く検出されないが)それでも廃棄・回収してしまうような風潮はおかしいと思います。今回で言えば焼酎を回収してしまうのはおかしいです。

koume 様。

 その通りですね。

 健康問題とは、切り分けて考える事柄でしょう。

 アフラトキシンB1に関しても、肝臓癌まで行くのは低いと事でしょう。

 現行法に照らして判断される事柄だと思います。

 ある経営コンサルタント 様 の言われる、プロしての流通価格での価格も有ると思われます。  どの時点まで、価格により、うすうす感じてか?、分かりませんが。

 安価な食材が流通してしまった事への経済システムへの弊害もあるでしょう。
 

この問題に対して、期せずして事故米を使用してしまった企業は、お詫びすると共に、以下のようなメッセージを伝えるべきと考えます。
「我が社が把握している汚染米のXXX、YYYの濃度は○○であり、我が社製品をZZ(個とかリットルとかの単位)を1日に摂取されたとしても、その摂取量は***であり、食品衛生法、食品安全委員会、WHO(基準があるかどうか知りませんが)の基準値である・・・・・・の数値と比べ、健康に問題はないと考えます。」

農水省もマスコミも具体的な数値を伝えないと混乱を招くのみと思います。

なお、もう一つは、反社会勢力です。独自に事故米の流通ルートを調査し、未発表の企業があれば、脅しにかかる恐れです。ダスキン肉まん事件において、暴力団ではないものの、日本で許可されていない添加物の混入を知った人物が脅しを掛けて、その結果傷口を広めてしまったように。今回、農水省が汚染米使用企業名を公表したのは、そのような危険に対する考慮があったかも知れないと思います。

しかし、安全との宣言ができないような空気においておくことは、反社会勢力をのさばらせる結果になることを心配します。

給食の卵焼きにも入っていました。「安価な食材が流通してしまった事への経済システムへの弊害」を感じます。給食の卵焼きは、学校または地域の給食センターで調理していると思っていましたから。

「給食費は安くすべきである。」について皆が賛成しますが、「心のこもった食事がベストである。」を社会全体が忘れすぎているように感じます。

 毒物のこもった食事は最悪である。m(_ _)m

今回の事故米の件ではありませんが、食材の価格に関するお話です。

以前、食材の商社と仕事でお付き合いしたときにうかがったのですが、この業界でも「特売」と呼ばれる目玉商品が出ることがあるそうです。

特売が発生するのは、1.コンビニなどで企画した商品(主にお弁当などだそうです)向けに大量に食材を仕入れたが、その企画が中止になり在庫過多になってしまった、2.流通在庫中に鮮度期間が短くなったもの(期限切れではありません)、というケースだそうです。

いわゆる「訳あり品」ですが、いずれも使用には問題がないわけで、「安い=全てアブナイ」とは判断できない点に難しさがあるようです。とくに、食品メーカーの購買担当者は原価削減をトップから強く厳命されていますから、つい手が出た…ということは十分考えられます。

このほか、ある経営コンサルタントさんがご提案されているような情報を伝えることも私個人としては、重要だと思います。ただ、今の風潮(とくにマスコミが創り出しているもの)では、どんなに工夫しても、「業者を守るのか」「国民の健康をないがしろにしている」という論調になることが予想されるので、わかっていても手を付けることが出来ないのでしょう。

ある経営コンサルタント 様 のご提案される、情報提供は、企業がやれば、燃料投下は目に見えてますので、厚労省からでしょうね。 でも、揉めるでしょうね。厚労省が泥被るという事で。

>でも、揉めるでしょうね。厚労省が泥被るという事で。

う〜ん、厚労省が泥を被るというより、農林水産省官僚がコメの流通はオレ達の所管だ、所管外の厚労省が何で口出ししてくるのだ、とヘソを曲げそう。

今回の事故米騒動について福田首相が農林水産大臣を事実上更迭して、消費者問題担当の野田聖子無任所国務大臣を総指揮官に指名したことも、農林水産省官僚にはご不満のようですから…。

法務業の末席 様。

 おっしゃられ事良くわかります。自分地の縄張りに入られる事は、デ〜キライですからね。

 ありえませんね。m(_ _)m

>自分地の縄張りに入られる事は、デ〜キライですから

官僚は自分の縄張りに踏み込まれることを嫌うのと、全く鏡の裏表の関係で、他人の縄張りに出張って行って足を踏み入れることも大嫌いです。こうした官僚特有の「省庁間の相互不可侵の慣習」が、縦割り行政というヤツでしょう。

この省庁間の相互不可侵の慣習が、医療事故調設置問題での主管である厚労省医政局サイドの「謙抑的な司法捜査」の希望と、法務省(下に検察庁がある)とや警察庁(内閣府の外局である国家公安委員会の下)サイドの、明確な担保の言質を与えない官僚的駆引となって現われているのでしょう。そうした相互不可侵、相互不干渉の官僚気質が事項調設置がスムーズに進行しない原因の一つでしょうね。

 法務検察警察が司法刑事の抑制という宣言をした以上、ボールは厚労省側に移動したので、医療事故調なり、医師に対する行政処分なり、問題医師の研修でスキルアップを図るなりして、崩壊方向に進む医療を立て直す行政責任が、厚労省及び医療関係者の双肩にずしりとのしかかった感があります。特に医療事故への被害者や遺族のすさまじいプレッシャーが医療事故調を直撃する危機感を感じます(警察検察という便利な防護盾を失った以上)。
 つまり刑事司法による威嚇なくしても、適正な医療行政と医療実務が図られることを身をもって示す責任が医療側に来たように思いますので、手放しで喜べないと思います。とりあえず、医療事故調は、その行政調査権限を適正に執行する調査能力を早急に身に付けないと国民の信を失う危惧があります。
 捜査のプロが抑制宣言(過失犯捜査から刑事法執行機関が事実上撤退?)した以上、警察検察を頼ることなく、医療事故調が調査能力を独自に身に付けることは可能でしょうか。警察検察に調査能力の補助や指導を仰ごうとしても、厚労省なり医師側が猛反発して、独自にやらなけらばならない羽目に陥らなければいいのですが。
 なんといっても、厚労省には行政調査の専門家がほとんどいないのですから。農水省所管の食品偽装問題、経産省所管の不完全燃焼事故問題、国土交通省所管の三菱重工事件などに対する、各行政調査能力の技量程度に思いを致すと漠とした不安と危惧がよぎります。
 願わくば杞憂であることを祈ります。m(_ _)m

>法務検察警察が司法刑事の抑制という宣言をした以上、ボールは厚労省側に移動

単にボールが厚生労働省に投げ返されたというだけでなく、法務省はトップの大臣が、警察庁もトップの長官が、それぞれ手ずから談話発表してボールを投げ返しました。しかるに厚生労働省の側ではトップの舛添大臣どころか、次官よりもう一段下の医政局に設置した「厚生労働省医政局総務課医療安全推進室」で受止めています。

これは霞ヶ関の相互対等の原則から見ると、大臣や長官相手に厚労省は医政局総務課という下っ端が相対していることになり、法務省や警察庁の官僚から見れば厚労省の対応は、霞ヶ関の礼儀と慣例を無視した失礼な応対に見える可能性があります。厚労省官僚も省内の過去の経緯に拘らず、早いとこ大臣直轄案件、またはそれに準ずる次官審議官案件に格上げしないと、法務省や警察庁の官僚がヘソを曲げかねないと危惧します。

まあ舛添大臣も身体一つで、年金問題に後期高齢者医療保険見直しと協会けんぽ移行、さらに未払い残業とニセ管理職の労働問題、そこへ食品の安全性問題まで突発して、千手観音の如く八面六臂の超人的対応を強いられていますが、医療事故調設置問題も喫緊の重要課題になりつつありますね。舛添大臣も最近の厚労省大臣としてはなかなか良くやっている方と評価していますが、副大臣なり次官なりがもっと分担していかないと、日本の厚生労働行政は取返しのつかないパンク状態に陥りそうです。

コメ騒動から甚だしくトピズレして来ましたので、ハスカップ様共々裏の「医療安全調の全医連試案がリリース」スレに移動します。事故調関連のレスはそちらへお願いします。m(_ _)m

>副大臣なり次官なりがもっと分担していかないと、日本の厚生労働行政は取返しのつかないパンク状態に陥りそうです。

 薬害エイズ事件や狂牛病事件の医療行政記録隠し?のころから、厚生医療行政は未経験の行政マターが降って湧いたことが続き、パンク状態と見ていますがどうでしょうか?
 他省庁の大臣発言や長官発言に対して、事務次官や医政局長レベルですら対応できずに総務課長対応というドタバタのテイタラク、と霞が関部落では陰で失笑されているような感があります。

全くもって同意です。
詳しくは裏の乱闘版にコメしておきました。

 これに比肩するのが、農水省で(やっとトピに復旧m(_ _)m)、BSE問題や林業グリーン債券破綻問題が子供に見えるほど、生鮮食品の製造年月日偽装や産地偽装という中規模マター、輸入冷凍食品毒物混入、事故米の食用米不正転用、輸入牛乳有害物質混入という食品行政の根幹に激震を走らせた超特大マターの連荘状態。
 この連荘自体が、怪しすぎる話に見えてきました。

うぅ〜む、ナルホド。

農林省の所管行政処理も、今までが農業団体&農林族議員と、農水省官僚の非常に閉鎖的な小さな社会に慣れすぎていて、感覚マヒという霞ヶ関特有のコレステロールが血管内部にベットリと付着し、動脈硬化が農水省官僚の身体の奥底で深ぁ〜く進行していたのネ。

そのコレステロールのカケラがアッチコッチの血管を詰まらせて、脳梗塞と心筋梗塞とエコノミー症候群を、日本の農林食品行政に一斉に引き起したのネ。至極ナットクです。

やっとトピに復旧です。皆様m(_ _)m

 主治医から、頸動脈の「かゆ状物質」が剥離して血流に乗ると多発性脳梗塞の連射引き金になる、という説明をおぼろげに思い出しました。ガンガレ農水省!ブラビックス錠(血栓阻害剤)を毎朝1錠飲んでガンガロー!

私のブログに次のコメントを書いてくださった方がおられます。その一部を紹介します。

一日許容摂取量(ADI)の件ですが、これは人の全ての食事に関わる量です。なので、コメ以外にもキャベツやネギやイモや・・・からメタミドホスを摂取する可能性はあり、コメでのメタミドホス残留量がADI以下であるというのはさほど重要な意味はないと考えます。・・・・ 平成18年の、いわゆるポジティブリスト制度の施行により、残留農薬基準が設定されていないものは全て一律基準の0.01ppmが使われることになり、コメに対するメタミドホスはそれに該当します。要は0.01ppmは特に安全上の根拠など無い(超安全である)基準なのです。 というわけで、0.05ppm残留していようと安全上の問題が無いのは仰る通りなのですが、食品衛生法では安全かどうかではなく基準値を越えるか越えないかで判断されていますので、安全ではあっても食品衛生法違反には該当するはずです。

私のブログにコメントを頂いたkoumeさんが自分のブログで述べておられますが、本件はミニマムアクセス米から生じたのですが、では事故米にならなかったミニマムアクセス米は、どうなっているのか?加工米であり、減反政策の下、通常の食料米にはならないような手段が確保させているのか?

「平成20年度輸入食品等モニタリング計画」の実施について
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/monitoring/dl/01.pdf


輸入米に係るSBSの結果概要
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/boueki/nyusatu/n_sbsrice/index.html
MA一般輸入米入札結果の概要
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/boueki/nyusatu/n_marice/index.html


年度別・MA一般輸入米及びSBS米の入札結果
http://www.omicnet.com/omicnet/report/rice/tbl-13.pdf

加工原材料用に係る政府所有ミニマム・アクセス米の販売について
http://www.syokuryo.maff.go.jp/notice/kakou-MA-teirei.html

政府所有米穀の委託変形加工契約締結の意向のある者
を公募
http://www.maff.go.jp/j/supply/itaku/pdf/080804_1a.pdf
指名停止措置に関する情報
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/syoryu/beibaku/index.html

2002年8月27日
加工米の流用防止でチェック体制強化(食糧庁)
食糧庁は加工用米における丸米の流用防止に、委託工場の調査を行うなどチェック体制の強化を打ち出した。
 8月9日付けで加工団体に「加工原材料用米穀の適正流通の確保について」一部改正を通知しているもので、主な改正内容は以下の通り。
 (1)丸米を使用している買受人の工場倉庫等に対して加工等を行う都度、調査する
 (2)丸米については買い受けた全量が主食用へ転用できなくなる状態まで加工処理されていることを確認することを明文化
 (3)破砕精米と砕精米については丸米(完全粒)と破砕米に分離して使用していないことを確認する
 (4)買受人が買い受けた米穀を再調整、または搗精するために委託した工場を調査の対象とした
 (5)変形加工工場において変形加工された破砕精米からサンプリングを行うことを明文化。

うるち精米等の異物混入について
http://www.syokuryo.maff.go.jp/notice/ibutsu.html


ミニマム・アクセス米の影響評価について(案)
http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20020716sk_2.pdf

2000年度は国内消費量の7.2%・ 76.7万玄米 t の輸入を行うこと。
2000年度以降はドーハ・ラウンドの合意が実施に移されるまでこの輸入数量が暫定的に続けられている。  近年割り込んでいますし。
MA米の保管費用かさみますし。


以後、口出しいたしません。m(_ _)m

事故米にならなかった普通のMA米は、普通に食用や加工用に使われます。国内ではさんざん減反やっているのに何で海外から77万トンも入れなくちゃならんのだ、そして国内の米価の維持はどうしてくれる、という点以外には問題は無いと思います。
MA米は農業問題とか食糧問題ではなくて、外交問題とかそっちの方の話なので、余ってるじゃないかとかそういう理屈は通らないみたいです。MA米の枠の拡大や関税率の引き下げは数年以内にあると専らの噂ですし。

海外米が普通の食用として売られる場合、スーパーなどで小売される時は当然中国産などと表示することが義務付けられていますが、そんな商品はそうそう見たことが無いのではないかと思います。実際に海外米が一番入っているのは外食産業の方です。
店頭小売される際に、パッケージにそのコメの産地、産年、品種名を表示する時は、等級検査を受けている必要があります。ところがこれはJAS法の不備だと思いますが、外食産業などの業務用での取引の場合、特に検査を受けていないコメを買い入れても産地等を表示してはいけないの規定はありません。つまりレストランなどでは未検査のコメを買い入れてもメニューに「新潟産コシヒカリ100%」と表示することは出来ます。(もっとも、この不備は農水省としてもちゃんと把握しているらしく、数年以内にJAS法を改正する予定があるとは言っていましたが・・・数年前から。)
もちろん、検査済みのコメを買い入れてもいいので、そういう表示をしているところのほとんどはちゃんとしたものを使っていると思いますが。それと、JAS法としてはOKだと言っても、景表法的にどうよとか詐欺じゃないのかとかいう話については、私はちょっと判断できません。

業務用についてはそんな感じですが、安いMA米の一般食用への混入は、あると思います。一部の悪徳業者だけでしょうけど。何年か前に、スーパーで買った安いコメ(国産と表示)が硬くてまずくて食えないと言って近所の人がうちに持ってきたことがありますが、水分を測ってみると7%ほどしかなく(普通は15%前後)、こんなにひどく乾かすのは中国産だろうと思ったことはあります。
ですが先日Yosyan先生のブログのコメント欄に書いたのですが、本当に問題だろうと思うのは国内で生産された加工米のほうです。海外産に比べても転用がものすごく容易ですし、混入していてもまず分かりません。

koumeさんありがとうございます。

Yosyan先生のブログでの加工米のことは、次と思いましたが、読ませていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080917
農業問題の難しさを思います。一般の人には、理解されていない部分が多い。政治家は実に勝手なことばかり言っていると思います。
ある国で、ある人が、私に言いました。「農業は、この国の宝である。農業なくして生きていけない。」

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